1. 安倍
明
(あべせいめい)古事類苑
方技部 洋巻 第1巻 22ページ
2. 安倍晴明
日本大百科全書
平安中期の陰陽おんみょう家で土御門家つちみかどけの祖。益材ますきの子。文武もんむ朝の右大臣阿倍御主人あべのみうし(635―703)の後裔こうえいといわれるが、讃
3. 安倍晴明
世界大百科事典
従》所収)があるが,晴明の撰であるかどうかに疑わしいところがある。早川 庄八 伝承と作品化 安倍晴明は,神秘的な超能力の持主としてその死後における各種の伝承や文
4. あべ‐の‐せいめい【安倍晴明】
日本国語大辞典
くけつ)」などの著者といわれる。伝説的な易占の名人。延喜二一~寛弘二年(九二一~一〇〇五)→安倍晴明判
5. あべのせいめい【安倍晴明】
国史大辞典
寛弘元年(一〇〇四)左京権大夫とみえ、同二年三月を最後に活躍のあとがない。一説に同年九月二十六日没とし、安倍晴明社の例祭日となっている。年齢は系図類に八十五歳と
6. あべの-せいめい【安倍晴明】
日本人名大辞典
921−1005 平安時代中期の陰陽師(おんようじ)。延喜(えんぎ)21年生まれ。讃岐(さぬき)(香川県)の人という。天文道を賀茂忠行(かもの-ただゆき)・保憲
7. あべのせいめい【安倍晴明】
日本架空伝承人名事典
リ。今昔物語集巻二十四「安倍晴明随忠行習道語」 浄蔵は三善清行が子なり。清行死す。蔵、之を一条橋に祈りて清行蘇生す。故に世人号して反橋(もどりばし)と曰ふ。 安
8. 安倍
明
(見出し語:安倍明)古事類苑
方技部 洋巻 第1巻 60ページ
9. 安倍
明
(見出し語:安倍明)古事類苑
方技部 洋巻 第1巻 245ページ
10. 安倍
明
(見出し語:安倍明)古事類苑
方技部 洋巻 第1巻 541ページ
11. あべせいめいづかあと【安倍晴明塚跡】京都市:東山区/建仁寺門前/物吉村
日本歴史地名大系
[現]東山区宮川筋五町目 俗に晴明塚という。「山州名跡志」(正徳元年刊)に「晴明塚 伝ヘ云フ。是レ則チ
安倍晴明ナリ。初メ宮河町ノ西、在リ
鴨河ノ東ノ岸ニ
12. あべのせいめい‐はん【安倍晴明判】画像
日本国語大辞典
〔名〕陰陽道の呪符の称を採った紋様。平安時代の陰陽博士安倍晴明の名からつけられた。魔除として用いられる。ペンタグラマ。晴明鱗。晴明桔梗。晴明九字。
13. 安倍晴明天文日取巻(著作ID:1933524)
新日本古典籍データベース
あべのせいめいてんもんひとりのまき 暦
14. 安倍晴明物語(著作ID:85187)
新日本古典籍データベース
あべのせいめいものがたり 晴明物語 安倍晴明記 浅井了意(あさいりょうい) 仮名草子 寛文頃刊
15. 安倍晴明倭言葉(著作ID:85198)
新日本古典籍データベース
あべのせいめいやまとことば 二歩堂(にぶどう) 近松半二(ちかまつはんじ) 北窓後一(きたまどごいち) 竹本三郎兵衛二世(たけもとさぶろべえ2せい) 三好松洛(
16. 紋章7[図版]画像
国史大辞典
三鱗(北条) 九目結(本庄) 一蛇目(加藤) 唐花輪違 九字(遠山) 震卦 源氏香図(佐竹) 安倍晴明判 折敷に鎌形三文字(一柳) 十文字(島津) 左万字 無文
17. 陰陽
轄簠簋撰用(著作ID:2142758)
新日本古典籍データベース
いんようかんかつほきせんよう 安倍晴明朝臣三国相伝/陰陽.轄簠簋撰用 占卜
18. あかさきうら【赤崎浦】鳥取県:東伯郡/赤碕町/赤崎村
日本歴史地名大系
現在の石碑は文政三年に再建されたもので、願主の佐桐金左衛門は赤崎宿番所の役人であった(藩史)。墓地の東端には安倍晴明の墓と言伝えられる高さ三・二五メートルの赤碕
19. 蘆屋道満
世界大百科事典
平安中期の法師陰陽師。道摩ともいう。安倍晴明と術くらべする人物として登場することが多い。《古事談》《宇治拾遺物語》《十訓抄》に,道摩法師が藤原顕光の命で藤原道長
20. あしや‐どうまん【蘆屋道満】
日本国語大辞典
