1. 皇位継承
日本大百科全書
皇嗣(こうし)(皇位継承の第一順位にあるもの)が皇位につくこと。皇位継承の原因(天皇が崩じたときで、生前の退位はない)が発生すると、その瞬間に皇嗣が天皇の地位を ...
2. 皇位継承
世界大百科事典
,兄弟相続が多い。応神・仁徳を境として,皇位継承の原則に大きな変化が起こっているように見える。しかし,父子直系相続は7世紀末以降の天皇の目ざした皇位継承法であり ...
3. こうい‐けいしょう【皇位継承】
デジタル大辞泉
皇位を承け継ぐこと。 ...
4. こうい‐けいしょう[クヮウヰ:]【皇位継承】
日本国語大辞典
受け継ぐこと。その資格、順序は、皇室典範に定められている。*皇室典範(明治二二年)〔1889〕一章「皇位継承」コーイケ ...
5. こういけいしょう【皇位継承】
国史大辞典
七世紀後半に入り中国の相続法の影響のもとに、近江朝の末年には嫡系主義の皇位継承法が定まったものと考えられている。しかし皇位継承は必ずしも原則通りには行われず、上 ...
6. こういけいしょう【皇位継承】 : 天皇
国史大辞典
み合わされた各皇室典範では、皇位継承の順序を、直系子孫を首位に置き、その次に傍系に及ぶ順序を厳密に法定し、女性を排除し、皇位継承の原因を天皇の死のみとし、皇位継 ...
7. 皇位継承[皇室]
現代用語の基礎知識 2016
皇位継承の資格は、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」(皇室典範1条)としており、その順序は、(1)皇長子、(2)皇長孫、(3)その他の皇長子の ...
8. 皇位継承
法律用語辞典
ることをいう。憲法は、皇位は世襲とし、従来の天皇の血統に属する者のみに皇位継承の資格を与えている(二)。その他の皇位継承の要件については憲法は皇室典範に委任して ...
9. 皇位継承
プログレッシブ和英
succession to the (Imperial) Throne ...
10. こういけいしょう‐じゅんい【皇位継承順位】
デジタル大辞泉
天皇の位を継承する順位。皇室典範は「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と定め、継承順位は、皇長子、皇長孫、その他の皇長子の子孫、皇次子およびその ...
11. こういけいしょうへん【皇位継承
】
国史大辞典
⇒旧典類纂(きゅうてんるいさん) ...
12. 特集 天皇と憲法 待ったなしの皇位継承問題 「女性宮家」で女系天皇に道筋も=森暢平
週刊エコノミスト 2015-16
2年女性宮家1─A案」)。この案では、子供には皇位継承権を与えないことになっている。 現行制度は、男子だけが継承する仕組みである(図)。皇位継承順位は、皇太子 ...
13. Fráncis Férdinand
ランダムハウス英和
フランツ・フェルディナント(1863-1914):オーストリアの大公;オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者で Francis Joseph I の甥(おい) ...
14. アウラングゼーブ(Aurangzeb)
世界大百科事典
その4皇子ダーラー・シコー,スルタン・シュジャー,アウラングゼーブ,モラード・バクシュの間で皇位継承戦争が起こり,アウラングゼーブはすぐれた軍事指揮と巧みな政治 ...
15. 青木周蔵自伝 313ページ
東洋文庫
、尚ほ甚だ高からず、老閣の齢は小生の齢を超越する纏に七、八若くは、八、九に過ぎず。皇室典範〔皇位継承、天皇・皇族の身分・財産を定めた法典〕の成規に徴下れば、所謂 ...
16. 秋篠宮妃紀子殿下[親王さまをご出産]
イミダス 2016
ま、二女の佳子さまに次ぐ第三子。 皇室に男子が誕生したのは、秋篠宮さま以来41年ぶりとなり、皇位継承順位は皇太子さま、秋篠宮さまに次ぎ第3位となる。 新宮さまは ...
17. 浅原為頼
日本大百科全書
いが、大覚寺(だいかくじ)、持明院(じみょういん)両統の抗争に絡むものとの見方がある。当時も皇位継承に不満をもつ大覚寺統の亀山(かめやま)法皇がこの事件に関係あ ...
18. 浅原為頼
世界大百科事典
子の殺害を企てたが,阻まれて清涼殿の天皇の褥(しとね)の上で自殺した。事件の真相は不明だが,皇位継承をめぐる大覚寺統と持明院統との対立に関連することは確実である ...
