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壬生の花田植/佐陀神能
「壬生(みぶ)の花田植(はなたうえ、はなだうえ)」は広島県北広島町に伝わる稲作儀礼で、一説に鎌倉時代の発祥とも言われる。華やかに飾り立てた牛に代掻(しろか)きをさせた田で、紺の単衣(ひとえ)に菅笠(すげがさ)姿の早乙女たちが太鼓や笛、鉦(かね)などに合わせて田植歌を歌いながら苗を植えていくもので、「囃し田(はやしだ)」とも呼ばれる。一方「佐陀神能(さだしんのう)」は、島根県松江市(旧・八束郡鹿島町)の佐太神社におよそ400年前から伝わる民俗芸能。毎年9月24~25日に行われる御座替神事(ござかえしんじ)で演じられる神楽で、「七座」「式三番」「神能」の3部から成り、特に「式三番」と「神能」は、慶長年間(1596~1615年)に京都で能楽を学んだ同社の神職が、その様式を取り入れて整理したものとされる。いずれも1976年5月に国の重要無形民俗文化財に指定されている。2011年11月27日、インドネシアのバリ島で開催されていた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第6回政府間委員会で、この2件が無形文化遺産に登録されることが決定。日本からの登録はこれで20件となった。なお、同時に審査された「本美濃紙」「秩父祭の屋台行事と神楽」「高山祭の屋台行事」「男鹿のナマハゲ」の4件については、重要性や独創性に対する説明不足等の理由により「情報照会」の決議がなされた。

[イミダス編]
[2011.12]
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