NHK大河ドラマ「光る君へ」特集
ジャパンナレッジは約1900冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文学
  6. >
  7. 古典文学
  8. >
  9. 和歌・歌人
  10. >
  11. 旋頭歌

旋頭歌

ジャパンナレッジで閲覧できる『旋頭歌』の国史大辞典・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典のサンプルページ

国史大辞典
旋頭歌
せどうか
歌体の一種。五七七・五七七の六句体の歌体をさす。五七七をくり返すから、頭を旋らすの意で旋頭歌と呼ぶのであろう。双本歌ともいう(『歌経標式』)。源は、歌垣における片歌(五七七)の問答形式に発するもので、のちには本末唱和となった抒情詩もみられる。『万葉集』には六十二首を収めるが、これらの歌も、前段・後段、意味の統一されたものが多い。しかし、能登国歌のようにはやし詞「わし」を添えたものもあって、民謡性に富んだ歌体である。『柿本朝臣人麿歌集』から三十五首が引かれ、巻七・巻一一ほか巻一〇に多い。その作者として明らかなのは藤原八束・山上憶良・大伴坂上郎女・大伴家持・丹生女王・高橋虫麻呂・元興寺の僧などであり、万葉第三期以降きわめて少なくなった。この歌体は偶数歌体で、うたいものでない記載の抒情文学には適しなかったためであろう。なお『万葉集』以外に、『古事記』に二首、『日本書紀』に一首、『琴歌譜』に一首、『古今和歌集』『拾遺和歌集』『千載和歌集』などに数首がある。平安時代の作には五七五五七七という特異な型も見られる。明治以後、正岡子規・窪田空穂による旋頭歌の歌体の試作がある。→混本歌(こんぽんか)
[参考文献]
橋本直香『旋頭歌解』(『橋本直香集』一)、五十嵐力『国歌の胎生及び発達』、森本治吉『日本詩歌の曙』、久松潜一『上代日本文学の研究』(『久松潜一著作集』九)、脇山七郎「万葉集の旋頭歌」(『万葉集大成』七所収)、高野正美「旋頭歌・仏足跡歌」(有精堂『万葉集講座』四所収)、岩下武彦「旋頭歌の始源」(伊藤博・稲岡耕二編『万葉集を学ぶ』五所収)、稲岡耕二「人麻呂歌集旋頭歌の文学史的意義」(犬養孝博士古稀記念論集刊行委員会編『万葉・その後』所収)、神野志隆光「旋頭歌試論」(『万葉』一〇九)
(犬養 孝)


日本大百科全書
旋頭歌
せどうか

頭(こうべ)を旋(めぐ)らす歌、あるいは、頭に旋る歌、の意か。五七七、五七七の六句形式の歌の称。「新治筑波(にいはりつくは)を過ぎて幾夜(いくよ)か寝つる」(倭建命(やまとたけるのみこと))「かがなべて夜(よ)には九夜(ここのよ)日には十日を」(御火焼(みひたき)の老人(おきな))のやりとり(『古事記』)のように、五七七を繰り返すことから「旋頭」と称したと考えられる。この形式の成立をめぐっては、五七七の片歌(かたうた)を2人によって問答したのが後に1人の作者によってつくられるようになった、という片歌問答起源説が有力である。しかし、片歌は、独立的な歌の形式ではなく、組歌のなかで、一定の特別なありようにおいて三句形式が音楽的に現出するところをそうよんだものとみられる。片歌問答は、その片歌を音楽性を離れて独立化して利用したのであり、旋頭歌の源とはいえない。
旋頭歌は、『万葉集』中の存在状況として、作者分明のものでは柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)以前にはみず、「住吉(すみのえ)の小田(をだ)を刈らす子奴(やつこ)かも無き 奴あれど妹(いも)が御(み)ためと私田(わたくしだ)刈る」(巻7)をはじめとして『人麻呂歌集』に過半数が集中するという偏在からも、一般的な歌謡形式とは認めがたい。三句プラス三句という二段構造を強く保持していて、唱(うた)われる形であることは確かであるが、それは唱和の形式(とくに短歌を本末で唱和する形)を利用したものとして考えられる。その成立には人麻呂の関与が大きいと思われる。
[神野志隆光]



