1. 天草四郎
日本大百科全書
)、居住地にちなんで江辺四郎(えべしろう)、大矢野四郎(おおやのしろう)、一揆の首領としては天草四郎太夫時貞(ときさだ)、天の四郎秀綱、洗礼名はジェロニモといわ ...
3. あまくさ-しろう【天草四郎】
日本人名大辞典
?−1638 江戸時代前期,島原の乱の首領。天草甚兵衛の子。寛永14年圧政とキリシタンの弾圧に対して島原と天草に一揆(いっき)がおこると,小西行長の遺臣らにおさ ...
4. あまくさしろう【天草四郎】
日本架空伝承人名事典
益田時貞。江戸初期、島原の乱の首領とされる少年。居住地から江辺四郎、大矢野四郎、一揆の首領として天草四郎太夫時貞、天の四郎秀綱などと呼ばれ、洗礼名はジェロニモと ...
5. 天草四郎[文献目録]
日本人物文献目録
【逐次刊行物】:4件 『天草四郎』村井東仙『天草四郎』劉寒吉『天草時貞』岡田章雄『天草四郎の死』大庭耀『天草四郎時貞関係資料』-『偽らぬ日本史 7 天草四郎』- ...
6. あまくさ‐しろう[‥シラウ]【天草四郎】
日本国語大辞典
ますだときさだ(益田時貞)
...7. あまくさしろう【天草四郎】
国史大辞典
⇒益田時貞(ますだときさだ) ...
8. あまくさしろうせいどうあと【天草四郎聖堂跡】熊本県:天草郡/大矢野町/中村
日本歴史地名大系
[現]大矢野町中 西に有明海を望む字宮津にある。寛永一四年(一六三七)天草・島原の乱時、天草四郎(益田四郎時貞)は当聖堂を根拠に天草各所へ往来し、キリシタンへの ...
9. あいつむら【合津村】熊本県:天草郡/松島町
日本歴史地名大系
大正年間(一九一二―二六)樋合島に赤崎村(現有明町)から巾着網、葦北地方から八田網が導入された。池島には天草四郎が竜王に化身したとの伝説があり、雌雄の竜がすんだ ...
10. 天草(市)画像
日本大百科全書
あり、天草切支丹(キリシタン)館所蔵の「聖体秘蹟図指物(せいたいひせきずさしもの)」(通称「天草四郎陣中旗」)は国指定の重要文化財。ほかに天草海域公園、下田温泉 ...
11. あまくさぐん【天草郡】熊本県
日本歴史地名大系
る凶作飢饉が続き、不安が流言を生んで、最後の審判到来を予言する末鑑の書が流布された。一六歳の天草四郎が末鑑の示す救世主とあがめられ、転宗を装った人々もキリシタン ...
12. えべむら【江部村】熊本県:宇土市
日本歴史地名大系
り、田方二五三石二斗余・畠方八石三斗余。寛永一四年(一六三七)一一月一日、三淵内匠は当村にて天草四郎母・兄弟および島原の乱の中心人物渡辺小左衛門ら七〇余人を捕ら ...
13. おおえ-げんえもん【大江源右衛門】
日本人名大辞典
−1638 織豊-江戸時代前期の武士。小西行長の家臣。行長の死後,森宗意軒,千束(ちづか)善右衛門らと天草四郎を首領として島原の乱に参加。原城にたてこもってたた ...
14. 大島渚
日本大百科全書
59)青春残酷物語(1960)太陽の墓場(1960)日本の夜と霧(1960)飼育(1961)天草四郎時貞(1962)小さな冒険旅行(1963)私はベレット(19 ...
15. 大島渚[文献目録]
日本人物文献目録
【書誌】:0件 【図書】:0件 【逐次刊行物】:3件 『大島渚と「天草四郎時貞」 ルポルタージュ的作家論』長部日出雄『大島渚と石堂淑郎』飯島耕一『状況と主体 大 ...
16. 大矢野
日本大百科全書
レジャー基地、別荘建設を目的にした観光資本による土地買収が随所にみられる。観光地として、大矢野城跡、天草四郎公園などがあり、南部の海岸は雲仙天草国立公園(うんぜ ...
17. おおやの-まつえもん【大矢野松右衛門】
日本人名大辞典
織豊-江戸時代前期の武士。「島原記」によれば,小西行長のもと家臣。小西家滅亡後,島原の乱にくわわる。天草四郎のもとで,原城にこもってたたかい,寛永15年2月敗死 ...
18. 甲子夜話続篇 7 53ページ
東洋文庫
』云。寛永十四年丁丑五月、先君摘レ館。太守年十六、続二家督叩今絃之冬、肥前葛木郡民、護一妖師天草四郎→拠二有馬古塁一而構レ兵、海西不レ静、故始賜レ暇、時十一月十 ...
