1. 平城京
日本大百科全書
の貢納に依拠していたのである。平城京内の東西市の交易はかかる貢納経済を補うものであって、それが平城京の経済の基礎であったわけではないのである。 このような平城京 ...
2. 平城京
世界大百科事典
られてにぎわったらしい。このほか,平城京内には薬師寺,大安寺,唐招提寺,西大寺,東大寺(京の東に接している)などの寺院がつくられ,偉容をほこっていた。 平城京は ...
3. へいじょう‐きょう【平城京】地図
デジタル大辞泉
《「へいぜいきょう」とも》元明天皇の和銅3年(710)藤原京から遷都し、桓武天皇の延暦3年(784)長岡京に遷都するまでの間の都。現在の奈良市市街から西南方にあ ...
4. へいじょう‐きょう[ヘイジャウキャウ]【平城京】
日本国語大辞典
(「へいぜいきょう」とも)元明天皇の和銅三年(七一〇)藤原京から移り、桓武天皇の延暦三年(七八四)長岡京に移るまでの間の都。この間天平一二年(七四〇)から同一七 ...
5. へいぜい‐きょう【平城京】
デジタル大辞泉
⇒へいじょうきょう(平城京) ...
6. へいぜいきょう【平城京】
国史大辞典
仕丁や雇傭民・調庸運脚夫など全国から京に集まる短期滞在者もいた。これらを併せて平城京の人口は約十万人と計算されている。平城京の宅地班給規定は残っていないが、藤原 ...
7. へいじょうきょう【平城京】
国史大辞典
⇒へいぜいきょう ...
8. へいぜい‐きょう[‥キャウ]【平城京】
日本国語大辞典
へいじょうきょう(
平城京)
...9. へいじょうきょうあと・へいじょうきゅうあと【平城京跡・平城宮跡】奈良県:奈良市
日本歴史地名大系
京の基礎単位である一坊の規模は、藤原京の一坊の四倍の広さである。この平城京の九条四坊制、一坊の大きさは、長岡・平安両京に受継がれた。さらにまた、平城京の都城構造 ...
10. 平城京と平城宮[百科マルチメディア]
日本大百科全書
Shogakukan
... 11. へいじようきようないいせき【平城京内遺跡】奈良県:奈良市/平城京跡・平城宮跡
日本歴史地名大系
「中務省」などの官人名の記載例からみると、離宮的な遺跡と考えるのが妥当ではないかと思われる。「平城京左京三条二坊宮跡庭園」として国の特別史跡に指定されている。〔 ...
12. へいぜいきょうさきょうさんじょうにぼうみやあとていえん【平城京左京三条二坊宮跡庭園】
国史大辞典
→長屋王邸宅跡(ながやおうていたくあと),→平城京(へいぜいきょう) [参考文献]奈良国立文化財研究所編『平城京左京三条二坊六坪発掘調査報告』、奈良市編『特別史 ...
13. 平城京条坊制復原図[図版]
国史大辞典
古代を考える奈良 (c)Yoshikawa kobunkan Inc. ...
14. 平城京復元図[図版]
国史大辞典
(c)Yoshikawa kobunkan Inc. ...
15. あいかぐん【秋鹿郡】島根県:出雲国
日本歴史地名大系
大野津神社(大野津社、現松江市大野町の大野津神社に比定)である(括弧内の社名は風土記の表記)。平城京二条大路跡出土木簡に「出雲国秋鹿郡多太郷中男作物海藻陸斤籠重 ...
16. あえかごう【安平郷】兵庫県:淡路国/津名郡
日本歴史地名大系
」と訓ずる。高山寺本は「安平」、東急本は「平安」と記している。天平七年(七三五)頃と思われる平城京跡出土木簡に「(表)淡路国津名郡□餅郷人夫」「(裏)海部荒海調 ...
17. 赤米
世界大百科事典
は古くから赤色の米がつくられ,特別視されていた。奈良時代の木簡によると,尾張,播磨,但馬から平城京へ貢進されていた。また《兵庫北関入船納帳》によると,1445年 ...
18.&nnbsp;あかほしのさと【赤星里】静岡県:駿河国/益頭郡・益津郡
日本歴史地名大系
古代郷里制下の高楊郷の里。天平七年(七三五)から同一一年頃の平城京跡出土木簡(「平城宮木簡概報」二二―二二頁)に「高楊郷赤星里」とみえる。比定地未詳。 ...
19. あきごう【安吉郷】滋賀県:近江国/蒲生郡
日本歴史地名大系
一日の源昇家領近江国土田庄田地注文(東寺文書)にみえ、郷内に「土田庄」があったことがわかる。平城京長屋王家木簡には「蒲生郡□支里」、「今昔物語集」巻二七には「安 ...
