1. やすまんだけ【安満岳】長崎県:平戸市/主師村
日本歴史地名大系
月六日「ヴィレラ書簡」イエズス会士日本通信)。慶長国絵図に「安満岳」とある。寛政七年(一七九五)の新義真言宗本末帳によれば平戸安満岳は無本寺で、末寺は平戸の観音 ...
2. あいのうら【相浦】長崎県:佐世保市/相神浦村
日本歴史地名大系
朝鮮王朝と交易していた。永正五年(一五〇八)松浦弘定が「下松浦宇野御厨庄、相神浦」の大浦分のうち田地五反を安満岳白山宮(現平戸市)に寄進しており(同年六月一一日 ...
3. いちぶむら【一部村】長崎県:北松浦郡/生月町
日本歴史地名大系
北部のカトリック信徒を管掌する壱部教会がある。谷内の氏神白山神社はキリシタンを鎮圧するために平戸安満岳(現平戸市)から分霊を勧請したと伝え、旧暦九月九日の例祭は ...
4. いんざんじあと【印山寺跡】長崎県:平戸市/平戸村
日本歴史地名大系
城下町安富町の裏手にあたり、鏡浦の入江に近く、城内には幸橋で通じる。当寺は勝尾山尊勝院と号し、安満岳の末寺で、元禄年間(一六八八―一七〇四)本寺になった(延享二 ...
5. かがみがわ【鏡川】長崎県:平戸市/平戸村
日本歴史地名大系
れている。塩売長者ともよばれる大渡長者が川内浦と平戸を往来して塩の行商をしていたが、川内峠で安満岳の白山権現を遥拝して九十九島の数ほどの船がもてるよう祈願してい ...
6. 甲子夜話 2 74ページ
東洋文庫
疾行飛が如くにしてやうやく人居の所に到りしと。これ世に所謂天狗なるものか。〔=) 封内平戸の中に安満岳と云る森山あり。山上に神祠あり久く霊場と称す。又寺院あり頗 ...
7. 甲子夜話 2 89ページ
東洋文庫
とぞ。天山常に云ふ。怪神は語るまじけれど、余りとは奇談なればとて人に話せしと南。〔量〕 平戸安満岳の山上には諦事多し。これ山神の忌む所なりと云。其中婦女井に鶏、 ...
8. 甲子夜話 6 101ページ
東洋文庫
何れにも猪は帽合ふときの声なるべし。 (本項、歌の振仮名は底本平仮名一校注)〔二〕 第廿三巻に、領内安満岳双鴉のことを記せり。後『寛政東行筆記』〔予作〕を見 ...
9. さいこうじ【西光寺】長崎県:佐世保市/柚木村
日本歴史地名大系
真言宗智山派。本尊は阿弥陀如来・虚空蔵菩薩。古くから虚空蔵菩薩の霊地として知られ、開山の盛行は平戸安満岳の西禅寺(現廃寺)の盛雅のもとで修行を積んだという(「西 ...
10. ししむら【獅子村】長崎県:平戸市
日本歴史地名大系
[現]平戸市獅子町・飯良町・大石脇町・高越町 下方村の西部にあり、西は海に臨む。北東に安満岳・鯛ノ鼻があり、沖に小島が浮ぶ。平戸松浦氏家臣の籠手田氏の所領である ...
11. しじき【志々岐】長崎県:平戸市
日本歴史地名大系
に滞在していたイエズス会のヴィレラ神父が仏像を焼却したところ、平戸の仏僧のなかでも志々伎山と安満岳の僧院の上長らが激怒して平戸松浦隆信に訴えたため、隆信はヴィレ ...
12. しじきじんじゃ【志々伎神社】長崎県:平戸市/野子村
日本歴史地名大系
永禄元年(一五五八)イエズス会の布教に熱心なヴィレラ神父が仏像を焼却したことから、平戸のうち安満岳と志々岐山の僧院の上長らが怒り、松浦隆信に談判を行ったため、隆 ...
13. しもがたむら【下方村】長崎県:平戸市
日本歴史地名大系
平戸村の南から東にわたる広域の村で、平戸島の両岸に及ぶ。安満岳の南に鯛ノ鼻、その東に上床、これらの南方に鷺ノ岳・有僧都岳・慈眼岳があり、東部には安満川・木ヶ津川 ...
