1. りんぎょ【論語】
日本国語大辞典
論語(ろんご)のこと。江戸時代には「りんぎょ」、「ろんぎょ」と呼び習わすことが多かった。*洒落本・通言総籬〔1787〕凡例「此書は論語(リンギョ)に所謂、損者三
2. 『論語』
日本史年表
8・16 天皇、 大春日雄継 を侍講とし、初めて 『論語』 を講義させる(三実)。 1533年〈天文2 癸巳〉 8・‐ 阿佐井野版 『論語』 刊行。
3. 論語
日本大百科全書
清しんの劉宝楠りゅうほうなんの『論語正義』は訓詁くんこ考証にもっとも詳細である。日本の伊藤仁斎の『論語古義』、荻生徂徠おぎゅうそらいの『論語徴ちょう』には独創的
4. 論語
世界大百科事典
は《古論語》21編,《魯論語》20編,《斉論語》22編という3種が伝えられていた。後漢の時代に,張禹がその《魯論語》を中心とした三者の校定本(〈張侯論語〉)を作
5. ろんご【論語】
日本国語大辞典
最も基本的な資料。日本には応神天皇一六年百済から伝来したという。古注としては何晏の「
論語集解」と、それにさらに注釈を加えた皇侃の「
論語義疏」、
6. ろんご【論語】[頭見出し]
故事俗信ことわざ大辞典
論語(ろんご)で親(おや)の頭(あたま)打(う)つ
7. ろんご【論語】
国史大辞典
はじめ斉の『論語』と魯の『論語』と孔子の旧宅の壁中から出た『古論語』との三種があったのを、前漢末の張禹が一つの校定本にした。それが今の『論語』である。そして、漢
8. 論語(ろんご)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 820ページ
9. 『論語』 【ろんご】
世界文学大事典
摘録した三国魏の何晏らの『論語集解』(古注),宋代新儒学を代表する南宋の朱熹の『論語集註』(新注)の2種がひろく普及し,中国のみならず東アジア全域で読まれた。清
10. 「論語」
世界文学大事典
中国の半月刊文芸雑誌。1932年9月16日創刊,49年5月16日停刊。通巻177期(ただし日中戦争の開始により,1937年8月第117期でいったん停刊,46年1
11. 【論語】ろんご
新選漢和辞典Web版
書名。二十巻。孔子や、その弟子(でし)のことばや行動をしるしたもの。四書の一つ。
12. 論語(著作ID:4374637)
新日本古典籍データベース
ろんご
13. 論語(著作ID:4374638)
新日本古典籍データベース
ろんご 漢学
14. 論語(著作ID:4385152)
新日本古典籍データベース
ろんご 論語通解 中島浮山(なかじまふざん) 撰 漢学
15. 天文本論語 (見出し語:論語)
古事類苑
文學部 洋巻 第3巻 1064ページ
16. 正平板論語 (見出し語:論語)
古事類苑
文學部 洋巻 第3巻 1065ページ
17. 讀書始讀二論語一 (見出し語:論語)
古事類苑
文學部 洋巻 第3巻 243ページ
18. 論語傳來 (見出し語:論語)
古事類苑
文學部 洋巻 第3巻 320ページ
19. 論語講釋 (見出し語:論語)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 822ページ
20. 論語集義(著作ID:1029761)
新日本古典籍データベース
ろんごしゅうぎ 論語 久保筑水(くぼちくすい) 漢学 文化一二序・文政八跋
21. 論語義疏
世界大百科事典
中国,梁の皇侃(おうがん)(488-545)が著した《論語》の注釈書。10巻。何晏(かあん)の《論語集解(しつかい)》にもとづきそれ以後の六朝人の説を集めてさら
22. ろんごぎそ【論語義疏】
日本国語大辞典
中国の経書「論語」の注釈書。梁の皇侃による。「論語集解」にさらに注を加えたもの。中国では散佚し、日本に伝存した。
23. 論語義疏(ろんごぎそ)
古事類苑
文學部 洋巻 第3巻 422ページ
24. 『論語古義』
日本史年表
1712年〈正徳2 壬辰〉 この年 伊藤仁斎 『論語古義』 刊。
25. 論語古義
世界大百科事典
《論語》の注釈書。10巻。伊藤仁斎(1627-1705)の著で,その思想的立場と深く関係している。彼は《論語》を〈最上至極宇宙第一の書〉と尊重し,《孟子》をその
26. 『論語集解』
日本史年表
1364年〈【北朝】貞治3・【南朝】正平19 甲辰〉 5・‐ 堺の道祐, 『論語集解』 を開版(同書刊記)。
27. 論語集解
世界大百科事典
,陳群,王粛,周生烈の八家の説を抜粋して集め,自説を加えている。《論語義疏》と宋の邢昺(けいへい)(932-1010)の《論語正義》などがこれにもとづいて作られ
