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世界大百科事典・日本大百科全書

改訂新版 世界大百科事典
芥川賞
あくたがわしょう

文芸春秋社を主宰していた菊池寛が旧友芥川竜之介を記念する意味と雑誌の発展,純文学の新人の発掘をめざして設定した文学賞。年2回。1935年(昭和10)以来続いている。第1回は石川達三の《蒼氓(そうぼう)》。その際候補になった高見順,太宰治も受賞は逸したが文壇に出る機会をつかんだ。小説家に与えられる新人賞としては最も権威がある。大衆文学に与えられる直木賞とは性格上区別されていたが,戦後に中間小説が流行するようになると純文学の芥川賞の性格がやや直木賞と区別がつきにくい現象も生じた。芥川賞受賞者の松本清張,五味康祐,宇能鴻一郎らのその後の活動をみてもそのことが言える。社会的に大きな影響力を持ったのは石原慎太郎の《太陽の季節》の受賞(1955年下期)で,賛否両論の対立が激しかったが,太陽族と称される世相・風俗を流行させる一因ともなった。総じて多くの新人賞を輩出させる刺激となっている。
[長谷川 泉]

[索引語]
菊池寛 芥川竜之介 蒼氓(そうぼう) 太陽の季節


日本大百科全書(ニッポニカ)
芥川賞
あくたがわしょう

芥川龍之介(りゅうのすけ)の名を記念した純文学の新人賞。正式名は芥川龍之介賞。芥川の友人であった菊池寛の発案で1935年(昭和10)直木賞とともに始まり、今日に至る。選考委員の選考により、年2回授賞。記念品および副賞100万円(当初は500円)が授与される。運営には当初は文芸春秋社、1938年以降は日本文学振興会があたる。受賞作または該当作がない場合の候補作は『文芸春秋』に発表される。石川達三『蒼氓(そうぼう)』受賞の第1回の候補には、太宰治(だざいおさむ)、高見順らの作品もあげられた。ついで石川淳、尾崎一雄、火野葦平(あしへい)、中山義秀(ぎしゅう)ら、昭和10年代に活動した作家の受賞もあって、漸次、文学賞としての権威をもったが、第二次世界大戦中の授賞には戦時色が表れた。戦中末期から戦後にかけて一時中絶。戦後では井上靖(やすし)、安部公房(あべこうぼう)、松本清張(せいちょう)ら、独自の分野を開いた作家の受賞があり、その後「第三の新人」とよばれた安岡章太郎、吉行淳之介(よしゆきじゅんのすけ)、遠藤周作ら、さらに開高健(かいこうたけし)、大江健三郎ら、力量を示した新進がこの賞を通って文壇に登場した。石原慎太郎『太陽の季節』、中上健次『岬』、村上龍『限りなく透明に近いブルー』などの話題作も少なくない。1960年代以降は女性作家の受賞も目だつようになった。芥川賞の歴史は純文学の新動向の軌跡でもあって、その意味から毎回の選考委員による選評も興味深い。

[保昌正夫]2018年7月20日

資料 芥川賞受賞者


第1回(1935年度上期)
 石川達三「蒼氓(そうぼう)」
第2回(1935年度下期)
 該当者なし
第3回(1936年度上期)
 鶴田知也「コシャマイン記」
 小田嶽夫「城外」
第4回(1936年度下期)
 石川淳「普賢(ふげん)」
 富沢有為男「地中海」
第5回(1937年度上期)
 尾崎一雄「暢気眼鏡(のんきめがね)」ほか
第6回(1937年度下期)
 火野葦平「糞尿譚」
第7回(1938年度上期)
 中山義秀「厚物咲」
第8回(1938年度下期)
 中里恒子「乗合馬車」ほか
第9回(1939年度上期)
 長谷健「あさくさの子供」
 半田義之「鶏騒動」
第10回(1939年度下期)
 寒川光太郎「密猟者」
第11回(1940年度上期)
 該当者なし
第12回(1940年度下期)
 桜田常久「平賀源内」
第13回(1941年度上期)
 多田裕計「長江デルタ」
第14回(1941年度下期)
 芝木好子「青果の市」
第15回(1942年度上期)
