1. そうめん画像
日本大百科全書
大徳寺蒸(むし)素麺、武蔵(むさし) 久我(くが)素麺、越前(えちぜん) 丸岡(まるおか)素麺、能登(のと) 輪島素麺、備前(びぜん) 岡山素麺、長門(ながと)
2. 素麵
世界大百科事典
めん類の一種。古くは索麵(さくめん)といい,音便で〈さうめん(そうめん)〉。小麦粉を食塩水で練って太めのひも状に切り,その表面にまんべんなく綿実油を塗って細く長
3. そうめん【素麺】
数え方の辞典
▲本、▲把、●束、●箱、●袋 ばらばらにした麺は「本」、束ねると「把」「束」で数え
4. そうめん【素

】
画像国史大辞典
』巻四、諸国名物から素麺を拾うと、山城・畿内大徳寺蒸素麪・大和三輪・伊勢・武蔵久我(こが)・越前丸岡・能登和嶋・備前岡山・長門長府・伊予松山などの産地がある。特
5. そう‐めん[サウ‥]【索麺・索麪・素麺】画像
日本国語大辞典
年月日未詳)〔鎌倉末〕加賀国軽海郷年貢済物結解帳(七・五三九三)「素麺代〈同時、但両年分〉」*異制庭訓往来〔14C中〕「素麺。打麺。冷麺。竹葉麺」*運歩色葉集〔
6. そうめん【索麺・素麺】[頭見出し]
故事俗信ことわざ大辞典
索麺(そうめん)で首縊(くびくく)れ・索麺(そうめん)に茸(きのこ)
7. 【素麺(麵)】そうめん
新選漢和辞典Web版
《国》索

(さくめん/そうめん)のあて字。→「索
8. そうめん【素麵】[標準語索引]
日本方言大辞典
んめんさらしそうめん:素麵みやぞーめん年忌法要の後、仏前に供えるそうめん:素麵ひなが盆の十五日に仏送りに供えるそうめん:素麵でたち盆棚に掛け、仏前に供えるそうめ
9. そーめん【素麵】[方言]
日本方言大辞典
(1)鰻うなぎの子。 神奈川県中郡320大野誌(神奈川県平塚市教育委員会)1958 静岡県田方郡054方言(雑誌)1931~1938《そそーめん》 静岡県田方郡
10. そうめん‐ごり【素麺鮴】
日本国語大辞典
〔名〕魚。(1)しろうお(素魚)。《そうめんごり》北国†032 加州†017 (2)しらうお(白魚)。《そうめんごり》加賀(小さいもの)†035 《そめごり》石
11. そうめんざ【素

