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秋の夜長にメスとオスを考える

2020-11-06

先日座間界隈を車で走っていたら、さえない街路樹が目についた。上の写真がそれ。間近で見ていないのだが、イチョウのような葉に見える。もしかして、これがオスのイチョウというものなのか?

というのも、座間界隈のせいか、最近都会では見かけないジョロウグモがそこらじゅうに網を張っているのだが、あの大きい派手なクモは全部メスなんですよね。オスはというと、それはもう小さいのなんのって、そして柄も地味だったかと思います。その小さいオスは交尾のあとにメスに食べられる、と教わったことがありますが、これはどうも違うみたい。

小学校のとき昆虫大好きくんがいて、そいつがあるとき、どんだけ虫が好きかということをアピールするために、口の中にジョロウグモを入れたことがある。当時はそれほどギャーッとは思わなかったのだが、その映像は覚えているので、それなりに衝撃だったんでしょうね。

なぜにジョロウグモの思い出を語るのか? そう、つまりイチョウのオスとメスの関係に、ジョロウグモのそれが重なってしまったのです。

だって、上の写真の木、貧相に見えませんか? 高さも5~6メートルほど、どことなくツクネにも見えるフォルム、ちょっとしなびた感じの葉っぱ。一方、メスと思われる神保町・白山通りの街路樹はきれいなもんですよ。三角のフォルムに、紅葉した葉が揺れる。秋晴れのときなんかは映えますよね。足元の実は臭いけど。

と、ここまで書いたのですが、調べてみると姿形でメスかオスかは判断できないようです。実をつけるかつけないか、なんだそうです。そもそも、上の写真がイチョウかも怪しいもんですし...。
座間界隈の街路樹さん、薄い根拠でディスってごめんなさいね~!

2020-11-06 written by テツマザキ