ジャパンナレッジは約1500冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文学
  6. >
  7. 古典文学
  8. >
  9. 世界の古典
  10. >
  11. 晋書

ジャパンナレッジで閲覧できる『晋書』の辞書・事典・叢書別サンプルページ

国史大辞典・世界大百科事典

国史大辞典
晋書
しんじょ
中国、晋朝の正史。帝紀十・志二十・列伝七十・載記三十、計百三十巻。唐太宗の勅命(貞観二十年(六四六)閏三月)により、司空房玄齢・中書令〓遂良以下三十余名の高官・学者が参加し三年たらずで完成奏上された。一般に十八家晋書と総称される先行史籍を総括し、特に南斉の臧栄緒の紀伝体『晋書』を藍本として編纂されたと伝える。宣・武両紀と陸機・王羲之両伝には帝みずから論(制)を加えており、『晋書』編纂は貞観末年の国家的盛事であった。載記・列伝の形で華北の十六国を含めたのは本書の特徴といえる。ただ多数の共編になるため緊密な統一性に欠け、成立が晋から三、四百年距たるので粗略な点が多い。しかし先行晋史のすべて亡佚した今日ではまず本書に頼らねばならない。わが国ではすでに奈良時代に写され(天平二年(七三〇)七月四日高屋連赤麿写書雑用帳(『正倉院文書』続修一六裏))、元禄年間(一六八八―一七〇四)に郡山藩から志村〓幹の点による和刻本が出た。唐写零本(酒井宇吉蔵、敦煌本P.三四八一・P.三八一三背)を除けば、百衲本影印南宋版を代表的旧本とし、実用には中華書局標点本が最適。
[参考文献]
湯球編『九家旧晋書輯本』(『広雅書局叢書』)、同編『晋紀輯本』(同)、同編『晋陽秋輯本』(同)、呉仕鑑・劉承幹『晋書〓注』、越智重明『晋書』(『中国古典新書』)
(池田 温)


改訂新版 世界大百科事典
晋書
しんじょ
Jìn shū

中国,晋王朝一代の歴史をあつかう正史。本紀10巻,志20巻,列伝70巻のほか,五胡十六国の歴史である載記30巻を含む。唐の太宗の648年,それまでに存在した18種の晋代史を参考にしつつ完成された勅撰の書。宣帝紀,武帝紀,陸機伝,王羲之伝の史論は太宗がみずから執筆した。従来の正史が個人の著述であったのと異なって勅撰であり,またはじめて多人数による分纂の方法が用いられたために批判が集まる。
[吉川 忠夫]