改訂新版・世界大百科事典
旋頭歌
せどうか

長歌,短歌などとともに和歌の歌体の一種で,5・7・7・5・7・7の6句からなる。旋頭歌の〈旋〉は〈めぐる〉の意である。つまり頭句にめぐる,かえるの意で,くり返しうたう歌の意の名義と解される。《歌経標式》では〈双本歌〉と呼んでいる。《万葉集》に62首あってこれが大半であるが,ほかに《古事記》《日本書紀》《古今集》《拾遺集》《千載集》,そして《琴歌譜》などにわずかずつ収められている。もともとは5・7・7の片歌(かたうた)形式による問答,唱和だったと解すべきだろうとされる。《古事記》の神武天皇段に片歌による問答があり,さらに〈住吉の小田を刈らす子奴かも無き奴あれど妹が御為(みため)と私田(わたくしだ)刈る〉(《万葉集》巻七)といった,最初の5・7・7が問いかけ,後の5・7・7が答の作が見られるからである。《万葉集》では,山上憶良,高橋虫麻呂,大伴坂上郎女,大伴家持らの作もあるが多くは作者未詳で,民謡形式の一つだったかと推測されている。
[佐佐木 幸綱]

[索引語]
双本歌
上記は、日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書サービス「ジャパンナレッジ」のサンプル記事です。

