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  10. 磐梯山
日本歴史地名大系

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日本歴史地名大系
磐梯山
ばんだいさん

耶麻郡猪苗代町・磐梯町・北塩原きたしおばら村にまたがる山。主峰は標高一八一八・六メートル。寛文六年(一六六六)の「会津風土記」は、主峰に連なるいかずち嶽・烏帽子えぼし嶽・赤埴あかはに山・見禰みね山・小磐梯こばんだいをあげる。「新編会津風土記」は主峰のほかに「西を小磐梯といひ、東を赤埴山といひ、又見禰山と称す」と三峰をあげる。小磐梯は明治二一年(一八八八)の噴火により吹飛んで今はない。会津を代表する山で、会津山とも称され、「万葉集」巻一四に「会津嶺の国をさ遠み逢はなはば偲ひにせもと紐結ばさね」とみえる会津嶺もこの山をさすと思われる。また「会津鎮山」(会津風土記)・「四郡第一の名山」(新編会津風土記)ともいわれる。頂上に小祠があり、「新編会津風土記」に「絶頂に磐梯明神とて石の叢祠あり」と記す。磐梯明神は磐梯山の神である。磐梯町恵日えにち寺脇にある磐梯神社はこの磐梯山の神を祀る社。永正八年(一五一一)高野山で修復したと記される絹本著色慧日寺絵図(恵日寺蔵)では、境内最奥に磐梯社を描く。「新編会津風土記」に「磐梯神社金堂の戌亥の方にあり、当寺草創の時祭れる所なり」とある。「新編会津風土記」に「磐梯神社も古は此山上に鎮座ありと云」と記す。大同元年(八〇六)徳一建立とされる恵日寺の鎮守で、同寺の山号は磐梯山である。磐梯山の信仰は磐梯神社と恵日寺の信仰にも包摂される。なかでも磐梯神社の国祭には、磐梯明神の農業神・作神の一面がみられる。「新編会津風土記」恵日寺の条に次のように記される。

「国祭(中略)二月十三日磐梯明神の仮屋を造り幣帛を磐梯の本社より遷し来り読経す、同十四日、衆徒院主三時の祈祷あり、十五日船を堂前におき、白米を盛り、この村のもの聚りてこれを争ひ牽く、東を上とし、西を下とす、その船の往く方にて其年の米価の貴賤を卜す、その後金堂にて明神舞あり昔は仮屋の前に舞台を設てこの舞を行ひしとぞ当寺草創以来伝ふる所なり、二人各日光月光の仮面をかうふり、外に三人笛を吹き、大鼓を鳴し、撃節す、其舞畢りて明る十六日の朝その神体を本社に還し納む」

同社の船引祭は有名。明神舞は絶えていたが復活された。日光・月光の面は現存し、県指定重要文化財。磐梯明神を祀るこの行事は春の予祝行事とみられよう。国祭の時の仮殿には「磐梯明神大頭小頭十八末社をこの所に遷座」されたが、その大頭・小頭については「金堂の辰巳の方に柵を繚らし、その中に二本の柱を建て上に二の〓を置て仏体を封ず、秘仏にて見る者なし、九月二十一日これを負て諸村を巡る、民みな秋収の初穂を供す」と記すように(新編会津風土記)、予祝に祀られた大頭・小頭を持って回村する九月二一日の行事(イナバツ)は、いわば磐梯明神への感謝祭といえる。大頭と小頭は木製で鉾形をなし、大頭には日形、小頭には月形が彫られる。鉾は磐梯明神の依代、彫られた日形は薬師の脇仏の日光菩薩、月形は月光菩薩と考えられる。磐梯明神をつかさどる恵日寺の本尊は薬師如来で、薬師は磐梯明神の本地仏である。日光・月光の面を被って舞う明神舞も同様に磐梯山の神と仏の一体になった姿を示すといえる。磐梯神社は会津神社総録(室井家文書)によると、このほかに大沼郡赤留あかる(現会津高田町)・会津郡一堰いちのせき(現会津若松市)にみられる。

磐梯山への参詣については「新編会津風土記」(耶麻郡之一耶麻郡山川)に「常に登山の者なけれ共、毎年六月十五日には祭ありて参詣者多し」と記し、貞享二年(一六八五)の「猪苗代川東組万風俗改帳」にも、六月「十五日磐梯山ノ参詣と申一日遊申候へ共、参詣之者は少分に御座候」とある。「東遊雑記」は「夏月参詣の人多し」と記す。これらの記事によると、江戸時代も古くから参詣されていたらしいが、参詣者の範囲については不明。建碑の例も確認されていない。六月の参詣時に虫札を田の水口の数だけ受け、稲虫除けと称し一本ずつ田の水口に立てる。なお磐梯山の雪形は虚無僧形や牛形に見え、この雪形を見て稲の種をまくという。

〔火山活動〕

大同元年に爆発したと伝え、明治二一年七月一五日に突然大噴火した。午前七時四五分活動を開始し、約二時間で終わった。マグマを噴出させない水蒸気爆発型の活動で、かつての小磐梯の山頂部を構成した多量の火山砕屑物が一瞬にして吹飛ばされ、北麓の村々に降りかかり、死者四六一名に及ぶ多大の被害を与えた。これにより檜原ひばら川・長瀬ながせ川などが堰止められ、檜原湖・小野川おのがわ湖・秋元あきもと湖など大小一〇〇余の湖沼が現出した。この噴火により形成された景観は、現在では大きな観光資源となっている。昭和四五年(一九七〇)磐梯山西麓を通る磐梯ゴールドライン、同四七年磐梯吾妻レークラインが開通し、昭和三四年に開通していた磐梯吾妻道路(通称磐梯吾妻スカイライン)と結んで急速に観光地化が進んだ。磐梯山の南面には国設猪苗代スキー場があり、麓には民宿も多い。磐梯朝日ばんだいあさひ国立公園に属する。