14. しゅうしむら【主師村】長崎県:平戸市
日本歴史地名大系
[現]平戸市主師町 中野村の西に位置し、箕坪川が流れる。南に安満岳がある。室町期、北東部の城山に平戸松浦氏の支城箕坪城が築かれていた。主師・小主師の二集落ともに ...
15. じょうぜんじ【浄漸寺】長崎県:佐世保市/早岐村
日本歴史地名大系
上原町の東部にある。医王山と号し、真言宗智山派。本尊は薬師如来。永正九年(一五一二)成雲の開山という(「安満岳末寺帳」松浦史料博物館蔵)。「印山記」天正二年(一 ...
16. とうぜんじ【東漸寺】長崎県:佐世保市/中里村
日本歴史地名大系
寛永二〇年(一六四三)平戸藩から寺領一五石を受けている(「知行墨付」寺蔵文書)。元禄五年(一六九二)の安満岳末寺帳(松浦史料博物館蔵)に印山寺末寺として真言宗の ...
17. なかのむら【中野村】長崎県:平戸市
日本歴史地名大系
[現]平戸市下中野町・坊方町・中野大久保町・山中町・大山町・古江町 平戸村の南西にあり、南の安満岳を水源とする神曾根川が古江浦に注ぐ。文禄五年(一五九六)に一人 ...
18. なかのやきこようせきぐん【中野焼古窯跡群】長崎県:平戸市/中野村
日本歴史地名大系
[現]平戸市山中町 安満岳の中腹にある江戸時代の陶磁器窯の跡。神曾根川支流の紙漉川の流域に二ヵ所あり、下手を皿焼窯、上手を茶碗窯とよぶ。県指定史跡。一説には慶長 ...
19. 日本史 5 キリシタン伝来のころ 46ページ
東洋文庫
コスメの子 V191,196-197ヤスマダキYasumandaqui平戸 の安満岳の住持 1 211,II 300-301,335-336柳原 ...
20. 日本史 1 キリシタン伝来のころ 211ページ
東洋文庫
からの偶像をよせ集めて、これを一山に積み重ねて、それを焼いた。平戸に住んでいた僧侶たち、殊に安満嶽及び志々岐山という二つの寺の住持はこれを知って、偶像に対するこ ...
21. はくさんひめじんじゃ【白山比売神社】長崎県:平戸市/主師村
日本歴史地名大系
[現]平戸市主師町 安満岳の山頂に鎮座。古くは白山妙理大権現と称した。旧村社。祭神は伊弉諾命・伊弉冉命。養老二年(七一八)加賀白山宮(現石川県鶴来町の白山比 ...
22. ひらど【平戸】長崎県:平戸市
日本歴史地名大系
ス会士日本通信)。また島内の獅子・飯良・春日で説教を始めた神父らが仏像を焼却したため、平戸の安満岳と志々岐山の僧院長らがこれに怒り、隆信に働きかけ、このためヴィ ...
23. ひらどし【平戸市】長崎県
日本歴史地名大系
西海国立公園のうち。平戸島のおもな山嶺は北部から小富士山(二一六・九メートル)・垣ノ岳(三二八メートル)・安満岳(五一四・三メートル)・鷺ノ岳(二〇七メートル) ...
24. ひらどしま【平戸島】長崎県:総論
日本歴史地名大系
・白岩岳(二七二・九メートル)・浜岳(二三四・九メートル)などがある。安満岳・志々岐山・白岳は霊山として信仰される。安満岳からは神曾根川が流れ、慈眼岳・有僧都岳 ...
25. へごのはらむら【辺護原村】長崎県:平戸市
日本歴史地名大系
[現]平戸市朶ノ原町 紐差村の北にあり、北西に安満岳、北東に上床高原があり、安満川が流れる。江戸時代は下方村のうちで、元禄一二年(一六九九)の平戸領分郷村帳に下 ...
26. 南方熊楠文集 1 239ページ
東洋文庫
肥後と天草の間なる鼠島辺で三味線を忌む由載せ、昨年九月の『人類学雑誌』に、前田太郎君、平戸の安満岳、紀伊高野山等で、猫と三味線を忌むという本文を引きたり。猫もと ...
27. 【総論】長崎県
日本歴史地名大系
五島列島では父ヶ岳(四六一メートル)・翁頭山(四二九・三メートル)・高岳(三七九・三メートル)など、平戸島では安満岳(五一四・三メートル)・屏風岳(三九四・四メ ...