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。


旋頭歌の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 235
※検索結果は本ページの作成時点のものであり、実際の検索結果とは異なる場合があります
検索コンテンツ
1. 旋頭歌
日本大百科全書
そうよんだものとみられる。片歌問答は、その片歌を音楽性を離れて独立化して利用したのであり、旋頭歌の源とはいえない。 旋頭歌は、『万葉集』中の存在状況として、作者 ...
2. 旋頭歌
世界大百科事典
長歌,短歌などとともに和歌の歌体の一種で,5・7・7・5・7・7の6句からなる。旋頭歌の〈旋〉は〈めぐる〉の意である。つまり頭句にめぐる,かえるの意で,くり返し ...
3. せどう‐か【旋頭歌】
デジタル大辞泉
《頭を旋(めぐ)らす意で、下3句が上3句と同じ句形を反復するところから》和歌の一体。五・七・七・五・七・七の6句を定型とする歌。片歌(かたうた)の唱和から起こっ ...
4. せどう‐か【旋頭歌】
日本国語大辞典
所発〓旋頭歌」*古今和歌集〔905〜914〕雑体「旋頭哥」*新撰髄脳〔11C初〕「旋頭哥三八字あるべし。ま ...
5. せどう-か【旋頭歌】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕《頭句(五七七の三句)をめぐらす(旋)歌の意》五七七・五七七から成る形式の和歌。例えば「白珠は人に知らえず知らずともよし知らずとも我し知れらば知らずとも ...
6. せどうか【旋頭歌】
国史大辞典
久松潜一著作集』九)、脇山七郎「万葉集の旋頭歌」(『万葉集大成』七所収)、高野正美「旋頭歌・仏足跡歌」(有精堂『万葉集講座』四所収)、岩下武彦「旋頭歌の始源」( ...
7. 旋頭歌(せどうか)
古事類苑
文學部 洋巻 第1巻 540ページ ...
8. せんどう‐か【旋頭歌】
デジタル大辞泉
⇒せどうか(旋頭歌)  ...
9. せんどう‐か【旋頭歌】
日本国語大辞典
〔名〕「せどうか(旋頭歌)」に同じ。*古今六帖〔976〜987頃〕四・別「せんとう哥 十七首」*書言字考節用集〔1717〕九「旋頭哥 センドウカ」書言・言海 ...
10. せどうかかい【旋頭歌解】
日本国語大辞典
明治初期の注釈書。三巻。橋本直香(はしもとただか)著。明治五年(一八七二)成立。旋頭歌について概説し、記・紀・万葉・古今からその作品を抽出して注釈を加える。セド ...
11. あさ-がほ【朝顔】
全文全訳古語辞典
38〉萩の花、ススキ、葛の花、ナデシコの花、オミナエシ、また藤袴、朝顔の花。五七七・五七七ノ旋頭歌。「秋の七草」ヲ羅列シタ歌。❷今のアサガオ。「牽牛子」とも。  ...
12. 天降言
日本大百科全書
集。宗武没後にある家臣が編集したものを家臣藤原直臣(なおみ)が筆写した。1巻。短歌307首、旋頭歌(せどうか)2首がある。この歌集は、(1)1716年ごろから1 ...
13. あもりごと【天降言】
国史大辞典
ら成る。伝本には文化四年(一八〇七)の藤原直臣の写本その他があり、流布本は歌数三百九首(うち旋頭歌二首)であるが、その原本は田藩文庫所蔵の『悠然院様御詠草』一巻 ...
14. いっ‐く【一句】
日本国語大辞典
たは七言のひときり。または、和歌の五文字または七文字のひときり。*八雲御抄〔1242頃〕一「旋頭歌 三十一字に今一句をそへたる也。普通歌は五句、是は六句也」*詩 ...
15. いめ-たてて【射目立てて】
全文全訳古語辞典
見の岡辺のナデシコの花をみんな手折って、私は持って行く。奈良にいる人のために。五七七五七七ノ旋頭歌。 ...
16. いりのじんじゃ【入野神社】京都市:西京区/上羽村地図
日本歴史地名大系
旧鎮座地は現在の西京区大原野神社の地とも、もと大原野神社の御旅所であったともいう。「万葉集」巻七の旋頭歌「剣太刀鞘ゆ納野に葛引く吾妹真袖もち着せてむとかも夏草刈 ...
17. 韻文
日本大百科全書
西欧の詩では脚韻や律動が活用された。わが国の韻文は短歌、俳句に代表されるが、ほかに長歌、今様(いまよう)、旋頭歌(せどうか)、和讚(わさん)、片歌(かたうた)な ...
18. うき‐うた【盞歌】
日本国語大辞典
(ほだり)取り 堅く取らせ 下堅く 彌堅く取らせ」は前句の反唱に過ぎず、いわば旋頭歌(せどうか)の実際に唱せられたままの記録と見る説とがある。 ...
19. うた【歌/唄】
デジタル大辞泉
現今の唱歌・民謡・歌謡曲などまで種類が多い。 2 一定の音節数によって語の調子を整えた感情の表現。長歌・短歌・旋頭歌(せどうか)や近代詩などの総称。 3 (歌) ...
20. うた【歌・唄】
日本国語大辞典
風俗。中にも、杉立てる門」(2)リズムを主として作られた一種の文章の総称。古代からの短歌、長歌、旋頭歌(せどうか)、歌謡などや近代の詩をも含める。*万葉集〔8C ...
21. うた【歌・唄】
全文全訳古語辞典
は)琴(=七弦ノ琴)を心まかせにお弾きになって、良清に歌を歌わせ。❷和歌の総称。短歌・長歌・旋頭歌など。 「よしとも覚えぬ我が歌を、人に語りて、人のほめなどした ...
22. うた の 末(すえ)
日本国語大辞典
和歌の下の句。また、詠みかけられた歌に対する応答の歌。片歌を二人で唱和して一首の旋頭歌(せどうか)の形式をとることが多い。*古事記〔712〕下「是に志毘臣歌曰ひ ...
23. うち-わた・す【打ち渡す】
全文全訳古語辞典
は物を申し上げます、その、そこに白く咲いているのは何の花ですか。五七七・五七七ノ音数カラナル旋頭歌。 ...
24. うら-ば【末葉】
全文全訳古語辞典
の葉末を誰が折ったのか、わが夫の振る手を見ようと、私が折ったのです。五・七・七・五・七・七ノ旋頭歌。 ...
25. おおとものさかのうえのいらつめ【大伴坂上郎女】
国史大辞典
目立つ。いちばん新しい歌は天平勝宝二年(七五〇)の作。『万葉集』中、短歌七十七首、長歌六首、旋頭歌一首、計八十四首で、奈良時代中・後期をいろどる量質ともにすぐれ ...
26. 大伴家持
日本大百科全書
