ジャパンナレッジは約1500冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文学
  6. >
  7. 古典文学
  8. >
  9. 平家物語
  10. >
  11. 赦文

ジャパンナレッジで閲覧できる『赦文』の辞書・事典・叢書別サンプルページ

日本古典文学全集

新編 日本古典文学全集
赦文(平家物語)
【閲覧画面サンプル】
赦文(平家物語)全体

【上記の拡大画像】
赦文(平家物語)拡大

【現代語訳】
赦文
 治承二年正月一日、院(後白河法皇)の御所(法住寺殿)では元旦の拝賀が行われ、四日には朝覲の行幸があった。何事も例年と変った事はないが、去年の夏、新大納言成親卿以下、側近の人々が多数殺された事について、法皇の御憤りはまだ解けない。法皇は政務にも気がお進みにならず、ご不快なふうであった。太政入道も、多田蔵人行綱が鹿の谷の一件を密告して以来、法皇をも気の許せぬお方だとお思い申し上げて、表面ではなんでもないようだが、裏では用心して、いつも苦々しく思いながら笑いにまぎらすというありさまであった。

同じ正月七日に、彗星が東方の空に出る。蚩尤旗とも申す。また、赤気とも申す。十八日には光を増す。

さて入道相国の御娘、建礼門院は、その頃はまだ中宮とよばれておられたが、ご病気というので、宮中・天下をあげて嘆いていた。あちこちの寺で御読経が始まり、方々の神社へ官幣使が遣わされた。医者たちはあらゆる薬を用い、陰陽師たちは術を尽して、大法・秘法も一つ残らず行われた。ところが普通のご病気ではなくて、ご懐妊

【目次】
巻第三(扉)
梗概
赦文
足摺
御産
公卿揃
大塔建立
頼豪
少将都帰
有王
僧都死去
つじかぜ
医師問答
無文
灯炉之沙汰
金渡
法印問答
大臣流罪
行隆之沙汰
法皇被流
城南之離宮

