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  11. かなめいし(仮名草子集)

かなめいし(仮名草子集)

ジャパンナレッジで閲覧できる『かなめいし(仮名草子集)』の日本古典文学全集のサンプルページ

新編 日本古典文学全集
かなめいし(仮名草子集)
かなめいし(かなぞうししゅう)
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かなめいし(仮名草子集) 全体

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【現代語訳】
(序) 
春が過ぎ夏も来て、その夏もしだいに半ばになると、藤や山吹の散った後、続いて咲く垣根の卯の花、大和撫子。庭もさながら錦を敷いたかと思える中、千葉・万葉・梨月・名月などというさつきも、とりどりにほころび始める。山ほととぎすは声の限り盛んに鳴き、その鳴き声にせかされるように、農夫の取る早苗が時期遅れになってはいけないと、田植えを急ぐ早乙女の田植え歌の声々。井手の蛙まで、その歌声を聞いて興をおぼえ、飛び上がる。これもまた、風流を解するもののごとくである。

一 地震の揺れ始めの事 
今年は寛文二年壬寅の年。去年と違い、困り果てたこともなくなったので、人々の暮しもうるおい、何となく世上も

【目次】
かなめいし(扉)
梗概
艱難目異誌上巻目録
(序)
一 地震ゆりいだしの事
二 京中の町家損ぜし事
三 下御りょうにて子どもの死せし事
四 室町にて女房の死せし事
五 大仏殿修造 并 日用のものうろたへし事
六 耳塚の事 并 五条の石橋落ちたる事
七 清水の石塔 并 祇園の石の鳥居倒るる事
八 八坂の塔修造 并 塔の上にあがりし人の事
九 方々小屋がけ 付 門柱に哥を張りける事
十 光り物のとびたる事
夏難免怡詞中巻目録
一 五月四日大ゆりの事
二 伏見の城山南へ移り行きける事
三 加賀の小松の庄大水の事
四 越前敦賀の津 并 江州所々崩れし事
五 朽木 并 葛川ゆりくづれし事
六 地の裂けたる所へ踏み入りし事 并 米俵をゆり入れし事
七 豊国はなゆのゆらずとて諸人参詣の事
八 京の町説さまざまの事
可名免為誌下巻目録
一 地震前例 付 地震子細の事
二 諸社の神託の事
三 妻夫いさかひして道心おこしける事
四 なゆといふ事 付 東坡の詩の事

