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  10. お練り(御練)
改訂新版 世界大百科事典・日本国語大辞典

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世界大百科事典
お練り
おねり

神輿(みこし)などを中心とした祭礼行列や,仏事における菩薩の行道(ぎようどう)をいう。練物,邌物(ねりもの)などとも称す。祭礼行列には意匠を競った風流(ふりゆう)の山車(だし),屋台,山鉾,傘鉾,車楽(だんじり)などや,仮装の一団が付随する。江戸時代後期には京都祇園会の神輿洗いに加わった祇園芸妓による練物は,絵入番付ができるほどの人気で,北野天満宮神事における上七軒芸妓の練物も著名。江戸においても山王祭,神田祭に出された山車人形の趣向は,ただちに歌舞伎舞台で踊られ,仮装の踊子行列や作り物の風流など,各町ごとの趣向が競われ,多くの番付が残る。寺院でのお練りは,浄土信仰にもとづき菩薩たちが来迎する様子を具現するもので,練供養(ねりくよう),来迎会(らいごうえ),菩薩練道などとも呼ばれる。奈良県葛城市の当麻寺や,京都市東山区即成院,大阪市平野区大念仏寺のものなどが有名で,京都の教王護国寺(東寺)などには,平安期から鎌倉時代の菩薩行道面も残る。
[山路 興造]

[索引語]
練物 練供養 来迎会 菩薩練道


日本国語大辞典
お‐ねり 【御練】

解説・用例

〔名〕

(「お」は接頭語)

(1)大名、祭礼などの行列が、ゆっくり歩くこと。転じて、そのようにゆっくり進んで行くこと。

*童謡・お祭〔1918〕〈北原白秋〉「神輿(みこし)のお練(ネリ)だ」

*大道無門〔1926〕〈里見〓〉厄日・一「流金の粒を揃へて三四十、〈略〉揺れないやうにと、わざわざ自動車のおねりで運び込んで来た」

(2)祭礼の時、ねってゆく山車(だし)、踊り屋台などの練物の敬称。

(3)(「おねりくよう(御練供養)」の略)寺院で行なう法会の際の、行道の儀式を敬っていう語。

*雑俳・柳多留‐二三〔1789〕「御本坊花の外には御ねり也」

*雑俳・柳多留‐一一五〔1831〕「御逶遅(ネリ)の日源氏絵となる屏風坂」

方言

(1)御輿(みこし)。おねりこおねりこねりこ山梨県南巨摩郡465

(2)玉蜀黍(とうもろこし)の粉を練って作る食べ物。おねり山梨県

(3)米の粉などを練ってゆでた食べ物。おねり山梨県東八代郡460香川県仲多度郡829

発音

〓[0]〓(0)/(ネ)


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