20. あさいぐん【朝夷郡】千葉県:安房国
日本歴史地名大系
同六年の紀年銘のある平城宮跡出土木簡に安房国朝夷郡健田郷仲村里戸私部真鳥、天平五年(七三三)銘の平城京(二条大路大溝)跡出土木簡に安房国朝夷郡健田郷柏原里卜部神 ...
21. あさづまごう【朝妻郷】滋賀県:近江国/坂田郡
日本歴史地名大系
「和名抄」東急本は「安佐都末」(アサツマ)と訓ずる。平城京長屋王家木簡に「坂田郡旦女里穴大主寸□」とあり、また「興福寺官務牒疏」には「歓喜光寺、在坂田郡朝儒東宇 ...
22. あしもりごう【足守郷】岡山県:備中国/賀陽郡
日本歴史地名大系
、戸主建部千先の戸口建部気津売が一〇四束、建部智麻売が一〇四束の大税を借りて死亡したとある。
平城京跡出土木簡の「(表)
...23. あしゅく‐じ【阿
寺】
日本国語大辞典
天長年間(八二四〜八三四)に廃絶。〔二〕天応元年(七八一)、石上宅嗣(いそのかみのやかつぐ)が平城京付近にあった私邸を寺にしたもの。寺内にわが国最初の図書館、芸 ...
24. 排蘆小船(近世随想集) 365ページ
日本古典文学全集
契沖の影響により、『古事記』歌謡に目を向けていたことが知られる。記紀歌謡のうち、神代の章段に所出のもの。平城京に遷都したのちの約五十年で、『万葉集』の歌風の第三 ...
25. あすか【明日香・飛鳥】
全文全訳古語辞典
[地名]現在の奈良県高市郡明日香村一帯。耳成山の南、畝傍山の東にあたり、飛鳥川がその中央を流れる。推古朝以後平城京へ遷るまでの百二十年間皇居が造営された。仏教も ...
26. あすか【飛鳥】奈良県:高市郡/明日香村
日本歴史地名大系
承安二年一二月「藤原貞友田地売券」など)があり、式内飛鳥田神社(同区下鳥羽城ノ越町)が所在する。さらに平城京内の佐保川・率川合流地にも小字飛鳥田がみられるなど、 ...
27. 飛鳥時代
日本大百科全書
受けた文武の母元明天皇(げんめいてんのう)(在位707~715)が710年(和銅3)都を藤原京から平城京へ移すに及んで、飛鳥時代はその終わりを告げ、奈良時代が始 ...
28. 飛鳥時代
世界大百科事典
政権の所在地による日本史の時代区分法によって,推古天皇が豊浦宮で即位した592年から,710年(和銅3)の平城京遷都までの100余年間をいう。この間,孝徳朝に難 ...
29. あすか‐じだい【飛鳥時代】
日本国語大辞典
奈良盆地の南部、飛鳥の地に都があった時代。推古天皇即位の年(五九二)から元明天皇の平城京遷都の和銅三年(七一〇)まで、あるいは持統天皇の藤原京遷都(六九四)まで ...
30. あすかじだい【飛鳥時代】
国史大辞典
飛鳥時代の範囲には諸説がある。(一)推古天皇が飛鳥豊浦宮に即位した崇峻天皇五年(五九二)から元明天皇が平城京に遷都した和銅三年(七一〇)までの一世紀余り。この間 ...
31. 飛鳥時代(年表)
日本大百科全書
遣唐使任命(翌年出発)707(慶雲4)阿閇皇女即位(元明天皇)708(和銅1)和銅開珎をつくる710(和銅3)平城京遷都 ...
32. 飛鳥寺
世界大百科事典
建てて住んでいる。藤原京の時代は四大寺の一つに数えられているが,平城京遷都にともない,718年(養老2)金堂・塔など一部の建物を残して平城京へ移転した。この奈良 ...
33. あすか‐でら【飛鳥寺】
デジタル大辞泉
呼ばれた寺。推古天皇4年(596)蘇我馬子(そがのうまこ)の建立と伝えられる。平城遷都に伴い平城京に元興寺建立後は本元興寺と呼ばれた。現在、安居院と飛鳥大仏が残 ...
34. あすかでら【飛鳥寺】
国史大辞典
奈良県高市郡明日香村飛鳥にあり、法興寺・大法興寺・元興寺と号し、平城京の元興寺に対して本元興寺と呼び、現在は新義真言宗で安居院(あんごいん)という。蘇我馬子が ...
35. あすかべぐん【安宿郡】大阪府:河内国
日本歴史地名大系
国吉年六十五、河内国安宿郡人」とあることで、安宿郡を本貫としたことがわかる。奈良時代、天皇が平城京と難波との往復の際にしばしば宿泊した大県郡の竹原井頓宮(現柏原 ...