 該当者なし
第16回(1942年度下期)
 倉光俊夫「連絡員」
第17回(1943年度上期)
 石塚喜久三「纏足(てんそく)の頃」
第18回(1943年度下期)
 東野辺薫「和紙」
第19回(1944年度上期)
 八木義徳「劉広福(リュウカンフウ)」
 小尾十三「登攀(とうはん)」
第20回(1944年度下期)
 清水基吉「雁立(かりたち)」
第21回(1949年度上期)
 由起しげ子「本の話」
 小谷剛「確証」
第22回(1949年度下期)
 井上靖「闘牛」
第23回(1950年度上期)
 辻亮一「異邦人」
第24回(1950年度下期)
 該当者なし
第25回(1951年度上期)
 石川利光「春の草」ほか
 安部公房「壁―S・カルマ氏の犯罪」
第26回(1951年度下期)
 堀田善衛「広場の孤独」「漢奸」ほか
第27回(1952年度上期)
 該当者なし
第28回(1952年度下期)
 五味康祐「喪神」
 松本清張「或る「小倉日記」伝」
第29回(1953年度上期)
 安岡章太郎「悪い仲間」「陰気な愉しみ」
第30回(1953年度下期)
 該当者なし
第31回(1954年度上期)
 吉行淳之介「驟雨(しゅうう)」ほか
第32回(1954年度下期)
 小島信夫「アメリカン・スクール」
 庄野潤三「プールサイド小景」
第33回(1955年度上期)
 遠藤周作「白い人」
第34回(1955年度下期)
 石原慎太郎「太陽の季節」
第35回(1956年度上期)
 近藤啓太郎「海人舟」
第36回(1956年度下期)
 該当者なし
第37回(1957年度上期)
 菊村到「硫黄島」
第38回(1957年度下期)
 開高健「裸の王様」
第39回(1958年度上期)
 大江健三郎「飼育」
第40回(1958年度下期)
 該当者なし
第41回(1959年度上期)
 斯波四郎「山塔」
第42回(1959年度下期)
 該当者なし
第43回(1960年度上期)
 北杜夫「夜と霧の隅で」
第44回(1960年度下期)
 三浦哲郎「忍ぶ川」
第45回(1961年度上期)
 該当者なし
第46回(1961年度下期)
 宇能鴻一郎「鯨神(くじらがみ)」
第47回(1962年度上期)
 川村晃「美談の出発」
第48回(1962年度下期)
 該当者なし
第49回(1963年度上期)
 後藤紀一「少年の橋」
 河野多恵子「蟹(かに)」
第50回(1963年度下期)
 田辺聖子「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」
第51回(1964年度上期)
 柴田翔「されどわれらが日々――」
第52回(1964年度下期)
 該当者なし
第53回(1965年度上期)
 津村節子「玩具」
第54回(1965年度下期)
 高井有一「北の河」
第55回(1966年度上期)
 該当者なし
第56回(1966年度下期)
 丸山健二「夏の流れ」
第57回(1967年度上期)
 大城立裕「カクテル・パーティー」
第58回(1967年度下期)
 柏原兵三「徳山道助の帰郷」
第59回(1968年度上期)
 大庭みな子「三匹の蟹」
 丸谷才一「年の残り」
第60回(1968年度下期)
 該当者なし
第61回(1969年度上期)
 庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」
 田久保英夫「深い河」
第62回(1969年度下期)
 清岡卓行「アカシヤの大連」
第63回(1970年度上期)
 古山高麗雄「プレオー8の夜明け」
 吉田知子「無明長夜」
第64回(1970年度下期)
 古井由吉「杳子(ようこ)」
第65回(1971年度上期)
 該当者なし
第66回(1971年度下期)
 李恢成「砧(きぬた)をうつ女」
 東峰夫「オキナワの少年」
第67回(1972年度上期)
 宮原昭夫「誰かが触った」
