1. 花山天皇
日本大百科全書
第65代天皇(在位984~986)。冷泉(れいぜい)天皇第1皇子。母は太政(だいじょう)大臣正二位藤原伊尹(これただ)の女(むすめ)懐子(かいし)。諱(いみな) ...
2. 花山天皇
世界大百科事典
968-1008(安和1-寛弘5) 第65代に数えられる天皇。在位984-986年(永観2-寛和2)。諱(いみな)は師貞(もろさだ),僧名入覚。花山院とも。冷泉 ...
3. かざん‐てんのう[クヮザンテンワウ]【花山天皇】
日本国語大辞典
(古くは「かさんてんのう」)第六五代天皇。冷泉天皇の第一皇子。母は藤原伊尹の娘懐子。名は師貞。永観二年(九八四)即位し、在位一年一〇か月。女御、藤原 ...
4. かざんてんのう【花山天皇】
国史大辞典
九六八―一〇〇八 九八四―八六在位。諱は師貞(もろさだ)。出家ののち入覚と号した。冷泉天皇の第一皇子、母は太政大臣(一条摂政)藤原伊尹の女の女御懐子。安和元年 ...
5. 花山天皇(かざんてんのう)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 21ページ ...
6. かざんてんのう【花山天皇】
日本人名大辞典
968−1008 平安時代中期,第65代天皇。在位984-986。安和(あんな)元年10月26日生まれ。冷泉(れいぜい)天皇の第1皇子。母は藤原懐子(かいし)。 ...
7. 花山天皇[文献目録]
日本人物文献目録
『花山院研究 1‐3』今井源衛『花山院のこと』今井源衛『花山遜位』田口卯吉『花山天皇出家の真相』宮城栄昌『花山天皇の那智参籠と円成寺跡』景山春樹『花山法皇と性空 ...
8. 師貞親王・花山天皇・花山法皇
日本史年表
8・27 円融天皇 譲位、 師貞親王(花山天皇) 受禅、即日新造内裏に入る. 懐仁親王 を皇太子とする(紀略)。 984年〈永観2 甲申〉 10・10 花山天皇 ...
9. 花山天皇入二那智一苦行 (見出し語:花山天皇)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 1287ページ ...
10. 花山天皇出家 (見出し語:花山天皇)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 571ページ ...
11. 花山天皇出家 (見出し語:花山天皇)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 899ページ ...
12. 花山天皇出家日時 (見出し語:花山天皇)
古事類苑
方技部 洋巻 第1巻 434ページ ...
13. 花山天皇創二始家作造合一 (見出し語:花山天皇)
古事類苑
居處部 洋巻 第1巻 434ページ ...
14. 花山天皇山陵 (見出し語:花山天皇)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 993ページ ...
15. 花山天皇巡禮 (見出し語:花山天皇)
古事類苑
宗教部 洋巻 第3巻 304ページ ...
16. 花山天皇撰二拾遺和歌集一説 (見出し語:花山天皇)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 251ページ ...
17. かざんてんのうりょう【花山天皇陵】京都市:北区/松原村地図
日本歴史地名大系
[現]北区衣笠北高橋町 紙屋川の斎場に近い高橋の北西にある円墳で元治元年(一八六四)に治定された。正式には花山天皇紙屋上陵。天皇は冷泉天皇の第一皇子(母は藤原懐 ...
18. 藤原道兼勸二出家於花山天皇一 (見出し語:藤原道兼)
古事類苑
帝王部 洋巻 第1巻 1600ページ ...
19. あきひろおうき【顕広王記】
国史大辞典
られ、抄略本はまた曾根研三『伯家記録考』、『続史料大成』二一に収めて出版されている。顕広王は花山天皇の玄孫源顕康の男で、神祇伯となり(永万元年―安元二年)、伯在 ...
20. あさ‐いち【朝市】
日本国語大辞典
〔名〕朝方に開く、野菜、魚類などを商う市。*古事談〔1212~15頃〕一・
花山天皇御出家事「亦
...21. 安倍晴明
世界大百科事典
技に長じていたことを暗示する。その技の優秀さを物語る挿話にはこと欠かないが,ことに著名なのは花山天皇の譲位を天体の異常な現象からみごとに予告したという《大鏡》の ...
