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天神祭

ジャパンナレッジで閲覧できる『天神祭』の国史大辞典・世界大百科事典・日本国語大辞典のサンプルページ

国史大辞典
天神祭
てんじんまつり
七月二十五日、大阪天満宮で行われる夏祭。天満祭ともいう。その盛況で日本三大祭ともいわれている。祭事の中心となる船渡御に先立って、二十四日の宵宮祭が斎行され、鉾流神事がある。これは、本来、神幸の御旅所(おたびしょ)を、その漂着先で定めるものだった。二十五日は、本宮祭のあと、神輿・鳳輦の行列が本社を出御し、天神橋の御乗船場まで陸渡御する。そして、御迎人形船・ドンドコ船・囃子船とともに大川をさかのぼり、飛翅橋を折り返す船渡御となり、上陸して、つぎつぎに宮入りをし、還御する。→天満宮(てんまんぐう)
[参考文献]
遠藤泰助『天満天神信仰の教育史的研究』、米山俊直『天神祭』(『中公新書』五四三)
(味酒 安則)


世界大百科事典
天神祭
てんじんまつり

天神をまつる神社(天満宮)で行われる祭り。菅原道真の命日である25日を祭日とするものが多い。現在一般に,天満宮は菅原道真を祭神とし,学業の神として信仰されているが,天の神としての天神信仰はより古くからあり,天神祭の内容は必ずしもすべてが道真と結びつけて理解できるものではない。天神祭のうちでは,とくに大阪天満宮(大阪市北区所在。旧府社)の祭りが有名である。天満(てんま)天神祭とも呼ばれ,7月25日に行われる。前日に鉾流しの神事があり,25日には中心の行事である神輿(みこし)の川渡御が行われる。華やかに飾った〈お迎え人形船〉〈ドンドコ船〉などが船列をなして堂島川を渡るもので,大阪の祭りを代表するものとして,年々盛大になってきている。江戸時代から続く都市での祓を主題とした夏祭の代表的なものである。
[宇野 正人]

[索引語]
天満宮 天満(てんま)天神祭


日本国語大辞典
てんじん‐まつり 【天神祭】

解説・用例

〔名〕

(1)「てんままつり(天満祭)」に同じ。《季・夏》

*狂歌・置みやげ〔1734〕「ちょうちんに浜もあかしと見へ渡る天神祭(マツリ)舟惜(をし)ぞ思ふ」

(2)江戸の中期以後、歌舞伎の作者部屋にまつった天満宮で、毎年二月二五日に催す祭礼。

*作者年中行事〔1848〕一「是よりして年々今年に至る迄、天神祭を勤るが、此時を根元としるべし」

*風俗画報‐一五八号〔1898〕遊芸門「狂言方は『天神祭(テンジンマツリ)』と呼び菅丞相の霊を奠することあり」

(3)「てんじんこう(天神講)(1)」に同じ。

発音

〓[マ]〓(マ)


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*作者年中行事〔1848〕一「是よりして年々今年に至る迄、天神祭を勤るが、此時を根元としるべし」*風俗画報‐一五八号〔1898〕遊芸門「狂言方は『天神祭(テンジ ...
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33. 大阪天満宮画像
日本大百科全書
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34. おおさかてんまんぐう【大阪天満宮】大阪府:大阪市/北区/椋橋町地図
日本歴史地名大系
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35. おたびしょ【御旅所】
国史大辞典
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36. 改訂 京都民俗志 16ページ
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42. 甲子夜話続篇 5 190ページ
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日本歴史地名大系
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国史大辞典
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日本歴史地名大系
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46. 亀戸天神社画像
日本大百科全書
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47. かわむことうじんがはしまち・かわむこごしょのずしまち【川向唐仁橋町・川向御所辻子町】福井県:敦賀市/敦賀津内町
日本歴史地名大系
表町通に天満神社があり、境内に漁師の守神の恵比須社など七社が鎮座する。「遠目鏡」に「八月三日 天神祭礼 但シ練物町中より出ス也」とある。 ...
48. 神田祭(東京都)画像
日本大百科全書
っすい)の心意気を示す江戸っ子、神田っ子の祭りとして京都の祇園祭(ぎおんまつり)、大阪の天満天神祭(てんまてんじんまつり)の両祭とともに日本三大祭とも自称する。 ...
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日本歴史地名大系
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