平安時代、一条天皇の頃の陰陽家。安倍晴明と陰陽の術を争ったが、藤原道長を呪詛(じゅそ)し晴明に破れたため播磨国(兵庫県)に放逐されたと伝えられる。のちに浄瑠璃「
21. あしや-どうまん【蘆屋道満】
日本人名大辞典
平安時代中期の伝説上の陰陽師(おんようじ)。藤原道長に呪いをかけて安倍晴明(せいめい)にみやぶられ追放されたといい,また晴明と術くらべをして敗れ弟子となり,のち
22. あしやどうまん【蘆屋道満】
日本架空伝承人名事典
平安中期の法師陰陽師。道摩ともいう。安倍晴明と術くらべする人物として登場することが多い。『古事談』『宇治拾遺物語』『十訓抄』に、道摩法師が藤原顕光の命で藤原道長
23. 芦屋道満大内鑑
日本大百科全書
和泉いずみ国(大阪府)信太森しのだのもりの白狐びゃっこが安倍保名あべのやすなと契って陰陽師おんみょうじ安倍晴明あべのせいめいを生んだという「信太妻しのだづま」の
24. 蘆屋道満大内鑑
世界大百科事典
対立を主筋とし,保名に助けられた白狐が許婚葛の葉姫の姿を借りて契りを交わし一子を儲けるという安倍晴明の出生譚を絡めたもの。竹本大和掾の風を伝える四段目口の〈葛の
25. あしやどうまんおおうちかがみ【蘆屋道満大内鑑】
国史大辞典
義太夫節の曲名。時代物。五段。竹田出雲作。信太(しのだ)の森の白狐が安倍保名と契って、陰陽師安倍晴明が生まれたという伝説を集成、脚色したもの。通称「葛の葉」とい
26. あしやどうまんおおうちかがみ【蘆屋道満大内鑑】
歌舞伎事典
対立を主筋とし、保名に助けられた白狐が許嫁葛の葉姫の姿を借りて契りを交わし一子を儲けるという安倍晴明の出生譚を絡めたもの。竹本大和掾の風を伝える四段目口の〈葛の
27. あてらのななたき【阿寺の七滝】愛知県:南設楽郡/鳳来町/下吉田村
日本歴史地名大系
として信仰され、滝を使って材木を流せば、竜神の怒りに触れるともいわれている。平安中期の陰陽家安倍晴明が若い頃、七滝で修行したという伝説もある。晴明の宿になったと
28. あべうじ【安倍氏】画像
国史大辞典
板橋源「陸奥安倍氏考」(『岩手史学研究』二〇) (板橋 源) (二) 平安時代中期以降の陰陽家。天文博士安倍晴明の子孫で、多く天文博士・陰陽博士・漏刻博士や陰陽
29. あべうじ【安倍氏】 : 安倍氏/(二)
国史大辞典
(二) 平安時代中期以降の陰陽家。天文博士安倍晴明の子孫で、多く天文博士・陰陽博士・漏刻博士や陰陽頭・助・允などに任じたが、この中の天文博士と天文密奏の宣旨を
30. 阿倍氏
世界大百科事典
っており,このころは阿倍氏にとってよき時代であったと言えよう。なお平安時代中期の有名な陰陽家安倍晴明は御主人の系統に連なると言われる。阿倍氏にはまた大嘗祭に吉志
31. あべおうじじんじゃ【阿倍王子神社】大阪府:大阪市/阿倍野区/阿部野村地図
日本歴史地名大系
跡に指定され、境内の樟四本は同じく指定保存樹林。西隣の印山寺はかつての神宮寺。北方安倍晴明神社社地は安倍晴明誕生地と伝える。同社は社記によれば寛弘年間(一〇〇四
32. 阿倍野
日本大百科全書
沿道には伝説地や史跡が多い。なかでも松虫まつむし塚、小町こまち塚、播磨はりま塚や阿倍王子神社、安倍晴明神社あべのせいめいじんじゃ、北畠親房きたばたけちかふさ・顕
33. あべの【阿倍野】大阪府:大阪市/阿倍野区地図
日本歴史地名大系
があるが確証はない。阿倍氏は付近に阿倍寺を創建したといわれ、阿倍寺千軒の称が伝えられ、陰陽家安倍晴明の誕生地という所伝もある。また「万葉集」巻三、山部赤人の歌に
34. あべのく【阿倍野区】大阪府:大阪市地図
日本歴史地名大系
二王子である阿倍野王子(現阿倍王子神社)が設けられた。また奈良・平安期には阿倍寺が創建され、安倍晴明誕生地の所伝なども残る。なお当地は「和名抄」の東生郡余戸郷・
35. 安倍泰親
世界大百科事典
74歳とする。《安倍泰親朝臣記》(一名《天文変異記》。《改定史籍集覧》所収)がある。小田 雄三 祖先の安倍晴明に匹敵する卜占の天才とうたわれた泰親の伝承としては
