1. 飯豊山
日本大百科全書
地元民の信仰の厚い飯豊山神社(福島県喜多方市(きたかたし))の奥社がある。付近は高山植物の宝庫でお花畑になっている。表登山口は、赤谷から湯ノ平温泉を経て、北股( ...
2. 飯豊山
世界大百科事典
広義には飯豊山地をさし,狭義には古来信仰の対象となった新潟・山形・福島県境にある山(2105m)をさす。山域の大部分は新潟,山形両県に属するが,山頂部の飯豊山神 ...
3. いいで‐さん[いひで‥]【飯豊山】
日本国語大辞典
山形、新潟、福島の県境付近にある山。飯豊山地の主峰。八月には山頂の飯豊山神社(五社権現)への豊作祈願の登山者が多い。標高二一〇五メートル。飯出山。イーデサン ...
4. いいでさん【飯豊山】山形県:西置賜郡
日本歴史地名大系
一メートル)・地蔵岳(一五三八・九メートル)などとともに連峰を形成、山頂には飯豊山神社が祀られる。飯豊連峰(飯豊山地)は古生層およびこれを貫く花崗岩からなる隆起 ...
5. いいでさん【飯豊山】福島県:総論
日本歴史地名大系
歴史的に、または狭義には信仰の中心で飯豊山(飯豊)神社が祀られる飯豊山をさす。福島・山形・新潟三県の県境は三国岳の山頂であるが、そこから北西約三・五キロの飯豊山 ...
6. 飯豐山(いいとよやま)
古事類苑
地部 洋巻 第3巻 831ページ ...
7. いいでさんあなぜき【飯豊山穴堰】山形県:西置賜郡/飯豊町
日本歴史地名大系
長堀堰・八幡堰などの用水源となる白川の夏季渇水期の増水を目的として開削された用水路。県指定史跡。同じ飯豊山系を水源としながら、現小国町域を流れる荒川水系の玉川は ...
8. いいでさんじんじゃ【飯豊山神社】福島県:耶麻郡/山都町/一ノ戸村
日本歴史地名大系
御井命(同業用虚空蔵菩薩)とし、五王子社・飯豊山五社大権現、あるいは単に飯豊権現などとも称された(享保一四年「飯豊山案内手鏡」山都町史資料集など)。飯豊山は永保 ...
9. 飯豊山地画像
日本大百科全書
新潟、福島、山形の3県にまたがる山地。主峰飯豊山(2105メートル)を中心に、三国(みくに)岳(1644メートル)、御西(おにし)岳(2012メートル)などの中 ...
10. いいで‐さんち[いひで‥]【飯豊山地】
日本国語大辞典
新潟、山形、福島の県境にある山地。主峰は飯豊山。最高峰の大日岳(二一二八メートル)ほか、三国岳、西ケ岳、北股岳、杁差岳(いぶりさしだけ、えぶりさしだけ)、種蒔山 ...
11. あいづぐん【会津郡】福島県:陸奥国
日本歴史地名大系
信夫郡、北は耶麻郡を経て出羽国、西は越後国、南は下野国に接する奥羽山脈以西の地で、越後山脈・飯豊山地・帝釈山・那須岳に囲まれた地域。阿賀川(大川)・只見川が北流 ...
12. あいづまつだいらしていえん【会津松平氏庭園】福島県:会津若松市/若松城下/徒町
日本歴史地名大系
元禄九年(一六九六)頃、江戸から小堀遠州の流れをくむ園匠の目黒浄定を招き、現在の庭園に補修させた。磐梯山・飯豊山を借景とする大名型の山水庭園として有名。園内には ...
13. 阿賀(町)画像
日本大百科全書
北は大日(だいにち)岳(2128メートル)、烏帽子(えぼし)岳(1573メートル)などを含む飯豊山地(いいでさんち)、北西は1000メートル級の山が連なる急峻な ...
14. 朝日山地
世界大百科事典
立公園の主要地域の一つであり,その雄大な山容と深い渓谷などから,南隣する飯豊(いいで)山地(飯豊山)とともに東北アルプスの異名をもつ。慶長年間(1596-161 ...
15. あつしおかのうむら【熱塩加納村】福島県:耶麻郡
日本歴史地名大系
南と東は喜多方市、北は山形県の米沢市・西置賜郡飯豊町と接する。山形県境には赤崩山・大塚山・飯森山・栂峰など飯豊山地と吾妻連峰を結ぶ一〇〇〇―一五〇〇メートル級の ...
16. 荒川(川,山形・新潟)
世界大百科事典
新潟県北西部の川。山形県南西部の朝日山地大朝日岳に発し,小国盆地を経て新潟県境付近で飯豊山地からの玉川を合わせて西流し,県境で荒川峡谷をつくり,関川盆地で大石川 ...
17. あわしま【粟島】新潟県:岩船郡/粟島浦村
日本歴史地名大系
、船路では岩船町へ一二里、瀬波(現村上市)・新潟へ二五里のところにあり、島からは出羽鳥海山、飯豊山、粟ヶ岳、守門岳、弥彦山まで遠望できるという。戸数は一〇九、田 ...