 畑山博「いつか汽笛を鳴らして」
第68回(1972年度下期)
 郷静子「れくいえむ」
 山本道子「ベティさんの庭」
第69回(1973年度上期)
 三木卓「鶸(ひわ)」
第70回(1973年度下期)
 森敦「月山」
 野呂邦暢「草のつるぎ」
第71回(1974年度上期)
 該当者なし
第72回(1974年度下期)
 阪田寛夫「土の器」
 日野啓三「あの夕陽」
第73回(1975年度上期)
 林京子「祭りの場」
第74回(1975年度下期)
 中上健次「岬」
 岡松和夫「志賀島(しかのしま)」
第75回(1976年度上期)
 村上龍「限りなく透明に近いブルー」
第76回(1976年度下期)
 該当者なし
第77回(1977年度上期)
 三田誠広「僕って何」
 池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」
第78回(1977年度下期)
 宮本輝「螢川」
 高城修三「榧(かや)の木祭り」
第79回(1978年度上期)
 高橋三千綱「九月の空」
 高橋揆一郎「伸予(のぶよ)」
第80回(1978年度下期)
 該当者なし
第81回(1979年度上期)
 重兼芳子「やまあいの煙」
 青野聰「愚者の夜」
第82回(1979年度下期)
 森禮子「モッキングバードのいる町」
第83回(1980年度上期)
 該当者なし
第84回(1980年度下期)
 尾辻克彦「父が消えた」
第85回(1981年度上期)
 吉行理恵「小さな貴婦人」
第86回(1981年度下期)
 該当者なし
第87回(1982年度上期)
 該当者なし
第88回(1982年度下期)
 唐十郎「佐川君からの手紙」
 加藤幸子「夢の壁」
第89回(1983年度上期)
 該当者なし
第90回(1983年度下期)
 笠原淳「杢二の世界」
 高樹のぶ子「光抱く友よ」
第91回(1984年度上期)
 該当者なし
第92回(1984年度下期)
 木崎さと子「青桐」
第93回(1985年度上期)
 該当者なし
第94回(1985年度下期)
 米谷ふみ子「過越しの祭」
第95回(1986年度上期)
 該当者なし
第96回(1986年度下期)
 該当者なし
第97回(1987年度上期)
 村田喜代子「鍋の中」
第98回(1987年度下期)
 池澤夏樹「スティル・ライフ」
 三浦清宏「長男の出家」
第99回(1988年度上期)
 新井満「尋ね人の時間」
第100回(1988年度下期)
 南木佳士「ダイヤモンドダスト」
 李良枝「由煕(ユヒ)」
第101回(1989年度上期)
 該当者なし
第102回(1989年度下期)
 瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」
 大岡玲「表層生活」
第103回(1990年度上期)
 辻原登「村の名前」
第104回(1990年度下期)
 小川洋子「妊娠カレンダー」
第105回(1991年度上期)
 辺見庸「自動起床装置」
 荻野アンナ「背負い水」
第106回(1991年度下期)
 松村栄子「至高聖所(アバトーン)」
第107回(1992年度上期)
 藤原智美「運転士」
第108回(1992年度下期)
 多和田葉子「犬婿入り」
第109回(1993年度上期)
 吉目木晴彦「寂寥郊野」
第110回(1993年度下期)
 奥泉光「石の来歴」
第111回(1994年度上期)
 笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」
 室井光広「おどるでく」
第112回(1994年度下期)
 該当者なし
第113回(1995年度上期)
 保坂和志「この人の閾」
第114回(1995年度下期)
 又吉栄喜「豚の報い」
第115回(1996年度上期)
 川上弘美「蛇を踏む」
第116回(1996年度下期)