22. あべのせいめい【安倍晴明】
国史大辞典
その技倆に関しては古くから神秘的な説話が数多く伝えられているが、すでに『大鏡』にも、天変を察して花山天皇の退位を知ったという話がみえている。また、『今昔物語集』 ...
23. あべのせいめい【安倍晴明】
日本架空伝承人名事典
若くして卜占の技に長じていたことを暗示する。その技の優秀さを物語る挿話にはこと欠かないが、ことに著名なのは花山天皇の譲位を天体の異常な現象からみごとに予告したと ...
24. あんごじ【安居寺】富山県:東礪波郡/福野町/安居村
日本歴史地名大系
承平・天慶の乱の頃には当寺西方の奥山にあたる滝寺に兵火を避けたという。「北国巡杖記」などは同時期に花山天皇の巡礼があったとする。貞治年中(一三六二―六八)の桃井 ...
25. 一条天皇
世界大百科事典
父円融天皇,母藤原詮子(東三条院)。諱(いみな)は懐仁(やすひと)。984年(永観2)立太子。従兄花山天皇が詮子の父兼家らの謀計で退位出家すると幼少で即位,兼家 ...
26. いちじょうてんのう【一条天皇】
国史大辞典
諱は懐仁(やすひと)。永観二年(九八四)八月、従兄にあたる花山天皇の東宮に立った。時に五歳。寛和二年(九八六)六月二十三日、花山天皇の出家の事件によって七歳で践 ...
27. いちじょうてんのう【一条天皇】
日本人名大辞典
在位986-1011。天元3年6月1日生まれ。円融天皇の第1皇子。母は藤原詮子(せんし)(東三条院)。花山天皇の突然の退位により7歳で即位。藤原兼家が摂政となる ...
28. 宇治拾遺物語 431ページ
日本古典文学全集
師の舎利を祭る塔を建てたとしている。京都市右京区嵯峨、広沢の池の北西にあった古義真言宗の寺。花山天皇の勅願により、永祚元年(九八九)十月、寛朝が創建した。宇多天 ...
29. うらのうちむら【浦ノ内村】高知県:須崎市
日本歴史地名大系
る。出見にあった千光院は「南路志」によると春日山阿弥陀寺と号し、真言宗青龍寺(現土佐市)末で花山天皇の位牌を安置していたといい、江戸時代の寺領は二石。浦内郷地検 ...
30. 栄花物語 489ページ
日本古典文学全集
三条院の養子。敦貞親王の乳母。→巻十六〔二〕。敦昌親王。小一条院の第二皇子。母は延子。覚源。花山天皇の皇子。寛仁二年(一〇一八)十二月二十六日に第十二代の醍醐寺 ...
31. 円教寺
世界大百科事典
境内全域が史跡に指定されている。毎年7月9日の四万六千日には参詣者が群参する。石田 善人 性空 藤原季孝 花山天皇 長吏 俊源 朝豪 ...
32. えんきょう‐じ[ヱンケウ‥]【円教寺】
日本国語大辞典
〔一〕兵庫県姫路市にある天台宗の寺。山号は書写山。康保三年(九六六)性空の開山。花山天皇の勅願所。西国三十三所の第二七番の札所。えんぎょうじ。書写寺。〔二〕京都 ...
33. えんしじょおう【婉子女王】
日本人名大辞典
972−998 平安時代中期,花山天皇の女御(にょうご)。天禄(てんろく)3年生まれ。為平親王の娘。母は源高明(たかあきら)の娘。寛和(かんな)元年宮中にはいる ...
34. えんゆうじあと【円融寺跡】京都市:右京区/龍安寺門前村地図
日本歴史地名大系
勅旨田をあてている(同四年三月二五日「山城国紀伊郡司解案」東寺百合文書)。永観二年(九八四)花山天皇に譲位した円融上皇は、寛和二年(九八六)に奈良東大寺戒壇院に ...
35. 円融天皇
世界大百科事典
えられていたが,天皇は母安子の遺言を尊重したのである。兼通の死後は実頼の子頼忠が関白となる。花山天皇(冷泉皇子)に譲位後はしばしば遊楽を行い,政治にも発言し,ま ...
36. えんゆうてんのうりょう【円融天皇陵】京都市:右京区/宇多野地図
日本歴史地名大系
母は藤原安子(師輔女)。安和二年(九六九)九月、一一歳で即位。在位一五年、永観二年(九八四)八月花山天皇に譲位。翌寛和元年(九八五)出家し、御願寺の円融寺(跡地 ...
