NHK大河ドラマ「光る君へ」特集
ジャパンナレッジは約1700冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. スポーツ
  6. >
  7. その他競技
  8. >
  9. その他スポーツ
  10. >
  11. パワーリフティング

パワーリフティング

ジャパンナレッジで閲覧できる『パワーリフティング』の日本大百科全書(ニッポニカ)のサンプルページ

日本大百科全書(ニッポニカ)
パワーリフティング
ぱわーりふてぃんぐ
power lifting

パワーリフティングは、バーベル挙上を競うということでは、ウエイトリフティングと同類であり、歴史的な背景も同じであるが挙上方法に大きな違いがある。

パワーリフティングはスクワット(脚力)、ベンチプレス(腕力)、デッドリフト(背筋力)の三つの方法で各3回ずつ挙上し、各種目の最高挙上記録を合計したトータル重量で順位が決められる。

(1)スクワット 台上に置かれたバーベルを両手を添えて両肩に担ぎ、膝(ひざ)を完全に伸ばし、胸を張った直立の姿勢から、レフェリーの合図で大腿(だいたい)上面が膝の上端部より低くなるところまでしゃがみ、そして立ち上がり、静止後バーベルを台上に戻す。

(2)ベンチプレス ベンチ上に仰臥(ぎょうが)し、両手でベンチスタンドからバーベルを外し、胸につけ、レフェリーの合図で挙上する、次のレフェリーの合図でバーベルをスタンドに戻す。

(3)デッドリフト プラットホーム(床に設置された土台)上のバーベルを両手で握り、直立姿勢になるまで引き上げ、レフェリーの合図で戻す。

[林 克也]2020年1月21日

競技の進行

競技の進行は、スクワットの試技を終了してからベンチプレス、そしてデッドリフトの順に行われる。各種目とも3回ずつ試技を行うが、1グループの選手が全員1回の試技を終えてから、2回目の試技に入り、同様にして3回目を行う。各種目とも1回挙上できれば成功となる。3種目のうちいずれかの種目で、3回とも挙上に失敗し記録がゼロになれば、失格となる。

試技の成功・失敗の判定は合計3名の審判(主審1名、副審2名)が行い、2名以上が白旗を上げれば(または白ランプを点灯させれば)成功、赤旗を上げれば(または赤ランプを点灯させれば)失敗となる。

バーベルは2.5キログラム(日本記録挑戦のときは500グラム)刻みで増量できる。失敗した場合は、次の試技を同じ重量で再挑戦するか、それ以上の重量で挑戦することができる。しかし、重量を減らすことはできない。

順位については、同じ階級で同記録の場合、体重の軽い選手が上位となる。また、同記録・同体重の場合は先にトータル記録を成立させた選手が上位となる。

[奥谷元哉]2020年1月21日

競技区分

パワーリフティングでは、使用できるコスチューム(服装)により競技区分がフルギアとノーギアに分かれ、区分により競技記録も大きく異なる。

[奥谷元哉]2020年1月21日

フルギア

通常の衣服よりも硬く反発のある繊維素材を利用したスーパースーツ、ベンチシャツ、ニーラップを公式大会で使用することができる競技区分。後述する全日本大会はフルギアカテゴリーの競技である。なお、フルギアは日本独自の呼称で、国際的にはEquip(イキップ)と表現される。

[奥谷元哉]2020年1月21日

ノーギア

前記のスーパースーツ、ベンチシャツ、ニーラップを公式大会で使用することができないカテゴリー。後述するジャパンクラシック大会はノーギアカテゴリーの競技である。なお、ノーギアは日本独自の呼称で、国際的にはRaw(ロー)と表現される。

[奥谷元哉]2020年1月21日

出場区分

パワーリフティングでは、年齢と体重により出場区分が分かれる。

[奥谷元哉]2020年1月21日

年齢区分

パワーリフティングの年齢においては、カレンダーイヤーが採用されている。これは1月1日に生まれた人も12月31日に生まれた人もその年では同じ年齢として扱われる(例:1980年生まれの人は2020年の競技においてはすべて40歳として扱われる)。なお、例外として公式大会に参加が可能となる14歳のみ満年齢で扱われる。