 柳美里「家族シネマ」
 辻仁成「海峡の光」
第117回(1997年度上期)
 目取真俊「水滴」
第118回(1997年度下期)
 該当者なし
第119回(1998年度上期)
 藤沢周「ブエノスアイレス午前零時」
 花村萬月「ゲルマニウムの夜」
第120回(1998年度下期)
 平野啓一郎「日蝕」
第121回(1999年度上期)
 該当者なし
第122回(1999年度下期)
 玄月「蔭の棲みか」
 藤野千夜「夏の約束」
第123回(2000年度上期)
 町田康「きれぎれ」
 松浦寿輝「花腐し」
第124回(2000年度下期)
 青来有一「聖水」
 堀江敏幸「熊の敷石」
第125回(2001年度上期)
 玄侑宗久「中陰の花」
第126回(2001年度下期)
 長嶋有「猛スピードで母は」
第127回(2002年度上期)
 吉田修一「パーク・ライフ」
第128回(2002年度下期)
 大道珠貴「しょっぱいドライブ」
第129回(2003年度上期)
 吉村萬壱「ハリガネムシ」
第130回(2003年度下期)
 金原ひとみ「蛇にピアス」
 綿矢りさ「蹴りたい背中」
第131回(2004年度上期)
 モブ・ノリオ「介護入門」
第132回(2004年度下期)
 阿部和重「グランド・フィナーレ」
第133回(2005年度上期)
 中村文則「土の中の子供」
第134回(2005年度下期)
 絲山秋子「沖で待つ」
第135回(2006年度上期)
 伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」
第136回(2006年度下期)
 青山七恵「ひとり日和(びより)」
第137回(2007年度上期)
 諏訪哲史「アサッテの人」
第138回(2007年度下期)
 川上未映子「乳(ちち)と卵(らん)」
第139回(2008年度上期)
 楊逸「時が滲む朝」
第140回(2008年度下期)
 津村記久子「ポトスライムの舟」
第141回(2009年度上期)
 磯崎憲一郎「終の住処」
第142回(2009年度下期)
 該当者なし
第143回(2010年度上期)
 赤染晶子「乙女の密告」
第144回(2010年度下期)
 朝吹真理子「きことわ」
 西村賢太「苦役列車」
第145回(2011年度上期)
 該当者なし
第146回(2011年度下期)
 円城塔「道化師の蝶」
 田中慎弥「共喰い」
第147回(2012年度上期)
 鹿島田真希「冥土めぐり」
第148回(2012年度下期)
 黒田夏子「abさんご」
第149回(2013年度上期)
 藤野可織「爪と目」
第150回(2013年度下期)
 小山田浩子「穴」
第151回(2014年度上期)
 柴崎友香「春の庭」
第152回(2014年度下期)
 小野正嗣「九年前の祈り」
第153回(2015年度上期)
 羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」
 又吉直樹「火花」
第154回(2015年度下期)
 滝口悠生「死んでいない者」
 本谷有希子「異類婚姻譚(いるいこんいんたん)」
第155回(2016年度上期)
 村田沙耶香「コンビニ人間」
第156回(2016年度下期)
 山下澄人「しんせかい」
第157回(2017年度上期)
 沼田真佑「影裏(えいり)」
第158回(2017年度下期)
 石井遊佳「百年泥」
 若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」
第159回(2018年度上期)
 高橋弘希「送り火」
第160回(2018年度下期)
 上田岳弘「ニムロッド」
 町屋良平「1R(いちらうんど)1分34秒」
第161回(2019年度上期)
 今村夏子「むらさきのスカートの女」
第162回(2019年度下期)
