1. 蓼科山
日本大百科全書
長野県中東部、八ヶ岳(やつがたけ)連峰の北端にある山。標高2531メートル。富士山型火山で、南方は八ヶ岳連峰に続くが三方は広大な裾野(すその)を形成し、諏訪(す ...
2. 蓼科山
世界大百科事典
歌ったものである。降水や湧水が豊富なため,農業用水源となって北佐久・諏訪両地方の水田をうるおしている。蓼科山の南西麓,標高1200~1800mの緩斜面を蓼科高原 ...
3. たてしな‐やま【蓼科山】地図
デジタル大辞泉
長野県中東部、八ヶ岳連峰北端の火山。標高2530メートル。諏訪(すわ)富士。 ...
4. たてしな‐やま【蓼科山・立科山】
日本国語大辞典
長野県中央部、佐久盆地と諏訪盆地との分水界をなす火山。円錐状の山容を呈するが、山頂は鐘状である。南方は八ケ岳(やつがたけ)につづき、広大なすそ野は傾斜のゆるやか ...
5. たてしなやま【蓼科山】長野県:北佐久郡/立科町
日本歴史地名大系
、此ニ而快晴之節ハ諏訪之湖水見ゆる由、此節ハ雲かゝり不見、漸右二ケ村暫見ゆ、とみえる。近世、蓼科山は諏訪方九ヵ村と佐久方八ヵ村との郡境入会であり、諏訪方の鰍原村 ...
6. 白樺湖と蓼科山[百科マルチメディア]
日本大百科全書
しなおおいけ)とよばれていた。写真は西岸からの眺望。後方には諏訪富士(すわふじ)ともよばれる蓼科山(標高2530m)がそびえる。一帯は八ヶ岳(やつがたけ)中信高 ...
7. あいはまむら【相浜村】長野県:佐久市/野沢地区
日本歴史地名大系
[現]佐久市大字伴野 相浜 蓼科山の東北麓が千曲川に落ち込む高台上にある強粘土質の土地。元来、矢島原とよばれた原野の東端、水利に恵まれない地域。西北は五郎兵衛新 ...
8. あさしなむら【浅科村】長野県:北佐久郡
日本歴史地名大系
面積:一九・一三平方キロ 佐久平のほぼ中央に位置し、主として千曲川左岸、蓼科山の北麓から御牧原台地の南端部にわたる。東は佐久市、北は御牧原で小諸市・北御牧村に接 ...
9. あしたじょうあと【芦田城跡】長野県:北佐久郡/立科町/芦田村
日本歴史地名大系
興」とあるので、此頃から芦田氏はその本拠を春日(現望月町春日)に移したのであろう。芦田城は、蓼科山裾野の末端近く、眺望の地であるが防備的な地の利に欠け、戦乱の際 ...
10. あしたむら【芦田村】長野県:北佐久郡/立科町
日本歴史地名大系
、万一高利貸候者有之出入申出候共、決而取上不申候筈之定とあり、村の生活の様子がうかがわれる。蓼科山西北麓(現白樺高原一帯)の多くは地形的に諏訪側とみえるが、この ...
11. あまざかいとうげ【雨境峠】長野県:北佐久郡/立科町/芦田村
日本歴史地名大系
[現]立科町白樺高原 蓼科山西北麓、現白樺高原にあり、佐久の川西地方(現浅科村・望月町・立科町・北御牧村)と諏訪の山浦地方(現茅野市)とを結ぶ要地で、付近には塞 ...
12. あまざかいとうげいせき【雨境峠遺跡】長野県:北佐久郡/立科町/芦田村
日本歴史地名大系
[現]立科町芦田 八ヶ野 蓼科山北西斜面の高原地帯にあって、諏訪から佐久へ抜けていく緩やかな鞍部が峠で、その数キロ間には賽の河原とよばれている石塚や、伝承をもつ ...