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2. 磐梯山画像
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6. ばんだいさん【磐梯山】
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11. 会津磐梯山
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13. 会津(あいづ)画像
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14. あいづぐん【会津郡】福島県:陸奥国
日本歴史地名大系
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15. 会津塗
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16. あいづ‐ね[あひづ‥]【会津根】
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17. あいづ‐ふじ[あひづ‥]【会津富士】
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18. あいづまつだいらしていえん【会津松平氏庭園】福島県:会津若松市/若松城下/徒町
日本歴史地名大系
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19. あいづ‐やま[あひづ‥]【会津山】
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20. あいづわかまつし【会津若松市】福島県
日本歴史地名大系
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21. 赤城山
世界大百科事典
たが,浸食などにより破壊された。その残骸が黒檜山,船原山,荒山,鍋割山などである。このころ,磐梯山(1888),セント・ヘレンズ火山(1980)の例に似た噴火に ...
22. 秋元湖
日本大百科全書
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23. 秋元湖
世界大百科事典
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24. あさかそすい【安積疏水】福島県:郡山市
日本歴史地名大系
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25. あさひしんぶん【朝日新聞】
国史大辞典
八九〇―九五年)を創刊、議事付録にマリノニ輪転機の威力を発揮した。報道の方面でも二十一年会津磐梯山爆発に特派員を送って絵付録を発行したり、二十二年二月十一日の帝 ...
26. あしなもりしげ【蘆名盛重】
国史大辞典
中・南奥州における戦国時代最終の対立緊張は蘆名・佐竹らの連合勢力と伊達氏との間に生じたが、同十七年六月磐梯山麓の磨上原(すりあげがはら、摺上原とも書く)の決戦で ...
27. あしな-もりしげ【蘆名盛重】
日本人名大辞典
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28. あひづ【会津】
全文全訳古語辞典
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29. あんどうゆうえき【安藤有益】
国史大辞典
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30. 猪苗代(町)画像
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近年になり、高冷地野菜やソバ、花卉(かき)栽培がみられるようになった。磐梯山や猪苗代湖一帯は磐梯朝日国立公園の一部。国の天然記念物に磐梯山爆発のときの見禰の大石 ...
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世界大百科事典
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32. 猪苗代湖画像
日本大百科全書
南西縁での会津布引山(ぬのびきやま)溶結凝灰岩層の堆積(たいせき)、北縁での猫魔ヶ岳(ねこまがだけ)、磐梯山(ばんだいさん)の形成などと並行して、この付近に現湖 ...
33. 猪苗代湖[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
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34. 猪苗代湖
世界大百科事典
ぶり高原とそれに続く丘陵,南部には会津布引山から続く山地,北部には湖北平野とその北にそびえる磐梯山,北西部には翁島(おきなじま)泥流丘陵がある。流入河川は,裏磐 ...
35. いなわしろ‐こ[ゐなはしろ‥]【猪苗代湖】
日本国語大辞典
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36. いなわしろこ【猪苗代湖】福島県:総論
日本歴史地名大系
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37. いなわしろじょうあと【猪苗代城跡】福島県:耶麻郡/猪苗代町/猪苗代城下
日本歴史地名大系
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38. いなわしろじょうか【猪苗代城下】福島県:耶麻郡/猪苗代町
日本歴史地名大系
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39. 猪苗代盆地
日本大百科全書
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40. いなわしろまち【猪苗代町】福島県:耶麻郡
日本歴史地名大系
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41. いわはしじんじゃ【磐椅神社】福島県:耶麻郡/猪苗代町/見禰村
日本歴史地名大系
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42. 裏磐梯
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福島県の中北部、磐梯山北麓(ほくろく)一帯の高原。近年観光開発が進むにつれ「裏」のイメージを避けて、磐梯高原の呼称が定着してきた。しかし、裏磐梯の名は、古くから ...
43. うら‐ばんだい【裏磐梯】
日本国語大辞典
福島県中北部、磐梯山北面および北麓一帯をいう。檜原(ひばら)、小野川、秋元の三湖および五色沼などがある。磐梯朝日国立公園の一部。磐梯高原。 ...
44. うりゅういわ【瓜生岩】
国史大辞典
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45. えいき【永喜】
国史大辞典
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46. 恵日寺画像
日本大百科全書
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47. えにちじ【恵日寺】
国史大辞典
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48. えにちじ【恵日寺】福島県:耶麻郡/磐梯町/本寺村
日本歴史地名大系
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49. えぼしこやむら【烏帽子小屋村】福島県:耶麻郡/猪苗代町
日本歴史地名大系
馬二〇(「留帳」小林家文書)。「新編会津風土記」によると家数は南烏帽子一二・北烏帽子一三。用水は土田堰のほか磐梯山南麓より湧出する穴堀(荒堀ともいう)などによっ ...
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日本歴史地名大系
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「磐梯山」の情報だけではなく、「磐梯山」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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