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。
赦文の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 88
検索コンテンツ
1. ゆるし‐ぶみ【許文・赦文】
日本国語大辞典
はなさずしてもつぞ」(2)罪を許す旨を記した文書。赦免状。ゆるし状。*平家物語〔13C前〕三・赦文「鬼界が島の流人共めしかへさるべき事さだめられて、入道相国のゆ
2. あめ‐が‐した【天下】
日本国語大辞典
〔名〕(1)「あめのした(天下)」に同じ。*平家物語〔13C前〕三・赦文「入道相国の御むすめ建礼門院、〈略〉御悩とて、雲のうへ天が下の歎きにてぞありける」*太平
3. あわ・せる[あはせる]【合・会・逢・遭】
日本国語大辞典
いかがはと啓するにあはせて、台盤所のかたに、はなをいと高うひたれば」*平家物語〔13C前〕三・赦文「かかる御悩の折節にあはせて、こはき御物気共、取いり奉る」(ニ
4. いさみ‐よろこ・ぶ【勇喜】
日本国語大辞典
〔自バ四〕よろこんで心が勇み立つ。うれしさに心がふるいたつ。*平家物語〔13C前〕三・赦文「平家の人々はただ今皇子御誕生のある様に、いさみ悦ひあはれけり」*太平
5. いさ・む【勇む】
全文全訳古語辞典
・む・む・め・め ❶勇気がわいてくる。元気づく。奮い立つ。 「勇み喜びあはれけり」〈平家・3・赦文〉(みんな)元気づき喜ばれたのだった。❷激しく興奮する。激する
6. いたは・し【労はし】
全文全訳古語辞典
❸かわいそうである。気の毒である。心苦しい。 「女郎花の露重げなるよりも猶いたはしき御さまなり」〈平家・3・赦文〉女郎花が露にぬれて重そうにしているよりももっと
7. う‐げん【有験】
日本国語大辞典
*宇治拾遺物語〔1221頃〕一二・五「それよりぞ有験の名はたかく、広まりけるとか」*平家物語〔13C前〕三・赦文「御懐姙さだまらせ給ひしかば、有験の高僧貴僧に仰
8. える【得・獲】
日本国語大辞典
*源氏物語〔1001~14頃〕乙女「殿にも文作りしげく、はかせ才人どもところえたり」*平家物語〔13C前〕三・赦文「平氏の繁昌折をえたり。皇子御誕生疑ひなし」*
9. おく‐ねん【憶念・臆念】
日本国語大辞典
相企〓」*平家物語〔13C前〕三・赦文「殊には讚岐院の御霊、宇治悪佐府の憶念〈略〉鬼界の嶋の流人共が生霊なんどぞ申ける」*日葡辞書〔
10. おく‐ねん【憶念】
仏教語大辞典
「憶念即是真実一心。真実一心即是大慶喜心、大慶喜心即是真実信心」 3 執念。怨念。 平家 三・赦文 「殊には讃岐院の御霊、宇治悪佐府の憶念(略)などぞ申ける」
11. お‐むろ【御室】
日本国語大辞典
*たまきはる〔1219〕「御むろのまゐらせ給る。うちにて御らんじなどして」*平家物語〔13C前〕三・赦文「仁和寺の御室守覚法親王、御参内あって」*日蓮遺文‐撰時
12. かい‐にん[クヮイ‥]【懐妊・懐姙】
日本国語大辞典
今昔物語集〔1120頃か〕二・三一「他の男に娶(とつぎ)て懐任しぬ」*平家物語〔13C前〕三・赦文「御悩(ごなう)ただにも渡らせ給はず御懐姙とぞ聞こえし」*蔭凉
13. かん【漢】
日本国語大辞典
(ニ)五胡十六国の前趙および成漢。(ホ)五代十国の南漢および北漢。また、王建の前蜀。*平家物語〔13C前〕三・赦文「一たび笑めば百の媚ありけむ漢の李夫人」*わら
14. かん‐ぺい[クヮン‥]【官幣】
日本国語大辞典
国司所〓祭〉」*平家物語〔13C前〕三・赦文「御悩とて、雲のうへ天が下の歎きにてぞありける。諸寺に御読経始まり、諸社へ官幣を立らる」(2)明治以後
15. き‐そう【貴僧】
仏教語大辞典
1 身分の高い僧。 平家 三・赦文 「有験の貴僧高僧に仰せて大法秘法を修し」 2 僧を尊んでいう語。 妙好人伝 初下・長崎遊女 「我、かく有がたき教へをうけし
16. くじゃくきょう の=法(ほう)[=御修法(みしゅほう)]
日本国語大辞典
*栄花物語〔1028~92頃〕初花「仁和寺の僧正は孔雀経の御修法を行ひ給ひ」*平家物語〔13C前〕三・赦文「仁和寺の御室守覚法親王、御参内あって、孔雀経の法をも
17. くどく‐ぜんごん【功徳善根】
仏教語大辞典
よい報いをもたらす因としての善の行為。善根功徳とも。 平家 三・赦文 「鬼界の嶋の流人共めしかへされたらむほどの功徳善根、争か候べき」
18. ぐ‐ぶ【供奉】
日本国語大辞典
20頃か〕一一・九「其時に、弟子、供奉(ぐぶ)十禅師順暁と云ふ人有」*平家物語〔13C前〕三・赦文「三条院の御目も御覧ぜざりしは、観算供奉が霊也」*正法眼蔵随聞
19. げ‐じゅん【下旬】
日本国語大辞典
七月二〇日・韓国形見啓(寧楽遺文)「右、自去六月下旬、迄于今日行事」*平家物語〔13C前〕三・赦文「都をば七月下旬に出たれ共、長月廿日比にぞ、鬼界の嶋には着にけ
20. こう‐じゅう[‥ジフ]【口入】
日本国語大辞典
くにゅう。*色葉字類抄〔1177~81〕「口入 秘隠分 コウシフ」*高野本平家物語〔13C前〕三・赦文「俊寛は随分入道が口入(コウジウ)をもって人と成たる物ぞか
21. こう‐り[カウ‥]【狡吏】
日本国語大辞典
*布令字弁〔1868~72〕〈知足蹄原子〉三「狡吏 カウリ イタヅラヲスルヤクニン」*唐武宗‐加尊号赦文「本地多被〓狡吏及豪強平直隠蔽
22. こと‐な・し【事無】
日本国語大辞典
したにはおのづから洩りつつ見ゆるを、ことなく消ち給へるも、ありがたくあはれにおぼさる」*平家物語〔13C前〕三・赦文「太政入道も、多田蔵人行綱が告しらせて後は、
23. ご‐さんまい【五三昧】
日本国語大辞典
〓」*平家物語〔13C前〕三・赦文「件の墓所は、大和国そうのかんの郡、川上の村、般若野の五三昧也」*保元物語〔1220頃か〕中・
24. 五雑組 8 152ページ
東洋文庫
 告し、保信軍節度副使に疑しめた。『宋史』巻四六八。(6) 赦礼部侍郎 おそらく明、高安の人、赦文禎、字は嘉猷のことであろう。万暦五年の進士で  庶吉士に選ばれ
25. ごとくん‐ば【如─】
日本国語大辞典
強めたもの)遠まわしに仮定条件を表わす。…のようであるならば。ごとくならば。*平家物語〔13C前〕三・赦文「中宮御悩の御こと、承り及ぶごとくんは、殊更成親卿が死