19. かつだ-てつ【勝田哲】
日本人名大辞典
大正14年山元春挙に入門。昭和5年京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒業。4年,6年の帝展で歴史画の「天草四郎」「征旅(ジャンヌ・ダルク)」がともに特選。美 ...
20. 上天草(市)画像
日本大百科全書
松島温泉、県指定史跡の大戸鼻古墳群、天草・島原の乱のとき天草四郎時貞(ときさだ)らがひそかに談合したとの伝説がある湯島(談合島)、天草四郎公園(大矢野島)などが ...
21. 上天草[市]
世界大百科事典
城本(しろもと)の丘は元寇で勇名をはせた天草五人衆の一人大矢野氏の居城跡,宮津は島原の乱の総帥天草四郎時貞ゆかりの地で銅像が立つ。1966年天草五橋が開通し,宇 ...
22. からつはん【唐津藩】
国史大辞典
換した。寛永十四年(一六三七)キリシタンが天草島で島原半島と呼応して起り、この島原の乱ののち天草四郎が領内の出身であるというので寺沢堅高は天草領を失い、正保四年 ...
23. き【機】
日本国語大辞典
じとの眼(まなこ)ざしに機(キ)をうしなひ、私は伴葉右衛門下人なるが、旦那先に迯侍ると申」*天草四郎〔1914〕〈木下杢太郎〉下・三「機を見てあはよく此城を立退 ...
24. キリエ‐エレイソン
日本国語大辞典
〔感動〕({ギリシア}Kyrie eleison )キリスト教で、祈りの時の言葉。「主よ、あわれみ給え」の意。*天草四郎〔1914〕〈木下杢太郎〉上・三「きりえ ...
25. キリシタンいぶつ【吉利支丹遺物】画像
国史大辞典
代表的遺物に大浦天主堂蔵および東家発見の「聖母マリア十五玄義図」、「聖サビエル画像」(神戸市立南蛮美術館蔵)、天草四郎の旗と称される伝山田右衛門作筆「聖体讃仰天 ...
26. キリシタン関係主要人名
日本大百科全書
天草四郎(あまくさしろう) (1623/1624―1638) 島原の乱の首将。洗礼名ジェロニモ。小西行長(ゆきなが)遺臣益田甚兵衛好次(よしつぐ)の子。1637 ...
27. キリシタン禁教令[宗教]
イミダス 2018
島原・天草の圧政に苦しんだ農民や武士たちが、キリシタンとともに一揆を起こして武装蜂起した。益田四郎時貞(天草四郎)を大将とする、島原の乱(島原・天草一揆)である ...
28. 切支丹(吉利支丹)物
世界大百科事典
題材とした作品がある。小池 章太郎 天草軍記物 天草四郎島原物語 傾城(けいせい)島原蛙合戦 天竺徳兵衛郷鏡 木下杢太郎 南蛮寺門前 絵踏(えぶみ)長崎殉教奇談 ...
29. きりしたんもの【切支丹(吉利支丹)物】
歌舞伎事典
人形浄瑠璃・歌舞伎ではまともにこれを取り扱うことが許されず、わずかに〈天草軍記物〉として、古浄瑠璃の《天草四郎島原物語》(寛文六年刊)や《傾城島原蛙合戦》(近松 ...
30. ぎょく‐やく【玉薬】
日本国語大辞典
、此頃打出さぬは、やがて総攻にならん其時に用ゐて、御勢を多く損ぜん為のたばかりにて候なり」*天草四郎〔1914〕〈木下杢太郎〉下・一「久しく身方の鉄砲の音を聞か ...
31. こと を 起(お)こす
日本国語大辞典
反乱などを起こす。*宇治拾遺物語〔1221頃〕三・一「事をおこしたらん人こそはまづいらめ」*天草四郎〔1914〕〈木下杢太郎〉上・四場「今宵はいよいよ事を起す儀 ...
32. こめ‐ざくら【米桜】
日本国語大辞典
米桜」*俳諧・独吟一日千句〔1675〕第九「米桜実は鉢の実は煙にて 峯吹おろす宿の窓ふた」*天草四郎〔1914〕〈木下杢太郎〉上・一場「名主の家の米桜が時ならぬ ...
33. 碁太平記白石噺(浄瑠璃集) 491ページ
日本古典文学全集
を中心とする一揆(一六三七~三八)島原の乱を題材とする江戸期の芝居等では、首領益田四郎時貞(天草四郎)を七草四郎として扱う。島原・天草の一揆を徳川幕府に対する反 ...
34. さいがんじ【西岸寺】熊本県:熊本市/熊本城下/西岸寺町
日本歴史地名大系
当寺の建物は西南戦争も第二次世界大戦の大空襲もまぬがれたので、藩政時代のものと思われる。墓地には島原の乱で天草四郎の首を獲った陣佐左衛門の墓があったが、昭和二二 ...
