1. 崇神天皇
日本大百科全書
民族征服王朝説では、騎馬民族の後裔(こうえい)である崇神天皇は、まず北九州に入って第一次の「建国」をなしたと解釈している。このように崇神天皇の代はさまざまに評価 ...
2. 崇神天皇
世界大百科事典
ないとする意識が天皇家の始祖の観念と結合したとき,もろもろの制度や文物をつくり出した王として崇神天皇が語り伝えられたのであった。かくして崇神は,伊勢神宮の創始に ...
3. すじん‐てんのう【崇神天皇】
デジタル大辞泉
記紀で、第10代の天皇。開化天皇の皇子。名は御間城入彦五十瓊殖(みまきいりひこいにえ)。御肇国天皇(はつくにしらすすめらみこと)とも称される。 ...
4. すじん‐てんのう[‥テンワウ]【崇神天皇】
日本国語大辞典
第一〇代の天皇。開化天皇の皇子。母は伊香色謎命(いかがしこめのみこと)。御間城入彦五十瓊殖(みまきいりひこいにえ)天皇・御間城天皇・御肇国天皇(はつくにしらすす ...
5. すじんてんのう【崇神天皇】
国史大辞典
なし、ニサンザイ古墳を崇神天皇陵とすることが適切であるとした。そして崇神天皇陵は古代山陵の中で最も正しく、かつ古くさかのぼるものとなした。 [参考文献]斎藤忠「 ...
6. 崇神天皇(すじんてんのう)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 3ページ ...
7. すじんてんのう【崇神天皇】
日本人名大辞典
丹波の四道に将軍を派遣して統治したとつたえ,御肇国天皇(はつくにしらすすめらみこと)と称される。崇神天皇68年12月5日死去。120歳。墓所は山辺道勾岡上陵(や ...
8. すじんてんのう【崇神天皇】
日本架空伝承人名事典
いとする意識が、天皇家の始祖の観念と結合したとき、もろもろの制度や文物をつくり出した王として崇神天皇が語り伝えられたのであった。かくして崇神は、伊勢神宮の創始に ...
9. 崇神天皇[文献目録]
日本人物文献目録
【逐次刊行物】:4件 『崇神天皇の御聖徳について』太田真一『崇神天皇の御聖徳』下村寿一(編)『崇神天皇と卑弥呼』肥後和男『綏靖天皇以下八代の系譜を繞って』神田秀 ...
10. 崇神天皇山陵 (見出し語:崇神天皇)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 976ページ ...
11. 崇神天皇摸二造神器一奉二安殿内一 (見出し語:崇神天皇)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 57ページ ...
12. 崇神天皇校二人民一科二調役一 (見出し語:崇神天皇)
古事類苑
政治部 洋巻 第2巻 719ページ ...
13. あいづぐん【会津郡】福島県:陸奥国
日本歴史地名大系
ある。〔古代〕「国造本紀」に会津国造はみえない。「和名抄」に「阿比豆」と訓を付す。「古事記」
崇神天皇段に、大
古命は高志道を進み、
...14. 敢国神社
世界大百科事典
三重県伊賀市一之宮に鎮座。敢国津神(あえのくにつかみ)を主神とし,少彦名命,金山毘売命を配祀する。敢国津神は,崇神天皇のときに派遣されたと伝えられる四道将軍の一 ...
15. あがたごう【英多郷】大阪府:河内国/河内郡
日本歴史地名大系
三野県主小根、「新撰姓氏録」(河内国神別)にみえる美努連はこの地域の氏族であろう。「古事記」崇神天皇段に「河内之美努村」がある。 ...
16. あしたかじんじゃ【足高神社】岡山県:倉敷市/旧都窪郡地区/笹沖村
日本歴史地名大系
と表記していたが(備中誌)、天保年間(一八三〇―四四)から旧に復して足高神社と称したという。崇神天皇の時代に鎮座と言伝える。足高山はかつての島であり、奥津島山・ ...
17. あしなぐん【芦品郡】広島県
日本歴史地名大系
常字芦浦に後期の尾市古墳、戸手字中戸手に後期の大佐山白塚古墳・十四山古墳がある。「日本書紀」崇神天皇一〇年九月九日条によると四道将軍の一人として西道(山陽道)に ...
18. あすかべぐん【安宿郡】大阪府:河内国
日本歴史地名大系
この氏族の出身については「新撰姓氏録」(右京諸蕃)に「漢王の後、知惣より出ずるなり」とみえる。ほかに崇神天皇の皇子の豊城入彦命の子孫とする所伝(右京皇別)もある ...
19. あぶり‐じんじゃ【阿夫利神社】
日本国語大辞典
)、一名雨降(あふり)山にある神社。旧県社。祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)ほか二柱。崇神天皇の代の創祀と伝える。古くから雨乞いの祈願所。修験道場となり、 ...
