漢字項目
- 音読みの熟語を多くつくる漢字を特に選び出し、本文とは別に[漢字項目]として解説した。その漢字に複数の字音がある場合は、一つの字音の項目でまとめて解説した。
- 字体について、常用漢字は「常用漢字表」に則り、デザインの差異として許容されている字体はその字体を使用した。常用漢字表に康煕字典体として添えられているものは〔 〕内に掲げた。常用漢字以外は、JIS漢字の字体に準じた。
- 学習漢字には、[学習漢字]と表示し、学年配当を数字で示した。
- 常用漢字表にない漢字には「×」を付し、人名漢字として認められているものには[人名用漢字]と表示した。
- 音訓は、常用漢字音訓表にあるものは太字で示した。
- 字音には、呉音(呉)、漢音(漢)、唐音[唐宋音](唐)、慣用音(慣)の別を示した。
- 解説にあたっては、音訓が複数あるときはまずその別を示し、そのあとに漢字の意味と熟語の例を掲げるようにした。熟語の配列は、その漢字が上に付く語と下に付く語とに分け、それぞれを五
十音順に並べた。
- 解説の末尾には、人名に用いられる音訓を[名のり]として集めた。また、熟語として読みにくいものを[難読]としてまとめた。