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冬至

ジャパンナレッジで閲覧できる『冬至』の日本国語大辞典・国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典のサンプルページ

日本国語大辞典

とう‐じ 【冬至

解説・用例

〔名〕

二十四節気の一つ。太陽の黄経が二七〇度のときをいう。新暦一二月二二日頃。旧暦では一一月の中(ちゅう)に当たる。この日、北半球では太陽の南中高度が最低で昼間が最も短い。この日から日照時間が伸びるので、生命力が復活する節日として祝う習慣があった。特に、その日が陰暦の一一月一日にあたると、朔旦冬至(さくたんとうじ)といって瑞祥とされ、宮中で祝宴が行なわれた。また、民間でも小豆粥(あずきがゆ)やカボチャ、〓などを食べ、柚子(ゆず)を浮かした湯にはいる。唐の正月。南至。《季・冬》

*続日本紀‐神亀二年〔725〕一一月己丑「天皇御〓大安殿〓、受〓冬至賀辞〓

*釈日本紀〔1274~1301〕二〇「十一月一日、朝(みかと)に冬至(トウシ)の会(ゑ)有り」

*日葡辞書〔1603~04〕「Tôji (トウジ)。フユ イタル」

*集義外書〔1709〕三「冬至より日漸々に北の方をめぐり、夏至より漸々に南の方をめぐる」

*俳諧・猿蓑〔1691〕一「門前の小家もあそぶ冬至哉〈凡兆〉」

*幼学読本〔1887〕〈西邨貞〉六「十二月の二十一、二日頃に至れば、昼最も短く、夜最も長し。此の日を冬至と云ふ」

*史記‐律書「気始〓冬至〓、周而復生」

発音

トージ

〓トージン〔岩手〕

〓[0] [ト]〓[0]

辞書

下学・文明・天正・易林・日葡・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

冬至下学文明天正易林ヘボン言海




国史大辞典

冬至
とうじ
太陽がその軌道上もっとも南にあるときをいい、この日北半球では太陽の南中高度は最低となり、日影は最長となる。また日中の長さは最短となる。わが国で用いられた太陰太陽暦では初期の元嘉暦を除いてはすべて計算の原点を冬至に置いていた。暦法を定めるとき、影の最長になる冬至の時刻を何年か連続して測定し一年の長さを決定することがその基本であった。毎年の暦を作るときには暦法に従って朔(太陽と月が同方向にある時)の時刻を計算して毎月の朔日を決めるのであるが、ある朔日から次の朔日の前日までの一ヵ月に冬至があればその月を十一月と名付ける、というのが鉄則であり、冬至のことを十一月中と呼んだ。二十四節気の日時は冬至を起点として決められた。このように毎年の暦計算ではまず前年の冬至の日時を決めることから始めるが、この時の冬至を特に天正(てんせい)冬至という。また冬至が十一月朔日にあたると、これを朔旦冬至といい、宮中で賀が行われた。この儀は延暦三年(七八四)に始まり江戸時代に至るまで行われた。朔旦冬至は十九年に一度めぐってくるのが普通であるがときどきずれることがあった。現在では冬至は太陽の黄経が二七〇度になる時と定義している。また現行の太陽暦は冬至後約十日目が一月一日になるように作られているといえる。冬至の日に南瓜を食すると中風にならない、この日にユズ湯に入れば風邪を引かないという言い伝えは各地にあるようである。→朔旦冬至(さくたんとうじ)
[参考文献]
『古事類苑』歳事部
(内田 正男)


日本大百科全書(ニッポニカ)

冬至
とうじ

太陽の天球上の運行径路である黄道上のもっとも南にある点を冬至点といい、太陽がこの点を通過する時刻が冬至である。太陽の視黄経が270度に達する時刻で、赤緯はマイナス23度27分である。日本、中国の暦の二十四節気の一つで11月中である。太陽暦の12月22日ころにあたり、冬季の真ん中である。この日の正午における太陽の高度は北半球ではもっとも低く、昼の長さはもっとも短く、夜の長さはもっとも長い。南半球ではこの反対となる。中国、日本の太陰太陽暦では冬至は暦の計算の起算点として重要なものであるが、今日の天文暦の推算は春分点が重要な役をもつ。

[渡辺敏夫]