20. 阿倍氏画像
日本大百科全書
を祖とするが、『古事記』では大彦命の子建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)を祖としている。
崇神天皇(すじんてんのう)10年に大彦命を北陸に、武渟川別(たけぬな
...21. 阿倍氏
世界大百科事典
はせつかべ)がこの方面に多く分布することからも察せられるが,伝承の上でも大彦命と建沼河別命は崇神天皇のとき,四道将軍としてそれぞれ北陸と東海方面へ派遣されており ...
22. あべうじ【阿倍氏】画像
国史大辞典
『古事記』は大彦命の子建沼河別命を祖としている。本拠地は大和国十市郡安倍が有力視されている。崇神天皇十年に大彦命を北陸に、武渟川別を東海に派遣したり、崇峻天皇二 ...
23. あまつ 社(やしろ)
日本国語大辞典
のあまつ社のうれへには心よせなれくものうへ人」*保元物語〔1220頃か〕上・将軍塚鳴動「昔、崇神天皇の御時、天津社(あまつやしろ)、国津社を定めおかれてより此か ...
24. あまつやしろ・くにつやしろ【天社・国社】
国史大辞典
示すものとせられる。『日本書紀』崇神天皇七年十一月条に群神を祭り、天社・国社を定めたとみえている。天社は天神(あまつかみ)を、国社は地祇(くにつかみ)を祭った神 ...
25. あまてらすおおみかみ【天照大神】
国史大辞典
に関する起源の物語で、実際に天皇の大殿に倭大国魂神とともに奉斎されていた。その後『日本書紀』崇神天皇六年条には天照大神と同殿に共住するのを安からずとして、豊鍬入 ...
26. あめのいわとわけじんじゃ【天石門別神社】岡山県:英田郡/英田町/宮地村
日本歴史地名大系
ト(ノ)」とあるが、武田本では左に「アマノイハトワケノ」と付されている。社伝によれば、創建は崇神天皇の代で、大吉備津彦命が吉備国の平定に向かう途中、天手力男神の ...
27. あめのむらくものつるぎ【天叢雲剣】
国史大辞典
鏡と玉)とともに、孫の彦火瓊瓊杵(ひこほのににぎ)尊に授けて天下らせ、以来皇居に安置された。崇神天皇のとき、神威をおそれて剣を神鏡とともに皇居から遷して大和の笠 ...
28. 荒魂
世界大百科事典
の)〉〈毛和物(けのにぎもの)〉(《古事記》)などの用例がある。《古事記》《日本書紀》には,崇神天皇のとき,疫病のために多くの民が死んだのは大物主神のたたりであ ...
29. あわじのくに【淡路国】兵庫県
日本歴史地名大系
である(「延喜式」神名帳に載る名神大社淡路伊佐奈伎神社)。しかも三原の平野には、「日本書紀」崇神天皇六年条に大和国で祀られたとみえる日本大国魂神が式内社の「大和 ...
30. いくたまよりひめ【活玉依
】
国史大辞典
タマヨリヒメの名は古代の物語に数多く登場する。イクタマヨリヒメはそれに「イク」と冠称したもので、『古事記』崇神天皇段に河内の陶津耳(すえつみみ)命の娘で美人であ ...
31. 池
世界大百科事典
,記紀に記載する池溝の開削事業も案外に古い文化の事実を伝えていることであろう。《日本書紀》の崇神天皇62年に,河内狭山の農民が池溝の施設が悪いため農業にはげまな ...
32. 伊佐須美神社
世界大百科事典
伊弉冉(いざなみ)尊,大毘古(おおひこ)命,建沼河別(たけぬなかわわけ)命をまつる。本社は,崇神天皇のとき北陸道に派遣された大毘古命と,東海道に派遣されたその子 ...
33. いさすみ‐じんじゃ【伊佐須美神社】
日本国語大辞典
伊邪那美命(いざなみのみこと)、大毘古命(おおびこのみこと)、建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)。崇神天皇一〇年の創祀とされる。奥州二宮。岩代一宮。会津総鎮 ...
34. いさすみじんじゃ【伊佐須美神社】福島県:大沼郡/会津高田町/高田村
日本歴史地名大系
そのうちの一社で名神大社である。社伝によれば、「古事記」にみえる四道将軍派遣にまでさかのぼる。崇神天皇により派遣され、北陸を進んだ大毘古命と、東海を進んだその子 ...
35. いしきりつるぎやじんじゃ【石切剣箭神社】大阪府:東大阪市/旧枚岡市地区/芝村地図
日本歴史地名大系
俗に「石切さん」「デンボの神さん」とよばれる。社伝によれば神武天皇二年宮山に上之社が建てられ、崇神天皇の代に下之社に可美真手命が祀られたといわれ(天文五年「遺書 ...