[索引語]
Jìn shū 載記 太宗(唐)
ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。
晋書の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 3850
検索コンテンツ
1. 晉書(しんしょ)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 849ページ
2. 晋書
世界大百科事典
中国,晋王朝一代の歴史をあつかう正史。本紀10巻,志20巻,列伝70巻のほか,五胡十六国の歴史である載記30巻を含む。唐の太宗の648年,それまでに存在した18
3. しんじょ【晉書】
日本国語大辞典
中国の正史。二十四史の一つ。一三〇巻。房玄齢ら奉勅撰。唐の太宗の時、貞観二〇年(六四六)成立。帝紀一〇、志二〇、列伝七〇、載記三〇巻からなる。宣帝・武帝の二帝紀
4. しんじょ【晋書】
国史大辞典
一般に十八家晋書と総称される先行史籍を総括し、特に南斉の臧栄緒の紀伝体『晋書』を藍本として編纂されたと伝える。宣・武両紀と陸機・王羲之両伝には帝みずから論(制)
5. 『晋書』
日本史年表
856年〈斉衡3 丙子〉 11・3 春澄善縄に 『晋書』 を講読させ、天皇、受講する(文徳実録)。
6. 【晋書】しんじょ
新選漢和辞典Web版
書名。百三十巻。唐代の房玄齢(ぼうげんれい)らの書いた西晋(せいしん)・東晋(とうしん)の歴史書。
7. 晋書(著作ID:4389111)
新日本古典籍データベース
しんじょ 房玄齢(ぼうげんれい) 等 奉敕撰 
8. 晋書校勘記(著作ID:4409951)
新日本古典籍データベース
しんしょこうかんき 周家禄(しゅうかろく) 撰 
9. 晋書音義(著作ID:4389112)
新日本古典籍データベース
しんじょおんぎ 何超(かちょう) 撰 
10. 東莱先生晋書詳節(著作ID:4395984)
新日本古典籍データベース
とうらいせんせいしんしょしょうせつ 呂祖謙(りょそけん) 撰 
11. えいかん【衛瓘】(Wèi Guàn)
世界人名大辞典
(張芝)の筋を得,子の恒はその骨を得,索靖はその肉を得」と述べたことばは有名である.〖文献〗 晋書36.三国志魏書21.世説新書.書断(神品).
12. えいこう【衛恒】(Wèi Héng)
世界人名大辞典
汲家書の整理に与る機会を得たことが,その書論《四体書勢》をつづる動機となったという.〖文献〗 晋書36.三国志魏書21.古来能書人名.書断(妙品).
13. えんこう【袁宏】(Yuán Hóng)
世界人名大辞典
伝序賛》が《文選》に収められ,才能の一端が知られる.東陽太守のとき,その地で没した.〖文献〗 晋書92.〖参考〗 興膳宏編:六朝詩人伝, 2000.
14. おう【王廙】(Wáng Yì)
世界人名大辞典
)の法を伝えたといわれる.また,飛白にも長じ,当時の人々は王羲之に次ぐものと評した.〖文献〗 晋書76.世説新語.書断(妙品).
15. おうえん【王衍】(Wáng Yǎn)
世界人名大辞典
壊の責任を回避し,石勒に尊号を称することを勧めたことで石勒の怒りを買って殺害された.〖文献〗 晋書43.
16. おう【王嘉】(Wáng Jiā)
世界人名大辞典
って殺害された[90:太初5頃]が,死後にも姿を見かけた者があったなどと伝えられる.〖文献〗 晋書95.高僧伝5(釈道安伝).
17. おうかい【王薈】(Wáng Huì)
世界人名大辞典
揮い,常に楷則をなして,過去の名人にせまり,後世の俊才に敬慕されている」と評された中の一人.〖文献〗 晋書65.世説新語.
18. おうきし【王徽之】(Wáng Huīzhī)
世界人名大辞典
く没した.その書はとりわけ行書に長じ,家法を守って,羲之献之の間にあり,と評された.〖文献〗 晋書80.古来能書人名.世説新語.宣和書譜7.
19. おうぎし【王羲之】(Wáng Xīzhī)
世界人名大辞典
うけた羊欣(ようきん)は,羲之の書を評して,古今に並ぶものがないと絶讃した.唐の太宗(李世民)は羲之を酷愛し,《晋書》の本伝に論讃を書いた.かくして古今第一とす
20. おうけんし【王献之】(Wáng Xiànzhī)
世界人名大辞典
に,小楷の〈洛神賦十三行〉がある.また行草の尺牘とともに各種の法帖に刻入されている.〖文献〗 晋書80.世説新語.庾肩吾:書品.書断(神品).宣和書譜16.
21. おうこう【王洽】(Wáng Qià)
世界人名大辞典
琊臨沂(現,山東臨沂)の人.王導の子.官は呉郡内史.のち中書令を拝したが受けなかった.没年を《晋書》は升平2年,36歳といい,《書断》は昇(升)平3年,44歳と
22. おうしゅう【王修】(Wáng Xiū)
世界人名大辞典
書宣示帖》を,王修に乞われて手ばなすことになり,その死後,棺の中に入れられたという.〖文献〗 晋書93.世説新語.書断(能品).
23. おうじゅう【王戎】(Wáng Róng)
世界人名大辞典
に励み,吝嗇家としても有名.《世説新語》に多くの逸話を留めるが,現存する詩文はない.〖文献〗 晋書43.
24. おうじゅん【王珣】(Wáng Xún)
世界人名大辞典
帖》,王献之(おうけんし)の《中秋帖》とともに三希堂に蔵され,千古の劇跡として有名.〖文献〗 晋書65.宣和書譜14.
25. おうすい【王綏】(Wáng Suí)
世界人名大辞典
坦之(330~75).父の愉が謀反を図り,綏も連座して殺された.書は隷・行に長じた.〖文献〗 晋書75.世説新語.古来能書人名.
26. おうてん【王恬】(Wáng Tián)
世界人名大辞典
張翼の書名が高く,筆跡をまねる技には長けていたが自運では王恬に及ばない,と評された.〖文献〗 晋書65.世説新語.書断(能品).
27. おうとん【王敦】(Wáng Dūn)
世界人名大辞典
いよいよ甚だしく,明帝との対決に至ったが,病が篤くなり,敗勢のなかでほどなく没した.〖文献〗 晋書98.
28. おうどう【王導】(Wáng Dǎo)
世界人名大辞典
いる.南渡の際,鍾繇の《宣示表》を携え,その結果,江南書法の祖となった,といわれる.〖文献〗 晋書65.世説新語.書断(能品).宣和書譜14.
29. おうびん【王珉】(Wáng Mín)
世界人名大辞典
当時の人はこれを杜預(とよ)衛覬(えいき)にくらべた」という.著に《行書状》がある.〖文献〗 晋書65.世説新語.宣和書譜14.
30. おうもう【王濛】(Wáng Méng)
世界人名大辞典
見て惚れこみ,新品を贈られたという.その書は,鍾繇(しょうよう)を法として隷書に長じた.〖文献〗 晋書93.世説新語.書断(能品).
31. おうもう【王猛】(Wáng Měng)
世界人名大辞典
残したが,後に苻堅は東晋を攻撃して淝水で大敗を喫し,まもなく前秦は滅亡するに至った.〖文献〗 晋書114.
32. おうようけん【欧陽建】(Ōuyáng Jiàn)
世界人名大辞典
詩》は著名である.また言葉は意図を述べ尽くすことができると論じた《言尽意論》が残る.〖文献〗 晋書33.〖参考〗 興膳宏編:六朝詩人伝, 2000.
33. かくしょう【郭象】(Guō Xiàng)
世界人名大辞典
れ以前の52編から増補改訂し注釈を施して,33編を刪定,これが現存の《荘子》である.〖文献〗 晋書50.
34. かくはく【郭璞】(Guō Pú)
世界人名大辞典
起こした王敦の敗北を予言したため処刑され,乱の平定後,弘農太守を追贈された.その生涯は伝説に満ち,《晋書》のほか,《捜神記》《神仙伝》にも逸話が残る.自身の筮占
35. かくれんぼつぼつ【赫連勃勃】(Hèlián Bóbó)
世界人名大辞典
].聡明な偉丈夫で人々を魅了したが,一方では残忍な性格で,人民はその苛政に苦しんだ.〖文献〗 晋書130.魏書95.
36. かこうたん【夏侯湛】(Xiàhóu Zhàn)
世界人名大辞典
,現存する詩賦には騒体のものが多い.代表作に《東方朔画賛》(《文選》巻47)がある.〖文献〗 晋書55.
37. かつこう【葛洪】(Gě Hóng)
世界人名大辞典
など多くの著作を残す.事跡は《抱朴子》(外篇自叙)にも詳しい.「かっこう」ともいう.〖文献〗 晋書72.〖参考〗 村上嘉実:中国の仙人―抱朴子の思想, 1956
38. ひつ【賈謐】(Jiǎ Mì)
世界人名大辞典
殺された.陸機,潘岳(はんがく)ら当時の文人を集めて〈二十四友〉の集まりを主催した.〖文献〗 晋書40.
39. かんおん【桓温】(Huán Wēn)
世界人名大辞典
取りを整えていったが,謝安(しゃあん),王坦之等の抵抗にあい,果たさぬまま病没した.〖文献〗 晋書98.
40. かんげん【桓玄】(Huán Xuán)
世界人名大辞典
書をつかみ,大いに汚れてしまったため,以後,法書を出すたびに客に手を洗わせたという.〖文献〗 晋書99.世説新語.虞龢:論書表.書断(妙品).
41. かんぽう【干宝】(Gān Bǎo)
世界人名大辞典
《経典釈文》や《周易集解》の中に散見される.他に《春秋左氏義外伝》などの著作がある.〖文献〗 晋書82.〖参考〗 竹田晃:干宝捜神記, 1963.
42. かんゆう【韓友】(Hán Yǒu)
世界人名大辞典
中国晋の術士.廬江(現,安徽)の人.元康[291-99]から永嘉[307-13]にかけての術士で,《晋書》(巻95)によると,易,占卜,図宅術,相墓術,厭勝(ま
43. きょまい【許邁】(Xǔ Mài)
世界人名大辞典
楽しんでいた王羲之(おうぎし)は親密に付き合い,その霊異の事績を述べた伝記を著したという.〖文献〗 晋書80.
44. けいがん【嵆含】(Jī Hán)
世界人名大辞典
文章では詠物の賦が多く残る.葛洪(かっこう)の上司でもあり,《抱朴子》にも登場する.〖文献〗 晋書89.
45. けいこう【嵆康】(Jī Kāng)
世界人名大辞典
,当時興隆しつつあった五言詩よりも,《詩経》以来の長い伝統を有する四言詩を愛好した.〖文献〗 晋書49.〖参考〗 大上正美:阮籍・嵆康の文学, 2000.興膳宏
46. げんかん【阮咸】(Ruǎn Xián)
世界人名大辞典
く)に憎まれ,始平太守に出される.竹林の七賢の一人で,音律に精通し,琵琶をよくした.〖文献〗 晋書49.
47. げんせき【阮籍】(Ruǎn Jí)
世界人名大辞典
陳子昂(ちんすごう)《感遇》,李白《古風》などの連作詩にも大きな影響を及ぼしている.〖文献〗 晋書49.〖参考〗 吉川幸次郎:阮籍の《詠懐詩》について, 197
48. こうほひつ【皇甫謐】(Huángfǔ Mì)
世界人名大辞典
《釈勧論》《篤終》など処世観・死生観を示す議論の文が《晋書》に残る.摯虞(しぐ)をはじめ,晋の名臣がその門下から輩出した.〖文献〗 晋書51.
49. こうれい【幸霊】(Xìng Líng)
世界人名大辞典
治した.直接触れずに病を治した故事から外気功療法の先駆者として評価されることもある.〖文献〗 晋書95.太平広記81.
50. がいし【顧愷之】(Gù Kǎizhī)
世界人名大辞典
作画の具体的技術に言及した中国最初の絵画技法論として重要である.〖文献〗 世説新語(巧芸篇).晋書92.歴代名画記5.
「晋書」の情報だけではなく、「晋書」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る