気象

暦のうえでは立冬と立春の真ん中にあたるが、実際の寒さはこのころから厳しくなる。冬至からその1週間後くらいまでの間に通過し、本土の太平洋側にも初雪を降らせることもある低気圧を年末低気圧という。この年末低気圧が一つの折れ目になって、本格的な冬に入る年が多い。冬至前の12月は冬の季節風も弱く、また持続せず、ロンドン型の冬のスモッグはこのころに集中しておこったが、最近は石炭などによる煤煙 (ばいえん)が急激に減少したので、この型のスモッグは少なくなった。

[根本順吉]

民俗

この日は太陽の光が弱まり植物も衰弱して農耕生活に一種の危機が訪れるとともに、またこの日からふたたび昼の日照時間が長くなり、新しい太陽が輝き始めるときでもある。したがって、世界の諸民族の間にも、この日を陽気の回復、再生を願う日、また太陽の誕生日とするような観念がうかがえる。中国では天子が冬至の日に天を祭るのを郊天の儀といい重要な儀式である。また西洋のクリスマスも、もとは陽気回復を祝う風習がその背景にあったのだといわれる。

 世界的にこの日は一陽来復、農耕の再生の力をもたらす神聖な旅人が村にやってくる日と信じられ、日本では弘法大師 (こうぼうだいし)が村を巡るという伝承が広く伝えられている。小豆粥 (あずきがゆ)や団子をつくって供える大師講 (こう)の行事がこの旧暦11月23日夜から翌日にかけてみられる。また、冬至とうなすなどといってカボチャを食べたり、コンニャクを食べる風習があり、カボチャを食べると中風 (ちゅうぶ)にならないなどともいわれている。またこの日は柚湯 (ゆずゆ)に入るという風も一般的である。いずれも衰弱からの再生という冬至をめぐる観念に呼応する儀礼といえよう。

[新谷尚紀]



世界大百科事典

冬至
とうじ
winter solstice

黄道上の黄経が270°の点を冬至点といい,太陽の中心がこの点を通過した瞬間を冬至という。現行の暦では毎年12月22日ころ起こる。太陽はこのときもっとも南に位置し,日本のような北半球にあってはこの日に日中の長さがもっとも短く,太陽の南中時の影の長さがもっとも長い。日本で用いられた陰暦,すなわち中国流の太陰太陽暦では冬至は暦法の原点として二十四節気のうちでもっとも重要なものであった。暦法はまず太陽の影の長さを測定して冬至の日時を決め,前年の冬至の日時との差から1太陽年の長さを決めることが基本となった。暦法が決定し毎年の暦を作る際も,まず前年の冬至を求めそこから出発して1年分の暦を計算した。このときの前年の冬至を天正冬至といい,天保暦以前,すなわち1843年まではこの冬至の日時に暦法で決められている1太陽年の24分の1を加えていって順次二十四節気の日時を求めていたのである。また,冬至の含まれる月を11月とするという決りがあり,とくに冬至が11月朔日に当たると,これを朔旦冬至といって祝賀が行われた。
[内田 正男]

民俗

植物の生長がとまったり太陽の光が衰えてくることは不安なことで,太陽復活を願って大火をたいたり,神々の来臨を仰いで危機脱出をはかろうとする祭りが冬至の前後に行われる。太陰太陽暦(旧暦)においてはほぼ霜月下弦の日を冬至に該当させ,この夜大子(おおいこ)という神の子が人々に幸いや新たな生命力を与えて再生を促すために各地を巡遊するという信仰があった。これは西洋のサンタ・クロースの伝承にもつながるもので,日本では弘法大師と結びつけ,大師講の行事としているところが少なくない。また,冬至に収穫の感謝や天候占いをする例もあり,カボチャを食べると中風にかからないといったり,ユズ湯に入れば風邪をひかないというところは多い。冬に珍しいカボチャには,おそらく冬の祭りの神供としての意味があったのであり,ユズ湯に入るのは禊(みそぎ)のなごりかとされている。
[田中 宣一]

[索引語]
winter solstice 冬至点 天正冬至 朔旦冬至 大子 大師講 カボチャ(南瓜) 柚子湯
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5. とうじ【冬至】
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12. dōngzhì冬至
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13. とうじ【冬至】[標準語索引]
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18. とうじ‐カボチャ【冬至カボチャ】
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22. とうじ‐せん【冬至線】
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23. とうじ‐せん【冬至線】
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24. とうじ‐てん【冬至点】
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25. とうじ‐てん【冬至点】
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47. さくたんとうじ【朔旦冬至】
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48. 朔旦冬至(さくたんとうじ)
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49. 朔旦冬至一覧1[図版]
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(c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
50. 朔旦冬至一覧2[図版]
国史大辞典
(c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
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