1. かん‐しょ【漢書】
日本国語大辞典
*改正増補和英語林集成〔1886〕「Kansho カンショ 漢書」*河霧〔1898〕〈国木田独歩〉「斯る際(ひま)にお花と源造に漢書(カンショ)の素読、数学英語
2. 漢書
日本大百科全書
中国、前漢一代のことを記した歴史書。『前漢書』と同じ。後漢(ごかん)の扶風安陵(ふふうあんりょう)(陝西(せんせい)省咸陽(かんよう)市の東)の人、班固(はんこ
3. 漢書
世界大百科事典
用い,体例と史観も父を襲うところが多い。表と〈天文志〉は妹の班昭と弟子の馬続が執筆したという。《漢書》は往々にして《史記》と比較され,《史記》のような自由な人間
4. かんじょ【漢書】
日本国語大辞典
高祖から平帝までの二三一年間の史実を紀伝体で記した書。司馬遷の「史記」とともに中国の史書を代表する。前漢書。
5. かんじょ【漢書】
国史大辞典
内容的な区別。洋書に対して、国書と合わせて和漢書とよぶ。 (二) 漢籍の名。『前漢書』と『後漢書』とがあり、『前漢書』は普通ただ「漢書」とよばれる。(一)『前漢
6. 漢書(かんじょ)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 848ページ
7. 『漢書』 【かんじょ】
世界文学大事典
対し,『漢書』は前漢一代のみをあつかう断代史であることを最大の特色とする。『漢書』には『史記』のような自由な人間描写に乏しく,その点で『史記』に及ばぬとされるが
8. 『漢書』
日本史年表
10・10 大宰府に 『史記』 『漢書』 などを賜い、学業を興隆させる(続紀)。 1090年〈寛治4 庚午〉 6・9 天皇、大江匡房を侍読として 読書始 を行い
9. 【漢書】かんじょ
新選漢和辞典Web版
【一】かんじょ書名。百巻。後漢(ごかん)の班固(はんこ)の著。前漢約三百年間の歴史を書いた歴史書。 【二】かんしょ《国》中国の書物。漢籍。⇔和書・洋書
10. 漢書(著作ID:4376495)
新日本古典籍データベース
かんじょ 班固(はんこ) 撰 班昭(はんしょう) 補
11. 漢書屏風(かんしょびょうぶ)
古事類苑
器用部 洋巻 第1巻 918ページ
12. かんしょ‐よみ【漢書読】
日本国語大辞典
〔名〕「かんせきよみ(漢籍読)」に同じ。言海【漢書読】言海
13. 漢書家(かんじょか)
古事類苑
文學部 洋巻 第3巻 212ページ
14. かんじょ‐け【漢書家】
日本国語大辞典
〔名〕漢書を研究し、点を加えて訓読の方式をきめた人。また、その家、そのなかま。*史記抄〔1477〕六・項羽本紀「今史記家と漢書家との読くせを見るに」
15. 漢書郊祀志
東洋文庫
秦の始皇帝や漢の武帝は,聖なる山,泰山で,その政治的成功を天と地に報告する「封禅」の祭りをおこなった。そこには不死登仙への熱い願いがこめられていた。皇帝と祭り,
16. 漢書五行志
東洋文庫
木・火・土・金・水の五行の混乱によって天変地異がおこり,人間に譴告が与えられる。中国古代の五行的世界像を縦横に解釈した本書は,漢人の思想と精神の淵源を示して興味
17. 漢書食貨・地理・溝洫志
東洋文庫
神農氏の時代から漢代末にいたる,古代社会の人びとのいとなみと国家の政策。農業施策や貨幣経済の変遷,地名地理の変貌,諸国のお国ぶり,風俗風習,治水潅漑のさまなどを
18. かんじょ の 屏風(びょうぶ)
日本国語大辞典
禁中の行事に用いる五尺の屏風の一種。漢書の本文を書き、下にその人の像を描いたもので、四方拝、内宴、御仏名、立太子の際の室内の調度。*枕草子〔10C終〕二九七・坤
19. かんじょのびょうぶ【漢書
風】
国史大辞典
それにしても同類の屏風に相違ない。なお『栄花物語』一六、もとのしづくに「後漢書の御屏風や、文選・文集などの屏風をし立て」とあり、『後漢書』以下の各種の本文屏風の
20. 漢書伝抄(著作ID:4388791)
新日本古典籍データベース
かんじょでんしょう 安瑋(あんい) 編
21. 漢書評林(著作ID:4362765)
新日本古典籍データベース
かんじょひょうりん 凌稚隆(りょうちりゅう) 輯校
22. 漢書竟宴 (見出し語:竟宴)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 849ページ
23. 後漢書(ごかんしょ)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 849ページ
24. 後漢書
日本大百科全書
彪(しばひょう)(240ころ―306ころ)の『続漢書』の志であったものをとっている。曄は南朝宋(そう)の人で、それまでに書かれた数種の『後漢書』を参考にして、自
