NHK大河ドラマ「光る君へ」特集
ジャパンナレッジは約1700冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 社会
  6. >
  7. 祭・祭事・イベント
  8. >
  9. >
  10. 船祭

船祭

ジャパンナレッジで閲覧できる『船祭』の日本大百科全書(ニッポニカ)のサンプルページ

船祭
ふなまつり

飾りたてた船の出ることを特色とする祭りの総称。いちばん一般的な形は、神輿(みこし)の渡御(とぎょ)(お渡り)が海や川を渡るもので、神社から神霊を神輿に移し、さらに船に乗せて、町や集落を巡幸して氏子に恩寵(おんちょう)を授ける。茨城県鹿島(かしま)神宮の御船(おふな)祭りや愛知県津島神社の津島祭りなど、各地に類例が多い。なかには千葉県香取(かとり)神宮の神幸(じんこう)祭や山梨県神部(みわべ)神社の舟引祭りのように、祭神が舟に乗って来臨したとか、海から漂着したという伝承に基づき、その故事を再現するという理解のもとに行われるものもある。そのほか神奈川県箱根神社の湖水祭や、長崎県各地に行われる竜神祭のように、海神や水神に供物を捧(ささ)げるために、舟に人が乗ってこぎ出す形もある。いずれにしても船祭には、祇園(ぎおん)、天王(てんのう)など夏の水神祭りに行われるものが多い。春の祈念祭や秋の収穫祭に対して、夏祭りは初夏の防災除疫の意味合いをもっており、きらびやかな出し物や華やかな飾り付けをする風流(ふりゅう)的な発展を遂げたものが多い。したがってしばしば観光行事化し、また観光地の人寄せ手段に利用される場合もある。
[井之口章次]


尾張津島天王祭(朝祭)[百科マルチメディア]
尾張津島天王祭(朝祭)[百科マルチメディア]
津島神社天王祭(てんのうさい)の車楽祭(だんじりまつり)。船上に屋台を組んで能人形をのせた6艘(そう)の車楽船が御旅所(おたびしょ)へ向かう。先頭を行く「市江車(いちえしゃ)」(写真左)には白い布鉾(ぬのぼこ)を持った10人の鉾持ちが乗船し、次々と川に飛び込んで御旅所前に上陸、津島神社まで走って布鉾を奉納する。7月の第4土曜日に行われる宵祭(よいまつり)の翌日に行われる。国指定重要無形民俗文化財 愛知県津島市 ©津島神社
上記は、日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書サービス「ジャパンナレッジ」のサンプル記事です。