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検索コンテンツ
1. かなめいし(仮名草子集)
日本古典文学全集
された小説類のことを総称して「仮名草子」と言う。出版され、世間に流布した。浅井了意による『かなめいし』と『浮世物語』、一休禅師のエピソード集『一休ばなし』、遊郭
2. 要石
日本大百科全書
地震を抑えると称される石。これを称する石は各地の神社にみられる。なかでも、茨城県鹿嶋かしま市の鹿島神宮の境内にあるものが著名である。直径25センチメートル、高さ
3. かなめ‐いし【要石】画像
日本国語大辞典
どにある石。根は深く、地震をしずめるといわれている。*仮名草子・かなめいし〔1663〕下・四「ゆるぐともよもやぬけじのかなめいしかしまの神のあらんかぎりは」*俳
4. 要石(かなめいし)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 586ページ
5. かなめ石(著作ID:18768)
新日本古典籍データベース
かなめいし 寛文二壬寅地震之記 艱難目異志 浅井 了意(あさい りょうい) 仮名草子 災異 寛文二
6. 要石(著作ID:1616)
新日本古典籍データベース
かなめいし 謡曲 能の本 
7. 要石頭附(著作ID:813376)
新日本古典籍データベース
かなめいしかしらづけ 能 
8. 要石集(著作ID:4394283)
新日本古典籍データベース
かなめいししゅう 鍋島 直郷(なべしま なおさと) 鍋島 治茂(なべしま はるしげ) 詠 和歌 
9. 要石装束小道具(著作ID:813398)
新日本古典籍データベース
かなめいししょうぞくこどうぐ 能 
10. 小栗鹿目石(著作ID:119824)
新日本古典籍データベース
おぐりかなめいし 藤本 平左衛門(ふじもと へいざえもん) 狂言本 元禄一六刊
11. あし‐まとい[‥まとひ]【足纏】
日本国語大辞典
て軍をせば、憖(なまじ)ひに足纏(アシマトヒ)に成りて、懸引きも自在なるまじ」*仮名草子・かなめいし〔1663〕中・一「日ごろかはゆき妻や子ども、今更あしまとひ
12. あま‐ガッパ【雨合羽】
日本国語大辞典
マント状の防水服。雨着。レインコート。*俳諧・毛吹草〔1638〕四「雨紙羽(アマカッパ)」*仮名草子・かなめいし〔1663〕上・九「竹のはしらを縄がらみにし、上
13. あま‐け【雨気】
日本国語大辞典
きて〈藤原実兼〉」*日葡辞書〔1603~04〕「Amaqeni (アマケニ) ゴザル」*仮名草子・かなめいし〔1663〕上・一「塵灰の立おほひたるやうにみえて、
14. アーチ画像
世界大百科事典
(ブソアー)に分割してつくり,半円形の木造型枠の上に両端から並べてゆき,最後に頂部の要石(かなめいし)(キーストーン)をはめてから型枠をはずす。迫石と迫石のあい
15. いいだたつみ【飯田巽】[人名]
能・狂言事典
五月、書肆江島から謡本を発行し流儀の所演曲とした。喜多流謡曲名寄には、外組十一巻に《要石(かなめいし)》《山姫》とともに収められていたが、現在は番外曲となってい
16. 茨城(県)画像
日本大百科全書
祀る旧家として知られている。この河童は関八州の元締めとして恐れられたという。鹿島神宮の七不思議の一つの「要石かなめいし」は、地底の大鯰おおなまずの頭と尾を石棒せ
17. インド史画像
日本大百科全書
にも一大変動期を迎えた。しかも、帝国主義時代が開幕する1870年代から、イギリス帝国の要石かなめいしとしてのインドは、帝国主義支配を直接受ける場に転化したのであ
18. うつり‐ごころ【移心】
日本国語大辞典
〔名〕(1)「うつりぎ(移気)(1)」に同じ。*仮名草子・かなめいし〔1663〕中・七「奇特(きどく)の事也といふほどに、うつり心なる都の諸人ばら参詣の貴賤上下
19. おか ぬ ものを尋(たず)ねる
日本国語大辞典
「お(置)かぬ棚(たな)を探(さが)す」に同じ。*仮名草子・かなめいし〔1663〕下・二「このほどの地しんがおそろしさに、俄にをかぬものを尋るやうに丸が所へ来り
20. 置かぬものを尋ねる
故事俗信ことわざ大辞典
「置かぬ棚を探す」に同じ。 仮名草子・かなめいし(1663)下・二「このほどの地しんがおそろしさに、俄にをかぬものを尋るやうに丸が所へ来りて、たのみをかくるかや
21. 小栗判官
日本大百科全書
人照手姫』(1687・市村座初演)ののち、1703年(元禄16)正月に市村座で『小栗鹿目石かなめいし』が、同7月には森田座で『小栗十二段』が上演された。小説では
22. おぐりはんがんもの【小栗判官物】
歌舞伎事典
横山の女房が小栗を夫の敵とねらうという後日狂言の仕組みである。同月市村座では《小栗鹿目石(かなめいし)》(藤本平左衛門作)が上演されている。明治に入っても、明治
23. お‐やみ[を‥]【小止】
日本国語大辞典
思ほゆるかな〈よみ人しらず〉」*文明本節用集〔室町中〕「小止 ヲヤミ 雨小止」*仮名草子・かなめいし〔1663〕中・二「雲すきもなく、小止(ヲヤミ)もなく、うつ
24. 鹿島神宮
世界大百科事典
う)も法華経を読誦している。武士の当社への信仰は室町・戦国時代にも変わらなかったし,要石(かなめいし),息栖(いきす)神社(摂社)の男瓶・女瓶などの伝承も生まれ
25. かしま の 揺(ゆ)り余(あま)り
日本国語大辞典
地震の異称。茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮の要石(かなめいし)の下に押えつけられている大ナマズが動くと地震が起こるという俗説による語。*浮世草子・好色二代男〔168
26. かた‐がたし【片片】
日本国語大辞典
たつぐりの席駄(せきだ)をぬぎて、尻切草履かたがたしはきて、人の家の門にたち」*仮名草子・かなめいし〔1663〕上・七「あはてふためき、あみ笠を手にもち、草履席
27. かど‐ばしら【門柱】
日本国語大辞典