13. いりぶせむら【入布施村】長野県:北佐久郡/望月町
日本歴史地名大系
置し、東は矢島村(現浅科村矢島)、西は丘陵を境に片倉村に接する。「入」は奥を意味し、中世まで蓼科山の北麓、布施谷南部が境域。文明一六年(一四八四)大井氏滅亡以後 ...
14. うしろざわいせき【後沢遺跡】長野県:佐久市/野沢地区/小宮山村
日本歴史地名大系
[現]佐久市大字小宮山 佐久市の西縁を画している蓼科山の東麓には諸小河川の開析で幾つかの舌状台地が形成されているが、そのうち、片貝川に臨む前山の後沢丘陵は弥生後 ...
15. うつくしがはら【美ヶ原】長野県:松本市
日本歴史地名大系
山台地であり、浸食によって平坦な台地に変わり、更に隆起して高原状を呈したとみられる。東南には蓼科山(二五三〇メートル)・霧ヶ峰高原、八ヶ岳連峰(主峰の赤岳は二八 ...
16. うやまむら【宇山村】長野県:北佐久郡/立科町
日本歴史地名大系
水利極めて悪く沢水を利用していたが、寛永―慶安年間(一六二四―五二)芦田村の土屋庄蔵と遠山長作が、蓼科山の山腹依田川の源流樅ノ木より六里余の水路を開き、これを受 ...
17. うりうざかいせき【瓜生坂遺跡】長野県:北佐久郡/望月町/牧布施村
日本歴史地名大系
[現]望月町牧布施 中山道が蓼科山麓の望月から佐久平へ抜けるところに一つの尾根筋があり、瓜生坂とよばれている。尾根より一〇メートルほど東斜面を下ったところの小さ ...
18. おうがはな【王ヶ鼻】長野県:松本市
日本歴史地名大系
その塔の下にある天狗の露地まで、松本、浅間温泉、小県郡の丸子方面からバスが通る。東方を望むと二重式火山の蓼科山(二五三〇メートル)、その前に続く池の平や霧ヶ峰の ...
19. おおさわしんでんむら【大沢新田村】長野県:佐久市/野沢地区
日本歴史地名大系
[現]佐久市大字大沢 大沢村本郷から約六キロ、蓼科山の谷深い山あいの村。標高九〇〇メートル強の地にある。居川に沿って本郷から布施村(現北佐久郡望月町)へ通じる一 ...
20. おおさわむら【大沢村】長野県:佐久市/野沢地区
日本歴史地名大系
[現]佐久市大字大沢 南・西・北の三方は前山村の地籍で、東南は臼田村(現南佐久郡臼田町)、東は本新町村である。蓼科山の裾野が長く北東に延びる。この裾野が東に傾斜 ...
21. おおわだむら【大和田村】長野県:佐久市
日本歴史地名大系
常木堰の大改修により段丘上に耕地が開かれたためであろう。馬草・刈敷・薪炭の採取は千曲川を渡って蓼科山の北麓まで行き、四二ヵ村入会原野などに求めた。明治八年(一八 ...
22. かくまがわ【鹿曲川】長野県:北佐久郡
日本歴史地名大系
蓼科山(二五三〇メートル)の東方大河原峠(二〇九三メートル)のふもとを発して北流、途中細小路川・八丁地川・芦田川・藤沢川を併せて、現北御牧村島川原で千曲川に合流 ...
23. かすがじょうあと【春日城跡】長野県:北佐久郡/望月町/春日村
日本歴史地名大系
[現]望月町春日 蓼科山北斜面一支脈の末端に構築され、その南方二里余の山中に詰城の三沢穴小屋をもつ大規模な山城で、春日の穴小屋とよばれた(甲陽軍鑑・依田記)。本 ...
24. かすがむら【春日村】長野県:北佐久郡/望月町
日本歴史地名大系
[現]望月町春日 蓼科山北麓、鹿曲川の最上流に位置する。南は大河原峠(二〇九三メートル)付近で現茅野市に接し、西は丘陵を越えて八丁地川の谷から雨境峠(現立科町) ...