35. さかせがわむら【坂瀬川村】熊本県:天草郡/苓北町
日本歴史地名大系
隠したとの伝説が残る。二度にわたる富岡城攻撃に失敗した天草四郎は当村から島原半島の原城(現長崎県南高来郡南有馬町)へ退却したといわれ、「天草四郎乗船之地」と書か ...
36. 島原・天草一揆画像
日本大百科全書
一揆拡大のなかで周辺農民を巻き込み勢力を発展させた。一揆を終始指導したのは大矢野島に本拠をもつ天草四郎時貞(あまくさしろうときさだ)とその一味で、合戦など作戦の ...
37. しまばら の 乱(らん)
日本国語大辞典
徒と農民が反乱した一揆。幕府のキリシタン弾圧と島原藩主松倉勝家の執政に対して、益田四郎時貞(天草四郎)を首領に原城にたてこもり、幕府の討伐軍に対して強力な反撃を ...
38. 島原の乱
世界大百科事典
江戸初期の1637-38年(寛永14-15)に肥前島原藩と同国唐津藩の飛地肥後天草の農民が,益田時貞(天草四郎)を首領に,キリシタン信仰を旗印としておこした百姓 ...
39. しも【下】
日本国語大辞典
あるいは諸国」*浄瑠璃・夏祭浪花鑑〔1745〕八「何と気休めにいっそ俺と連立て下(シモ)へ行きゃらぬか」*天草四郎〔1914〕〈木下杢太郎〉上・一場「我等がこの ...
40. 白縫譚
日本大百科全書
)の妖術を授かった大友家の息女若菜姫は、男装して白縫大尽(だいじん)と名のり、志を同じくする天草四郎と仇敵(きゅうてき)菊地をうかがう。初め菊地の忠臣鳥山豊後之 ...
41. 四郎兵衛[文献目録]
日本人物文献目録
【書誌】:0件 【図書】:0件 【逐次刊行物】:1件 『肥後の天草四郎・桐生の四郎兵衛』田村栄太郎 ...
42. ジェロニモ
日本人名大辞典
⇒天草四郎(あまくさ-しろう) ...
43. 随筆 明治文学 2 文学篇・人物篇 71ページ
東洋文庫
手に入れたいといつて新聞広告迄した事は未だ知る人の記憶には新なものであらう。此の小説では天草一揆の大将天草四郎と由井正雪との連絡を肯定し、四郎をキリスト教徒で非 ...
44. 想古録 1 近世人物逸話集 255ページ
東洋文庫
出したると一般なりと講ぜられぎ、対照し得て適切なり(塩谷甲蔵) 五〇一 尾張義直、天草四郎を抱えず 天草四郎時貞は慧敏にして気を恃み、其才操掬すべぎものありけり ...
45. 想古録 2 近世人物逸話集 54ページ
東洋文庫
其書の如きも気韻を以て書きたるものなりとぞ(池辺松陵) 六八七 天草騒動の密告は八官と八代洲 天草四郎の反色を世上に漏さざる前、ヤヨウス、ハチクワンと云へる二人 ...
46. 想古録 2 近世人物逸話集 180ページ
東洋文庫
、懺悔談の一談を話しけるとぞ(池辺松陵、中島子玉) 九一六 細川三斎は唯だ智謀家のみならず 天草四郎の島原に拠て、叛旗を西国に翻しけるとき、熊本の城主細川侯は、 ...
47. 想古録 2 近世人物逸話集 304ページ
東洋文庫
四九一安部井清記 七九、一〇垂、=一七阿部侯 …四、三六五、茜三、九九七阿部正弘(伊勢守) 八七七、δ九〇天草四郎 五〇一、六八七、九エハ阿万直四郎 四八五新井 ...
48. ぞく‐しょう[‥シャウ]【賊将】
日本国語大辞典
捨てて賊将(ゾクセウ)首里に走る」*阿部一族〔1913〕〈森鴎外〉「島原一揆の時賊将(ゾクシャウ)天草四郎時貞を討ち取って大功を立てた忠利の身の上を気遣ひ」ゾク ...
49. 談合島
日本大百科全書
熊本県中西部、上天草市(かみあまくさし)に属する小島、湯島の俗称。天草・島原の乱のおり、首領の天草四郎時貞(ときさだ)らがひそかにこの地で談合した、との言い伝え ...
50. て‐なず・ける[‥なづける]【手懐】
日本国語大辞典
*坊っちゃん〔1906〕〈夏目漱石〉七「とうとうあなた、御嬢さんを手馴付けてお仕舞ひたのぢゃがなもし」*天草四郎〔1914〕〈木下杢太郎〉上・三場「犬猫に飯の残 ...