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大殿祭

ジャパンナレッジで閲覧できる『大殿祭』の国史大辞典・日本国語大辞典のサンプルページ

国史大辞典
大殿祭
おおとのほがい
宮廷殿舎の災害を予防し平安を祈願する宮中祭儀。『延喜式』宮内省・四時祭上ならびに祝詞に詳しい。屋船久久遅(やふねくくのち)・屋船豊宇気姫(やふねとようけひめ)・大宮売(おおみやのめ)の三神を祭る。恒例には神今食・新嘗祭・大嘗祭の前後に行われ、臨時には宮殿の新築・移居や斎宮・斎王の卜定ののち行われた。『古語拾遺』に記す由来によれば、太玉命の孫である天富命が諸「斎部」を率い天璽を正殿に安置し殿祭(おおとのほがい)の祝詞を奏したのが本義で、のち中臣が参加して並び、宝亀以後の中臣が斎部を率いるという奏詞は、中臣による後世の改変という。式次第は、糸四両・安芸木綿一斤・筥四合・米四升・酒二升・瓶一口・盞二口・案二脚を揃え、中臣・忌部の官人、宮主、史生、神部、御巫らが奉仕、中臣は御殿の南に侍し、忌部は巽に向かって微声で祝詞を申す。祝詞には神殿構立が忌部の専業であった時代の呪術や呪言がふくまれ、他にみられない古態がのこる。
(山上 伊豆母)


日本国語大辞典
おおとの‐ほがい[おほとのほがひ]【大殿祭】

解説・用例

〔名〕

宮殿に災異のないように祈り鎮む儀式。神今食(じんごんじき)、新嘗祭(にいなめさい)、大嘗祭(だいじょうさい)の前後、または皇居の遷移、斎宮、斎院卜定の後等に、屋船久久遅命(やぶねくくちのみこと)、屋船豊宇気姫命(やぶねとようけひめのみこと)をまつって行なう。