 古川真人「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」
第163回(2020年度上期)
 高山羽根子「首里の馬」
 遠野遥「破局」
注:1945~1948年(昭和20~23)は中止

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検索コンテンツ
1. 芥川賞
日本大百科全書
の受賞も目だつようになった。芥川賞の歴史は純文学の新動向の軌跡でもあって、その意味から毎回の選考委員による選評も興味深い。保昌正夫2018年7月20日資料 芥川
2. 芥川賞
世界大百科事典
上区別されていたが,戦後に中間小説が流行するようになると純文学の芥川賞の性格がやや直木賞と区別がつきにくい現象も生じた。芥川賞受賞者の松本清張,五味康祐,宇能鴻
3. あくたがわ‐しょう[あくたがはシャウ]【芥川賞】
日本国語大辞典
昭和一〇年(一九三五)芥川龍之介を記念し、文芸春秋社が設けた文学賞。年二回、新進・無名作家の小説を対象に選考、授与される。昭和二〇~二三年まで中断し、二四年復活
4. あくたがわしょう【芥川賞】
国史大辞典
昭和十三年、財団法人日本文学振興会が設立され、両賞は文芸春秋社から切り離され恒久的機関となったが、芥川賞受賞作は『文芸春秋』誌上に発表される。年二回の授賞で、す
5. 芥川賞
日本史年表
乙亥〉 9・‐ 第1回芥川賞 、石川達三 『蒼氓』 に、 第1回直木賞 、川口松太郎 『鶴八鶴次郎』 にそれぞれ決定。 1949年〈昭和24 己丑〉 8・‐ 第
6. 芥川賞/直木賞[文芸]
イミダス 2018
直木三十五(1891~1934年)の名前にちなんだもので、芥川賞は純文学の短編、直木賞は大衆文学に与えられる。2008年下半期で、それぞれ140回を数える。芥川
7. 芥川賞/直木賞(2009年度)[文芸]
イミダス 2018
第142回(2009年下半期)の芥川賞/直木賞は、芥川賞は該当作なし、直木賞は、佐々木譲の「廃墟に乞う」と、白石一文の「ほかならぬ人へ」となった。芥川賞の受賞
8. 芥川賞/直木賞(2010年度)[文芸]
イミダス 2018
舞台とした小説だが、レトロな生活感覚の再現ということで評価された。下半期は、芥川賞の万年落選候補だった島田雅彦が芥川賞の選考委員となり、「異色の人事」ということ
9. 芥川賞/直木賞(2011年度)[文芸]
イミダス 2018
上半期(第145回)の芥川賞は受賞者なし。直木賞は池井戸潤の「下町ロケット」に決まった。芥川賞の受賞者なしは、第142回に続いて、1年半ぶり。これまでの有力候
10. 芥川賞/直木賞(2012年度)[文芸]
イミダス 2018
第148回(平成24年下半期)の芥川賞は、黒田夏子の「abさんご」、直木賞は朝井リョウの「何者」と、安部龍太郎の「等伯」が受賞した。黒田夏子は、満75歳での受
11. 芥川賞/直木賞(2013年度)[文芸]
イミダス 2018
上半期の第149回芥川賞は藤野可織の「爪と目」が、下半期の第150回は小山田浩子の「穴」がそれぞれ受賞。第149回直木賞は、桜木紫乃の「ホテルローヤル」、同第
12. 芥川賞最年少ダブル受賞[新語流行語]
イミダス 2018
河出書房新社刊)が、第130回芥川賞を受賞。金原20歳、綿矢19歳の最年少受賞で話題となった。「蹴りたい背中」は、村上龍「限りなく透明に近いブルー」以来、芥川賞
13. 芥川賞作家同士の結婚[文芸]
イミダス 2018
され、芥川賞作家同士の結婚として話題となった。これまで、芥川賞作家の伊藤たかみと直木賞作家の角田光代(後、離婚)、小池真理子と藤田宜永のような直木賞作家同士のカ
14. ワイドインタビュー問答有用 /736 『ニムロッド』で芥川賞=上田岳弘・作家
週刊エコノミスト 2019-20