各年齢区分と名称は以下のとおりである。

(1)サブジュニア 満14歳~カレンダーイヤー18歳
(2)ジュニア カレンダーイヤー19歳~23歳
(3)一般 満14歳以上
(4)マスターズⅠ カレンダーイヤー40歳~49歳
(5)マスターズⅡ カレンダーイヤー50歳~59歳
(6)マスターズⅢ カレンダーイヤー60歳~69歳
(7)マスターズⅣ カレンダーイヤー70歳以上。

[奥谷元哉]2020年1月21日

階級

体重によりそれぞれ参加できる階級が分かれる。2011年(平成23)以降に実施されている階級は次のとおりである。

(1)男子(9階級) 53キログラム(サブジュニア、ジュニアのみ。以下キロと略す)、59キロ、66キロ、74キロ、83キロ、93キロ、105キロ、120キロ、120キロ超級。

(2)女子(8階級) 43キロ(サブジュニア、ジュニアのみ)、47キロ、52キロ、57キロ、63キロ、72キロ、84キロ、84キロ超級。

たとえば、男子74キロ級に出場するためには、公式大会当日の検量で体重を66.01キロから74.00キロの間にしなければならない。

なお、2011年に実施階級の大改正が行われる以前は、長期間にわたり以下の階級が採用されていた。

男子は52キロ以下、56キロ以下、60キロ以下、67.5キロ以下、75キロ以下、82.5キロ以下、90キロ以下、100キロ以下、110キロ以下、125キロ以下、+125キロの11クラス。そして、女子は44キロ以下、48キロ以下、52キロ以下、56キロ以下、60キロ以下、67.5キロ以下、75キロ以下、82.5キロ以下、90キロ以下、+90キロの10クラスである。

[奥谷元哉]2020年1月21日

歴史

パワーリフティングは、1920年ごろにアメリカで行われたボディビルダーの力比べを源流とし、1950年代に現在の形としてまとめられ、1971年に国際パワーリフティング連盟International Powerlifting Federation(IPF)が結成されてから各国に普及した。なお、2019年時点ではオリンピックの正式種目ではない。

[奥谷元哉]2020年1月21日

日本のパワーリフティング

日本では、1972年(昭和47)に日本パワーリフティング協会Japan Powerlifting Association(JPA)が設立され、1974年にIPFに、1994年(平成6)に日本体育協会(現、日本スポーツ協会)に加盟した。2019年4月時点で、27の地方協会が各県の体育協会に加盟している。

国民体育大会(国体)関係では、1998年の神奈川国体でパワーリフティングが初めてデモ競技として参加。2015年に開催された和歌山国体からは公開競技として実施されている。

なお、JPAは1999年7月に社団法人、2013年4月に公益社団法人として認可された。

[奥谷元哉]2020年1月21日

おもな全日本大会

JPAが開催する大会には、以下のようなものがある。

(1)全日本男子パワーリフティング選手権大会
(2)全日本女子パワーリフティング選手権大会
(3)全日本ジュニアパワーリフティング選手権大会
(4)全日本サブジュニアパワーリフティング選手権大会
(5)全日本マスターズパワーリフティング選手権大会
(6)全日本ベンチプレス選手権大会
(7)全日本マスターズベンチプレス選手権大会
(8)ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会
(9)ジャパンクラシックベンチプレス選手権大会
(10)全日本高等学校パワーリフティング選手権大会
(11)全日本学生パワーリフティング選手権大会
(12)全日本実業団パワーリフティング選手権大会
全日本大会に出場するためには、それぞれの大会で設定されている参加標準記録を上回る必要がある。