座】
国史大辞典
中御門家に公事を納めて販売している。能登輪島にも「素麺之座」があり、重蔵神社に所属していたが、天正十年(一五八二)前田利家は楽座としている。素麺の生産・販売に従
12. そうめん‐どじょう【素麺泥鰌】
日本国語大辞典
〔名〕泥鰌(どじょう)の小さいもの。《そうめんどじょう》新潟県佐渡352 鳥取県西伯郡712 《そうめんどじょ》奈良県北葛城郡鳥取県西伯郡719
13. そうめんだけ【素麵茸】[標準語索引]
日本方言大辞典
せんこぼたし
14. そーみんぷっとぅるー【素麵―】[方言]
日本方言大辞典
そうめんの油いため。 沖縄県首里993沖縄語辞典(国立国語研究所)1963
15. そーめんうじ【素麵蛆】[方言]
日本方言大辞典
そうめんのように白くて細長い、水中にいる虫。 富山県東礪波郡402越中五箇山方言語彙(1)~(6)(真田ふみ)1973~78
16. そーめんうり【素麵瓜】[方言]
日本方言大辞典
植物すいか(西瓜)。 新潟県佐渡351新潟県方言辞典・佐渡編(渡辺富美雄)1974
17. そーめんかぼちゃ【素麵南瓜】[方言]
日本方言大辞典
植物いとカボチャ(糸―)。 山形県西置賜郡・西村山郡139山形県方言辞典(山形県方言研究会)1970
18. そーめんくらげ【素麵水母】[方言]
日本方言大辞典
動物みずくらげ(水水母)。 摂州※019食療正要(松岡玄達)1769
19. そーめんぐさ【素麵草】[方言]
日本方言大辞典
植物(1)すぎな(杉菜)。 山形県飽海郡139山形県方言辞典(山形県方言研究会)1970《そめんぐさ》 鹿児島県薩摩郡965鹿児島県植物方名集(内藤喬)1955
20. そーめんごり【素麵鮴】[方言]
日本方言大辞典
魚(1)しろうお(素魚)。 北国※032巻懐食鏡会識(小野蘭山) 加州※017本草綱目記聞(野呂元丈)1761(2)しらうお(白魚)。 加賀(小さいもの)※03
21. そーめんしぼり【素麵絞】[方言]
日本方言大辞典
女がかぶる手ぬぐいの一種。 東京都大島326伊豆大島方言集(柳田国男)=全国方言集31942
22. そーめんだち【素麵立】[方言]
日本方言大辞典
草木の一面に生えているさま。 長野県諏訪481諏訪方言集(長野県諏訪実業高等学校地歴部)1961 上伊那郡488上伊那方言集(畑美義)1952
23. そーめんどじょー【素麵泥鰌】[方言]
日本方言大辞典
泥鰌どじょうの小さいもの。 新潟県佐渡352佐渡方言辞典(広田貞吉)1974 鳥取県西伯郡712因伯方言考(生田弥範)1937《そーめんどじょ》 奈良県北葛城郡
24. そーめんばな【素麵花】[方言]
日本方言大辞典
植物すみれ(菫)。 新潟県中魚沼郡379中魚沼郡中部方言集(中魚沼郡中部協議会) 鹿児島県奄美大島054方言(雑誌)1931~1938
25. いか‐そうめん[‥サウメン]【烏賊素麺】
日本国語大辞典
〔名〕(「いかぞうめん」とも)イカの身を細く切って、そうめんのようにしたもの。*語彙〔1871~84〕「いかざうめん いかかまぼこに同く筒に穴を穿ち細くつきいだ
26. いどがえ の 素麺(そうめん)
日本国語大辞典
水の神に供えた
素麺。*浮世草子・好色二代男〔1684〕六・三「旦那の