モチーフに現代社会の不安をあぶり出した小説『ニムロッド』で今年1月、第160回(2018年下半期)芥川賞を受賞した。急激に進むテクノロジー、台頭する巨大プラット
15. ARATA[人気コミックの映画化「君に届け」に出演]
イミダス 2018
優デビュー。2002年の映画「ピンポン」でスマイルこと月本誠役を演じ注目された。金原ひとみの芥川賞受賞作の映画化作品「蛇にピアス」(08年)ではピアスと刺青を全
16. 青野聰
日本大百科全書
を疑わない」日本の私小説的伝統に持ち込んだ認識の根底性をもって文壇に迎えられ、翌年、第80回芥川賞候補にあげられる。 1979年、8年間の放浪の末に帰国した主人
17. あおの-そう【青野聰】
日本人名大辞典
昭和18年7月27日生まれ。青野季吉(すえきち)の3男。「母と子の契約」で注目され,昭和54年「愚者の夜」で芥川賞。「試みのユダヤ・コムプレックス」などで海外放
18. 青山七恵[23歳の芥川賞受賞者]
イミダス 2018
アオヤマ・ナナエ。作家。 2007年1月16日、第136回芥川賞の選考会が開催され、青山七恵の「ひとり日和」が受賞作に決まった。 1983年、埼玉県生まれ。2
19. 青山七恵[川端康成文学賞を最年少で受賞した作家]
イミダス 2018
05年に作家デビュー。デビュー2作目となる「ひとり日和」では、20歳の女性が自立していく姿を描き、芥川賞を受賞。23歳での受賞が話題となった。今回の受賞作「かけ
20. あおやま-ななえ【青山七恵】
日本人名大辞典
19年フリーターの若い女性が老女と暮らしながら,自分らしい生き方を模索する短編「ひとり日和」で芥川賞。21年「かけら」で川端康成文学賞。埼玉県出身。著作はほかに
21. 赤瀬川原平
日本大百科全書
つ)の研究などを行う。さらに尾辻克彦名義で小説を執筆、1981年には『父が消えた』で第84回芥川賞受賞、1983年には『雪野』で野間文芸新人賞を受賞するなど、関
22. 赤瀬川原平
イミダス 2018
79年に「肌ざわり」(中央公論社刊)で作家デビュー。81年には短編小説「父が消えた」で第84回芥川賞を受賞する。赤瀬川原平名義でもエッセーなどを発表し、老いてい
23. あかせがわ-げんぺい【赤瀬川原平】
日本人名大辞典
40年1000円札の模造作品で起訴された。54年尾辻克彦の名で小説を発表し,56年「父が消えた」で芥川賞。61年藤森照信らと路上観察学会を結成。平成10年「老人
24. 赤瀬川隼
イミダス 2018
発表し、同年の第113回直木賞を受賞した。尾辻克彦名義で81年に第84回芥川賞を受賞していた弟とともに、初めて兄弟での芥川賞、直木賞受賞を果たしたことが話題を集
25. 赤染晶子[「乙女の密告」で第143回芥川賞を受賞]
イミダス 2018
アカゾメ・アキコ。作家。 2010年7月15日、第143回芥川賞・直木賞の選考会が開かれ、芥川賞に赤染晶子の「乙女の密告」(新潮6月号)が選ばれた。 1974
26. あかぞめ-あきこ【赤染晶子】
日本人名大辞典
文学界新人賞(「うつつ・うつら」に所収)。22年京都の外国語大学を舞台にした「乙女の密告」で芥川賞。京都府出身。京都外語大卒。北大大学院博士課程中退。作品はほか
27. あくたがわ-りゅうのすけ【芥川竜之介】画像
日本人名大辞典
「或阿呆(あほう)の一生」「歯車」をかいたのち,昭和2年7月24日自殺。36歳。その名を記念してのち芥川賞がもうけられた。東京出身。旧姓は新原。号は澄江堂主人な
28. あさぶき-まりこ【朝吹真理子】
日本人名大辞典
会し,少女時代の記憶がよみがえっていく様子を過去と現在を行き来しながらつづった「きことわ」で芥川賞。作品はほかに「家路」。慶大大学院在籍中。東京都出身。
29. 朝吹真理子/西村賢太[第144回芥川賞を受賞]
イミダス 2018
