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日本古典文学全集

新編 日本古典文学全集
新院崩御(平家物語)
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【現代語訳】
新院崩御
治承五年正月一日、内裏では東国の戦乱、奈良の火災によって、小朝拝の儀をおやめになり、主上(安徳天皇)のお出ましもない。楽器も吹き鳴らさず、舞楽も行わず、吉野の国栖の者も参らず、藤原氏の公卿は一人も参内なさらない。藤原氏の氏寺(興福寺)が焼失したからである。二日の殿上の淵酔もない。男女はひっそりとして、宮中は不吉の空気が漂うように見えた。仏法も王法も共になくなってしまったのはあさましいことであった。一院(後白河法皇)が仰せになったことには、「私は十善の戒行を守ったその余徳のために、天子の位を保っている。四代にわたる帝王も、考えてみると、自分の子であり、孫である。それなのにどういうわけで、天下の政務をとめられて、年月を過すのだろう」とお嘆きになった。

同月五日、奈良の僧綱らが僧官を解任され、公の法会に召される資格を停止し、僧職を没収された。衆徒は老若いずれも、あるいは射殺され切り殺され、あるいは煙にまかれ炎にむせんで、大勢滅びたので、わずかに残る連中は山林に隠れ、跡に残る者

【目次】
巻第六(扉)
梗概
新院崩御
紅葉
葵前
小督
廻文
飛脚到来
入道死去
築島
慈心房
祇園女御
嗄声
横田河原合戦

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検索コンテンツ
1. うち‐さわ・ぐ【打騒】
日本国語大辞典
01~14頃〕紅葉賀「胸うちさはぎていみじくうれしきにも涙落ちぬ」*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「あなあさましとむねうちさはぎ、心をくだかれけるより病ついて
2. うち‐ひそ・む【打潜】
日本国語大辞典
比曾米ラ縁キ〉」(2)(声などを)立てないようにする。静かにする。*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「舞楽も奏せず、〈略〉男女うちひそめて、禁中いまいましうぞ見
3. お‐ひる【御昼】
日本国語大辞典
ななりつれば、御ひるよりさきにと、いそぎ参りたれば」*延慶本平家物語〔1309~10〕三本・新院崩御事「御ひるに成ければ〈略〉いととくかしこへ行幸なりて紅葉を叡
4. かなし・い【悲・哀・愛】
日本国語大辞典
カナシキ)夫(かな)。愛海天に滔(はびこ)り、邪山日を概(さ)ふ」*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「かやうに人の願ひも叶はず、民の果報もつたなき人間のさかひこ
5. かへらぬ-たび【帰らぬ旅】
全文全訳古語辞典
再びこの世に帰らないこと。死出の旅。 「常に見し君が御幸を今日問へば帰らぬ旅と聞くぞ悲しき」〈平家・6・新院崩御〉いつも拝見していた君の御幸を今日(拝見しようと
6. きょう‐かん[キャウクヮン]【経巻】
日本国語大辞典
使奏上」*高野本平家物語〔13C前〕六・新院崩御「仏像経巻(キャウグ〓ン)のけぶりとのぼりける
7. 建礼門院右京大夫集 98ページ
日本古典文学全集
年ごろ見なれたてまつりけることなど、数々思ひ出で侍りて/建礼門院右京大夫」。また『平家物語』巻六「新院崩御」に「またある女房、君かくれさせ給ひぬと承ツて、かうぞ
8. げん‐じゅつ【幻術】
日本国語大辞典
、首斬従流」*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「三明六通の羅漢もまぬかれ給はず、現術変化の権者ものがれぬ道なれば、有為無常のならひなれども
9. こころ‐ぐるし・い【心苦】
日本国語大辞典
方の御いさめをのみぞ、猶わづらはしう心くるしう思ひ聞えさせ給ける」*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「都うつりとてあさましかりし天下の乱れ、かやうの事ども御心ぐ
10. 心を砕(くだ)・く
全文全訳古語辞典
揉む。深く思い苦しむ。 「あなあさましと胸うちさわぎ、心を砕かれけるより病ついて」〈平家・6・新院崩御〉(仏像や経が燃えるのを見て)ああ情けないと激しい動悸にお
11. ご‐さいえ[‥サイヱ]【御斎会】画像
日本国語大辞典
028~92頃〕うたがひ「正月の御斎会の講師仕うまつるとて」*高野本平家物語〔13C前〕六・新院崩御「かたのやうにても御斎会(ごサイヱ)はあるべきにて、僧名の沙
12. さんろん‐しゅう【三論宗・三論衆】
日本国語大辞典