[奥谷元哉]2020年1月21日

日本選手の活躍

著名な日本のパワーリフティング選手には以下のような選手がおり、国際大会においても活躍している。

因幡英昭(いなばひであき)(1944― )は、1974年から1983年にかけて世界パワーリフティング選手権大会52キロ級で10連覇を果たした。その後も7回の優勝を重ね、通算で17回優勝という偉業を成し遂げている。1978年にIPF殿堂入りを果たす。

伊差川浩之(いさがわひろゆき)(1953― )は、1979年より全日本大会で優勝通算30回、世界選手権大会56キロ級で優勝通算8回、ワールドゲームズで優勝を1回果たした。2006年に世界選手権大会で最高齢優勝(53歳)し、2007年にIPF殿堂入りを果たしている。

福島友佳子(ふくしまゆかこ)(1970― )は、全日本パワーリフティング選手権大会にて22年連続通算23回優勝、21年連続文部科学大臣杯受賞、全日本ベンチプレス選手権大会にて19連続19回優勝、世界パワーリフティング選手権大会にて通算5回優勝、世界ベンチプレス選手権大会において通算9回優勝、ワールドゲームズ最高2位。2012年にIPF殿堂入りを果たす。

児玉大紀(こだまだいき)(1979― )は、全日本ベンチプレス選手権大会にて通算15回以上優勝、世界ベンチプレス選手権大会にて通算14回優勝、世界クラシックベンチプレス選手権大会にて通算4回優勝。2017年にIPF殿堂入りを果たす。

[奥谷元哉]2020年1月21日

パラ・パワーリフティング

パラ・パワーリフティングは、下肢に障がいのある選手を対象としたベンチプレス競技である。1964年の東京大会からパラリンピックの正式種目として行われている。当時の競技名は「ウエイトリフティング」で、男子種目のみであったが、1988年のソウル大会から競技名が「パワーリフティング」に変更され、2000年のシドニー大会からは女子種目が加わっている。

パラリンピックでは、パワーリフティングにおけるノーギアのベンチプレスのルールに準じて競技が行われるが、障がいを考慮し、一部ルールが変更されており、台上に選手の全身が乗るようにつくられた専用のベンチプレス台を使用する。

[奥谷元哉]2020年1月21日

競技の進行

選手ひとりひとりが順々にベンチプレス台の上で試技を行う。各選手3回ずつ行い、基本的には回数を追うごとに重い重量の記録に挑戦をしていく(新記録をねらう目的で、特別試技として4回目に挑むことができるが、競技会の順位には反映されない)。

選手は、審判の「バーズローデッド」(バーが準備完了bar is loadedの意)の掛け声とともに入場し、ベンチプレス台に向かう。ベンチプレス台に身体を移し、脚にベルトを巻かれ固定されてからバーを持ち、腕を伸ばす。審判の試技開始の合図により、胸までバーを下げ、胸で静止した後、左右バランスよくバーを押し上げ腕を伸ばしきる。審判の「ラック」の掛け声とともにアシスタントがバーベルを支え、ラックに戻す。3名の審判のうち、2名以上が成功と判断すれば記録は認められる。

[奥谷元哉]2020年1月21日

階級

競技は男女別、体重別に行われる。障がいの種類や程度による区分はない。

(1)男子(10階級) 49キロ、54キロ、59キロ、65キロ、72キロ、80キロ、88キロ、97キロ、107キロ、107キロ超級。

(2)女子(10階級) 41キロ、45キロ、50キロ、55キロ、61キロ、67キロ、73キロ、79キロ、86キロ、86キロ超級。

[奥谷元哉]2020年1月21日

障がいによる体重の加算

大会では体重別の階級で順位を競うが、下肢切断の選手は障がいによって体重が軽くなるため、切断の程度により以下のように体重に重量が加算される(片脚ごとの加算)。

(1)足首関節以下の欠損 体重全階級で体重に2分の1キロの加算
(2)膝関節以下 体重67キロ以下で1キロの加算、体重67.01キロ以上で1.5キロの加算
(3)膝関節以上 体重67キロ以下で1.5キロの加算、体重67.01キロ以上で2キロの加算
(4)股関節(こかんせつ)からの切断 体重67キロ以下で2.5キロの加算、体重67.01キロ以上で3キロの加算。