18. 安藤有益
日本大百科全書
多くの暦に関する著作がある。会津藩主の保科正之(ほしなまさゆき)に仕え、猪苗代(いなわしろ)湖や飯豊山(いいでさん)などの測量に従事した。保科に仕えたのは、測量 ...
19. あんどうゆうえき【安藤有益】
国史大辞典
。のち百石。会津藩の会計に従事し、島田とともに、郡村の巡視、田畑の測量、猪苗代湖の水利治水、飯豊山や磐梯山の測量を行う。今村の著『竪亥録』を解説した『竪亥録仮名 ...
20. 飯豊(町)画像
日本大百科全書
西置賜郡(にしおきたまぐん)にある町。1958年(昭和33)飯豊村が中津川村を編入して町制施行。南部の飯豊山地に源を発する白川の流域を占める農山村。上流の中津川 ...
21. 飯豊[町]
世界大百科事典
山形県南端,西置賜(にしおきたま)郡の町。人口7943(2010)。飯豊連峰の北麓に位置する山村。南部は飯豊山に連なる標高1000m級の山岳でおおわれ,北西一帯 ...
22. いいでおんせん【飯豊温泉】山形県:西置賜郡/小国町/小玉川村
日本歴史地名大系
[現]小国町小玉川 飯豊山北西山麓、玉川支流湯沢の谷中にある。飯豊湯ともいい、古くは小玉川湯と称した。安永八年(一七七九)米沢藩主上杉治憲が勘定頭黒井忠寄に命じ ...
23. いいでまち【飯豊町】山形県:西置賜郡
日本歴史地名大系
南は飯森山(一五九五・四メートル)、大塚山(一三二二・三メートル)、地蔵山(一四八五・二メートル)など飯豊山地東部の山々を境に福島県耶麻郡熱塩加納村・同郡山都町 ...
24. いいもりやま【飯森山】福島県:耶麻郡/熱塩加納村/日中村
日本歴史地名大系
されるが、「新編会津風土記」によると、古くは飯豊山とよんで飯豊権現の鎮座する山であったという。当地の伝承によれば、飯豊山の神である飯豊権現(飯豊山大権現)は初め ...
25. いちのとむら【一ノ戸村】福島県:耶麻郡/山都町
日本歴史地名大系
一ノ戸川の最上流域に位置する。本村は北方にそびえる飯豊山への登拝路の一、一ノ戸口(現在は一ノ木口ともいう)の麓集落で、飯豊山大権現(現飯豊山神社)の遥拝殿があり ...
26. 逸文(風土記) 467ページ
日本古典文学全集
形になった。別伝であるので天皇号の表記が異なる他、「即有正倉」の重出がある。同一形式で次項「飯豊山」も記述されている。別伝併記は『常陸国風土記』の「角折浜」条に ...
27. 逸文(風土記) 470ページ
日本古典文学全集
故、宇恵恵の山と云ふといへり。後に名を改めて豊田と云ひ、また飯豊と云ふ。(同風土記曰)白川郡。飯豊山。此山者豊岡姫命之忌庭也。又、飯豊青尊使 ...
28. いわくらむら【岩倉村】山形県:西置賜郡/飯豊町
日本歴史地名大系
与えられて当地に住し、会津境口留番所を預かる一方、中津川郷の里漆の改役、白川の支配などに任じられたほか、飯豊山麓の風穴(氷室)から取った氷を毎年六月一日に藩邸に ...
29. 越後山脈画像
日本大百科全書
大日(だいにち)岳(2128メートル)、二王子(におうじ)岳(1420メートル)などの分派する雄大な飯豊山地が続き、東北型山岳美の山容を誇り、磐梯朝日国立公園( ...
30. 越後山脈
世界大百科事典
,長野の5県にまたがる脊梁山脈を指すが,狭義には阿賀野川以北の朝日山地,飯豊(いいで)山地(飯豊山)を分離し,西は新発田(しばた)-小出地質構造線,東は大川,伊 ...
31. おおいしいわかげいせき【大石岩陰遺跡】新潟県:新発田市/小戸村
日本歴史地名大系
[現]新発田市小戸 大石 飯豊山から流れる加治川上流の右岸段丘上、標高九五メートルに立地する流紋岩の岩陰遺跡である。現加治川水面との比高は約二〇メートル。昭和五 ...
32. 小国[町]
世界大百科事典
山形県南西端,西置賜(にしおきたま)郡の町。人口8862(2010)。新潟県境に位置し,南西部は飯豊山地,北東部は朝日山地に囲まれ,荒川上流域を占める。町域の大 ...
33. おぐにまち【小国町】山形県:西置賜郡
日本歴史地名大系
横川・玉川などを合せ関川村へ抜ける。横川は飯豊山東方地蔵岳北斜面を水源とし、右岸に大石沢川・明沢川などを合せ小国盆地を貫流、荒川に注ぐ。玉川は飯豊山北西斜面に発 ...
34. 加治川(川)
日本大百科全書
せいろうまち)を流れ、蒲原平野を二分している中河川。源を磐梯朝日(ばんだいあさひ)国立公園の飯豊山地(いいでさんち)に発し、上流は飯豊川とよばれ、赤谷盆地から加 ...