を除名されていた。 作品は『万葉集』中もっとも多く、長歌46、短歌425(合作1首を含む)、旋頭歌(せどうか)1首、合計472首に上る。ほかに漢詩1首、詩序形式 ...
27. 大伴家持
世界大百科事典
特に巻十七以降は,家持の歌による日録の体裁をなしている。集中,群をぬいて作品数も多く(長歌46,短歌431,旋頭歌1,連歌1),その作歌過程は大別して3期に区分 ...
28. おちかた‐びと[をちかた‥]【遠方人】
日本国語大辞典
だにも、にほひに行かな越方人(をちかたひと)に〈人麻呂歌集〉」*古今和歌集〔905〜914〕旋頭歌・一〇〇七「うちわたすをちかた人にもの申すわれそのそこにしろく ...
29. かいぶん‐か[クヮイブン‥]【回文歌】
日本国語大辞典
にさくらむ」*車屋本謡曲・鸚鵡小町〔1570頃か〕「夫(それ)歌のさまをたづぬるに、長歌短歌旋頭歌、折句俳諧混本歌鸚鵡返し、廻文歌なり」*譬喩尽〔1786〕四「 ...
30. かがく【歌学】
国史大辞典
最初に序があり、本文は六巻より成っている。巻一正義部は、まず歌体などに関して六義事・序代・短歌・反歌・旋頭歌・混本歌・廻文歌・無心所着・誹諧歌・折句・折句沓冠・ ...
31. かきのもとのひとまろ【柿本人麻呂】
国史大辞典
含め長歌十八首、短歌六十六首。人麻呂以外の歌も載せ、『万葉集』に採られている『柿本朝臣人麿歌集』には長歌・旋頭歌(せどうか)・短歌合計三百六十五首。作歌は天智あ ...
32. 柿本人麻呂歌集
世界大百科事典
季節歌,詠物歌,旅の歌が多い。《万葉集》の巻二・三・七・九~十四に散在して,短歌約333首,旋頭歌35首,長歌2首,合計約370首を数える。国語の表記史や人麻呂 ...
33. 神楽歌 63ページ
日本古典文学全集
日すら 春日すら 春日すら 春日すら一説に云ふ、「そを思ふと 何もとりせず 春日暮しつ 春日暮しつ」。曾乎毛不止 名仁毛世須志天 也 波留比須良 波留比須良 春 ...
34. 神楽歌 79ページ
日本古典文学全集
本得選子が閨なる や 標結ふ檜葉を 誰かは手折りし 得選子や 〈返す所〉たたらこきひよや 誰かは手折りし 得選子得銭子加禰也名留 也 志毛由不比波乎 太礼加波太 ...
35. か‐たい【歌体】
デジタル大辞泉
1 句数・字数などからみた和歌の形式。短歌・長歌・旋頭歌(せどうか)・片歌(かたうた)などの類。 2 和歌の姿や風体。  ...
36. か‐たい【歌体】
日本国語大辞典
此重載」(2)長短句の組み合わせ方、句数、字数などからみた、和歌の形式。短歌、長歌、旋頭歌、片歌、仏足石歌などをいう。 ...
37. かたい【歌体】 : 和歌
国史大辞典
字足らずの歌もある。旋頭歌は五・七・七・五・七・七の六句から成る。五・七・七の三句を片歌といい、片歌を唱和した形式のものである。仏足石歌体は短歌形式に七音の句を ...
38. 片歌
世界大百科事典
の片方の意味で,音楽上の呼称であったとする説もある。さらに,片歌2首が合体して旋頭歌ができたのではなく,逆に旋頭歌から独立して片歌ができたとする説もある。佐佐木 ...
39. かた‐うた【片歌】
デジタル大辞泉
古代歌謡の一体。五・七・七の3句19音からなる歌。多く問答に用いられ、2首合わせると旋頭歌(せどうか)の形になる。雅楽寮で教習した大歌(おおうた)の一つでもある ...
40. かた‐うた【片歌】
日本国語大辞典
といふ人〈略〉この道をたはやきぶりのかたうたとし大に譏る」(1)旋頭歌形式の半分をいう歌詞の形式から〔時代別国語大辞典‐上代編〕。(2)一首の歌の上句か下句か、 ...
41. かた-うた【片歌】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕上代歌謡の形式の一つ。五七七の三句からなる。これを二つ合わせると完全なもの(旋頭歌)になるところから、この名がある。  ...
42. かたうた【片歌】
国史大辞典
近世以後短歌・旋頭歌・長歌などに対して、五七七の歌体の名称として用いられるが、『古事記』においては、歌体の名称ではないようである。何故ならそこでは短歌・旋頭歌 ...
43. かもおうかしゅう【賀茂翁家集】
国史大辞典
板本は、はじめの二冊が歌集で、四季・恋・哀傷・雑・羈旅・物名・賀などに分け、擬神楽催馬楽歌・長歌・旋頭歌を付す。巻三・四は文集で、序文・文詞・祝詞・碑文などを収 ...
44. 閑吟集 504ページ
日本古典文学全集
小恋の中川 うつかと渡るとて 袖を濡らいたあら何ともなの さても心や田宮城野の木の下露に濡るる袖 雨にもまさる涙かな 雨にもまさる涙かな小紅羅の袖をば 誰が濡ら ...
45. 狂歌 590ページ
日本古典文学全集
見侍りて出立のことなるなりのすゝはきを見る時にこそ知らぬ翁にあふ心地すれ(鈍奈法師)清原元輔の旋頭歌「増鏡そこなる影に向ひゐて見る時にこそ知らぬ翁にあふ心地すれ ...
46. 去来抄(俳論集) 514ページ
日本古典文学全集
ここに伝統的詩情とのつながりがある。底本「俳諧歌」と誤る。「俳諧之連歌」のこと。五七五五七五の旋頭歌。混本歌は『古今集』真名序に見える歌体だが、形式不明。真の俳 ...
47. く【句】
日本国語大辞典
きつばたといふいつもじをくのかしらにすゑて、旅の心をよまんとて」*八雲御抄〔1242頃〕一「旋頭歌。三十一字に今一句を添へたる也。普通歌は五句、是は六句也」(ハ ...
48. くさかど-のぶたか【草鹿砥宣隆】
日本人名大辞典
明治元年京都皇学所御用係となるが,2年6月21日急死した。52歳。号は杉廼金戸,杉門主人。著作に「旋頭歌(せどうか)抄」「祭典略」など。 ...
49. くせむら【久世村】京都府:城陽市
日本歴史地名大系
「万葉集」巻七に載る「山城の久世の社の草な手折りそ 己が時と立ち栄ゆとも草な手折りそ」という旋頭歌は、この社にちなむともいわれるが不詳。近世は若王社とよばれた。 ...
50. 桂園一枝
日本大百科全書
んぎょくのごとし)」からとられた。春・夏・秋・冬・恋・雑・事につき時に触れたる・雑体(長歌・旋頭歌(せどうか)・俳諧(はいかい)歌)に部類し、計983首が収めら ...
「旋頭歌」の情報だけではなく、「旋頭歌」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶

旋頭歌と同じ和歌・歌人カテゴリの記事
後撰和歌集(世界大百科事典・国史大辞典)
略称《後撰集》。《古今和歌集》をつぐ平安時代第2の勅撰和歌集。20巻。951年(天暦5)村上天皇の宣旨により,藤原伊尹(これただ)を別当(責任者)に,清原元輔,大中臣能宣(よしのぶ),源順(したごう),紀時文,坂上望城(もちき)を撰者として宮中の梨壺
なが‐うた 【長歌・長唄】(日本国語大辞典)
和歌の一体。五音、七音の二句を三回以上続け、最後に七音を添えるもの。ちょうか。*古今和歌集〔905〜914〕雑体・一〇〇二・詞書「ふるうたたてまつりし時のもくろくのそのなかうた」*源氏物語〔1001〜14頃〕行幸「なかうたなどの心ばへあらむを、御覧ぜむには
やまと‐うた 【大和歌・倭歌】(日本国語大辞典)
わが国固有の歌。多く、唐歌(からうた)に対して和歌をいう。*古今和歌集〔905〜914〕仮名序「やまとうたは、ひとのこころをたねとして、よろづのことの葉とぞなれりける」*後鳥羽院御口伝〔1212〜27頃〕「やまと哥を詠ずるならひ、昔より今にいたるまで
旋頭歌(国史大辞典・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
歌体の一つ。「みじかうた」「みそひともじ」ともいう。形式は五・七・五・七・七の五句体、三十一音。五句を分けて、五・七・五の三句を上の句、七・七の二句を下の句、さらに第一句を初句・頭句・起句、第二句を胸句、第三句を腰句、第五句を結句・尾句・落句などと呼ぶ。
歌論書(国史大辞典)
歌に関して批評的文学論的見解を述べた文献。歌の定義・要素・分類・歌病などのほかに、歌に関する種々の研究、たとえば歌集の校訂・注釈・類纂および歌書の文化史的研究などをも含むものが多い。奈良時代、『万葉集』にも批評意識は散見するが、歌論書としては『歌経標式』(藤原浜成)
和歌・歌人と同じカテゴリの記事をもっと見る


