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谷川岳

ジャパンナレッジで閲覧できる『谷川岳』の日本歴史地名大系のサンプルページ

日本歴史地名大系
谷川岳
たにがわだけ

水上みなかみ町の西端、新潟との県境の三国山脈にある谷川連峰の盟峰。標高一九六三・二メートル。上信越高原国立公園に属する。谷川連峰は谷川岳を中心として、北および北東にいちくら(一九七四・二メートル)茂倉しげくら(一九七七・九メートル)武能ぶのう(一七五九・六メートル)よもぎ峠・七ッ小屋ななつごや(一六七四・七メートル)清水しみず峠・大烏帽子おおえぼし(一八一九・六メートル)、南西にオジカさわかしら万太郎まんたろう(一九五四・一メートル)せんくら(二〇二六・二メートル)平標たいらつぴよう(一九八三・七メートル)・三国山(一六三六・四メートル)・三国峠が続く。谷川岳は谷川富士ともよばれ、頂上部は二峰に分れる。一峰のオキの耳には富士権現を祀り浅間せんげん岳と称し、トマの耳は薬師岳といったからたぶん薬師如来信仰の対象となっていたものと思われる。富士権現の里宮は麓の水上町谷川にあり、富士浅間ふじせんげん神社という。奥宮に参詣できない老人や婦人はこの神社に参詣した。同社は康暦二年(一三八〇)の創建と伝え、木花開耶姫命が主神。一ノ倉岳の岩室にあった永禄八年(一五六五)銘の懸仏が神体という。懸仏は二面あり、一面は坐像で虚空蔵、一面は立像で十一面観音、いずれも「富士浅間大菩薩」と刻まれている。万治元年(一六五八)沼田藩主真田信利は富士浅間神社を造営したが、その時の棟札(社蔵)には「沼田総鎮守谷川嶽 郷中蒼生之大産土」とある。万延元年(一八六〇)には谷川村民により奥宮が再興された(「谷川富士大祭起元記」谷川区有文書)

谷川連峰は第三紀層のグリーンタフ・石英閃緑岩・花崗岩・蛇紋岩などから構成され、多雨多雪地帯にあって浸食作用が強く、その結果岩石が露出し岩壁の多い複雑で険しい地形を呈する。とりわけ一ノ倉沢一帯の岩壁は壮大である。植生は日本海側多雪地帯のもので、標高七〇〇―一五〇〇メートルがブナ林、その上部は一七〇〇メートル辺りまでミヤマナラの群落である。稜線一帯にはチシマザサの草原が多く、谷川岳山頂はハイマツのなかにハクサンシャクナゲが群集。明治一九年(一八八六)牧野富太郎・矢田部良吉らの植物学者が入り、それ以後一六種の原産植物が発見されている。

近代登山の歴史は比較的新しく、大正九年(一九二〇)七月藤島敏男・森喬の両名が土樽つちたる(現新潟県南魚沼郡湯沢町)の人剣持政吉を案内人として入山、谷川温泉に出たのが早い例で、共著の「上越境の山旅」にその時の様子が詳しく記されている。同一二年には木暮理太郎によって紹介され、わが国岩場登りの草分といわれる大島亮吉も四回にわたって入山した。同一五年七月には松本善二ら日本山岳会の三人が土樽から入って茂倉岳―谷川岳―万太郎山―仙ノ倉山―平標山を縦走している。以後谷川登山は盛んになっていくが、それを促進したのは昭和六年(一九三一)の谷川連峰の真下を貫通する上越線清水トンネルの完成による同線の全通であった。のちに谷川岳開発に大きく貢献した水上村藤原ふじわら出身の中島喜代志は、同年同村土合どあいに山の家を建てた。同年一〇月には遭難第一号の救出に当たっている。現在のおもな登山口には土樽口、土合口、湯檜曾ゆびそ(水上町)がある。昭和三五年土合口と天神てんじん(一三〇〇メートル)を結ぶ全長二二〇〇メートルのロープウェーが完成、天神平から約二時間で山頂に達することができる。しかし魔の山とよばれるほど遭難者の多い山で、群馬県では同三三年谷川岳警備隊を編成、同四二年には谷川岳遭難防止条例を制定している。



日本歴史地名大系
谷川岳
たにがわだけ

群馬県境にあり、標高一九六三・二メートル。北方の清水しみず峠から南方の三国峠までのS字の山脈の総称である谷川連峰の盟峰。北方尾根にはいちくら岳・茂倉しげくら岳・武能ぶのう岳・七ッ小屋ななつごや山、南方尾根には万太郎まんたろう山・せんくら山・平標たいらびよう山などが続く。群馬県利根郡水上町谷川の谷川浅間たにがわせんげん神社の万治元年(一六五八)の真田伊賀守による造営棟札には「沼田総鎮守谷川岳」とあり、「奉建立冨士浅間一社」とみえる。一ノ倉岳に至る途中の尾根にオキノみみ(奥の耳)谷川富士たにがわふじがあり、山頂の岩陰には永禄八年(一五六五)紀銘で虚空蔵菩薩と十一面観音の鋳銅懸仏が二面祀られていた(群馬県利根郡水上町谷川区有)。谷川岳は谷川富士に対してトマノみみ(手前の耳)にあたってわずかに低いが、かつては薬師如来が祀られて薬師やくし岳を称したとの伝えが残る。登山道は新潟県側からは土樽つちたるから吾策ごさく新道・谷川新道とつなぐ道、吾策新道から分岐する茂倉新道で茂倉岳・一ノ倉岳とつなぐ道のほかに清水峠手前のよもぎ峠から南下する縦走路や三国峠の奥の万太郎山から東走する縦走路がある。

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