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。


船祭の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 99
※検索結果は本ページの作成時点のものであり、実際の検索結果とは異なる場合があります
検索コンテンツ
1. 船祭
日本大百科全書
ように、海神や水神に供物を捧(ささ)げるために、舟に人が乗ってこぎ出す形もある。いずれにしても船祭には、祇園(ぎおん)、天王(てんのう)など夏の水神祭りに行われ ...
2. ふな‐まつり【船祭(り)】
デジタル大辞泉
飾りたてた船の出る祭りの総称。御輿(みこし)を船に乗せて川や海を渡御するものが多い。茨城県鹿島神宮の御船祭(おふねまつり)、愛知県津島神社の津島祭など。  ...
3. ふなまつり【船祭】
国史大辞典
(四月七日)、大阪市大阪天満宮の天満天神夏祭(七月二十四・二十五日)、和歌山県熊野速玉大社の御船祭(十月十五・十六日)、茨城県鹿島神宮の御神幸祭(九月一―三日) ...
4. ふな‐まつり【船祭】
日本国語大辞典
舟で御輿がわたりやす」(2)「ふなまつりりょう(船祭料)」に同じ。*高野山文書‐正嘉元年〔1257〕一二月一五日・南部庄年貢米送文(大日本古文書二・二六九)「除 ...
5. ふなまつり‐りょう[‥レウ]【船祭料】
日本国語大辞典
碓井封年貢運上勘文(平安遺文七・三〇九一)「雑用二十三石三斗七升。三石五斗 船賃料。一斗五升 船祭料」 ...
6. おふね‐まつり【御船祭(り)】
デジタル大辞泉
御輿(みこし)を船に乗せて川・湖・海を渡る神事。鹿島神宮・香取神宮・熊野速玉大社のものが有名。また、諏訪大社下社の8月1日遷座祭をもいう。  ...
7. おふねまつり【御船祭】
国史大辞典
祭などに分けることができる。第一の例は茨城県鹿島神宮の御船祭、千葉県香取神宮の神幸祭(ともに十二年一度)、和歌山県熊野速玉大社の御船祭、滋賀県宝厳寺の竹生島蓮華 ...
8. おふね‐まつり【御船祭】
日本国語大辞典
〔名〕神輿(みこし)を船に奉じて、河川、湖、海の水上で行なう神事。鹿島神宮、諏訪神社、熊野速玉大社などが有名。 ...
9. かしまおふなまつり【鹿島御船祭】
国史大辞典
茨城県鹿島神宮で十二年に一度、午の年に盛大に行われる船渡御(ふなとぎょ)の祭。九月一日夕刻大篝に点火し、神輿を拝殿中央に奉安し、霊遷(みたまうつし)ののち祝詞 ...
10. 貴船神社の船祭り
デジタル大辞泉プラス
神奈川県足柄下郡真鶴町の貴船神社で7月に行われる祭り。華やかに飾り立てた神輿船や御座船(小早船)の海上渡御がある。1996年、国の重要無形民俗文化財に指定。 2 ...
11. 貴船祭(きふねまつり) 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
毎年6月1日に行われる京都・貴船神社の例祭。貴船神社は水の神を祀り、水に浮かべて文字を読み取るおみくじや縁結び、丑の刻参りの伝説など、古くから神秘的な神社として ...
12. きぶね‐まつり【貴船祭】
デジタル大辞泉
6月1日に行われる京都貴船神社の祭礼。もと陰暦4月と11月の1日に行われ、4月の祭礼では付近に生える虎杖(いたどり)を採って、大きさや量を競い、虎杖祭とよばれた ...
13. きぶねまつり【貴船祭】
国史大辞典
京都市左京区鞍馬貴船町に鎮座する貴船神社の特殊神事。『京都御役所向大概覚書』の洛中洛外神社祭礼之事によると、当社の祭は四月朔日・十一月朔日とされ、この神事は上 ...
14. きぶね‐まつり【貴船祭】
日本国語大辞典
〔名〕「きぶねしんじ(貴船神事)(イ)」に同じ。《季・夏》*俳諧・増山の井〔1663〕九月「醍醐祭 九日〈略〉貴布祢(キブネ)祭 同日」 ...
15. 京都三船祭り殺人事件
デジタル大辞泉プラス
山村美紗の長編ミステリー。1990年刊行。 2012年12月 ...
16. 黒船祭
日本大百科全書
戦後に復興された。例年5月の第3土曜日を挟んで3日間行われ、米艦隊が下田港を訪れ、城山公園で黒船祭式典があり、駐日アメリカ大使など外交官も参列する。米海兵隊のパ ...
17. くろふね‐まつり【黒船祭】
デジタル大辞泉
ペリーの来航を記念して、日米修好の行事として行われる観光祭。静岡県下田市では5月16~18日に、神奈川県横須賀市久里浜では7月14日に行われる。《季 夏》  ...
18. くろふね‐まつり【黒船祭】
日本国語大辞典
〔名〕嘉永六年(一八五三)にアメリカのペリー提督が来日したのを記念して、日米修好の行事として行なう催し。静岡県下田市では昭和九年(一九三四)四月を第一回として、 ...
19. 坂越(さこし)の船祭り
デジタル大辞泉プラス
兵庫県赤穂市坂越の大避神社の秋の例祭で行われる神事。神輿を載せた船を中心とする和船の船団が、東之浜と坂越湾内の生島にある大避神社の御旅所を往復する海上渡御。20 ...
20. みふね‐まつり【三船祭】
日本国語大辞典
〔名〕京都嵯峨の大堰川で行なわれる車折(くるまざき)神社の祭礼。五月の第三日曜日に行なわれる。《季・夏》 ...
21. 宮島船祭[図版]
国史大辞典
日本山海名物図会 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
22. あいのはまむら【相浜村】千葉県:館山市地図
日本歴史地名大系
たという(安房坐社伝記)。浪除神社(旧感満寺)と楫取神社(香取明神)を合祀した相浜神社があり御船祭が行われる。 ...
23. 安曇野(市)
日本大百科全書
多くの観光客が訪れる。室町末期の松尾寺本堂(薬師堂)と江戸時代前期の曽根原家住宅は国指定重要文化財。穂高神社の御船祭は県指定無形民俗文化財。中房温泉の膠状珪酸( ...
24. あらいむら【新井村】静岡県:伊東市
日本歴史地名大系
神社と改めた。今は伊東七福神の恵比寿でもある。隔年の一月七日が祭日で、「伊東誌」に「新井祭礼は船祭にて伊東中この祭りのごとく厳重なる祭はなし」と記される。新井の ...
25. 嵐山
世界大百科事典
対岸とは渡月橋で結ばれており,一帯は1927年に史跡・名勝に指定された。平安時代から紅葉の名所として知られ,三船祭のような貴族の船遊びの場所でもあった。13世紀 ...
26. あらしやま【嵐山】
国史大辞典
現在は史跡・名勝として指定され、麓のあたりおよび亀山を含む嵐山公園、野猿自然遊園地、保津峡下り、三船祭などの舟遊び、鵜飼い、また嵯峨野めぐりの起点として有名であ ...