25. かみがわ【上川】長野県:諏訪郡
日本歴史地名大系
八ヶ岳・蓼科山南西部から流出する渋川・滝湯川・音無川等が、霧ヶ峰南部から流出する支流群とともに茅野市北西部の火山性高原地帯に渓谷をつくり、浸食しながら合流して上 ...
26. きたさくぐん【北佐久郡】
国史大辞典
南部が佐久市域となっている。明治十二年(一八七九)、郡区編制に伴い佐久郡を南北二郡に分割して成立。浅間山・蓼科山を含めた山地で、はじめ二町二十六ヵ村であったが、 ...
27. きたさくぐん【北佐久郡】長野県
日本歴史地名大系
馬県に接する高原地帯である。浅科村以下四ヵ町村のある川西地方は、南は蓼科山を境にして諏訪郡に、西は小県郡に接し、台地は蓼科山から流出する鹿曲川によって二分されて ...
28. 北御牧
日本大百科全書
地にあり、台地は水不足のため古くから原野のまま放置されてきた。近世の終わりごろから、八重原は蓼科山の山麓より用水路(八重原堰(やえはらぜき))を引いて水田化され ...
29. くつざわしんでん【沓沢新田】長野県:北佐久郡/望月町
日本歴史地名大系
[現]望月町布施 雁村 布施川最上流に位置する新田村。村域を含めて東南、蓼科山北麓は沓沢村・前山村(ともに現佐久市)を山元とする入会山であったが、その境界は元禄 ...
30. くつざわむら【沓沢村】長野県:佐久市/野沢地区
日本歴史地名大系
[現]佐久市大字根岸 沓沢 蓼科山東北麓の末端、沓沢川(下流は宮川)の渓口村落で、東は糠尾村、西は平井村、北は下県村に接する。嘉暦四年(一三二九)三月の大宮御造 ...
31. こみやまむら【小宮山村】長野県:佐久市/野沢地区
日本歴史地名大系
挟んで三塚村・桜井村に対し、南は前山城跡と耕地で境し、北は今岡村、西はすぐ山地で蓼科山に通ずる。集落は、蓼科山の支脈が佐久平に沈む裾に展開する。嘉暦四年(一三二 ...
32. ございわいせき【御座岩遺跡】長野県:茅野市/柏原村
日本歴史地名大系
この岩の西側から剣形・円板などの石製模造品が発見されているところから、峠神、及びここから真正面に仰がれる蓼科山にかかわる祭祀が行われたことが知られている。 ...
33. ごろべえしんでんむら【五郎兵衛新田村】長野県:北佐久郡/浅科村
日本歴史地名大系
[現]浅科村上原・中原・下原 蓼科山の東北麓が御牧原と接する辺り一帯に開かれた新田村。東は御馬寄村とその枝郷駒寄・相浜村・平井村(ともに現佐久市)に接し、西北は ...
34. 佐久[市]
世界大百科事典
望月 佐久市西部の旧町。旧北佐久郡所属。人口1万0675(2000)。蓼科山北麓に位置し,町域の約8割は山林・原野である。蓼科山に源を発する八丁地川,鹿曲(かく ...
35. さくぐん【佐久郡】長野県:信濃国
日本歴史地名大系
連ねる線によって甲斐国に接し、東は三国山・荒船山等の山々を結ぶ山脈によって上野国・武蔵国と境する。西は八ヶ岳・蓼科山及びその山麓によって諏訪郡・小県郡とに隔てら ...
36. さくこうしゅうみち【佐久甲州道】長野県:南佐久郡
日本歴史地名大系
この橋組合から脱退し以後残余の村で架橋にあたった。しかし度重なる橋の流失による工事の苦しみは蓼科山などからの橋材の切り出し、運搬・架橋と並大抵のものでなかった。 ...