19. あさはらためより【浅原為頼】
国史大辞典
」という刀であったことから、実盛が捕えられた。中宮(永福門院)の兄西園寺公衡は、この事件には皇位継承に不満をもつ亀山法皇も関係ありと考えられるので、法皇を六波羅 ...
20. あさはら-ためより【浅原為頼】
日本人名大辞典
正応(しょうおう)3年3月,息子らと宮中に乱入して伏見天皇と皇太子を殺そうとしてはたせず,自害した。皇位継承をめぐる大覚寺統と持明院統との対立に関連する事件とみ ...
21. 飛鳥時代
世界大百科事典
妥協を図りつつ国政を執る。馬子についで蝦夷(えみし),さらに入鹿が大臣となるが,入鹿は有力な皇位継承候補の山背大兄王(聖徳太子の子)を襲って自殺させ,権力の独占 ...
22. あすかじだい【飛鳥時代】
国史大辞典
都してからは、七世紀初めまでおおよそ歴代の都は飛鳥を含む奈良盆地南部におかれた。朝廷内部では皇位継承をめぐる皇族間の争いや、豪族間の対立はあったが、朝廷自体の権 ...
23. アッバース・ミールザー(`Abbās Mīrzā)
世界大百科事典
1789-1833 カージャール朝の第2代シャーであるファトフ・アリー・シャーの次子。皇位継承者としてアゼルバイジャン州総督を務める。進取の気風に富み,アゼルバ ...
24. 穴穂部皇子
世界大百科事典
用明天皇の没後,のちの推古天皇,蘇我馬子らに攻撃され,587年6月に殺され,守屋もまた7月に滅ぼされた。皇子は皇位継承問題で蘇我氏と対立し,蘇我対物部の政争の犠 ...
25. あまつ-まら【天津真浦】
日本人名大辞典
記・紀にみえる鍛冶(かじ)。「日本書紀」によると神武天皇の死後,
皇位継承の争いに綏靖(すいぜい)天皇の命をうけて真
鏃(まかごのやさき)(矢じり)
...26. 天忍穂耳尊
世界大百科事典
さのおのみこと)との誓約(うけい)で,アマテラスの御統(みすまる)の玉から生まれた長子。玉は皇位継承の象徴。オシホミミのオシは威圧的なの意の美称でホミミは稲穂の ...
27. ありまのおうじ【有間皇子】
国史大辞典
北区の有馬温泉)に療養していたときに生まれたのによるのであろう。大化改新で父が即位したため、皇位継承の可能性が生じたが、実権をもつ皇太子中大兄皇子と不和のまま白 ...
28. ありま‐の‐みこ【有間皇子】
日本国語大辞典
孝徳天皇の皇子。大化の改新で父が即位したため、皇位継承の可能性が生まれたが、中大兄皇子に警戒された。斉明天皇の行幸中、留守官の蘇我赤兄に謀反をそそのかされたが、 ...
29. 在原氏
世界大百科事典
皇の失脚によって政治的に困難な立場にあった事情が考えられる。すなわち臣籍に下ることによって,皇位継承の資格を放棄し,これによって保身をはかったものであろう。した ...
30. 在原業平
世界大百科事典
つけているが,それはつぎのようなことを伝えている。(1)惟喬親王に従って桜狩りに行ったこと。皇位継承の望みを絶たれた惟喬親王が失意の中に出家して小野にこもると, ...
31. ありわらのなりひら【在原業平】
日本架空伝承人名事典
惟喬親王に従って桜狩りに行ったこと。
皇位継承の望みを絶たれた惟喬親王が失意の中に出家して小野にこもると、深い雪の中を訪ねて「忘れては夢か
...32. アレクサンダル(1世)(ユーゴスラビア国王)
日本大百科全書
ユーゴスラビア国王(在位1921~1934)。1909年、父セルビア国王ペータル1世から皇位継承者に選定され、高齢で病気がちな父にかわり、1914年以後セルビア ...
33. あわじのくに【淡路国】兵庫県
日本歴史地名大系
迎えるために「淡路の海人八十人」が派遣された(仁徳天皇即位前紀)。仁徳天皇の死後、住吉仲皇子が皇位継承の争いを起こしたとき、阿曇連浜子は「淡路野嶋の海人」を率い ...
34. あんかんてんのう【安閑天皇】
国史大辞典
あり、また安閑の異母弟の欽明天皇が継体の死の翌年に即位した形跡のあることなどから、継体の死後皇位継承の紛争がおこり、安閑・宣化両朝と欽明朝とが併立した時期があっ ...
