1. さん‐しゃ【山車】
日本国語大辞典
*資治通鑑‐唐紀・粛宗至徳元載八月「又以
山車・陸船
、載
...2. 山車画像
日本大百科全書
った。近世になると祇園祭の山鉾をモデルとした山車が地方都市に普及し、全国的に行われるようになった。その名称、形態はさまざまであるが、東日本では山車、屋台などとよ ...
3. 山車
世界大百科事典
代表する祭礼は,例外なく,大量の山車をともなうものであった。 〈だし〉といういいかたは,屋台から高く掲げられた飾りを指すものと考えられるが,異説もあって,定かで ...
4. だし【山車・花車】
日本国語大辞典
神祭にだしといふ物あり。だしとはもと幟の類にか」*たけくらべ〔1895~96〕〈樋口一葉〉二「山車(ダシ)屋台に町々の見得をはりて土手をのぼりて廓内(なか)まで ...
5. だし【山車】
数え方の辞典
▲台 祭礼のときに引いて練り歩く屋台のことで、「台」で数えます。 ...
6. だし【山車】
国史大辞典
籠(ひげこ、放射状に編み残しの竹をつけた籠)など、神の依代(よりしろ)となる物をいった。現在、山車は全国的に見られるが、その源は京都の八坂神社の祇園山鉾とされ、 ...
7. だん-じり【檀尻・楽車・山車】画像
全文全訳古語辞典
〔名詞〕祭礼用の大きな車。車の上に屋台などを組んで飾り立て、囃子ながら引き回す。だし。 ...
8. ヤマグルマ
日本大百科全書
ヤマグルマ科の常緑高木。トリモチノキともいう。幹は直立性で、高さ15メートル以上になる。葉は長い柄があり、枝先にやや輪生状につく。葉身は狭倒卵形または倒卵形で先 ...
9. やま‐ぐるま【山車】画像
日本国語大辞典
もちのき」*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「ヤマグルマ トリモチノキ」祭礼の練り物。山車(だし)。《やまぐるま》愛知県知多郡570 愛媛県中島054 ヤマ ...
10. 【山車】さんしゃ*だし
新選漢和辞典Web版
《国》祭りのときの、装飾した車。 ...
11. だし【山車】[標準語索引]
日本方言大辞典
渡り歩くだし:山車わたしもの祭りの時のだし:山車しゃぎり / しゃんぎりやま / つけまつり若衆仲間を終えたもので、祭礼のだし:山車を管理している者ねんぎょーじ ...
12. やまぐるま【山車】[標準語索引]
日本方言大辞典
いわむち / いわもち / いわやん / おーもちのき / こねのき / こはびら / さねやくしょ / とりもち の木 / ほんもち / もちのき / もっち ...
13. だし‐うり【山車売】
日本国語大辞典
〔名〕祭礼に、山車をかたどった玩具を売る行商。*雑俳・川傍柳〔1780~83〕五「みんな売切ると出し売馬鹿な形」*雑俳・柳多留‐三三〔1806〕「榊かと又だし売 ...
14. 山車人形
日本大百科全書
引いたり、担いだりする屋台(山車)に飾った人形。おそらく人形は神の依代(よりしろ)として、神霊の依(よ)り憑(つ)くものであろう。その神霊を祭りの場所まで連れて ...
15. だし‐や【山車屋】
日本国語大辞典
〔名〕山車(だし)、踊り屋台などをつくる人、またその家。*風俗画報‐一三四号〔1897〕人事門「花車屋(ダシヤ)の事をいふべし〈略〉『鐘一つうたぬ日はなし江戸の ...
16. やま‐くるまがい[‥くるまがひ]【山車貝】
日本国語大辞典
〔名〕ヤマクルマガイ科の陸生巻き貝。近畿地方以南の低地の小石や落葉の間などにすむ。殻は平巻き、円盤形を呈する。殻径およそ二センチメートル。表面は汚黄褐色の殻皮を ...
17. やまぐるま‐か[‥クヮ]【山車科】
日本国語大辞典
〔名〕双子葉植物の科名。アジア東部に一属一種ヤマグルマがある。高木で、葉は托葉がなく、長柄があって偽輪生する。花は頂生し集散花序に咲き、両性、放射相称または、や ...
18. だしごろ【山車―】[方言]
日本方言大辞典
牛車引き。卑しんで言う語。 鹿児島県963鹿児島方言辞典(嶋戸貞良)1935 ...
19. だしごろべぶ【山車―】[方言]
日本方言大辞典
(「べぶ」は牛の意)牛車を引く牛。 鹿児島県963鹿児島方言辞典(嶋戸貞良)1935 ...