26. さて‐さて
日本国語大辞典
させ給へば、いと心よううち笑ませ給て、さてさてと問ひきこえさせ給て」*平家物語〔13C前〕三・赦文「入道相国、日比(ひごろ)にも似ず事の外にやはらひで、さてさて
27. しかれ‐ども
日本国語大辞典
然而(しかれ)ども讎(あた)は恩を以て報るこそ善き政(まつりごと)なれ」*平家物語〔13C前〕三・赦文「主上は今年十八、中宮は廿二にならせ給ふ。しかれ共、いまだ
28. しゃ【赦】
日本国語大辞典
赦例〓」*平家物語〔13C前〕三・赦文「中宮御産の御祈さまざまに候也。なにと申し候共、非常の赦に過ぎたる事あるべしともおぼえ候はず」
29. 赦画像
字通
善人傷る。 赦貰 しやせい ゆるす。 赦貸 しやたい 寛恕する。 赦罰 しやばつ 罪をゆるす。 赦文 しやぶん 赦し文。 赦放 しやほう 赦免する。 赦免 しや
30. しゃ‐しょ【赦書】
日本国語大辞典
〔名〕赦免の書状。赦状。赦文。除書。*律〔718〕名例・彼此倶罪条「即薄斂之物、赦書到後、罪雖〓決訖
31. しゅ‐・する【修】
日本国語大辞典
)し」(3)仏事、祭事などを、しきたりにのっとってとり行なう。*高野本平家物語〔13C前〕三・赦文「大法秘法一として残る処なう修(シュ)せられけり」*太平記〔1
32. しゅ-ひつ【執筆】
全文全訳古語辞典
執る意》記録する役。書記。「右筆」「物書き」とも。 「平家の思ひ忘れかや、執筆の誤りか」〈平家・3・足摺〉(赦文の中に俊寛の名がないのは)平家が忘れたのか、(そ
33. 俊寛
世界大百科事典
材している。近松門左衛門作《平家女護島(へいけによごのしま)》では,平教経のはからいで俊寛にも赦文が与えられるが,成経の愛人千鳥の悲嘆を見かねて,彼女を船に乗せ
34. しゅんかん【俊寛】
日本架空伝承人名事典
材している。近松門左衛門作『平家女護嶋(へいけにょごのしま)』では、平重盛のはからいで俊寛にも赦文が与えられるが、成経の愛人千鳥の悲嘆を見かねて、彼女を船に乗せ
35. しゆう‐き[シイウ‥]【蚩尤旗】
日本国語大辞典
之蚩尤旗兵之象〓也」*平家物語〔13C前〕三・赦文「治承二年正月一日、院御所には拝礼をこなはれて〈略〉同正月七日、彗星東方にいづ。蚩尤気とも申す
36. しょう‐しゅく[シャウ‥]【星宿】
日本国語大辞典
子とこそならさめ星宿として又其利益をあたへむとちかひ給へる也」*高野本平家物語〔13C前〕三・赦文「大法秘法を修し、星宿(シャウシュク)仏菩薩につげて、皇子御誕
37. しょうよう‐でん[セウヤウ‥]【昭陽殿】
日本国語大辞典
」〔二〕中国漢代、成帝の築いた宮殿。皇后趙飛燕とその妹趙昭儀が住んでいた。*平家物語〔13C前〕三・赦文「一たびゑめば百の媚ありけむ漢の李夫人の、昭陽殿の病のゆ
38. しょう‐りょう【生霊】
仏教語大辞典
日本後紀 二四・弘仁五・一〇・乙丑 「上酬恩愛、下済生霊」 2 生き霊。いきすだま。 平家 三・赦文 「西光法師が悪霊、鬼界の嶋の流人共が生霊な〔ん〕ど」
39. しょ‐しゃ【諸社】
日本国語大辞典
充。唯伊勢神宮。常祀亦同」*平家物語〔13C前〕三・赦文「諸寺に御読経始まり、諸社へ官幣を立らる」*名語記〔1275〕六「諸社の奉幣にも祭物の具にかならずくはへ
40. しょ‐じ【諸寺】
日本国語大辞典
南都諸寺〓」*平家物語〔13C前〕三・赦文「諸寺に御読経始まり、諸社へ官幣を立らる」*徒然草〔1331頃〕一九七「諸寺の僧のみにもあらず
41. し-りゃう【死霊】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕死者の霊魂。怨霊。 「太政入道、生霊も死霊もなだめらるべし」〈平家・3・赦文〉太政入道(=平清盛)は、生きている者の怨霊も死者の怨霊もおなだめになるべき
42. し‐りょう[‥リャウ]【死霊】
日本国語大辞典
猶(なほ)し此くの如し。何に況むや、生ける人、豈恩を忘れむや」*高野本平家物語〔13C前〕三・赦文「太政入道生霊も死霊(シリャウ)もなだめらるべしとて」*日葡辞
43. じゅう‐ぜん【十禅】
仏教語大辞典
一一・三〇 「十禅十四門出教外伝を忘祖師道を背けり」 2 「 じゅうぜん【十善】 」に同じ。 平家 三・赦文 「花山の法皇の十禅善万乗の帝位をすべらせ給しは」
44. じゅうぜん‐ばんじょう[ジフゼン‥]【十善万乗】
日本国語大辞典
〔名〕(十善の徳と万乗の兵力を兼ね備えている意)天皇の位。転じて、天皇。*高野本平家物語〔13C前〕三・赦文「花山の法皇の十禅万乗(じふゼンバンゼウ)の帝位をす
45. じょう‐じゅ【成就】
仏教語大辞典
1 できあがること。成し遂げること。また、願いなどがかなうこと。 平家 三・赦文 「御願もすなはち成就して、中宮やがて皇子御誕生あって」 2 法相宗で説く三性
46. すべ・る【滑・辷】
日本国語大辞典
凍っていて、長靴の踵がすべり」(6)位を去る。位をおりる。退位する。*平家物語〔13C前〕三・赦文「花山の法皇の十禅万乗の帝位をすべらせ給ひしは、其方民部卿が霊
47. 制度通 1 185ページ
東洋文庫
其のとき門下省より詔命を出だしたるゆえなり。『通鑑』「梁〔の〕武帝紀」に、魏〔の〕節閔帝、「自作赦文、直言門下(自ら赦文を作るに、直ちに門下と言う)」。胡三省の
48. 制度通 2 294ページ
東洋文庫
もゆるさるると見えたり。しかれども「強・窃〔の〕二盗」などの大罪は、大赦にもゆるされざる事なり。又赦文は、は
49. せっ‐き[セキ‥]【赤気】
日本国語大辞典
者、上卿左府云々」*高野本平家物語〔13C前〕三・赦文「彗星東方にいづ。蚩豈尤気(しゅうき)とも申す。又赤気(セキキ)共申す。十八日光をます」*吾妻
50. せん‐みょう[‥ミャウ]【宣命】
日本国語大辞典
、三位の位贈り給よし、勅使来て、その宣命読むなん、悲しき事なりける」*平家物語〔13C前〕三・赦文「今勅使尋来て宣命を読けるに、亡魂いかにうれしとおぼしけむ」*
「赦文」の情報だけではなく、「赦文」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る