35. 飯豊青皇女
世界大百科事典
田宿禰)の女荑(はえ)媛とも伝える。《日本書紀》の顕宗即位前紀によれば,清寧天皇が没したあと皇位継承者が定まらず久しく空位が続くので,飯豊青皇女が忍海角刺宮でみ ...
36. 井上内親王
世界大百科事典
山陵に幣帛や読経の奉納が行われている。この事件は藤原百川が中心となり天智天皇系の光仁-桓武の皇位継承を確立するため,天武天皇系の井上-他戸を廃する陰謀とみる説が ...
37. いかみないしんのう【井上内親王】
日本架空伝承人名事典
神社や山陵に幣帛や読経の奉納が行われている。この事件は藤原百川が中心となり天智天皇系の光仁‐桓武の皇位継承を確立するため、天武天皇系の井上‐他戸を廃する陰謀とみ ...
38. いさちのすくね【五十狭茅宿
】
国史大辞典
忍熊(おしくま)王、
坂(かごさか)王が
皇位継承をめぐり叛乱をおこした。五十狭茅宿禰は
...39. 市辺押磐皇子
日本大百科全書
顕宗天皇、仁賢天皇を設けた。『日本書紀』の安康紀には、安康天皇が皇位を、葛城氏を外戚とする有力な皇位継承資格者であった市辺押磐皇子に伝えようとしたので、雄略天皇 ...
40. いちのべのおしわ‐の‐みこ[いちのべのおしは:]【市辺押磐皇子・市辺之忍歯王子】
日本国語大辞典
顕宗、仁賢天皇、飯豊青皇女(いいとよあおのひめみこ)の父。「日本書紀」によれば、安康天皇四年皇位継承争いで大泊瀬皇子(おおはつせのみこ=雄略天皇)に謀殺されたと ...
41. 一休和尚年譜 1 18ページ
東洋文庫
羽山に退居して絶食しようとした一休を諌止したこと、同応永三十四年(一四二七)条に、後小松院に皇位継承者として彦仁王(後花園天皇)を推挙した記事のあることも皇胤説 ...
42. 一休和尚年譜 1 134ページ
東洋文庫
小川宮が急死したことで後小松院の後を継ぐ人がなくなり、後光厳院流の皇統は断絶することになった。この時に皇位継承の候補として、伏見宮と旧南朝の小倉宮の名が浮上した ...
43. 一休和尚年譜 1 137ページ
東洋文庫
結局、正長元年七月十六日、幕府より関白二条持基に意を伝えて、持基から書状をもって、彦仁王を皇位継承者とする事を後小松院に申し入れ、院の猶子とすることが定められ ...
44. 乙巳の変
世界大百科事典
),中臣鎌子(後の藤原鎌足)らが蘇我大臣家を滅ぼして新政権を樹立した政変。皇極女帝のもとで,皇位継承や政治方針に関し大臣の蘇我蝦夷(えみし)・入鹿(いるか)父子 ...
45. 伊予親王
日本大百科全書
11月11日に親王号を剥奪(はくだつ)され、翌日母子は毒を飲んで抗議の自殺をした。この伊予親王事件の背景には皇位継承をめぐる貴族との抗争があったと考えられる。8 ...
46. インカ文明 66ページ
文庫クセジュ
るヨーロッパ的な規準で、以前の皇帝の数多い子孫のなかから「正統」と「非正統」を区別するため、皇位継承の規定を明らかにしようと試みたが、むだであった。ヨーロッパの ...
47. インカ文明 69ページ
文庫クセジュ
皇位継承の原則が全くないことは、インカの政治体系における大きな欠陥と思われた。後期の皇帝は、帝国にある種の連続性を与えようと、その忌むべき結果を避ける努力をい ...
48. 院政
日本大百科全書
その構想の実現を促進するのが、天皇の譲位の第一の理由であったと考えられる。そして白河天皇の譲位も、この皇位継承問題に強く結び付いている。その譲位の直接の動機は、 ...
49. 院政
世界大百科事典
日本を代表するのは公家政権であったが,外交交渉の実権は武家政権が握っており,さらに武家政権は皇位継承問題をはじめ,重要事項の裁断の実権を掌握して,公家政権の死命 ...
50. 雨月物語
日本大百科全書
讃岐(さぬき)白峰の崇徳(すとく)上皇陵に詣(もう)でた西行(さいぎょう)が、上皇の怨霊(おんりょう)と皇位継承について議論を闘わせる話で、上皇は、魔王の本姿を ...