1. カタバミ画像
日本大百科全書
カタバミ科(APG分類:カタバミ科)の多年草。全体に薄く毛が生える。根は肥厚し、そこから地上に多くの走出枝を出し、上部は斜上して長さ10~30センチメートルにな
2. カタバミ[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
日本各地の道端や畑などに普通にみられ、6~9月、黄色の花をつける。クローバーに似た3枚の小葉は扁(へん)倒卵形で先端がへこむ。葉が紅紫色や緑紫色のものもある。別
3. カタバミ画像
世界大百科事典
が知られている。ムラサキカタバミO.martiana Zucc.は南アメリカ原産で,江戸時代に観賞用に栽培されたが,現在では畑の害草になっている。なお,日本では
4. かたばみ[酢漿草]
古事類苑
植物部 洋巻 第2巻 325ページ
5. かたばみ【酢漿草・酸漿草】画像
日本国語大辞典
茎および葉は蓚酸(しゅうさん)を含有し酸味があり、疥癬などに薬効がある。葉が紫紅色を帯びる変種にアカカタバミ、ウスアカカタバミがある。漢名、酢漿草。すいものぐさ
6. カタバミ科
日本大百科全書
世界に8属1000種余り、日本には1属6種が自生する。小林純子2020年5月19日 APG分類でもカタバミ科とされる。編集部2020年5月19日
7. かたばみ‐おうれん[‥ワウレン]【酢漿草黄連】
日本国語大辞典
かたばみ黄連 同上、加州奥州野州甲州に産す」*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「ミツバワウレン カタバミワウレン」《かたばみおうれん》栃木県005
8. かたばみ‐か[‥クヮ]【酢漿草科】
日本国語大辞典
列して多数ある。この仲間には雑草として広く世界中に広がっているものがあり、帰化植物のムラサキカタバミはその典型。学名はOxalidaceae
9. かたばみ‐ぐさ【酢漿草】
日本国語大辞典
茶碗にもり、かたばみ草の実を黄瓜に見たててままごとをしてゐたら」
カタバミサ
10. かたばみざ【かたばみ座】
歌舞伎事典
劇団名。松本高麗之助(こまのすけ)、坂東竹若(たけじゃく)、坂東鶴蔵によって、昭和二五(1950)年に結成、上野池之端の都民文化館で初公演、翌年浅草松屋内のす
11. 酢漿草紋[図版]画像
国史大辞典
剣酢漿草(姫路酒井) 丸に酢漿草(鶴岡酒井) (c)Yoshikawa kobunkan Inc.
12. かたばみのもん【酢漿草紋】画像
国史大辞典
鳩酸草紋・片喰紋とも書く。形の単純、可憐なところより、葉のみの集合文様として、平安時代には車の文様などに用いられる。武家紋では、『見聞諸家紋』に長宗我部氏が、
13. かたばみ-びぜんのかみ【方波見備前守】
日本人名大辞典
?−? 戦国時代の剣術家。弘治(1555-58)のころの人。小田原城主北条氏康の家臣。諏訪流をおこした。
14. かたばみ‐むすび【酢漿草結】
日本国語大辞典
〔名〕緒の結び方の一つ。カタバミの葉の形に結ぶもの。かたばみ。
15. かたばみ‐も【酢漿草藻】
日本国語大辞典
〔名〕植物「でんじそう(田字草)」の古名。*重訂本草綱目啓蒙〔1847〕一五・水草「蘋 うきくさ よつば 田字草(通名)、たのじも かたばみも」
16. 酸漿草紋(かたばみもん)
古事類苑
姓名部 洋巻 第1巻 538ページ
17. かたばみ草(著作ID:135411)
新日本古典籍データベース
かたばみぐさ 詞の八衢ひもかかみ/うひまなび 皇語ういまなび 殿村常久(とのむらつねひさ) 語学 文政一一成、同一三刊
18. エゾタチカタバミ
日本大百科全書
カタバミ科(APG分類:カタバミ科)の多年草。カタバミによく似ているが、地下を走る根茎を出す。根茎は細く伸び、その先端に地上茎を出す。茎は直立し、高さ20~40
19. コミヤマカタバミ画像
日本大百科全書
カタバミ科(APG分類:カタバミ科)の多年草。根茎は細長く、地下に伸び、まばらに節がある。葉は根生し長柄があり、3枚の小葉からなる。小葉は倒心臓形で先はへこみ、
20. コミヤマカタバミ[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
葉は根生して長柄があり、倒心臓形で先がへこむ3枚の小葉からなる。5~6月、白または淡紅紫色の花をつける。亜高山の針葉樹林の木陰に生える ©Shogakukan
21. ムラサキカタバミ画像
日本大百科全書
カタバミ科(APG分類:カタバミ科)の多年草。地下に褐色の鱗片(りんぺん)に包まれた鱗茎があり、子球をつくり、よく繁殖する。葉は根生し、長さ10~25センチメー
22. ムラサキカタバミ[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
南アメリカ原産の帰化植物。花期は5~7月だが、冬以外ほとんど年じゅうみられる。花は紫色を帯び、葯(やく)は白色 ©Seishohmaru
23. カタバミ : 図-カタバミ画像
世界大百科事典
24. あか‐かたばみ【赤酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕カタバミの一品種。葉が紫紅色を帯びるもの。学名はOxalis corniculata f. rubrifolia *重訂本草綱目啓蒙〔1847〕一六・石草
25. いかり‐かたばみ【錨酢漿】
日本国語大辞典
〔名〕紋所の名。かたばみの葉の形に錨を三つ組み合わせたもの。かたばみいかり。みつかたばみいかり。
26. えいざん‐かたばみ【叡山酢漿草】
日本国語大辞典
エ
ザン
カタバミ[カ]
27. おおやま‐かたばみ[おほやま‥]【大山酢漿草】