35. かじがわ【加治川】新潟県:北蒲原郡
日本歴史地名大系
新発田市東端、山形県境の飯豊山地に源を発し、同市域を東西に二分しつつ内の倉川・姫田川・坂井川を合せ、蒲原平野を貫流する。本流は蒲原砂丘列の裏側を南西流、新潟市の ...
36. かのせまち【鹿瀬町】新潟県:東蒲原郡
日本歴史地名大系
面積:二五六・七七平方キロ 郡の北東部に位置し、東は福島県耶麻郡西会津町、北は飯豊山を境に山形県西置賜郡小国町と接し、北西は大日岳(二一二八メートル)・烏帽子山 ...
37. かわにしまち【川西町】山形県:東置賜郡
日本歴史地名大系
いる。気象は盆地性気候で気温の変化が大きく、夏季は乾燥の傾向にあり、冬季は日本海から吹寄せる飯豊山越えの季節風が厳しく、積雪量が多い。山間部は二―二・七メートル ...
38. 紀行・日記編(松尾芭蕉集) 103ページ
日本古典文学全集
ま。大石田高野一栄亭での「五月雨をあつめて凉し㝡上川」を発句とする歌仙。最上川の源は吾妻山・飯豊山であるから地理的正確さでなく、伝聞のまま書いたもの。碁点・隼。 ...
39. きたあいづぐん【北会津郡】福島県
日本歴史地名大系
七九)の創建と伝え、中世に開山した周辺の村々の寺院の多くは蓮華寺の末寺となっている。蓮華寺は飯豊山神社(現山都町)の別当をも兼ね、相当の勢力を鶴沼川以西の大沼郡 ...
40. 喜多方[市]
世界大百科事典
境に新潟・山形両県に接する。町域の8割が山地で,飯豊山麓に源を発する一ノ戸川が町の中央を南流し,南部を流れる阿賀川に合流する。古くから信仰を集めた飯豊山の福島県 ...
41. きたかたし【喜多方市】福島県
日本歴史地名大系
面積:一五〇・四二平方キロ 県の北西部、会津盆地の北部に位置する。山形県境の飯豊山から東へ張出す山塊から流れ出る姥堂川・田付川・押切川・濁川などが市域を南流し、 ...
42. きたかんばらぐん【北蒲原郡】新潟県
日本歴史地名大系
北西は日本海に臨む。現郡域は旧北蒲原郡中央部に横たわる新発田・豊栄両市によって南北に二分される。北部は飯豊山地と櫛形山脈の山地と胎内川・加治川などが形成した越後 ...
43. くらがわむら【闇川村】福島県:会津若松市/旧大戸村地区
日本歴史地名大系
五)の巳待供養塔や宝暦三年(一七五三)の二十三夜塔などがある。入小屋の南東約一キロには「本元飯豊山参道入口」と書かれた標識があり、山道を登ると剣ガ峰・胎内くぐり ...
44. くろい-ただより【黒井忠寄】
日本人名大辞典
寛政6年松川から北条郷への用水路開削に着手。9年総延長32kmの黒井堰を完成させた。ついで11年飯豊山(いいでさん)穴堰の開削に着手したが,同年11月7日死去。 ...
45. くろいはんしろう【黒井半四郎】
国史大辞典
寛政六年に着工し、同八年に完成したが、動員された延べ人数は、人夫約十万・大工一万人余に上る。飯豊穴堰は、飯豊山から越後に流れる玉川の水を、同じ飯豊に発し、置賜盆 ...
46. 黒川
日本大百科全書
1959年(昭和34)の県営の電源開発工事で景勝地となり、また胎内二王子県立自然公園にも指定され、飯豊山の登山口にあたる。国民宿舎胎内パークホテルやスキー場があ ...
47. こあらいむら【小荒井村】福島県:喜多方市
日本歴史地名大系
その南側に中町(現二丁目)、その南に下町(現三丁目)、小田付村に通じる道に沿って四屋(四谷とも記す。現緑町)、飯豊山へ通じる道に沿って寺小路町(現寺町)などの町 ...
48. こたまがわむら【小玉川村】山形県:西置賜郡/小国町
日本歴史地名大系
[現]小国町小玉川 泉岡村の南、飯豊山(二一〇五・一メートル)の北麓山間部にある。境域は玉川および支流内川の最上流域を占め、西は越後国岩船郡。蒲生氏高目録帳に小 ...
49. ごくにゅうむら【極入村】福島県:耶麻郡/西会津町
日本歴史地名大系
山の木地師たちが移住して開いた地という。弥平四郎は飯豊山登拝口の一つでもあり、同所経由の登拝道は会津藩領内西部の登拝者が多く利用、俗に飯豊山裏街道ともよばれた( ...
50. さかいむら【界村】福島県:南会津郡/南郷村
日本歴史地名大系
古くは楢木峠といわれたという。和泉田組の人々が若松への最短路として利用、また柳津(現柳津町)への十三参や飯豊山参に往来した。新鳥井峠ができてからは廃道となる。新 ...