36. いするぎひこじんじゃ【伊須流岐比古神社】石川県:鹿島郡/鹿島町/蟻ヶ原村
日本歴史地名大系
当国二宮也、故称二宮、其神霊石動山鎮座」とあって、山麓の二宮に下社の存在がうかがわれる。社伝によれば、崇神天皇六年北陸道巡察使大比古命が石動山に登って社殿を造営 ...
37. いずのくに【伊豆国】静岡県
日本歴史地名大系
さらに「万葉集」巻二〇には、大伴家持が「伊豆手舟」について詠んだ歌二首が載せられており、「日本紀略」は崇神天皇の時のこととして伊豆国から大船が献上されたことを記 ...
38. いずみのくに【和泉国】大阪府地図
日本歴史地名大系
神武が長髄彦と戦って敗れ、海路を紀州に向かう途中で五瀬命が和泉の海岸部で戦傷を嘆いて雄叫びしたとあるものや、崇神天皇七年八月条に、大物主神の子の大田田根子を求め ...
39. いずもこくそうかん【出雲国造館】島根県:松江市/旧意宇郡地区/大庭村
日本歴史地名大系
出雲国造の祖は天穂日命(天菩比命)の子の建比良鳥命と伝えられる(古事記)。「国造本紀」には、出雲国造は崇神天皇の代に「以天穂日命十一世孫宇迦都久奴命、定賜国造」 ...
40. いずもしんわ【出雲神話】
国史大辞典
ある程度の宗教的勢力を保ち、諸国におくれて大和朝廷の統一下に入ったことは事実かもしれない。『日本書紀』の崇神天皇や垂仁天皇の巻には出雲の神宝を検校する話があり、 ...
41. いずもたいしゃ【出雲大社】
国史大辞典
曾宮(いわくまのそのみや)とは、両者とも出雲大社を指すようである。『日本書紀』崇神天皇六十年条の出雲大神宮と同書斉明天皇五年(六五九)条の厳神之宮(あるいは神之 ...
42. いずもたけおじんじゃ【出雲建雄神社】奈良県:天理市/丹波市地区/布留村/石上神宮
日本歴史地名大系
社」がみえ、「大和志」は在所未詳とするが、度会延経「神名帳考証」が当社にあてる。「日本書紀」崇神天皇六〇年七月一四日条に「や雲立つ 出雲梟帥が 佩ける太刀」の歌 ...
43. いずものくに【出雲国】画像
国史大辞典
はいえないようである。『旧事本紀』には、崇神天皇のとき天穂日命十一世孫、宇迦都久怒(うかつくぬ)を出雲国造に定めたことが記され、『日本書紀』には崇神天皇のとき朝 ...
44. いずものくに【出雲国】島根県
日本歴史地名大系
古代〔律令制前〕古代律令制前の大和政権と出雲地域との関係の一面を示す伝承が「日本書紀」に載る。同書崇神天皇六〇年七月一四日条によれば、朝廷が出雲大神の宮にある武 ...
45. いずものくにのみやつこ【出雲国造】
国史大辞典
出雲国の意宇(おう、島根県八束郡)地方を本拠にして勢力を伸張し、出雲臣を称した。『日本書紀』には、崇神天皇の代、その遠祖の出雲振根(ふるね)が筑紫に赴いている間 ...
46. いずものふるね【出雲振根】
国史大辞典
『日本書紀』の崇神天皇六十年七月条に伝える出雲臣の遠祖。弟の飯入根(いいいりね)は、兄の振根が筑紫へでかけた留守に、出雲の神宝を天皇に貢上した。それを怒った振 ...
47. 伊勢神宮画像
日本大百科全書
神武(じんむ)天皇より崇神(すじん)天皇の代まで同床共殿、すなわち皇居の中にともに祀っていた。しかし、
崇神天皇はそれを畏(おそ)れ多いこととして別殿で祀ることと
...48. 伊勢神宮
世界大百科事典
を合祀し,別宮10社,摂社27,末社16,所管社30などを併せている。《日本書紀》によると,崇神天皇のとき,それまで皇居の中に祭られていた八咫鏡を,その神威を恐 ...
49. いせじんぐう【伊勢神宮】画像
国史大辞典
伊雑宮に五社あり、さらに外宮にも四社がある。それぞれ由緒があり、年中恒例の祭祀が行われる。『日本書紀』崇神天皇六年条によると、もと宮中殿内に祭ってあったのを、畏 ...
50. いせじんぐう【伊勢神宮】三重県:伊勢市
日本歴史地名大系
、伊弉諾尊・伊弉冉尊により生れた天上の至尊神天照大神は、もと天皇と同じ殿内に祀られていたが、崇神天皇の時、神の勢を畏れ皇女豊鍬入姫命に託けて倭の笠縫村に祀り、磯 ...