*延喜式〔927〕三一・宮内省「大殿祭 此云〓於保登能保加比〓

辞書

言海

正式名称と詳細

表記

大殿祭言海


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検索コンテンツ
1. おおとの‐ほがい【大殿祭】
デジタル大辞泉
《古くは「おおとのほかい」》宮殿に災害のないように、祈り鎮める儀式。神今食(じんこんじき)・新嘗祭(しんじょうさい)・大嘗祭(だいじょうさい)の前後、または皇居 ...
2. おおとの‐ほがい[おほとのほがひ]【大殿祭】
日本国語大辞典
屋船豊宇気姫命(やぶねとようけひめのみこと)をまつって行なう。*延喜式〔927〕三一・宮内省「大殿祭 此云〓於保登能保加比 ...
3. おおとのほがい【大殿祭】
国史大辞典
宮廷殿舎の災害を予防し平安を祈願する宮中祭儀。『延喜式』宮内省・四時祭上ならびに祝詞に詳しい。屋船久久遅(やふねくくのち)・屋船豊宇気姫(やふねとようけひめ) ...
4. 大殿祭(おおとのまつり)【篇】
古事類苑
神祇部 洋巻 第2巻 559ページ ...
5. 大嘗祭大殿祭 (見出し語:大殿祭【篇】)
古事類苑
神祇部 洋巻 第1巻 1245ページ ...
6. 新嘗祭大殿祭 (見出し語:大殿祭【篇】)
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7. 神今食祭大殿祭 (見出し語:大殿祭【篇】)
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8. 離宮院大殿祭 (見出し語:大殿祭【篇】)
古事類苑
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9. 大殿祭時祀大宮賣神 (見出し語:大宮女神)
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10. 大殿祭祭神 (見出し語:祭神)
古事類苑
神祇部 洋巻 第2巻 559ページ ...
11. 大殿祭祝詞 (見出し語:祝詞)
古事類苑
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12. 大殿祭【篇】 (見出し語:祭)
古事類苑
神祇部 洋巻 第2巻 559ページ ...
13. 行幸大殿祭 (見出し語:行幸【篇】)
古事類苑
神祇部 洋巻 第2巻 563ページ ...
14. あかる‐にきて【明和幣】
日本国語大辞典
」の変化した語)光沢のある柔らかい織物。幣(みてぐら)として用いる。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭「瑞(みつ)の八尺瓊(やさかに)の御吹(ほ)きの五百(ゆ)つ御 ...
15. あし の 躓(まがい)
日本国語大辞典
足のつまずき。足をふみはずすこと。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭「皇御孫の命の朝の御膳、夕べの御膳供へまつるひれ懸くる伴の緒、襁懸くる伴の緒を、手の躓ひ、足躓( ...
16. あまつ 奇(くす)し護言(いわいごと)
日本国語大辞典
(「くすし」は「霊妙な」の意)神聖な斎(いわ)いのことば。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本訓)「汝(なむち)屋船の命に天津奇護言(アマツクスシイハヒコト ...
17. あまつ 高御座(たかみくら)
日本国語大辞典
(「高御座」は玉座の意)帝位。皇位。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本訓)「皇御孫命(すめみまのみこと)を、天津高御座(アマツタカミクラ)に坐(ま)して天 ...
18. あまつ 御量(みはか)り
日本国語大辞典
(「あまつ」は「天つ神の」の意)天つ神のはかりごと。天つ神の取り計らい。神慮。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(出雲板訓)「天津御量(あまつみハカリ)を以て事問ひ ...
19. あまの 血垂(ちだり)
日本国語大辞典
鳥が口にした餌の血などを空から落とすのをけがれとして嫌う風習があった。あめのちだり。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(出雲板訓)「高天原は、青雲の靄く極み、天能血 ...
20. あら‐か【殿】
日本国語大辞典
拾遺嘉祿本〔807〕「端殿 古語にはみづのみ阿良可(アラカ)といふ」*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭「皇御孫の命の天の御翳(みかげ)、日の御翳と造り仕へまつれる瑞 ...
21. あれ‐・ぶ【荒】
日本国語大辞典
〔自バ上二〕「あらぶ(荒)」に同じ。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭「神等のいすろこび阿礼比(アレビ)坐すを、言直し和し〈古語にやはしと云ふ〉坐して」 ...
22. いおつ‐みすまる[いほつ‥]【五百箇御統】
日本国語大辞典
箇御統(イホツミスマル)〈御統、此をば美須磨屡(ミスマル)と云ふ〉」*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本訓)「瑞(みつ)の八尺瓊(やさかに)の御吹の五百都御 ...
23. いすすき
日本国語大辞典
〔名〕(動詞「いすすく」の連用形の名詞化)驚き騒ぐこと。あわてること。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭「御床つひのさやき夜目の伊須須伎(イススキ)いづつしき事なく ...
24. いすろご・う[いすろごふ]
日本国語大辞典
〔自ハ四〕語義未詳。心勇み、心勇み争う、の意か。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭「皇御孫命の同じ殿の裏(うち)に塞(さや)り坐して参入り罷出る人の選び知ろしめしし ...
25. 出雲国風土記(風土記) 163ページ
日本古典文学全集
『大学』に「国治而天下平」。「明」は、秩序がある、の意。『尓雅』釈詁に「成ナリ」。『広雅』釈詁一に「通ナリ」。大殿祭『祝詞』に「平良気久安良気久」。『説文』に「 ...
26. いつつ〓
日本国語大辞典
化)ひじょうに威力がある。恐ろしい。悪い。一説に、驚きあわてるさま。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭「大御床つひのさやぎ、よめのいすすき伊豆都志伎(イツツシキ)事 ...
27. 逸文(風土記) 435ページ
日本古典文学全集
