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クセを見抜くのだっ!
先日のフェイスブック関連の仕事で担当したのは画像作成。といってもイチからデザインを起こすわけではなく、デザイナーさんに作ってもらったものを切り出していくだけの単純作業。本当に単純。そこで活躍するのがアドビ社のフォトショップというソフトウェアである。
フォトショップ使いとしては、まったく初心者から脱していないのだが、最近なんとなく、ちょっぴりとそのソフトウェアの設計思想的なものがわかってきたような気がする。
設計思想を理解するというのは、相手のクセがわかってきたような感覚だ。おもしろくなってくる、というやつかもしれない。
元々マッキントッシュのソフトウェアだからかどうかは知らないが、ワードやエクセルなどとはかなり使い勝手が異なる。また画像処理を生業としているから、聞き慣れない専門用語が多い。また同じ作業、たとえば画像の一部を切り抜きする、といった場合、その方法が唯一ではないのだ。だからサイトで検索をかけるとその方法がわんさかとでてくる。言い換えれば、それだけ機能が細分化されているのだろう。だから、その組み合わせ方でいろいろなクリエイティブが作れる、のかもしれない。
新しいクセを理解して慣れるのは、楽しくもあるがなかなかやっかいだ。これはなにもソフトウェアに限らない。電話ならかつてダイヤルを回していたものが、いまや携帯電話では番号を押してから「かける」ボタンを押すという操作順序が逆になっている。ちょっと前まで「使わないときは電源を落としている」なんて人もいた。ごもっともである。でもダメなんです!携帯は!地デジテレビなら番組表からチャンネル選びするのが定着しているのでは。「明日休刊日だからテレビ欄捨てないでよ!」なんていうこともなくなるかも。
と、次から次へと新しいクセを押しつけられるのであるが、できれば柔軟に受け入れられるようにしたいなと思うのでした。クセの種類にもよるが。
でも難しいんですよ、アドビ製品は……。