20. やまおーばこ【山車前草】[方言]
日本方言大辞典
植物(1)ぎぼうし(擬宝珠)。 神奈川県東丹沢034樹木と方言(倉田悟)1962《やまおんばこ》 広島県比婆郡774郷土調査(比婆郡峯田村青年団)1935(2) ...
21. 山車の祭り
日本大百科全書
→山・鉾・屋台行事 ...
22. お‐やまぐるま[を‥]【小山車】
日本国語大辞典
〔名〕植物「かせんそう(歌仙草)」の異名。オヤマ
ルマ
...23. 川越氷川祭(川越まつり)の山車行事[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
神幸祭(じんこうさい)に続いて行われる山車(だし)巡行では、各町内もちの豪華な山車29台が町中を練り歩く。写真は幸町(さいわいちょう)「小狐丸(こぎつねまる)」 ...
24. 山王祭の山車[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
御用祭、天下祭とも称されて盛大をきわめた山王祭(さんのうまつり)では、各町から豪華な山車(だし)などの練物(ねりもの)が出され、行列を彩った。江戸末期、その数は ...
25. とざん‐しゃ【登山車】
日本国語大辞典
走る車。*ブルジョア〔1930〕〈芹沢光治良〉一「普段のやうに駅前の、レストラン・モンブランで、登山車を待った」 ...
26. はな‐だし【花山車】
日本国語大辞典
〔名〕花などで飾った山車。*雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一〔1761〕桜二「はなだしの気でかりまたの矢を荷き」*東都歳事記〔1838〕二月「初午〈略〉町々大幟を立 ...
27. ほこ‐だし【鉾山車】
日本国語大辞典
に同じ。*東京風俗志〔1899~1902〕〈平出鏗二郎〉上・四・祭礼「山車には鉾山車(ホコダシ)、花山車の二あり。鉾山車は造構頗る精美を極め、牛車に楼閣(やぐら ...
28. 愛知(県)画像
日本大百科全書
指定されている。山車からくり(だしからくり)からくりは近世のもので、名古屋市には10余か所、知立(ちりゅう)市には山車文楽、針綱(はりづな)神社(犬山市)の祭礼 ...
29. あいちぐん【愛知郡】愛知県
日本歴史地名大系
そのほか飯田街道(岡崎街道)・善光寺街道・美濃路・佐屋路などが郡内を通っている。当郡は一般に祭礼が盛んで、山車などのほかに馬の塔(頭)を出すのが特色といえる。ま ...
30. あおがしわ‐まつり[あをがしは‥]【青柏祭】
日本国語大辞典
〔名〕(1)石川県七尾市山王町にある大地主神社で毎年五月一三日から三日間行なわれる祭。巨大な山車(だし)を引き回すので有名。青柏の葉に神饌を盛るのでこの名がある ...
31. 青森(県)画像
日本大百科全書
弘前市)など県内のあちこちに神楽舞が伝えられている。7月末から8月初めに行われる八戸三社大祭の山車行事(国指定重要無形民俗文化財)は2016年にユネスコの無形文 ...
32. あかどまりむら【赤泊村】新潟県:佐渡郡/赤泊村
日本歴史地名大系
四月一八日の祭礼には赤泊新谷の氏子により、東北地方の鹿踊の系統をひく小獅子舞が演じられ、町内は若衆が引く山車で賑う。 ...
33. あすけはちまんぐう【足助八幡宮】愛知県:東加茂郡/足助町/足助村
日本歴史地名大系
金的中の奉納額も多い。かつては八月一五日に放生会・流鏑馬などが行われ、足助村の四ヵ町からは各町ごとに山車、在方の村々からは鉄砲隊・棒の手組に警固された飾馬の献馬 ...
34. あたごじんじゃ【愛宕神社】富山県:小矢部市/今石動町/山畠分
日本歴史地名大系
の惣社として人々の信仰を集め、現在も四月二三日・二四日の春の祭礼には今石動の各町内より花山車や歌舞伎山車が繰出す。明治一五年(一八八二)に愛宕神社と改称。その後 ...
35. あづまじんじゃ【吾妻神社】静岡県:御殿場市/御殿場村
日本歴史地名大系
、傘鉾と四神鉾を飾り、山車の巡行がある。傘鉾は前年の祭礼以降町内に嫁いだ花嫁の帯と小袋、それに安藤家所有の鈴守で飾られ、四神鉾は玄武・青龍・朱雀・白虎が刻されて ...