27. いずじんじゃ【伊豆神社】滋賀県:大津市/北部地域/本堅田村
日本歴史地名大系
。江戸時代の祭礼では四月初巳の日に同社より神田神社へ神輿が渡御し、二の寅の日に神輿を船に乗せ、船祭を行ったという(琵琶湖志)。また雨乞行事は大宮で堀浚えをし、一 ...
28. いずみじんじゃ【出水神社】石川県:加賀市/橋立村
日本歴史地名大系
祈願・感謝した船絵馬一四枚も残り、橋立の北前船全盛時代をうかがわせる。例祭は一〇月二日で二月一八日には起船祭がある。 ...
29. 茨城(県)
日本大百科全書
財。このほか、鹿島神宮の春の祭頭祭(さいとうさい)、秋の神幸祭(しんこうさい)(12年に一度御船祭(おふなまつり))は雄壮な祭りでにぎわうし、那珂市の鹿島神社の ...
30. うすいのふう【碓井封】福岡県:嘉穂郡/碓井町
日本歴史地名大系
このように当封の年貢米輸送には水上交通(遠賀川―芦屋津―瀬戸内海―淀津)が利用されており、経費として船賃料・船祭料・奴祭料・梶取功食料・水手九人功食料・欠料・平 ...
31. おうぎながし【扇流】
国史大辞典
流して豪遊した西条吉兵衛(『吉原一言艶談』一)の話もある。今日では京都車折(くるまざき)神社の三船祭の神事にみられる。また障屏画にも盛んに描かれ、伝俵屋宗達の六 ...
32. 大堰川
世界大百科事典
川はこの付近で貴賤の人々が船遊びなどに興じた。いま車折(くるまざき)神社の祭礼として行われる三船祭は,そのさまを再現したものである。井上 満郎 長岡京,平安京の ...
33. おおいがわ【大堰川】
国史大辞典
が築かれたことで、十世紀中期には竜頭鷁首(りょうとうげきしゅ)の船に詩・歌・管絃を配して遊ぶ三船祭が始まり、また一方、木材出荷地である丹波地方から木材を荷上げす ...
34. 大磯(町)
日本大百科全書
ん)の墓もある。 市内には民俗芸能も多く、左義長(さぎちょう)(国指定の重要無形民俗文化財)、船祭(高来(こうらい)神社)、西小磯の歩射(ぶしゃ)(白岩神社)、 ...
35. 大磯[町]
世界大百科事典
に指定され,1月14日夜の北浜海岸の左義長,3月の白岩神社の歩射(ぶしゃ),7月の高来神社の御船祭などとともに人々を集めている。JR東海道本線が通じる。伊倉 退 ...
36. おおいそまち【大磯町】神奈川県:中郡地図
日本歴史地名大系
町域には一月一四日の左義長、五月五日の国府祭(ともに県指定無形民俗文化財)、隔年七月の高来神社御船祭、八月六日・七日の七夕祭(県指定選択無形民俗文化財)、白岩神 ...
37. 大津(茨城県)
日本大百科全書
カツオ、アワビが主であったが、大正期はイワシ、昭和期はサンマ、サバや水産加工業も盛んとなった。お船祭(県指定無形民俗文化財)と盆船流しは最大の行事。五浦(いづら ...
38. 鹿島神宮
日本大百科全書
夜に提灯祭(ちょうちんまつり)が行われ、ほかに3月9日の祭頭祭(さいとうさい)、また午(うま)年9月2日の御船祭(おふなまつり)などがある。鎌田純一 ...
39. かしまじんぐう【鹿島神宮】
国史大辞典
、重要文化財)・古瀬戸狛犬などがある。例祭は九月一日、ほかに祭頭(さいとう)祭(三月九日)・御船祭(十二年ごとの毎午年)が有名である。 [参考文献]岡泰雄編『鹿 ...
40. かしまじんぐう【鹿島神宮】茨城県:鹿島郡/鹿島町/宮中村
日本歴史地名大系
明治期に御船祭として復活、新暦九月一日の例祭となった。現在は毎年行われる九月一日の例祭を神幸祭とし、一二年に一度の午年の九月二日の式年大祭を御船祭という。神幸祭 ...
41. 神奈川(県)
日本大百科全書
)をするもので壮観なことで知られる。そのほか、沿海各地(真鶴、大磯高麗、三浦三崎、浦賀など)の船祭、竜神祭(箱根町元箱根)、民俗行事の山北のお峰(ね)入り(山北 ...
42. かぶとひこじんじゃ【加夫刀比古神社】石川県:鳳至郡/穴水町/甲村
日本歴史地名大系
)上杉謙信に攻められ焼失したと伝える。四月七日・八日の例祭には見参詣が行われ、八月二一日には引船祭(よいとよいと祭)が行われる。文亀三年(一五〇三)「□山大明神 ...
43. かんげん‐さい[クヮンゲン‥]【管弦祭・管絃祭】
日本国語大辞典
書画、舞踊などの船が供をして川の上を練り渡り、御座船、流扇船に献じられた多数の扇を川に流す。三船祭。《季・夏》(2)広島県宮島町の厳島神社で陰暦六月一七日の夜に ...
44. かんげん‐さい【管絃祭】
デジタル大辞泉
1 広島県の厳島神社で、陰暦6月17日の夜に行う祭礼。神輿(みこし)を船に安置して、海上で管絃を吹奏する。 2 京都府の車折(くるまざき)神社で、5月に行う祭礼 ...
45. かんべじんじゃ【神部神社】山梨県:中巨摩郡/甲西町/下宮地村
日本歴史地名大系
中心に、西郡では随一の規模を誇っていた。まず正月一五日は大祀で、これを筒粥神事という。また二月二日に船祭がある。これは往古、社前まで湖であった時にこの地へ船で渡 ...
46. ききょう‐がさ[キキャウ‥]【桔梗笠】
日本国語大辞典
、さきのとかりたるききゃう笠をきせて」*随筆・骨董集〔1813〕中・八「今も羽州秋田船越天王の船祭に、〈略〉笠をかぶるよし。桔梗笠のなごりなるべし」キキョー ...
47. 北茨城(市)
日本大百科全書
谷はシャクナゲ群落や七ツ滝をもつ景勝地で、花園花貫(はなぬき)県立自然公園に含まれる。大津のお船祭(国選択無形民俗文化財)や、盆船流しなど文化財も多い。磯原には ...
48. きぶね‐しんじ【貴船神事】
日本国語大辞典
の行事が行なわれた。明治以後は廃絶し、現在は六月一日に神輿(みこし)の渡御が行なわれている。貴船祭。貴布禰御更祭。《季・夏》*日次紀事〔1685〕四月朔日「貴布 ...
49. きぶねじんじゃ【貴船神社】
国史大辞典
寄せられた。例祭は六月一日で、同日午後奥宮まで神輿の渡御がある。往古は四月一日・十一月一日の貴船祭に、朝廷から勅使の差遣があった。全国には当社の分祀が二百六十社 ...
50. きぶねじんじゃ【貴船神社】神奈川県:足柄下郡/真鶴町/真鶴村地図
日本歴史地名大系
村明細帳(県史四)に「廿二年以前卯ノ年より三年ニ一度宛御腰村中御供仕祭渡申候」と記されている貴船祭は海上安全を祈るもので、七月二七日・二八日に催され、御座船の形 ...
「船祭」の情報だけではなく、「船祭」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶

船祭と同じカテゴリの記事
祇園祭(日本大百科全書・国史大辞典・世界大百科事典)
京都市東山区祇園町に所在する八坂(やさか)神社の祭礼。毎年7月17日から24日まで行われる。以前は祇園会(え)あるいは祇園御霊会(ごりょうえ)ともいった。東京の神田祭、大阪の天神祭とともに三大祭に数えられている。起源は、平安時代の869年(貞観11)に全国に疫病が流行したため
(日本大百科全書(ニッポニカ))
一般に公的でめでたい祝いの宗教的儀式、つまり祝祭を意味する。多くの人を集め、酒や食料が大量に消費されることも多い。そこから「お祭り騒ぎ」などの表現も出てくる。本来は宗教的行為であるが、単に多くの人を集め、にぎやかさや華やかさが強調されて宗教的意味がなくなると、「港祭」とか商店街の「○○祭」
管絃祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
神事には往々にして管絃を奉奏することが行われるが、とくにその規模を大きくして神輿(みこし)を船中に奉安し、管絃を吹奏して神霊をなぐさめる神事。広島県廿日市(はつかいち)市宮島町の厳島(いつくしま)神社、福井県敦賀(つるが)市の金崎宮(かねがさきぐう)などで行われている。
暗闇祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
灯火を消して神儀を行う祭りをいう。東京都府中市の大国魂(おおくにたま)神社の5月5日の祭礼は、暗闇祭として有名である。かつては、当日の午後11時に境内の灯火をいっさい消し、12時に8基の神輿(みこし)が御旅所(おたびしょ)に渡御、暗黒のなかに祭儀を執行した。
鞍馬の火祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
京都市左京区鞍馬寺の鎮守社由岐(ゆき)神社の祭礼であり、毎年10月22日の夜に行われる。鞍馬寺の参道の中央数か所にマツ・モミの根を束ねた大松明(たいまつ)を立て、各戸の前に大篝火(かがりび)を焚(た)き、青少年が向こう鉢巻の晴れ姿で、柴(しば)を束ねた1.5メートルほどの
祭と同じカテゴリの記事をもっと見る