36. あすかむら【明日香村】奈良県:高市郡
日本歴史地名大系
石造物が点在する。なお近年の発掘により、嶋宮伝承地などの遺跡も確認されている。都が藤原京から平城京へ移るに伴い、飛鳥寺(元興寺)・大官大寺(大安寺)など主要寺院 ...
37. あたみし【熱海市】静岡県
日本歴史地名大系
は九世紀代の緑釉陶器(美濃産)が発見され、この遺跡の経済力が注目される。古代は田方郡に属し、平城京跡出土木簡によると天平七年(七三五)に同郡「有雑郷多賀里」から ...
38. あだちぐん【足立郡】埼玉県:武蔵国
日本歴史地名大系
・桶川市・北本市と北足立郡吹上町・草加市・鴻巣市の大部分および東京都足立区にあたる。〔古代〕平城京の長屋王邸宅跡から出土した木簡に「武蔵国足立郡土毛蓮子一斗五升 ...
39. あだちぐん【足立郡】東京都:武蔵国
日本歴史地名大系
神社・調神社・多気比売神社の四社をあげるが、都内に比定される神社はない。〔古代〕郡名の初出は平城京左京三条二坊のいわゆる長屋王邸跡から出土した木簡で、「武蔵国足 ...
40. あなごう【阿那郷】滋賀県:近江国/坂田郡
日本歴史地名大系
「和名抄」は諸本とも訓を欠くが、用字から、また平城京長屋王家木簡に「尺太郡穴里大伴志伊俵」とあることからアナであろう。郷名の初出も同木簡で、郡里制をとっているこ ...
41. あなしごう【安志郷】兵庫県:播磨国/宍粟郡
日本歴史地名大系
堰止めて三形(御方)里の側に流してしまった。それでこの川の水が少なくなったとする伝承を記す。平城京跡出土木簡に「(表)播磨国宍禾郡山守里」「(裏)山部加之ツ支」 ...
42. あべぐん【安倍郡】静岡県:駿河国
日本歴史地名大系
「和名抄」には川辺・埴生・広伴・葛間・美和・川津・八祐・横太の八郷がみえる。ほかに天平七年(七三五)一〇月の平城京跡出土木簡(「平城宮木簡概報」二二―二二頁)に ...
43. 阿倍宿奈麻呂
世界大百科事典
4年(慶雲1)阿倍と改姓した。翌年従四位上で中納言に任ぜられ,708年(和銅1)正四位上で造平城京司長官となった。ついで718年正三位で大納言に任ぜられ,720 ...
44. あべのすくなまろ【阿倍宿奈麻呂】
国史大辞典
殿垣司、慶雲元年(七〇四)阿倍朝臣と改姓。同二年従四位上中納言、和銅元年(七〇八)正四位上造平城京司長官、同二年従三位、養老元年(七一七)正三位、翌年大納言、同 ...
45. あべの-すくなまろ【阿倍宿奈麻呂】
日本人名大辞典
慶雲(きょううん)4年文武天皇の葬儀の造御竈司をつとめた。慶雲2年参議をへずに中納言となり,造平城京司長官ののち,養老2年大納言にすすむ。ときに正三位。藤原仲麻 ...
46. あまぐん【海部郡】島根県:隠岐国
日本歴史地名大系
載せるが、藤原宮跡出土木簡に前里、平城宮跡出土木簡に佐吉郷・「□宅郷」、平城京二条大路跡出土木簡に御宅郷などとあり、藤原京・平城京時代は三ヵ郷以上が存在したと推 ...
47. あまごう【海部郷】島根県:隠岐国/海部郡
日本歴史地名大系
同書東急本は「安末」の訓を付す。藤原宮跡出土木簡に海評海里軍布など貢進海産物荷札が多くみえる。平城京二条大路跡出土木簡によれば天平七年(七三五)海部郡海部郷宇智 ...
48. 操り
世界大百科事典
意味するが,狭義には文楽人形を指す。〈あや〉は糸のことで,本来は糸操り(マリオネット)の意味と思われる。平城京跡から糸操りの人形が出土している事実を見ても古代か ...
49. 愛発関
世界大百科事典
後も806年3月桓武天皇が没した際には固守されている。しかし810年(弘仁1)9月平城上皇が平城京に移った薬子の変の際には愛発関にかわり近江国の関が固められてい ...
50. あわぐん【安房郡】千葉県
日本歴史地名大系
郡」と記された平城宮跡出土木簡がある。安房国成立後、神亀三年(七二六)采女貢進を停めて兵衛を平城京に上らせることとしている(「続日本紀」九月四日条)。また郡郷里 ...