36. あと の 祭(まつり)
日本国語大辞典
692〕一・三「毎年京大坂へくるは、此神々に備へたる跡(アト)の祭り也」(2)(祭の済んだ後の山車(だし)の意から)物事が、その時機をはずして、無益なものになっ ...
37. 後(あと)の祭(まつり)
故事俗信ことわざ大辞典
」「後の祭り」が直接何をさすかについては、祭りのすんだ後とする説(「増補俚言集覧」)や祭日後の山車(まつり)とする説(「大言海」)、死後の祭りとする説(「日本の ...
38. あばそん【阿波村】岡山県:苫田郡
日本歴史地名大系
社伝では弘治年間(一五五五―五八)創始と伝え、各地区で竹・木・色紙などで製作した高さ三・五メートルの花傘(一種の山車)を青年たちが持って練り歩き、御神幸に彩りを ...
39. あめみこじんじゃ【天御子神社】静岡県:磐田市/見付宿
日本歴史地名大系
祭)とも称した。現在は祇園祭と称し、毎年七月一二―一五日に行われている。この祇園祭の祭組とその山車は、享保期(一七一六―三六)に見付天神社の例祭である裸祭へ移行 ...
40. ありまつむら【有松村】愛知県:名古屋市/緑区
日本歴史地名大系
ための絞倉・藍倉をそのままに残し、防火を工夫した塗ごめ構造建物として県指定文化財。天神社の祭の山車(布袋車・唐子車・神功皇后車)は市指定文化財。当村は鳴海村と同 ...
41. アーチ
日本国語大辞典
常設される場合が多い。*風俗画報‐二号〔1889〕人事門「憲法発布式御次第〈略〉皆大典奉祝の用意に奔走して山車に緑門(アーチ)に我劣らじと趣向を凝らせしが」*魔 ...
42. いおきはちまんぐう【伊尾木八幡宮】高知県:安芸市/井尾喜村
日本歴史地名大系
境内社に伊勢・御崎の二社がある。社地の西隣に有井又三郎墓と伝える五輪塔がある。祭礼は一〇月一五日。山車の巡行があり、夜は参道に絵馬灯籠が並び点灯される。 ...
43. 伊賀国画像
日本大百科全書
俳人松尾芭蕉(ばしょう)は伊賀上野の郷士で、上野には芭蕉ゆかりの五庵(あん)がある。上野天神祭の山車(やま)、能面、伊賀傘(かさ)、伊賀焼、組紐(くみひも)は、 ...
44. いくのぎんざんあと【生野銀山跡】兵庫県:朝来郡/生野町
日本歴史地名大系
含む富鉱があり、御所務山(最高出鉱量の山)に定められたが、山主の菊屋勘兵衛はその祝に山神祭に御見石と称する山車を引回した。これが恒例となって御所務山の山師は御見 ...
45. いけだまちむら【池田町村】長野県:北安曇郡/池田町
日本歴史地名大系
七三―九二)山城国男山八幡宮より勧請と伝え、誉田別尊・埴安比売命・九頭竜神の三神を祀る。神事に山車巡行・舟巡行がある。 ...
46. イスラム美術
世界大百科事典
ノラマ的な地図などが挿絵として描かれた。また,祝祭のパレードに繰り出した職人同業組合の各代表の山車,アクロバット,歌舞音曲,打上げ花火などが,生き生きと描写され ...
47. いたてひょうずじんじゃ【射楯兵主神社】兵庫県:姫路市/姫路城下/小桜町
日本歴史地名大系
物館蔵、県指定文化財)がある。なお明治期まで続いた修羅踊の起りは、大永元年赤松政村自ら指図して山車・花台を繰出させて神踊を行わせたことによると伝える。 ...
48. いちがみじんじゃ【市神神社】愛知県:津島市/津島村
日本歴史地名大系
座・池之堂・布屋の七ヵ町が七切祭と称して笹に提灯をつけ傘鉾を出したが、享保三年(一七一八)から山車一両ずつを出すようになった(津島町史)。 ...
49. いちのへまち【一戸町】岩手県:二戸郡
日本歴史地名大系
が合併して一戸町となる。八月下旬に行われる一戸祭は八坂神社・稲荷神社の例大祭で、各町内から風流山車が繰出し、人出で賑う。馬淵川上流に多数の珪化木があり、姉帯・小 ...
50. 一休和尚年譜 2 110ページ
東洋文庫
と評される(前掲『禅林画賛』)。 ほかに「蟻と南瓜図」と題される作品がある。二十匹の蟻が祭りの山車のように難して南瓜を曳く図で、その略筆は躍動を視覚化して、運筆 ...