(かほ)を見ずに、今日井戸替(イドカヘ)の
素麺(ソウメン)の延た
27. ウミゾウメン(海藻)画像
日本大百科全書
紅藻植物、ベニモズク科の海藻。紅紫色、柔らかい粘質で、無分枝のひも状体。体長30センチメートル以下で、波静かな外海の岩礁海岸に、春から夏にかけて繁茂する一年生藻
28. 鶏卵素麺
日本大百科全書
博多呉服町の豪商大賀(おおが)家は、自邸の書院落成に福岡藩主黒田光之(みつゆき)を招いて、茶うけに鶏卵素麺を進上した。仕法の妙を嘉賞(かしょう)した光之は、創作
29. 五色素麺画像
日本大百科全書
献上したところ、五色の唐糸(からいと)のように美しいと賞賛され、それから五色素麺と名前を改めたといわれる。五色素麺は冷やしそうめんとして用いるほかに、タイといっ
30. 五色素麺[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
愛媛県 ©公益財団法人松山観光コンベンション協会
31. ひや‐そうめん[‥サウメン]【冷索麺・冷素麺】
日本国語大辞典
ゆでて冷水にひたしたるもの也」*福翁自伝〔1899〕〈福沢諭吉〉緒方の塾風「其素麺を冷すには毎朝顔を洗ふ洗手盥を持て来て其中で冷素麺(ヒヤソウメン)にして」ヒヤ
32. 三輪素麺画像
日本大百科全書
また贈答品として珍重されたが、『大乗院寺社雑事記』『多聞院(たもんいん)日記』には素麺・索麺の文字が混用されている。しかし、三輪素麺が広く周知利用されたのは近世
33. みわ‐そうめん[‥サウメン]【三輪索麺・三輪素麺】
日本国語大辞典
独寝〔1724頃〕下・八一「髪は三輪索麺、鵺の様なる年になるまで」*譬喩尽〔1786〕六「三輪素麺(ミワザウメン)で太い奴」ミワソーメン
34. 三輪素麺づくり[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
天日乾燥のようす ©Shogakukan 撮影/田島 正
35. うみぞーめん【海素麵】[方言]
日本方言大辞典
藻 因幡※025俚言集覧(太田全斎)1797頃 増補部分1899歌謡色里新迦陵嚬青物づくし「いっそ此身をうみぞうめんの、そこにしづみてもぞくとなるか」毛吹草‐巻
36. かけそーめん【掛素麵】[方言]
日本方言大辞典
盆棚に掛け、仏前に供えるそうめん。 山形県139山形県方言辞典(山形県方言研究会)1970
37. きそうめんたけ【黄素麵茸】[標準語索引]
日本方言大辞典
せんこだけ / せんこなべ / そばきのこ / ねずみ の尾 / ほーきたけ / まつばだけ / めりたけ
38. はまそーめん【浜素麵】[方言]
日本方言大辞典
植物すなづる(砂蔓)。 鹿児島県徳之島965鹿児島県植物方名集(内藤喬)1955~56
39. はまやきぞーめん【浜焼素麵】[方言]
日本方言大辞典
焼いた鯛たいでだしをとって煮たそうめん。 長崎県対馬913対馬南部方言集(滝山政太郎)1944
40. へたぞーめん【下手素麵】[方言]
日本方言大辞典
(へたな人が作ったそうめんの意から)長続きしないこと。 熊本県918笑訳熊本方言字典(福田秀蔵)1938
41. みやぞーめん【―素麵】[方言]
日本方言大辞典
さらしそうめん。 山梨県南巨摩郡465山梨県河内方言(石川緑泥)1934
42. ウミゾウメン
世界大百科事典
暗紅色のそうめんに似た形状で,潮間帯上部の岩上に生育する紅藻ベニモズク科の海藻。ひも状でやわらかく,ぬるぬるする。体は太さ1.5~2mm,長さ10~20cmで,
43. ウミゾウメン(アメフラシ)
日本大百科全書
→アメフラシ
44. GI制度(ジーアイ制度)[食生活]
イミダス 2018
その後、登録が続き、16年12月時点で24品目が登録されている。但馬牛、夕張メロン、神戸ビーフ、三輪素麺、市田柿、下関ふくなど、すでに全国的に知名度が高いものを
45. あい‐だま[あゐ‥]【藍玉】
日本国語大辞典
秋とす」*菱垣廻船問屋株前書‐安永二年〔1773〕四月(大阪市史・五)「前積もの糠・藍玉・灘目素麺・酢・醤油・阿波蝋燭、右七品荷物を菱垣廻舟酒樽廻り舟両積にいた
46. あいみぐん【会見郡】鳥取県:伯耆国
日本歴史地名大系
物産は米・麦・鰯・

・鰆・鰡・黒鯛・海老・
素麺・甘藷・饂飩・干瓢(共武政表)。弓浜半島部を中心とする綿作は明治二〇年代から養蚕へと切替えられ
47. あおやまむら【青山村】埼玉県:比企郡/小川町地図
日本歴史地名大系
・蚕卵原紙一〇万枚・麁紙一〇万枚・細川紙四八貫・仙過紙三二貫・横口一五〇貫・石灰一千四〇〇石・素麺二千五〇〇箱・清酒一〇〇石などがあった(郡村誌)。鎮守は氷川社
48. あかべむら【赤部村】奈良県:北葛城郡/広陵町
日本歴史地名大系
不明一)、牛九、馬二、職人三(指物屋一、かち屋一、屋根や一)、商人一八(肥し売一、酒油小間物売六、素麺売五、青物売五、不明一)からなっており、枝郷に新家村があっ
49. あきづきまち【秋月町】福岡県:甘木市
日本歴史地名大系
葛粉(高木吉兵衛)・蒟蒻五戸、紫金苔(遠藤喜三右衛門)・蝋燭二戸・酒五戸、醤油(遠藤喜三右衛門)・素麺二〇戸、線香(林玄春)・樟脳(渡辺六太夫・槙戸寿三郎)・菓
50. あきめうら【秋目浦】鹿児島県:川辺郡/坊津町/秋目村
日本歴史地名大系
および西へ延びる鶴喰崎があって大湾の秋目湾をなす。湾の北に湊(秋目湊)があり、東に天神崎(天神鼻)、西に素麺崎(正面岬)が延び、周囲約七町余、深さは四尋しかない