28. ろんごしっかい【論語集解】
日本国語大辞典
中国の経書「
論語」の注釈書。一〇巻。魏の何晏撰。漢魏の諸説の集成で、現存最古の完備した書。宋の
29. ろんごしっちゅう【論語集注】
日本国語大辞典
中国の経書「論語」の注釈書。南宋の朱熹著。「論語集解」に対し、新しい哲学理論によって解釈したもの。
30. 『論語抄』
日本史年表
1475年〈文明7 乙未〉 11・‐ 仁和寺本 『論語抄』 成る。
31. ろんごしょう[ロンゴセウ]【論語抄】
日本国語大辞典
中世から近世初にかけて禅家や博士家の人々によって作られた「論語」の注釈書。「応永二七年本論語抄」「論語聞書」「足利本論語抄」など、「論語」の講述を聞き書きしたも
32. ろんごしょう【論語抄】
国史大辞典
清原良賢講かと推定される『論語抄』(東山御文庫蔵応永二十七年(一四二〇)称光天皇ら写など)、清原業忠講天隠竜沢聞書『論語聞書』(国立国会図書館蔵)、清原宣賢講か
33. ろんごせいぎ【論語正義】
日本国語大辞典
中国の経書「
論語」の注釈書。十三経注疏の一つ。二〇巻。もと一〇巻。魏の何晏注、宋の
34. ろんご‐そ【論語疏】
日本国語大辞典
〔名〕「論語」の注釈。*古今著聞集〔1254〕四・一二四「論語疏には、小年にてまなぶべしとこそ見えたれ」
35. 論語徴
世界大百科事典
728)の著した《論語》の注釈書。10巻。〈古言に徴した〉ことから書名が出ており,徂徠の古文辞学の方法に従った特色のある解釈が示される。朱熹(子)や伊藤仁斎に反
36. 論語徴 1
東洋文庫
秦・漢以前の古文辞に対する確固たる自信から孔子の言論を読みとく,論語の注釈のなかでもっとも論争的な注釈書。卓抜した孔子論を展開するとともに,徂徠自身の思想も開陳
37. 論語徴 2
東洋文庫
秦・漢以前の古文辞に対する確固たる自信から孔子の言論を読みとく,論語の注釈のなかでもっとも論争的な注釈書。卓抜した孔子論を展開するとともに,徂徠自身の思想も開陳
38. 論語(ろんご)で親(おや)の頭(あたま)打(う)つ
故事俗信ことわざ大辞典
人の道を説く論語の本で親の頭を打つ。知識と行動とがひどくくい違っていること。孝経で親の面(おもて)を打つ。 日本俚諺大全(1906~08)「論語(ロンゴ)で親(
39. ろんご‐ふう【論語風】
日本国語大辞典
〔名〕(形動)野暮で、かた苦しいこと。また、そのさま。*仮名草子・浮世物語〔1665頃〕二・一一「あら難しの論語風(ロンゴフウ)や」ロン
40. ろんご‐め・く【論語─】
日本国語大辞典
くさく感じられる。かたくるしく見える。*仮名草子・東海道名所記〔1659~61頃〕四「何とやら論語めきたる座敷かな」ロン
41. ろんご‐よみ【論語読】
日本国語大辞典
〔名〕「論語」を読むこと。また、「論語読みの論語知らず」の意をきかせて、書物の上だけで、その意味を解する人をあざけっていう。*仮名草子・仁勢物語〔1639~40
42. ろんごよみ【論語読み】[頭見出し]
故事俗信ことわざ大辞典
論語読(ろんごよ)みの論語(ろんご)知(し)らず
43. ろんごよみ の 論語(ろんご)=知(し)らず[=読(よ)まず]
日本国語大辞典
「世間に論語(ロンゴ)よみの論語よまずがたくさんなる故に、それをいましめんための仮説也と心得べし」*滑稽本・浮世床〔1813~23〕初・中「論語読(ロンゴヨミ)
44. 論語よみの論語しらず(ろんごよみのろんごしらず)
古事類苑
人部 洋巻 第1巻 914ページ
45. 論語読(ろんごよ)みの論語(ろんご)知(し)らず
故事俗信ことわざ大辞典
学者と云ふ可らず。所謂論語よみの論語しらずとは即是なり」国民の品位(1878~91)「論語よみの論語しらず」東西伊呂波短歌評釈(1909)〈幸田露伴〉「西論語(
46. 論語彙纂(著作ID:429061)
新日本古典籍データベース
ろんごいさん 藤沢南岳(ふじさわなんがく) 編 漢学 明治二五刊
47. 論語為政篇諸説(著作ID:4386060)
新日本古典籍データベース
ろんごいせいへんしょせつ 稲葉迂斎(いなばうさい) 述 漢学
48. 論語一貫(著作ID:539093)
新日本古典籍データベース
ろんごいっかん 片山兼山(かたやまけんざん) 著 松下葵岡(まつしたきこう) 編 漢学 上論文化九・下論同一一序
49. 論語一貫章講(著作ID:4368742)
新日本古典籍データベース
ろんごいっかんしょうこう 漢学
50. 論語影響(著作ID:539106)
新日本古典籍データベース
ろんごえいきょう 稲葉蟄窟子(いなばちっくつし) 漢学 文化一〇