第五段、一書第七)、「保食神、此云宇気母知能加微」(『神代紀』上第五段、一書第十一)。祝詞「大殿祭」中の「屋船豊宇気姫命」の分注には「是、稲霊也。俗詞、宇賀能美 ...
28. 稲荷信仰
日本大百科全書
稲荷神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)といわれる。「うか」は「うけ」「け」と同意で食物を表すが、『大殿祭祝詞(おおとのほがいののりと)』に宇賀能美多麻(うか ...
29. イネ
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られ、『延喜式』の大殿祭のなかに「米を屋中に散らす」とあるのも、このウチマキのことであろう。宮中の儀式を記した『貞観儀式(じょうがんぎしき)』(871~872) ...
30. いみびのまつり【斎火祭】
国史大辞典
忌火庭火祭は『延喜式』に、毎月朔日に幣物を供え「宮主、内膳司に於て事を行へ」(原漢文)とあるほか大殿祭の後でも行う。京都市上京区の平野神社などでも斎火祭の神事が ...
31. いむ‐おの[‥をの]【斎斧】
日本国語大辞典
〔名〕斎(い)み清めた斧。神殿、宮殿を造営するときなどに用いる斧。いみおの。いわいおの。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本訓)「今(いま)奥山の大峡(おほ ...
32. いむ‐すき【斎鋤】
日本国語大辞典
、宮地穿始奉」*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本訓)「今(いま)奥山の大峡(おほかひ)、小峡(をかひ)に立てる木を斎部の斎斧(いむをの) ...
33. いむ‐はしら【斎柱】
日本国語大辞典
忌柱〓」*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(出雲板訓)「中間(なから)を持ち出で来て、斎 ...
34. いわい‐ごと[いはひ‥]【祝言・斎言】
日本国語大辞典
〔名〕(1)幸いを祈ることば。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本訓)「汝(なむち)屋船の命に天つ奇(くす)し護言(イハヒゴト)〈古語云 ...
35. いん‐たまつくり【斎玉作】
日本国語大辞典
〔名〕身をきよめて玉を作ること。また、その人。いんたますり。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(出雲板訓)「斎玉作(イムタマツクリ)等が持斎(もちゆ)まはり持浄(も ...
36. 忌部
日本大百科全書
の品部(しなべ)の2類型が考えられる。品部としての忌部は、忌部氏が大嘗祭(だいじょうさい)、大殿祭(おおとのほがい)、御門祭(みかどまつり)などの中央祭祀を担当 ...
37. 忌部氏
日本大百科全書
た。御殿の造営や祭祀具の調整、また班幣(はんぺい)・神璽(しんじ)(鏡・剣)奉上などの実務、大殿祭(おおとのほがい)・御門祭(みかどほがい)の祝詞(のりと)(『 ...
38. 忌部氏
世界大百科事典
ろにその地位を確立し,大嘗宮(だいじようぐう)の神璽(しんじ)の捧持に当たり,それにともなう大殿祭,御内祭を主催した。また諸国の忌部に供神の幣帛や,祭具などの製 ...
39. うか の 御魂(みたま)
日本国語大辞典
磨(ウカノミタマ)と云ふ」*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭「屋船豊宇気姫命〈是は稲霊なり。俗に宇賀能美多麻(ウカノミタマ)と謂ふ〉」*十巻本和名類聚抄〔934頃〕 ...
40. うか‐の‐みたま【宇迦御魂/倉稲魂/稲魂】
デジタル大辞泉
うかのみたまのかみ。うかのみたまのみこと。 「こは稲の霊(みたま)なり。俗の詞に―といふ」〈祝詞・大殿祭・訓注〉 ...
41. うかのみたまのみこと【倉稲魂命】
国史大辞典
になる。保食(うけもち)神・豊受気毘売(とようけひめ)神とも性格が共通する。『延喜式』神祇の大殿祭祝詞では、後者を「稲霊也」と注し、その俗名を「うかのみたま」と ...
42. えらび【選・択・撰】
日本国語大辞典
から、ある目的、基準にかなうものをとり出すこと。えらみ。せん。選択。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本)「参入り罷出(まかつ)る人の選比知らし、神等のいす ...
43. えら・ぶ【選・択・撰】
日本国語大辞典
(1)動詞「える(選)」の未然形に、継続を表わす「ふ」の付いたもの。祝詞(大殿祭、「選比」)、宣命(天平二年、「択比」)等の万葉仮名により、上代では、「ふ」は清 ...
44. お[を]【小・少】
日本国語大辞典
のしけしき袁(ヲ)屋に菅畳(すがだたみ)いやさや敷きて我が二人寝し」*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(出雲板訓)「今の奥山の大峡(おほかひ)・小(ヲ)峡(かひ)に ...
45. おお‐かい[おほかひ]【大峡】
日本国語大辞典
小峡(おがい)。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(出雲板訓)「天つ日嗣(ひつぎ)知ろし食す皇御孫の命の御殿(みあらか)を、今奥山の大峡(おほカヒ)小峡( ...
46. おおみやのめのかみ【大宮売神】
国史大辞典
神統譜が明らかではない。平田篤胤の『古史伝』には天鈿女とも同神視しており、『延喜式』にみえる大殿祭の祝詞に「皇御孫の命の同じ殿のうちに塞りまして、参入り罷出る人 ...
47. おおみやのめのかみ【大宮売神】
日本人名大辞典
み)につかえる。宮中の平安をまもる神として皇居の八神殿にまつられた8神のうちの1神。祈年祭,大殿祭(おおとのほがい)でもまつられた。 ...
48. おおやしまとよあしはら‐の‐みずほのくに[おほやしまとよあしはらのみづほのくに]【大八島豊葦原瑞穂国】
日本国語大辞典
多くの島から成っていて、葦がゆたかにしげってみずみずしい稲穂の実る国の意。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(九条家本訓)「大八州豊葦原瑞穂国(おほやシマとよあしは ...
49. お‐がい[をがひ]【小峡】
日本国語大辞典
大峡(おおかい)。*延喜式〔927〕祝詞・大殿祭(出雲板訓)「今の奥山の大峡(おほかひ)・小峡(ヲカヒ)に立てる木を、斎部(いむへ)の斎斧(いむ ...
50. おさんご【御散供】[方言]
日本方言大辞典
きちらす米、銭など。《さんぐ》 静岡県周智郡054方言(雑誌)1931~1938江家次第六・大殿祭「神祇官人<中臣忌部>先石灰壇、次経〓御帳後 ...
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