「船祭」は祭・祭事・イベントに関連のある記事です。
その他の祭・祭事・イベントに関連する記事
初詣(日本大百科全書・世界大百科事典・平成ニッポン生活便利帳)
新年最初に神仏に参詣(さんけい)すること。大晦日(おおみそか)の晩から元日にかけては、村の氏神にこもって起き明かすものであったが、前半は除夜の鐘を聞き、後半は初詣でと、二つを別々の行事に分けたのであろう。恵方(えほう)参りともいって、その年の明きの
書初(日本国語大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
解説・用例〔名〕新年に初めて毛筆で文字を書く正月の行事。昔から、一月二日(江戸時代、寺子屋などでは五日)に恵方(えほう)に向かってめでたい意味の詩歌成句などを書いた。ふではじめ。吉書初(きっしょはじ)め。試筆。かきはじめ。《季・新年》*満済准后日記
初夢(日本国語大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
解説・用例〔名〕年の初めに見る夢。(イ)節分の夜から立春の明けがたに見る夢。*山家集〔12C後〕上「たつ春の朝よみける年くれぬ春来べしとは思ひ寝にまさしく見えてかなふ初夢」*俳諧・増山の井〔1663〕正月「初夢立春の朝の夢也」*随筆・嬉遊笑覧
大晦日(国史大辞典・日本大百科全書・日本国語大辞典・日本の歳時記・日本方言大辞典)
一年の最終の日。毎月ある晦日(「みそか」とは三十日の意)に大の字をつけたのである。大つごもり(「つごもり」は月籠りの義)ともいう。商家では決算に忙しく、家庭では正月祝いの準備を整える。この夜は除夜とも大年の夜とも呼ばれ、その夜半をもって新年の訪れ
新嘗祭(国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典)
「にいあえのまつり」、また音読して「しんじょうさい」ともいう。「にいなめ」は古代の稲の収穫祭であるが、民間儀礼と宮廷祭祀に分化している。民間の新嘗としては、『万葉集』の東歌(あずまうた)に女性だけで祭を行なっていたことを示す歌二首がみえる
祭・祭事・イベントに関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1700冊以上(総額750万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