ジャパンナレッジは約1500冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文化
  6. >
  7. 伝統芸能・芸能
  8. >
  9. 祭事・行事・儀式
  10. >
  11. 壬生の花田植/佐陀神能

壬生の花田植/佐陀神能

ジャパンナレッジで閲覧できる『壬生の花田植/佐陀神能』のイミダスのサンプルページ

情報・知識 imidas
壬生の花田植/佐陀神能
「壬生(みぶ)の花田植(はなたうえ、はなだうえ)」は広島県北広島町に伝わる稲作儀礼で、一説に鎌倉時代の発祥とも言われる。華やかに飾り立てた牛に代掻(しろか)きをさせた田で、紺の単衣(ひとえ)に菅笠(すげがさ)姿の早乙女たちが太鼓や笛、鉦(かね)などに合わせて田植歌を歌いながら苗を植えていくもので、「囃し田(はやしだ)」とも呼ばれる。一方「佐陀神能(さだしんのう)」は、島根県松江市(旧・八束郡鹿島町)の佐太神社におよそ400年前から伝わる民俗芸能。毎年9月24~25日に行われる御座替神事(ござかえしんじ)で演じられる神楽で、「七座」「式三番」「神能」の3部から成り、特に「式三番」と「神能」は、慶長年間(1596~1615年)に京都で能楽を学んだ同社の神職が、その様式を取り入れて整理したものとされる。いずれも1976年5月に国の重要無形民俗文化財に指定されている。2011年11月27日、インドネシアのバリ島で開催されていた国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第6回政府間委員会で、この2件が無形文化遺産に登録されることが決定。日本からの登録はこれで20件となった。なお、同時に審査された「本美濃紙」「秩父祭の屋台行事と神楽」「高山祭の屋台行事」「男鹿のナマハゲ」の4件については、重要性や独創性に対する説明不足等の理由により「情報照会」の決議がなされた。

[イミダス編]
[2011.12]
上記は、日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書サービス「ジャパンナレッジ」のサンプル記事です。

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。



壬生の花田植/佐陀神能と同じ祭事・行事・儀式カテゴリの記事
田楽(国史大辞典・新版 能 狂言事典・改訂新版 世界大百科事典)
広義には稲作に関する芸能の総称として用いるが、狭義には田楽躍(おどり)を本芸とする職業芸能者が演じる芸能をいう。また田植の囃しや田楽躍に用いる太鼓を称する場合もある。広義の田楽は、(1)田植を囃す楽、(2)職業芸能者である田楽法師による芸能
民俗芸能(国史大辞典・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
地域社会の中で、住民の信仰や風俗・習慣と結び付きながら伝承してきた郷土色ゆたかな芸能。郷土芸能・民間芸能などともいう。祭や宴遊・講などを主な伝承の場とし、特に農耕の祭に呪術的機能を買われて演じられ、また芸能をもって成人教育とするなど
大日堂舞楽(改訂新版 世界大百科事典・日本大百科全書)
民俗芸能。秋田県鹿角市八幡平字小豆沢(あずきざわ)の大日堂(大日孁貴(おおひるめむち)神社)で,1月2日に行われる祭事芸能。小豆沢,大里,谷内,長嶺の4集落の能衆によって舞われる。能衆は世襲で,それぞれの集落に所伝の舞がある
壬生の花田植/佐陀神能(イミダス)
「壬生(みぶ)の花田植(はなたうえ、はなだうえ)」は広島県北広島町に伝わる稲作儀礼で、一説に鎌倉時代の発祥とも言われる。華やかに飾り立てた牛に代掻(しろか)きをさせた田で、紺の単衣(ひとえ)に菅笠(すげがさ)姿の早乙女たちが太鼓や笛、鉦(かね)などに合わせて
精霊流し(国史大辞典・日本大百科全書・日本国語大辞典)
盆行事の最終段階で、精霊を送り出す儀礼。先祖の霊は、七月十三日の精霊迎えを経て、十五日または十六日夕方まで各家に滞在したのち、精霊流しによって、再びあの世へ送り返されると信じられていた。祖霊をはじめ、死者の霊は山の彼方の世界に行っているが
祭事・行事・儀式と同じカテゴリの記事をもっと見る


「壬生の花田植/佐陀神能」は文化に関連のある記事です。
その他の文化に関連する記事
雛人形(世界大百科事典)
雛祭に飾る人形。節供人形ともいう。平安時代には,小さな紙人形でままごと遊びをする〈ひいな〉遊びがあった。またこれとは別に,季節の変り目に神に供御(くご)(飲食物)を供えて身体の安泰を願う信仰があり,それを節供といった。3月上巳(じようし)(最初の巳
歌舞伎十八番(新版 歌舞伎事典・国史大辞典・世界大百科事典)
七世市川団十郎が制定した一八の演目をいう。七世団十郎は、天保三(1832)年三月海老蔵に八世団十郎を襲名させ、自身は海老蔵と改名した時に配った刷り物で、「歌舞妓狂言組十八番」と題して一八種の名目を掲げた。その後、天保一一年《勧進帳》の初演に際し
日本舞踊(日本大百科全書・世界大百科事典)
邦舞ともよび、西洋舞踊(洋舞)と大別される。広義には、舞楽(ぶがく)、能(のう)、歌舞伎(かぶき)舞踊(古典舞踊)、新舞踊、創作舞踊、民俗舞踊(郷土舞踊)などをいう。狭義には、これらのうち一般的によく知られている歌舞伎舞踊をいうことが多い。「舞踊」と
歌舞伎舞踊(新版 歌舞伎事典・世界大百科事典)
歌舞伎の中で演じられる舞踊および舞踊劇。また日本舞踊を代表する舞踊として同義語にも用いられる。【歴史】歌舞伎舞踊は、中世末期の風流(ふりゅう)踊という民俗舞踊を母体として発したもので、出雲のお国の踊った歌舞伎踊にはじまる。お国に追随した遊女歌舞伎も
寿狂言(新版 歌舞伎事典・世界大百科事典)
江戸の劇場の中村座・市村座・森田座に伝承された祝言儀礼的狂言のこと。家狂言ともいう。江戸時代の歌舞伎の興行権は、幕府が座元(太夫元)個人に与えた特権であった。江戸三座の座元は世襲であったので、その権威も特に大きく、各座では、由緒正しい家を誇り格式を
文化に関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額600万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