晋書と同じ世界の古典カテゴリの記事
史記(世界文学大事典・世界大百科事典)
中国の史書を代表する歴史の名著であり,かつ伝記文学の傑作。全130巻。前漢の司馬遷の著。前91(武帝の征和2)年ころ完成。もと『太史公書』と称された。〈太史公〉は司馬遷とその父司馬談(しばたん)の官職太史令を自称したもの。司馬遷は父談の意志を継承して
漢書(世界文学大事典・国史大辞典・世界大百科事典)
中国の史書。後漢の班固の撰(せん)。漢の高祖から王莽(おうもう)政権の崩壊に至るまで,十二代,230年間の前漢の歴史を記述する。中国の正史の一つ。本紀12巻,表8巻,志10巻,列伝70巻からなり,合わせて100巻。後漢の明帝の永平年間(58−75)に
三国志(世界文学大事典・国史大辞典・世界大百科事典)
中国の三国時代(220−280)を描く歴史書。晋(しん)の陳寿の撰(せん)。65巻。後漢末の黄巾(こうきん)の乱(184)以後の混乱はやがて収束し,中原の地を占める魏(ぎ),淮水(わいすい)以南を支配する呉,四川省を本拠とする蜀(しよく)の三国鼎立
晋書(国史大辞典・世界大百科事典)
中国、晋朝の正史。帝紀十・志二十・列伝七十・載記三十、計百三十巻。唐太宗の勅命(貞観二十年(六四六)閏三月)により、司空房玄齢・中書令遂良以下三十余名の高官・学者が参加し三年たらずで完成奏上された。一般に十八家晋書と総称される先行史籍を総括し
宋書(国史大辞典・日本大百科全書)
中国南朝劉宋の正史。著名な文人官僚沈約撰。百巻、約百四十万字。巻末自序に編纂経緯を伝え、それによれば宋の徐爰らの『国史』などに多く拠り、斉の永明五年(四八七)春勅命を受けて撰集に従い、翌年二月、紀十巻・列伝六十巻を完成奏上、のち志三十巻を続成した
世界の古典と同じカテゴリの記事をもっと見る