〔747〕二月一一日(寧楽遺文)「三論衆銭一千一百十貫八百五十文」*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「三論宗の学生成宝已講が、勧修寺に忍つつかくれゐたりける」*
13. しく‐がん[‥グヮン]【宿願】
日本国語大辞典
*易林本節用集〔1597〕「宿願 シクグヮン」*読本・椿説弓張月〔1807~11〕後・二〇回「新院崩御ましましたれば、今は宿願(シクグハン)果すによしなし」
14. し‐しょ【詩書】
日本国語大辞典
廃継〓絶」*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「御宇十二年、徳政千万端、詩書仁義の廃れたる道をおこし、理世安楽の絶えたる跡継ぎ給ふ」*浄瑠璃・
15. すた・れる【廃・頽】
日本国語大辞典
元年点〔1163〕一「此の伽藍にして承業して替(スタレ)ず」*高野本平家物語〔13C前〕六・新院崩御「御宇十二年、徳政千万端、詩書仁義の廃(スタレ)たる道をおこ
16. せいかん‐じ【清閑寺】
日本国語大辞典
六条天皇陵、高倉天皇陵、小督局(こごうのつぼね)の墓がある。歌の中山。*高野本平家物語〔13C前〕六・新院崩御「やがて其夜東山の麓、清閑寺(セイガンジ)へうつし
17. そう‐みょう[‥ミャウ]【僧名】
日本国語大辞典
行事九人〓」*高野本平家物語〔13C前〕六・新院崩御「ただし、かたのやうにても御斎会はあるべきにて、僧名(ソウミャウ)の沙汰有しに、南都の僧綱は
18. そうみょう‐の‐さた【僧名の沙汰】
仏教語大辞典
法会などに参加する僧侶をきめること。僧名定とも。 平家 六・新院崩御 「かたのやうにても御斎会はあるべきにて、僧名の沙汰有りしに」
19. なさけ【情】
日本国語大辞典
帝の御恥に思し召しけるなども、いとなさけ多くおはしましけるにこそ」*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「この僧正は優になさけふかき人なり」*梵舜本沙石集〔1283
20. なさけ‐ぶか・い【情深】
日本国語大辞典
なさけふかう、はかなき事にも、まめなる方にも、思ひやり多かる御心ばへを」*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「この僧正はゆふになさけふかき人なり」*曾我物語〔南北
21. のぼ・る【上・登・昇】
日本国語大辞典
伊尹「旅の空よはのけぶりとのぼりなばあまのもしほ火たくかとや見ん」*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「夕の煙とたぐへ、春の霞とのぼらせ給ひぬ」*俳諧・続猿蓑〔1
22. 平家物語 257ページ
日本古典文学全集
二条天皇の皇子。永万元年(一一六五)即位。安元二年(一一七六)崩。史実は安元二年七月十七日。「新院崩御(御年十三。号〓六条院
23. 平家物語 421ページ
日本古典文学全集
新院崩御 治承五年正月一日、内裏には東国の兵革、南都の火災によッて、朝拝とどめられ、主上出御もなし。物の音もふきならさず、舞楽も奏せず、吉野の国栖も参らず、藤氏
24. 平家物語 159ページ
日本古典文学全集
元和版コテウハイ。正月元日、大臣以下、公卿・殿上人が清涼殿東庭に集まり、天皇に拝賀する儀式。→巻六「新院崩御」。元日に宮中で行われる宴会。元日に天皇が、清涼殿東
25. 保元物語 401ページ
日本古典文学全集
宥められし時、追号ありて、崇徳院とぞ申しける。一宮重仁親王をば、御出家の後は、花蔵院法印元性と申しき。新院崩御の都に聞えしかば、入道法親王より、「御服はいつより
26. 保元物語 404ページ
日本古典文学全集
の塵土とならせたまへり。何ばかりかは都も恋しく思し召され、御怨念も留らせおはしましけん。古厳粧金屋の内にては、理世撫民の政を聞し召し、百官相随ひ、万国靡き奉りし
27. もっ‐しゅ【没収】
日本国語大辞典
候畢」*高野本平家物語〔13C前〕六・新院崩御「南都の僧綱等闕官ぜられ公請を停止し、所職を没収(モッシュ)せらる」*サントスの御作業〔15
28. ゆう‐き[イウ‥]【憂喜】
日本国語大辞典
定」*延慶本平家物語〔1309~10〕一本・新院崩御之御事「天下憂喜相交て取敢ざりし事也」*実隆公記‐文明一八年〔1486〕四月四日「自早旦所々人々来臨
29. わずらわし・い[わづらはしい]【煩】
日本国語大辞典
ひがひがしき事はおはしまさで」(5)体の具合が悪い。病気である。また、病状が重い。*平家物語〔13C前〕六・新院崩御「御悩つかせ給ひて、つねはわづらはしうきこえ
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