37. さくし【佐久市】長野県
日本歴史地名大系
千曲川が西北流し、その北側は主として浅間山の火山灰地帯で、南側は千曲川の沖積平野から、南西の蓼科山麓へと続く。市域の灌漑は千曲川の支流湯川・滑津川(その支流香坂 ...
38. 佐久盆地
世界大百科事典
盆地の北部は上信越高原国立公園,東部は妙義荒船佐久高原国定公園に属しており,自然景観にすぐれ,浅間山,蓼科山などの山麓の高原では別荘地の開発が盛ん。市川 健夫 ...
39. しおざわせぎ【塩沢堰】長野県:北佐久郡/立科町/塩沢新田
日本歴史地名大系
蓼科山付近の八丁地川から雨境峠の尾根伝いを北流。全長五〇余キロ。六川長三郎勝家が正保三年(一六四六)に完成させた用水路。灌漑面積四三〇町歩。六川家の祖は甲斐六川 ...
40. しもだいらむら【下平村】長野県:佐久市/野沢地区
日本歴史地名大系
[現]佐久市大字伴野 下平 蓼科山の東北麓最先端、千曲川の沖積平野に面し、東は下桜井村、西は竹田村、南は熊久保村、北は今岡村に接する。慶長五年(一六〇〇)小宮山 ...
41. しもむら【下村】長野県:佐久市/野沢地区
日本歴史地名大系
[現]佐久市大字前山 中村の南台地上にある。蓼科山支脈突端の高台に展開する集落で、更に登れば佐久平を一望できる。慶長一五年(一六一〇)の貫地帳(竹内文書)に畑村 ...
42. 白樺湖
日本大百科全書
1946年(昭和21)農業用温水溜池(ためいけ)として築造された。面積0.36平方キロメートル。蓼科山(たてしなやま)直下の標高1416メートルの地にあり、竣工 ...
43. しらかば‐こ【白樺湖】地図
デジタル大辞泉
長野県茅野(ちの)市北部、蓼科山(たてしなやま)西麓にある人造湖。昭和19年(1944)灌漑(かんがい)用として作られたが、スケート場や行楽地として発展。湖岸に ...
44. 神道集 244ページ
東洋文庫
た。「すっかり忘れていましたが、信州笹岡郡の蓼科山を見落としていたのが気にかかります。このついでにおいでなさいませんか」 そこで三郎はさっそく蓼科山へ出かけた。 ...
45. 神道集 248ページ
東洋文庫
送り届けた。 祖父春日権守は大いに喜んで、孫娘の智の敵、甲賀次郎を計略で討ち取って首を切り、蓼科山の人穴の口に晒首に懸けて、甲賀三郎の身替りに冥途へ送 ...
46. 神道集 276ページ
東洋文庫
赤城山、常陸の筑波山が見える。南方を見ると、富士山、秩父山、甲斐の白根山、それに思い出悲しい蓼科山も見える。西方を見ると、更科山、稲武嶽、苔の御嶽も見える。北方 ...
47. すわ‐ふじ【諏訪富士】
デジタル大辞泉
蓼科山の異称。 ...
48. すわ‐ぼんち【諏訪盆地】
デジタル大辞泉
長野県中央部、フォッサマグナにできた盆地。断層湖の諏訪湖を中心にした地域と、蓼科(たてしな)山・八ヶ岳火山山麓とに分けられる。諏訪市・茅野(ちの)市・岡谷市があ ...
49. タイム・カプセル
世界大百科事典
てこの種の試みがなされている。最初は1940年に新聞之新聞社が紀元2600年を記念して長野県蓼科山に建設した〈文化楼〉,2回目が51年信濃毎日新開社が長野市城山 ...
50. たけたむら【竹田村】長野県:佐久市/野沢地区
日本歴史地名大系
[現]佐久市大字根岸 竹田 蓼科山の東北麓末端、中沢川の渓口村落。東は下平村、北は下県村、西は糠尾村と接する。文政年中(一八一八―三〇)に村内平見堂の地で発掘さ ...