アサブキ・マリコ。作家、第144回芥川賞受賞者。 ニシムラ・ケンタ。作家、第144回芥川賞受賞者。 2011年1月17日、第144回芥川賞の選考会が開かれ、朝
30. あさぶき-りょうじ【朝吹亮二】
日本人名大辞典
1952− 昭和後期-平成時代のフランス文学者,詩人。昭和27年4月30日生まれ。朝吹三吉の次男。芥川賞作家・朝吹真理子の父。平成2年慶大助教授,のち教授。超現
31. 阿部和重
日本大百科全書
「トライアングルズ」は第118回芥川賞候補となった。同年10月より『アサヒグラフ』にて「シンセミア」の連載を開始。「ニッポニアニッポン」は『新潮』2001年7月
32. あべ-かずしげ【阿部和重】
日本人名大辞典
16年「シンセミア」で伊藤整文学賞,毎日出版文化賞。17年4度目の候補作「グランド・フィナーレ」で芥川賞。22年「ピストルズ」で谷崎潤一郎賞。23年川上未映子と
33. 阿部和重/角田光代[第132回芥川賞・直木賞受賞者]
イミダス 2018
アベ・カズシゲ。第132回芥川賞受賞者。 カクタ・ミツヨ。第132回直木賞受賞者。 1月13日、第132回芥川賞・直木賞の選考会が開かれ、芥川賞は阿部和重の「
34. あべこうぼう【安部公房】
国史大辞典
ユーモアあふれるかたちで書いた。『赤い繭』(二十五年)で戦後文学賞を、『壁―S・カルマ氏の犯罪』(二十六年)で芥川賞を受賞。同二十五年以後の日本共産党分裂期には
35. あべ-こうぼう【安部公房】画像
日本人名大辞典
「夜の会」に参加,シュールレアリスムやマルクス主義に接近。26年「壁―S・カルマ氏の犯罪」で芥川賞。「砂の女」で38年読売文学賞,43年フランス最優秀外国文学賞
36. あべ-みつこ【阿部光子】
日本人名大辞典
1912−2008 昭和-平成時代の小説家。大正元年12月25日生まれ。昭和16年「猫柳」が芥川賞候補となる。18年日本救世軍司令官山室軍平の長男武甫と結婚。3
37. あらい-まん【新井満】
日本人名大辞典
つとめ,環境ビデオの制作にたずさわる。一方,エッセイや小説を発表し,昭和63年「尋ね人の時間」で芥川賞。シンガーソングライターとしても知られる。作者不詳とされて
38. ありよし-さわこ【有吉佐和子】画像
日本人名大辞典
1931−1984 昭和時代後期の小説家。昭和6年1月20日生まれ。昭和31年「地唄」が芥川賞候補となり,文壇にデビュー。42年「華岡青洲の妻」で女流文学賞,4
39. いい-なおゆき【伊井直行】
日本人名大辞典
昭和28年9月1日生まれ。昭和58年みずみずしいメルヘン調の作品「草のかんむり」が群像新人文学賞をうけ,芥川賞候補にもなる。平成元年「さして重要でない一日」で野
40. ウンジク【李殷直】(I Ŭn-jik)
世界人名大辞典
이은직〔1916.11.13~〕 在日朝鮮人の作家,教育者.全羅北道に生まれ16歳で渡日.長編《ながれ》が芥川賞候補となる[1939].日本大学法文学部芸術科卒
41. 池井戸潤[「下町ロケット」で第145回直木賞を受賞]
イミダス 2018
2011年7月14日、第145回芥川賞・直木賞の選考会が開かれ、直木賞には過去2回ノミネートされた池井戸潤さんの「下町ロケット」(小学館)が選ばれた。芥川賞
42. 池澤夏樹
日本大百科全書
後の広範な活躍を約束している。1987年に『スティル・ライフ』で中央公論新人賞、1988年には芥川賞を受賞した。世界に対する科学的な理解と文学的な理解を融合した
43. いけざわ-なつき【池澤夏樹】
日本人名大辞典
子。ギリシャ現代詩やアメリカ文学の翻訳,映画評論を手がける。昭和63年「スティル・ライフ」で芥川賞。平成5年エッセイ「母なる自然のおっぱい」で読売文学賞,小説「
44. 池田満寿夫
日本大百科全書
966)ほか受賞多数。欧米や日本で版画活動のほか、1977年小説『エーゲ海に捧(ささ)ぐ』が芥川賞を受け、翌1978年これを自ら監督して映画化した。さらに198