「旋頭歌」は古典文学に関連のある記事です。
その他の古典文学に関連する記事
野白内証鑑(日本古典文学全集)
野白内証鑑一之巻目録自分の行状の弁解をした野郎の話秘密の色遊びはばれたが、始めより末に至って情勢が好転した野郎の大臣。その相手は羽ぶりのよい撞木町の女郎。悪性をささやいてすすめる耳塚の駕籠屋。客に肌を見せない白人の話 外面は菩薩のようだが内情は
豊後国風土記(日本古典文学全集)
豊後の国。郡は八所、〔郷は四十、里は百十〕駅は九所、〔みな小路〕烽は五所、〔みな下国〕寺は二所〔一つは僧の寺、一つは尼の寺〕である。

豊後の国は、本、豊前の国と合わせて一つの国であった。昔、纏向の日代の宮で天下をお治めになった大足彦の天皇
魯迅 その文学と革命(東洋文庫)
中国近代文学の父であり,偉大な思想家でもある魯迅は,知識人としての苦悩のなかで,中国の「寂寞」を見つめ,自らをも傷つける「革命」を志向する。著者会心の魯迅伝。1965年07月刊
論語徴(東洋文庫)
秦・漢以前の古文辞に対する確固たる自信から孔子の言論を読みとく,論語の注釈のなかでもっとも論争的な注釈書。卓抜した孔子論を展開するとともに,徂徠自身の思想も開陳する。第1巻は,学而,為政,八佾,里仁,公冶長,雍也,述而,泰伯。1994年03月刊
近世和歌集(日本古典文学全集)
年内立春 去年と今年の二本の緒で縒り合わせて掛けて同じ年が一本にまとまらないように、こんがらがってなかなか理解できない春はやって来た。やや趣向倒れの感がある。長嘯子としては機知を働かせたのだろうが。鶯 軒端の梅が咲いていて、一晩中鶯の到来を
古典文学に関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1900冊以上(総額850万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