赦文と同じ平家物語カテゴリの記事
平家物語(新編 日本古典文学全集・国史大辞典・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
平清盛を中心とする平家一門の興亡を描いた歴史物語で、「平家の物語」として「平家物語」とよばれたが、古くは「治承物語」の名で知られ、3巻ないし6巻ほどの規模であったと推測されている。それがしだいに増補されて、13世紀中ごろに現存の12巻の形に整えられたものと思われる
平曲(日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
『平家物語』の詞章を琵琶の伴奏で弾き語りする語物の一種。「平家琵琶」「平語」ともいう。室町時代まで盲人演奏家によって伝承され、江戸時代以降は晴眼者で演奏する者も現れた。 [シルヴァン・ギニアール]歴史と流派。13世紀初めに雅楽・声明・盲僧琵琶の三者を源流として成立。
慈円(国史大辞典)
一一五五-一二二五。鎌倉時代前期の天台宗の僧。初名道快、諡慈鎮、無動寺法印・吉水僧正とよばれた。久寿二年(一一五五)四月十五日生まれる。父は関白藤原忠通、母は藤原仲光の女加賀。同母兄に兼実・道円・兼房ら、異母兄に基実・基房・覚忠らがあった。二歳で母に、十歳で父に別れ、権中納言藤原経定の未亡人に養われた。
琵琶法師(改訂新版・世界大百科事典)
琵琶を伴奏にして叙事詩を語った盲目の法師形の芸能者。7世紀末ころに中国より伝来した琵琶は,管絃の合奏に用いられる一方,盲僧と結んで経文や語り物の伴奏楽器とされた。《今昔物語集》には琵琶にすぐれた宇多天皇の皇子敦実親王の雑色蟬丸が,盲目となって逢坂山に住んだが,そのもとに源博雅が3年間通って秘曲を伝授される話を
殿上闇討(日本古典文学全集・世界大百科事典)
その先祖を調べてみると、桓武天皇第五の皇子、一品式部卿葛原親王の九代の子孫にあたる讃岐守正盛の孫であり、刑部卿忠盛朝臣の嫡男である。あの葛原親王の御子、高視王は無位無官でお亡くなりになった。その御子高望王の時に、初めて平の姓を賜って
平家物語と同じカテゴリの記事をもっと見る