*新撰六帖〔1244頃〕二「おのづから朽ち残たる門ばしらわが家いかで建てなほさまし〈藤原信実〉」*仮名草子・かなめいし〔1663〕下・三「男ちからなく出るとて、
28. 仮名草子集
日本古典文学全集
された小説類のことを総称して「仮名草子」と言う。出版され、世間に流布した。浅井了意による『かなめいし』と『浮世物語』、一休禅師のエピソード集『一休ばなし』、遊郭
29. 浮世物語(仮名草子集)
日本古典文学全集
された小説類のことを総称して「仮名草子」と言う。出版され、世間に流布した。浅井了意による『かなめいし』と『浮世物語』、一休禅師のエピソード集『一休ばなし』、遊郭
30. 一休ばなし(仮名草子集)
日本古典文学全集
された小説類のことを総称して「仮名草子」と言う。出版され、世間に流布した。浅井了意による『かなめいし』と『浮世物語』、一休禅師のエピソード集『一休ばなし』、遊郭
31. たきつけ草・もえくゐ・けしずみ(仮名草子集)
日本古典文学全集
された小説類のことを総称して「仮名草子」と言う。出版され、世間に流布した。浅井了意による『かなめいし』と『浮世物語』、一休禅師のエピソード集『一休ばなし』、遊郭
32. 御伽物語(仮名草子集)
日本古典文学全集
された小説類のことを総称して「仮名草子」と言う。出版され、世間に流布した。浅井了意による『かなめいし』と『浮世物語』、一休禅師のエピソード集『一休ばなし』、遊郭
33. かなめ【要】
日本国語大辞典
かけ、山へ御のほせ候へ」(3)(転じて)ある物事を支える最も大切な部分や事柄、人物。要石(かなめいし)。*愚管抄〔1220〕七「えりいだされむ人の、八座・弁官・
34. かなめいし(仮名草子集) 13ページ
日本古典文学全集
書名は「ゆるぐともよもやぬけじのかなめいしかしまの神のあらんかぎりは」の古歌に基づく。下巻の四参照。「かなめいし」は常陸国(茨城県)鹿島神宮に祭られる地震の鎮め
35. かなめいし(仮名草子集) 37ページ
日本古典文学全集
いう地震鎮めの歌のみならず、その翻案の狂歌も、実は同想のものが巷間に流布していた。了意は『かなめいし』中に多くの狂歌を配するが、そうした滑稽を受け入れる素地は、
36. かなめいし(仮名草子集) 64ページ
日本古典文学全集
同じ関心を持つ者なのである。風説を書き留めること自体に、意味を見いだしていたのではないか。『かなめいし』全体についても、風説が重要な材料になっていることを、予測
37. かなめいし(仮名草子集) 65ページ
日本古典文学全集
導く枕詞。神代の時代に対して、神武天皇以後の天皇をいう。本章に列挙する地震の記事は、ほぼすべて『かなめいし』執筆当時刊行されていた年代記に見いだすことができる。
38. かなめいし(仮名草子集) 66ページ
日本古典文学全集
東大寺の仏の御頭落ちなど、いみじき事ども侍りけれど、なほこのたびにはしかずとぞ」と見える。なお、了意は『かなめいし』執筆の際、『方丈記』を参照し
39. かなめいし(仮名草子集) 81ページ
日本古典文学全集
終段近くなって、新房なる人物を登場させる。新房が諸国をめぐり、地震の被害を見聞し、それを語ったものが『かなめいし』である―とする意図があったと考える。作品の事実
40. かなめいし(仮名草子集) 82ページ
日本古典文学全集
災変をはじめ、万象はこれらの消長・交替によって説明される。神のお告げ。以下と類似の説は、『かなめいし』以前では、寛永元年(一六二四)刊の地図『大日本国地震之図』
41. かなめいし(仮名草子集) 83ページ
日本古典文学全集
いかばかりゆるとても、人間世界は滅する事なしとて、むかしの人の哥に、ゆるぐともよもやぬけじのかなめいしかしまの神のあらんかぎりはこの俗哥によりて、地震の記をしる
42. カント学派
日本大百科全書
事実に由来する、と主張して、自らの哲学を根元哲学と名づけた。 マイモンは、カント哲学の要石かなめいしでもあり躓つまずきの石でもある物自体概念を否定し、批判哲学に
43. が が =折(お)れる[=へげる]
日本国語大辞典
(「へげる」は、はがれる意)閉口する。恐れ入る。驚きあきれる。*仮名草子・かなめいし〔1663〕上・一「去年(こぞ)にも似ず、我(ガ)も耗(ヘゲ)やみければ、民
44. 我が=折れる〔=へげる〕
故事俗信ことわざ大辞典
閉口する。恐れ入る。驚きあきれる。「へげる」は、はがれる。 仮名草子・かなめいし(1663)上・一「去年(こぞ)にも似ず、我(ガ)も耗(ヘゲ)やみければ、民のか
45. 紀行・日記編(松尾芭蕉集) 40ページ
日本古典文学全集
たり。あかつきのそら、いさゝかはれけるを、和尚起し驚シ侍れば、人〻起出ぬ。月のひかり、雨の音、たゞあハれなるけしきのミむねにみちて、いふべきことの葉もなし。はる
46. きだ‐きだ【段段】
日本国語大辞典
〓々々 斬其蛇也」*仮名草子・かなめいし〔1663〕上・七「鳥居のふたばしら、地をひびかしてどうどたをれ、段々(キダキダ)にうちをれ
47. 黄表紙 32ページ
日本古典文学全集
〔三〕 桃太郎「七千両打出したら、煙草にせう。腰が痛くなつた」犬「これで四百両できました。今六包で、七箱出来ます」猿「金の見飽きをいたします」白鬼「私は、いつ迄
48. キー‐ストーン
日本国語大辞典
れんがなどをアーチ型に組み立てた場合の)アーチの中央、最上方に差し入れて全体の力をささえる石。要石(かなめいし)。くさび石。剣石。*青春〔1905~06〕〈小栗
49. キーストーン種
日本大百科全書
な、生態系の安定性や多様性を保つうえで不可欠な種をさす。中枢種ともいう。キーストーン(要石かなめいし)とは、石や煉瓦れんがを積み上げてつくられたアーチの最頂部に
50. 軍事基地
日本大百科全書
て日本本土と切り離され、引き続き米軍の直接の軍政下に置かれ、「太平洋のキー・ストーン(要石かなめいし)」としての役割を担うこととなった。 1960年6月には日米
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