1. 春日祭
日本大百科全書
)』にみえるそのままが現在も供えられている。また和舞は大和(やまと)地方の風俗舞で、古くより春日祭に奏されてきたことが『貞観儀式(じょうがんぎしき)』などにより ...
2. 春日祭
世界大百科事典
あつめ祭典は盛大を極めた。また,伊勢の斎宮,賀茂の斎院に準じて春日には斎女が置かれ,869年(貞観11)から春日祭に参向した。祭儀は,祭りの前日斎女が京都を出発 ...
3. かすがのまつり【春日祭】
国史大辞典
の『万葉集』一九の光明皇太后の歌の詞書に「
春日祭神之日」とみえるが、いわゆる
春日祭の創始は春日社が拡充された平安時代前期のことで
...4. かすが‐まつり【春日祭】
デジタル大辞泉
春日大社の祭礼。古くは陰暦2月・11月の最初の申(さる)の日行われたもので、申祭りともよばれた。現在は3月13日に行われる。賀茂(かも)・石清水(いわしみず)の ...
5. 春日祭(かすがまつり)【篇】
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 99ページ ...
6. 春日祭(かすがまつり) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
奈良県・春日大社のお祭り。毎年3月13日に行われる。古くは2月、11月の上申の日に行われていたため申祭(さるまつり)とも呼ばれ、宮中からの勅使が司祭してお祓いの ...
7. かすが‐まつり【春日祭】
日本国語大辞典
、近衛府からは神馬を献ずる春日祭使(かすがさいし)が派遣され、その行装は華麗であった。かすがのまつり。《季・春》*日本三代実録‐貞観元年〔859〕二月一〇日「春 ...
8. 喪中春日祭有無之事 (見出し語:春日祭【篇】)
古事類苑
禮式部 洋巻 第2巻 551ページ ...
9. 春日祭行二田樂一 (見出し語:春日祭【篇】)
古事類苑
樂舞部 洋巻 第1巻 706ページ ...
10. かすが‐さいし【春日祭使】
日本国語大辞典
〔名〕春日祭に近衛府から派遣される使者。奈良の春日大社に神馬を奉献するためのもので、多く藤原氏の近衛少将・中将在職中の者があたる。春日の使。春日祭の使い。*九暦 ...
11. かすがまつり の 使(つか)い
日本国語大辞典
「かすがさいし(春日祭使)」に同じ。 ...
12. 春日祭使(かすがまつりのつかい)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 101ページ ...
13. 摺袴[図版]
国史大辞典
賀茂臨時祭の舞人 春日祭の舞人 青摺付属のつがりの摺袴 紫式部日記絵巻 春日権現霊験記 (c)Yoshikawa kobunkan Inc. ...
14. 蛮絵袍[図版]
国史大辞典
五常楽の蛮絵袍 獅子の丸の蛮絵(金剛峯寺伝来) 熊の丸の蛮絵(東大寺若宮八幡宮伝来) 舞人の蛮絵袍 春日祭の随身の蛮絵袍 舞楽図 舞楽装束図 春日権現霊験記 ( ...
15. 春日祭東舞 (見出し語:東舞)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 103ページ ...
16. 春日祭時獻二出車一 (見出し語:出車)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 124ページ ...
17. 春日祭還立 (見出し語:還立)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 119ページ ...
18. 春日祭宣命 (見出し語:宣命)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 118ページ ...
19. 春日祭祝詞 (見出し語:祝詞)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 123ページ ...
20. 春日祭走馬 (見出し語:走馬)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 123ページ ...
21. 春日祭河頭祓 (見出し語:祓)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 101ページ ...
22. 春日祭【篇】 (見出し語:祭)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 99ページ ...
23. 春日祭爲二倭舞一 (見出し語:倭舞)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 103ページ ...
24. 葵祭
世界大百科事典
名を称した。古くは旧暦4月中の酉の日に行われていたが,現在は5月15日に行われる。石清水祭,春日祭とともに三大勅祭の一つ。806年(大同1)官祭となり,810年 ...