日本国語大辞典
obtriangulata *日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「オホヤマ
カタバミ」オーヤマ
カタバミ[カ]
28. かげ の 酢漿草(かたばみ)
日本国語大辞典
紋所の名。カタバミの葉を図案化し、黒地に輪郭だけ白い線でかたどったもの。
29. かげ の 剣酢漿草(つるぎかたばみ)
日本国語大辞典
紋所の名。カタバミの葉の間に剣を配し、黒地に輪郭だけ白い線でかたどったもの。
30. ききょう‐かたばみ[キキャウ‥]【桔梗酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕植物「むらさきかたばみ(紫酢漿草)」の異名。キキョー
カタバミ[カ]
31. くさ‐かたばみ【草酸漿】
日本国語大辞典
〔名〕紋所の名。かたばみの茎と葉とをかたどったもの。
[カ]
32. けん‐かたばみ【剣酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕紋所の名。かたばみ紋の一種。カタバミの葉三枚の間に剣を配した形のもの。*咄本・蝶夫婦〔1777〕浪人の系図「剣(ケン)かたばみの紋の上へ三つ巴(ともへ)を
33. しり‐かたばみ【尻酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕(尻の形を三つ向かい合わせると、かたばみの紋の形になるところから)三人で円座を組むこと。三人が向かい合ってすわること。*浄瑠璃・伽羅先代萩〔1785〕七「
34. つる‐むすびかたばみ【蔓結酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕紋所の名。かたばみの形に結んだ蔓を図案化したもの。
[カ]
35. なんばん‐かたばみ【南蛮酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕植物「みやまかたばみ(深山酢漿草)」の異名。
[カ]
36. はな‐かたばみ【花酸漿】
日本国語大辞典
〕〈薄田泣菫〉苜蓿「苜蓿(うまごやし)によく似た葉で、淡紅色の可愛らしい花をもつ花酸漿(ハナカタバミ)も」
37. みつわり‐かたばみ【三割酸漿草】
日本国語大辞典
〔名〕紋所の名。三つに分けた酸漿草の葉を組み合わせて円形に図案化したもの。
[カ]
38. みつわり‐けんかたばみ【三割剣酸漿草】
日本国語大辞典
〔名〕紋所の名。三つに分けた剣酸漿草の葉を反対に組み合わせて円形に図案化したもの。
[カ]
39. みつわり‐ろっかくかたばみ[‥ロクカクかたばみ]【三割六角酸漿草】
日本国語大辞典
〔名〕模様の名。三割酸漿草(みつわりかたばみ)の図を六角形にして、いくつも続けたもの。
[カ]<
40. みやま‐かたばみ【深山酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕カタバミ科の多年草。本州の山地や樹下に生える。根茎は横にはい、地表に鱗片状の古い葉柄の基部が多数残る。葉は三出複葉。小葉は倒心臓形で長さ一~二・五センチメ
41. むらさき‐かたばみ【紫酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕カタバミ科の多年草。南アメリカ原産で、江戸中期に渡来し、現在では各地に帰化している。高さ一〇~二〇センチメートル。地下に卵形で赤褐色の鱗茎がある。葉は三個
42. もん‐かたばみ【紋酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕カタバミ科の多年草。メキシコ原産。観賞用に栽培される。高さ二〇~三五センチメートル。葉は四個の小葉からなり、長柄をもち根生。小葉は倒心状三角形で長さ約三セ
43. よつ‐かたばみ【四酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕(1)植物「でんじそう(田字草)」の異名。(2)紋所の名。酢漿草(かたばみ)の葉を四枚組み合わせて図案化したもの。四葉酢漿草。
44. よつば‐かたばみ【四葉酢漿草】
日本国語大辞典
〔名〕「よつかたばみ(四酢漿草)(2)」に同じ。
[カ]
45. 亜高山帯
岩波 生物学辞典
°C・月の範囲になる.林相は単調である.湿潤で,林床にはコケ類が多く,種子植物としてはミヤマカタバミ,ゴゼンタチバナ,マイヅルソウ,カニコウモリ,ハリブキのよう
46. アマ画像
世界大百科事典
葉は単葉で互生し,花は放射相称で,花弁は基部で合着することはあっても離弁的で,子房は上位である。カタバミ科やフウロソウ科に近いという意見があり,フウロソウ目にま
47. アンデス山脈画像
日本大百科全書
マメ科の低木がおもな植物であり、高地草原の代表種は、イネ科のハネガヤ属のイチユとよばれる植物のほか、キク科、カタバミ科、セリ科の植物など、雲霧林にはキク科キオン
48. 異形花
岩波 生物学辞典
形態の違いに注目して異花柱花(heterostylous flower)ともいう.ミソハギやカタバミの一種(Oxalis speciosa)では雄ずいの2輪と花
49. いんせい‐しょくぶつ【陰生植物】
日本国語大辞典
〔名〕森林内など光の弱い所でも生育することができる植物。アオキ、ミヤマ
カタバミ、イヌワラビなど。陰地植物。
陽生植物。
50. オキザリス画像
日本大百科全書
カタバミ科(APG分類:カタバミ科)の球根草。世界中に自生種があり、観賞用には熱帯アメリカ、アフリカ原産のものが十数種栽培されている。球根は匍匐(ほふく)性の根