「赦文」は古典文学に関連のある記事です。
その他の古典文学に関連する記事
十訓抄(国史大辞典・日本大百科全書・世界大百科事典・日本古典文学全集)
鎌倉時代の説話集。古くは「じっくんしょう」か。三巻十篇。いわゆる妙覚寺本の奥書に、「或人云、六波羅二臈左衛門入道作云々、長時時茂等奉公」とあり、著者は六波羅庁の北条長時・時茂に仕えた人物らしく、奥書と序によれば出家後の晩年、東山の庵で念仏のひまに本書を著わしたという
新院崩御(日本古典文学全集)
治承五年正月一日、内裏では東国の戦乱、奈良の火災によって、小朝拝の儀をおやめになり、主上(安徳天皇)のお出ましもない。楽器も吹き鳴らさず、舞楽も行わず、吉野の国栖の者も参らず、藤原氏の公卿は一人も参内なさらない。藤原氏の氏寺(興福寺)が焼失したからで
都遷(日本古典文学全集)
治承四年六月三日、福原へ帝(安徳天皇)が行幸なさるというので、京中騒然としている。ここ数日、遷都が行われそうだという噂だったけれども、いきなり今日・明日のこととは思っていなかったのに、これはなんとしたことだと、上も下も騒ぎ合っている。そのうえ
厳島御幸(日本古典文学全集)
治承四年正月一日、鳥羽殿には、入道相国(清盛)も人の参賀を許さず、後白河法皇もそれを気がねしていらっしゃったので、元日、三が日の間鳥羽殿に参賀に参る人もない。けれども故少納言入道信西の子息、桜町の中納言成範卿、その弟、左京大夫脩範だけが許されて参られ
赦文(日本古典文学全集)
治承二年正月一日、院(後白河法皇)の御所(法住寺殿)では元旦の拝賀が行われ、四日には朝覲の行幸があった。何事も例年と変った事はないが、去年の夏、新大納言成親卿以下、側近の人々が多数殺された事について、法皇の御憤りはまだ解けない。法皇は政務にも気が
古典文学に関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額600万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る