25. あかる‐たえ[‥たへ]【明妙】
日本国語大辞典
〔名〕光沢があって美しい織物。祭祀(さいし)の幣物に用いる布帛(ふはく)。*延喜式〔927〕祝詞・春日祭「御服は、明多閉(あかるタヘ)、照たへ、和たへ、荒たへに ...
26. あずま‐まい[あづままひ]【東舞】
日本国語大辞典
じ。*日本三代実録‐貞観三年〔861〕三月一四日「近衛壮歯者廿人、東舞」*儀式〔872〕一・
春日祭儀「馬寮牽
神馬
...27. あのうのしょう・あのうさんじょ【穴太庄・穴太散所】滋賀県:大津市/北部地域/穴太村
日本歴史地名大系
仁平三年(一一五三)一一月の春日祭においても、裹飯五〇〇果のうちの半分が穴太に課せられ(「台記別記」同月二九日条)、「猪隈関白記」正治二年(一二〇〇)正月一〇日 ...
28. あぶらさかちょう【油坂町】奈良県:奈良市/奈良町
日本歴史地名大系
宮神人となり、東大寺油問職ももっていた。「大乗院雑事記」延徳四年(一四九二)二月一九日条には春日祭の御馬屋方の会所があったとみえる。元禄二年(一六八九)の家数三 ...
29. ありまのしょう【荒馬庄】大阪府:東大阪市/旧布施市地区/北蛇草村
日本歴史地名大系
中牧地頭職は山城石清水八幡宮が有している。なお「兵範記」保元二年(一一五七)正月一二日条の、大納言藤原宗能の春日祭参会に関する記事に「牛粥一石仲牧」「侍十前仲牧 ...
30. いかし‐やくはえ
日本国語大辞典
〔名〕語義未詳。*延喜式〔927〕祝詞・春日祭「天皇(すめら)が朝廷(みかど)に伊加志夜久波叡(イカシヤクハエ)の如く仕へまつり」*延喜式〔927〕祝詞・平野祭 ...
31. いさがわじんじゃ【率川神社】奈良県:奈良市/奈良町/本子守町
日本歴史地名大系
とされ、春日社の春日祭の翌日となっていた。三枝祭が大神氏によって行われたのに対し、「年中行事秘抄」が「南家苗裔掌行此祭」と記すように、率川祭は藤原南家が行ってお ...
32. いさがわ の 祭(まつ)り
日本国語大辞典
1012〜21頃〕一・上酉日率川祭事「上酉日率川祭事 付春日祭幣使」*師光年中行事〔1259〜70頃〕二月「上酉日。率川祭事。〈春日祭明日〉。或三枝祭云々。如神 ...
33. いたごし【板輿】
国史大辞典
武家の間では主として婦人と幼童の所用とした。公家も遠行の際の乗物とし、『建内記』には永享十二年(一四四〇)の
春日祭に「内々用
板輿
...34. いち‐りょう[‥リャウ]【一両】
日本国語大辞典
の胴の数え方」(ロ)(一両・一輛)大きな車、列車、電車などの一台をいう。*儀式〔872〕一・春日祭儀「童女、車一両」*天正本節用集〔1590〕「一両 いちリャウ ...
35. いまいずみのしょう【今泉庄】大阪府:泉大津市
日本歴史地名大系
の藤原頼長の春日詣には屯食四具(「台記別記」同月二九日条)、正治二年(一二〇〇)の藤原家実の春日祭雑事定では前駆分三〇前(「猪隈関白記」同年正月一〇日条)が今泉 ...
36. いまずしちょう【今辻子町】奈良県:奈良市/奈良町
日本歴史地名大系
今辻子ウヲヤ」とみえ、文明一〇年(一四七八)七月一七日の念仏風流に今辻子は舞車を出したこと、さらに春日祭の舎人黒袴衆延武男の会合所があった(延徳四年二月一九日条 ...