[奥谷元哉]2020年1月21日

日本の組織

日本のパラ・パワーリフティングの活動は、特定非営利活動法人日本パラ・パワーリフティング連盟Japanese Para-Powerlifting Federation(JPPF)によって運営されている。

1999年5月、JPA(当時)常任理事会において、障がいをもつ選手を中心としたパワーリフティング団体の設立要望書が提出され、翌6月にJPA主催の全日本ベンチプレス選手権大会で、有志により会合が開かれ、日本ディスエイブル・パワーリフティング連盟Japan Disabled Powerlifting Federation(JDPF)が発足。同年12月に日本の障がい者スポーツを統括する財団法人日本障害者スポーツ協会(現、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会)への加盟が承認された。2013年12月にJDPFは特定非営利活動法人に移行。2014年10月に現在の「特定非営利活動法人日本パラ・パワーリフティング連盟」に名称を変更した。

[奥谷元哉]2020年1月21日

上記は、日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書サービス「ジャパンナレッジ」のサンプル記事です。

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。


パワーリフティングの関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 24
※検索結果は本ページの作成時点のものであり、実際の検索結果とは異なる場合があります
検索コンテンツ
1. パワーリフティング
日本大百科全書
(1)全日本男子パワーリフティング選手権大会(2)全日本女子パワーリフティング選手権大会(3)全日本ジュニアパワーリフティング選手権大会(4)全日本サブジュニア ...
2. パワーリフティング
世界大百科事典
誕生当初はオッド・リフト・コンテストodd lift contestと呼んでいたが,50年代の中期からパワーリフティング・コンテストと称するようになった。スクワ ...
3. パワー‐リフティング
日本国語大辞典
〔名〕({英}power lifting )バーベルを使用して行なう競技。スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの三種類がある。女子も行なわれ、バーベルを頭上に ...
4. パワーリフティング[外来語・カタカナ語]
現代用語の基礎知識 2019
重量挙げ競技でスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目の合計重量を競うもの。ウェイトリフティングと違って筋力だけでバーベルを持ち上げる。  ...
5. パワー リフティング[カタカナ語]
イミダス 2018
[power lifting]【競技・運動】バーベルを使って挙上記録を競う力の競技.スクワット,ベンチプレス,デッドリフトの3種目があり,体力づくりにも利用さ ...
6. ウエイトリフティング画像
日本大百科全書
1960年代には、オッド・リフト・コンテストodd lift contestの名で現在のパワーリフティングが競技として行われたことがある。林 克也2019年8月 ...
7. 障害者スポーツ
世界大百科事典
中心に,車いす使用者のためには卓球,アーチェリー,バスケットボール,ウェイトリフティング(パワーリフティング),スヌーカー(ビリヤードの一種),射撃,フェンシン ...
8. スクワット
日本国語大辞典
「しゃがむ」の意)(1)かかとを地面につけ、上半身を垂直に伸ばしたまま膝を屈伸させる運動。(2)パワーリフティングの一種目。バーベルを両肩にかついで立ち、ももが ...
9. スクワット[カタカナ語]
イミダス 2018
[squat]【競技・運動】(重量挙げ)パワーリフティングの一種目.バーベルを肩にかついで立ち,しゃがんでから再び立ち上がる.脚や腰の力を競う.また,しゃがん ...
10. デッド‐リフト
日本国語大辞典
〔名〕({英}dead lift )パワーリフティングの一種目。床上のバーベルを両手で握り、ひざ・腰が伸びきる完全な直立姿勢になるまで引き上げる競技。 ...
11. デッドリフト[カタカナ語]
イミダス 2018
[dead lift]【競技・運動】(重量挙げ)パワーリフティングの種目の一つ.床上のバーベルを腰の高さまで持ち上げてまっすぐに立つ.背,脚,腰の力を競う.  ...
12. パラリンピック
日本大百科全書
5人制サッカー(ブラインドサッカー)、7人制サッカー(脳性麻痺者によるサッカー)、ゴールボール、柔道、パワーリフティング、ボート、ヨット、射撃、シッティングバレ ...
13. ベンチ‐プレス
日本国語大辞典
〔名〕({英}bench press )パワーリフティングの一種目。ベンチにあおむけに寝た状態で、両手でバーベルを腕の高さいっぱいまで差し上げる競技。 ...
14. ベンチプレス[カタカナ語]
イミダス 2018
[bench press]【競技・運動】パワーリフティングの種目の一つ.ベンチに仰向けになり,バーベルを両手で胸の上に押し上げる.  ...
15. ワールドゲームズ
日本大百科全書
ホッケー、柔術、空手、コーフボール、ライフセービング、ネットボール、オリエンテーリング、パワーリフティング、ラケットボール、ローラースポーツ、ラグビー(7人制) ...
「パワーリフティング」の情報だけではなく、「パワーリフティング」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶

パワーリフティングと同じその他スポーツカテゴリの記事
パワーリフティング(日本大百科全書(ニッポニカ))
パワーリフティングは、バーベル挙上を競うということでは、ウエイトリフティングと同類であり、歴史的な背景も同じであるが挙上方法に大きな違いがある。
パワーリフティングはスクワット(脚力)、ベンチプレス(腕力)、デッドリフト(背筋力)の三つ
野球(世界大百科事典・国史大辞典)
運動競技の一つ。一塁,二塁,三塁,本塁と四つの塁(ベース)を使用するところからベースボールbaseballと呼ばれ,日本で野球と訳された。訳語をつくったのは中馬庚(ちゆうまかのえ)である。アメリカでは別名ボールゲームという。1チーム9人の選手で編成
その他スポーツと同じカテゴリの記事をもっと見る


「パワーリフティング」はスポーツに関連のある記事です。
その他のスポーツに関連する記事
駅伝競走(日本大百科全書・世界大百科事典)
道路上を走る長距離のリレー競走。距離、区間、人数にとくに規定はないが、一般的には5~10区間、1人が走る距離は5~20キロメートルとなっている。各走者は自分の区間を走ったあと、たすきを次走者に渡す。たすきはかならず肩からわきの下に掛け、渡すときは投げ
高校野球(日本大百科全書・世界大百科事典)
高校生の野球試合のこと。1936年(昭和11)にプロ野球が誕生するまでは、日本の野球は中等学校野球と東京六大学の野球によって代表されていた。その中等学校野球が第二次世界大戦後の学制改革で高校野球となったのである。したがって、今日の高等学校の野球の歴史
国際競技連盟(日本大百科全書・世界大百科事典)
各国の競技団体を国際的に統括する非政府組織。略称IF。各IFはオリンピックや世界選手権などでそれぞれの競技の運営にあたると同時に、国際的に適用する大会参加規定や競技規則(ルール)を独自に制定する。オリンピック実施競技のなかでもっとも古いのは1881年
オリンピック委員会(世界大百科事典)
国際オリンピック委員会International Olympic Committee(略称IOC)と国内オリンピック委員会National Olympic Committee(略称NOC)がある。 IOCは,フランスの教育学者クーベルタンの提唱で
国際オリンピック委員会(日本大百科全書)
近代オリンピックを主催する機関。略称はIOC。本部はスイスのローザンヌ。1894年6月23日にパリ大学ソルボンヌ講堂でクーベルタンの発議で結成された。オリンピック大会を運営し、オリンピック憲章の根本原則であるオリンピック精神と理想を世界に広めようと
スポーツに関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1700冊以上(総額750万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る▶