25. 後漢書
世界大百科事典
元嘉9)に完成。本紀10巻,列伝80巻。志30巻は,のち宋代に東晋の司馬彪(しばひよう)の《続漢書》のそれをもって補ったもの。成立は陳寿の《三国志》におくれ,後
26. ごかんじょ【後漢書】
日本国語大辞典
一〇二二年(乾興元)合刻して現行の体裁となった。「東夷伝」中に倭国(日本)の記事がある。注釈書に清の王先謙の「後漢書集解」一二〇巻がある。
27. ぜんかんじょ【前漢書】
日本国語大辞典
中国の史書「
漢書(かんじょ)」の異称。
[カ]
28. 後漢書(著作ID:4381073)
新日本古典籍データベース
ごかんじょ 范曄(はんよう) 司馬彪(しばひゅう) 撰 章懐太子(しょうかいたいし) 注 劉昭(りゅうしょう) 注補
29. 後漢書朔閏攷(著作ID:4402627)
新日本古典籍データベース
ごかんじょさくじゅんこう 徐紹楨(じょしょうてい)
30. 後漢書倭伝考註(著作ID:564067)
新日本古典籍データベース
ごかんじょわでんこうちゅう 藤原貞幹(ふじわらさだもと) 考証
31. 仙台文庫和漢書分類目録(著作ID:4374127)
新日本古典籍データベース
せんだいぶんこわかんしょぶんるいもくろく 目録 明治三六以後
32. 前漢書抜萃(著作ID:4378461)
新日本古典籍データベース
ぜんかんじょばっすい 漢学
33. 前漢書律志解(著作ID:1346027)
新日本古典籍データベース
ぜんかんじょりっしかい 橘南谿(たちばななんけい) 外国史 注釈
34. 西面御文庫宸翰古筆並和漢書籍総目録(著作ID:4388386)
新日本古典籍データベース
にしおもてごぶんこしんかんならびにわかんしょじゃくそうもくろく 目録 慶応元
35. 和漢書画一覧(著作ID:65612)
新日本古典籍データベース
わかんしょがいちらん 新撰書画一覧 葛城輝教(かつらぎてるのり) 編 石丈山人(せきじょうさんじん) 補 書画 天明六刊
36. 和漢書画一覧(著作ID:65623)
新日本古典籍データベース
わかんしょがいちらん 続新撰和漢書画一覧 続篇/書画一覧 文隆園主人(ぶんりゅうえんしゅじん) 編 書画 文政五刊
37. 和漢書画集覧(著作ID:65645)
新日本古典籍データベース
わかんしょがしゅうらん 書画集覧 大成和漢書画集覧 広覚道人(こうかくどうじん) 編 書画 弘化元序
38. 和漢書画集覧(著作ID:65656)
新日本古典籍データベース
わかんしょがしゅうらん 存義一世(ぞんぎ1せい) 編 高井蘭山(たかいらんざん) 校 書画 文化九刊
39. 和漢書画集覧(著作ID:65667)
新日本古典籍データベース
わかんしょがしゅうらん 新増/和漢書画一覧 書画 天保三序
40. 和漢書画落欵集(著作ID:262522)
新日本古典籍データベース
わかんしょがらっかんしゅう 印章
41. 和漢書籍名目(著作ID:543317)
新日本古典籍データベース
わかんしょじゃくみょうもく 書目
42. 和漢書籍目録/払下目録(著作ID:1868742)
新日本古典籍データベース
わかんしょじゃくもくろく/はらいさげもくろく 河合道臣(かわいひろおみ) 書目
43. 倭漢書籍便覧(著作ID:4381369)
新日本古典籍データベース
わかんしょせきべんらん 書目
44. 和漢書序跋目次版行抄(著作ID:1564530)
新日本古典籍データベース
わかんじょじょばつもくじはんこうしょう
45. 【後漢書】ごかん じょ
新選漢和辞典Web版
書名。百二十巻。南北朝の宋(そう)の范
(はんよう)が編集した後漢時代の正史。
46. 【前漢書】ぜんかん じょ
新選漢和辞典Web版
→「漢書(かんじょ)」
47. けいさ【景差】(Jǐng Chā)
世界人名大辞典
景瑳(《漢書》古今人表) 中国戦国楚の文人.《史記》(屈原賈生列伝)に,宋玉,唐勒(とうろく)とともに言及され,屈原の文辞を受け継いだが,その直諫はなし
48. 古筆鑑定家印譜(著作ID:583346)
新日本古典籍データベース
こひつかんていかいんぷ 補正和漢書画古筆鑑定家印譜 古筆了伴(こひつりょうはん) 印章
49. 書画早引一覧大全(著作ID:1262982)
新日本古典籍データベース
しょがはやびきいちらんたいぜん 和漢書画早引一覧大全 中川藤四郎(なかがわとうしろう) 編 書画 嘉永四刊
50. 名家書画印譜(著作ID:4112441)
新日本古典籍データベース
めいかしょがいんぷ 和漢書画家印譜 駒村晴耳(こまむらせいじ) 印章