37. 石清水祭
世界大百科事典
京都府八幡市の石清水八幡宮で毎年9月15日に行われる例大祭。賀茂祭(葵(あおい)祭),春日祭とともに三大勅祭の一つ。古くは旧暦8月15日に行われ,明治まで石清水 ...
38. いわしみず‐はちまんぐう[いはしみづ‥]【石清水八幡宮】
日本国語大辞典
筥崎(はこざき)八幡とともに三八幡の一つ。九月一五日の例大祭(石清水祭)は旧放生会で、賀茂(葵)祭・春日祭とともに三大勅祭の一つ。石清水八幡神社。男山八幡宮。第 ...
39. うこん の 少将(しょうしょう)
日本国語大辞典
」*小右記‐天元五年〔982〕二月一〇日「右近少将信輔
春日祭使也、而前日申
依
...40. うたひめごえ【歌姫越】奈良県:奈良市/秋篠・富雄地区/歌姫村
日本歴史地名大系
一条天皇の春日行幸(小右記)、寛弘四年(一〇〇七)二月の藤原道長の春日詣(御堂関白記)、また春日祭使(江家次第)など、いずれもここを通ったと思われる。近世には郡 ...
41. えい【纓】
国史大辞典
纓先を内にして巻きこみ、黒塗りの夾木で押えるのを特徴としたが、平安時代末期から次第に混乱し、春日祭の使などは柏夾と称して黒塗りを用い、日常の巻纓の夾木も凶事には ...
42. 栄花物語 149ページ
日本古典文学全集
『栄花』は史実と齟齬する。→注九。[永延元年(九八七)]『紀略』永延元年二月条によれば、二日春日祭使発遣、三日春日祭、四日祈年祭、八日園・韓神祭と、神事がうち続 ...
43. 栄花物語 309ページ
日本古典文学全集
定子参入について、『御堂』には「中宮参内シ給フ。神事ノ日如何。事毎ト相違ス」とある(この日、宮中から春日祭使が立った)。定子に対する天皇の配慮に焦立つ道長の様子 ...
44. 栄花物語 343ページ
日本古典文学全集
子の最後の盛儀と思えば、ふさわしい記事であるともいえる。→一四七ページ注一九。例年、平野祭、春日祭、梅宮祭、吉田祭、大原野祭、園韓神祭、賀茂臨時祭などが行われる ...
45. 栄花物語 363ページ
日本古典文学全集
〔一〕頼通の元服 殿の若君田鶴君十二ばかりになりたまふ。今年の冬、枇杷殿にて御かうぶりせさせたまふ。引入れには閑院内大臣ぞおはしましける。すべて残る人なく参りこ ...
46. 栄花物語 364ページ
日本古典文学全集
れた。頼通が右少将になったのは長保五年八月十六日(権記)。二月と十一月の上の申の日に行われる春日祭に勅使として遣わされる近衛府の中・少将。この時の祭日は二月六日 ...
47. 栄花物語 370ページ
日本古典文学全集
様をまづ人は聞えさすめり。内には人知れずうちしをれさせたまひて、御心ざしありて思しめされけりと見るにつけても、いと口惜しう心憂し。はかなく後々の御事どもなどして ...
48. 栄花物語 129ページ
日本古典文学全集
「請客使等ヲ遣ハス。左府ハ顕基朝臣、(右府脱カ)兼房」(左経記・二十三日)。大饗には食用に雉を出すのが例。春日祭の勅使。→[1]三六四ページ注一二。和泉式部。→ ...
49. 栄花物語 89ページ
日本古典文学全集
万寿四年(一〇二七)の県召除目は正月二十五日から二十七日まで。実は章子の五十日より前。一日に春日祭、四日に祈年祭、八日に大 ...
50. 栄花物語 92ページ
日本古典文学全集
藤原良頼室となった経房女がいたことになる。この女性は『小右記』治安三年(一〇二三)十一月二日条にも「春日祭使少将良頼ノ妻ハ故帥ノ女ナリ」とみえる。史料により確認 ...