「晋書」は古典文学に関連のある記事です。
その他の古典文学に関連する記事
十訓抄(国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典・日本古典文学全集)
鎌倉時代の説話集。古くは「じっくんしょう」か。三巻十篇。いわゆる妙覚寺本の奥書に、「或人云、六波羅二臈左衛門入道作云々、長時時茂等奉公」とあり、著者は六波羅庁の北条長時・時茂に仕えた人物らしく、奥書と序によれば出家後の晩年、東山の庵で念仏のひまに本書を著わしたという
酉陽雑俎(東洋文庫・日本大百科全書・世界大百科事典)
東洋文庫382 段成式撰 今村与志雄訳注 唐代の名家に生まれた段成式による百科全書的ひろがりをもつ随筆集。道教・仏教・博物学・衣食習慣・異事奇聞など,当時の思想・社会の底流を明かす貴重な資料でもある。本邦初の完訳で,詳細な校記と訳注を付す。第1巻は
新院崩御(日本古典文学全集)
治承五年正月一日、内裏では東国の戦乱、奈良の火災によって、小朝拝の儀をおやめになり、主上(安徳天皇)のお出ましもない。楽器も吹き鳴らさず、舞楽も行わず、吉野の国栖の者も参らず、藤原氏の公卿は一人も参内なさらない。藤原氏の氏寺(興福寺)が焼失したからで
都遷(日本古典文学全集)
治承四年六月三日、福原へ帝(安徳天皇)が行幸なさるというので、京中騒然としている。ここ数日、遷都が行われそうだという噂だったけれども、いきなり今日・明日のこととは思っていなかったのに、これはなんとしたことだと、上も下も騒ぎ合っている。そのうえ
厳島御幸(日本古典文学全集)
治承四年正月一日、鳥羽殿には、入道相国(清盛)も人の参賀を許さず、後白河法皇もそれを気がねしていらっしゃったので、元日、三が日の間鳥羽殿に参賀に参る人もない。けれども故少納言入道信西の子息、桜町の中納言成範卿、その弟、左京大夫脩範だけが許されて参られ
古典文学に関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額600万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る