37. 王
世界大百科事典
雲3)の格によって5世王までに拡大されたが,798年(延暦17)には令制に復している。なお,花山天皇より出た白川伯家は,神祇伯に在任中王号を称するのを例とした。 ...
38. おう【王】
国史大辞典
得るに至った。なお正親正を世襲した三条天皇の皇玄孫通季王の子孫が代々王と称し、神祇伯を世職とした花山天皇の裔の白川家が伯在任中王号を称したのは、王号に関する特殊 ...
39. おおいはちまんぐう【大井八幡宮】山口県:萩市/大井村
日本歴史地名大系
大井川の下流北岸の小高い山の麓に鎮座。祭神は応神天皇・神功皇后・田心姫命。旧郷社。社伝によれば、花山天皇の時、似光という者が宇佐八幡宮(現大分県宇佐市)を大井郷 ...
40. 大鏡 155ページ
日本古典文学全集
下﨟の申すにいとかたじけなし、とどめさぶらひなむ。されどなほ、我ながら無愛のものにて、おぼえさぶらふにや。式部卿の宮、わが御身の口惜しく本意なきを、思しくづほれ ...
41. 大鏡 192ページ
日本古典文学全集
。『大鏡』の逸話は、是国が騎手となった別の折の話が一体化して形成されたものであろうか。伊尹。花山天皇の母は懐子で、義懐の姉。義懐は天皇が位につくとすぐに叙従三位 ...
42. 大鏡 193ページ
日本古典文学全集
ひたまひければ、いといみじかりしぞかし。その帝をば、「内劣りの外めでた」とぞ、世の人、申しし。「冬臨時祭の、日の暮るる、あしきことなり。辰の時に人々まゐれ」と、 ...
43. おおなかとみのよしのぶ【大中臣能宣】
国史大辞典
合にも召された。『拾遺和歌集』以下の勅撰集に百二十七首入る。三十六歌仙の一人。『能宣集』は、花山天皇に奉献した西本願寺本系(四百八十五首)、円融天皇に奉献した前 ...
44. おたびのもり【御旅ノ森】京都府:宇治市/西笠取村
日本歴史地名大系
[現]宇治市西笠取森 西笠取川東岸の字森にある清滝神社御旅所の傍らにある樹叢で、楓の大木があり、花山天皇が西国巡礼の際に、笠を取って楓を賞美したという伝えがある ...
45. おはしまし-あ・ふ【御座しましあふ】
全文全訳古語辞典
る。いらっしゃる。 「それをさへ分かたせ給へば、しかおはしましあへるに」〈大鏡・道長・上〉(花山天皇は)通る道筋までも(三人それぞれ)お分けになったので、その通 ...
46. おばすてやま【姨捨山】長野県:更埴市/本八幡村/冠着山
日本歴史地名大系
昔の如くにもあらず、おろかなる事多く、このをばのためになりゆきけり」とあり、その成立は村上天皇から花山天皇の頃(九四六―九八六)とされている。つづいて「今昔物語 ...
47. かくげん【覚源】
日本人名大辞典
1000−1065 平安時代中期の僧。長保2年生まれ。花山天皇の第3皇子。真言宗醍醐(だいご)寺の明観にしたがって出家し,深覚にまなぶ。寛仁(かんにん)2年(1 ...
48. 蜻蛉日記 373ページ
日本古典文学全集
贈答の構成的な配列が指摘されている。藤原義懐。伊尹の子。権中納言。花山天皇時代に実権を握った。寛和二年(九八六)六月、花山天皇の譲位落飾に伴って出家した。為雅( ...
49. 花山院
世界大百科事典
見るなどの話が散見する。この邸は忠平から子の師輔,その子伊尹へと伝えられ,伊尹の娘の〈九の御方〉を介して孫の花山天皇が居住することにもなった(《栄花物語》)。天 ...
50. かざん‐いん[クヮザンヰン]【花山院】
日本国語大辞典
(古くは「かさんいん」)〔一〕清和天皇の皇子貞保親王の住居の地。京都府庁の東方、御所の西部にあった。〔二〕花山天皇の別称。〔三〕藤原北家の一流。関白藤原師実の二 ...