36. あべの-やすちか【安倍泰親】
日本人名大辞典
1110−1183 平安時代後期の陰陽師(おんようじ)。天永元年生まれ。安倍晴明(せいめい)の子孫。藤原頼長や九条兼実に重用され,雅楽頭(うたのかみ),陰陽権博
37. あべのやすちか【安倍泰親】
日本架空伝承人名事典
『安倍泰親朝臣記』(一名『天文変異記』。『改定史籍集覧』所収)がある。[小田 雄三] 祖先の安倍晴明に匹敵する卜占の天才とうたわれた泰親の伝承としては、一一七九
38. あべのやすちかていあと【安倍泰親邸跡】京都市:下京区/有隣学区/西橋詰町地図
日本歴史地名大系
町辺りとなる。「坊目誌」は南側とする。泰親(生没年不詳)は、平安時代後期の陰陽家で、天文博士安倍晴明(九二一―一〇〇五)の五代の子孫。卜占の才能に秀で、左大臣藤
39. あべ‐の‐やすな【安倍保名】
日本国語大辞典
浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)」中の人物。平安時代の天文学者安倍晴明の父として登場。狐との間にもうけた一子が、のちの晴明となる。
40. あべの-やすな【安倍保名】
日本人名大辞典
屋道満の弟石川悪右衛門におわれた狐(きつね)をたすける。狐の化身の女とむすばれ,生まれた子が安倍晴明とされる。この話は義太夫「芦屋道満大内鑑(かがみ)」や歌舞伎
41. あべのやすな【安倍保名】
日本架空伝承人名事典
陰陽師安倍晴明の父。史実とは別に、命を助けた信田森の狐と夫婦となり、その間にもうけた子が晴明であるとの説話が生じた。俊敏な人物、凡人に勝る技量を備えた者は、出生
42. あべのよしひら【安倍吉平】
国史大辞典
九五四―一〇二六 平安時代中期の陰陽家。安倍晴明の子。名は『栄花物語』に「よしひら」と記す。正暦二年(九九一)に陰陽博士とみえ、穀倉院別当・主計助を経て寛弘八
43. あべの-よしひら【安倍吉平】
日本人名大辞典
954−1027* 平安時代中期の陰陽師(おんようじ)。天暦(てんりゃく)8年生まれ。安倍晴明(せいめい)の子。陰陽得業生(とくぎょうしょう)から陰陽博士となり
44. あべの-よしまさ【安倍吉昌】
日本人名大辞典
?−1019 平安時代中期の陰陽師(おんようじ)。安倍晴明(せいめい)の子。安倍吉平の弟。天禄(てんろく)元年(970)天文得業生(とくぎょうしょう)となり,天
45. あんぎょうさん【安行山】京都府:亀岡市/安町村
日本歴史地名大系
鷺山・算木山ともいうとあるが、安倍家世系に安行の名はみえないと記している。山上には晴明神社があり、安倍晴明が祀ったという稲荷社があり、西山の稲荷とよばれる。
46. いいぬまむら【飯沼村】千葉県:銚子市地図
日本歴史地名大系
寛和二年(九八六)の創祀と伝え(海上郡誌)、古くは白紙明神などとも称した。四日市場の長者の娘延命姫の婿となった安倍晴明が姫の顔にあざがあり容貌が醜かったため履物
47. いはらむら【井原村】兵庫県:氷上郡/山南町
日本歴史地名大系
かつて朝寝の森にあった明徳神社は日吉神社に合祀された。日吉神社の南方には弁天社を祀る弁天池と、安倍晴明が封じたという塩坪とよばれる小池があり、不浄除けとして村民
48. いま‐せいめい【今晴明】
日本国語大辞典
〔名〕当代の安倍晴明ともいうべき占いの名人。→安倍晴明。*談義本・教訓雑長持〔1752〕五・鉢坊主身の上を懺悔せし事「貴様などが、此中間へ這入ふとは、今清明(セ
49. いるいこんいんたん【異類婚姻譚】
国史大辞典
たが、狐女房も、『日本霊異記』では狐直(きつねのあたい)の始祖伝説となり、中世には、陰陽師の安倍晴明が、狐女房の子であるという伝説があった。蛇女房も中世以来、坂
50. うえきだにむら【植木谷村】兵庫県:佐用郡/佐用町
日本歴史地名大系
同所に寛政九年(一七九七)再建の宝篋印塔がある。陰陽師蘆屋道満(道摩とも)は藤原道長を呪詛し、これを安倍晴明に見破られて播磨国に流されたと伝え(「峯相記」など)