45. いけだ-ますお【池田満寿夫】画像
日本人名大辞典
40年ニューヨーク近代美術館で個展をひらき,41年ベネチア-ビエンナーレで版画大賞。52年「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞。映画,陶芸などの創作活動もおこなった。平成
46. 石川淳
世界大百科事典
家として活動するが,この時期は小説方法の開眼を待つひそかな雌伏期間であり,36年に翌年第4回芥川賞受賞作となる《普賢(ふげん)》を発表し,それ以後文学界に特異な
47. いしかわ‐じゅん【石川淳】
日本国語大辞典
小説家。東京出身。東京外語大卒。「普賢」で第四回芥川賞を受賞し作家的地位を確立。やがて方法意識を強く持った特異な作品世界を築く。また、和漢籍、仏文学などの幅広い
48. いしかわじゅん【石川淳】
国史大辞典
三十六歳で『佳人』『山桜』『葦手』『貧窮問答』など数多くの小説を発表。翌十一年『普賢』で第四回芥川賞を受賞。一躍文芸復興期の中核的作家になった。これらの短編は私
49. いしかわ-じゅん【石川淳】画像
日本人名大辞典
1899−1987 昭和時代の小説家。明治32年3月7日生まれ。昭和12年「普賢(ふげん)」で芥川賞。「マルスの歌」が反戦的とされ発禁処分をうけ,江戸文学の世界
50. いしかわ‐たつぞう【石川達三】
日本国語大辞典
小説家。秋田県生まれ。早大中退。ブラジル移民を描いた「蒼氓」で第一回芥川賞を受賞し、以後社会性の強い長編小説に手腕を発揮した。日本文芸家協会理事長や日本ペンクラ
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芥川賞(世界大百科事典・日本大百科全書)
文芸春秋社を主宰していた菊池寛が旧友芥川竜之介を記念する意味と雑誌の発展,純文学の新人の発掘をめざして設定した文学賞。年2回。1935年(昭和10)以来続いている。第1回は石川達三の《蒼氓(そうぼう)》。その際候補になった高見順,太宰治も受賞は逸した
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日本国際賞(日本大百科全書(ニッポニカ))
科学技術分野で独創的・飛躍的な成果をあげ、科学技術の進歩に大きく寄与し、人類の平和と繁栄に著しく貢献した人物に対し、国際科学技術財団が贈る日本の賞。「日本にもノーベル賞のような賞が必要だ」との構想を基に、1985年(昭和60)から授与が始まった。
フィールズ賞(日本大百科全書(ニッポニカ))
数学におけるノーベル賞ともいうべき国際的な賞。その名称は、この賞を設けることを提案したカナダ、トロント大学の数学科教授であったフィールズJohn Charles Fields(1863―1932)にちなむ。フィールズはトロントでの第7回国際数学者会議(1924)の開催に尽力したが、その後
ラスカー賞(日本大百科全書(ニッポニカ))
ラスカー財団の創始者であり慈善家でもあったラスカー夫妻(アルバートAlbert Davis Lasker(1880―1952)とメアリーMary Woodard Lasker(1901―1994))によって1945年に創設された医学賞。基礎医学および臨床医学に貢献した研究者らに与えられるアメリカの権威ある医学賞である。
クラフォード賞(日本大百科全書(ニッポニカ))
天文学と数学、地球科学、生命科学(環境をとくに重視した)、多発性関節炎(関節リウマチ)の4分野において、顕著な功績を残した研究者に贈られる世界的に権威のある科学賞。スウェーデン王立科学アカデミーが、ノーベル賞の対象になっていない専門分野に関し、基礎研究を推進することを目的に
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