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  11. まどふ

まどふ

ジャパンナレッジで閲覧できる『まどふ』の全文全訳古語辞典のサンプルページ

小学館 全文全訳古語辞典
まど・ふ 【惑ふ】 〔マドウ〕
最重要語

〔自動詞ハ行四段〕 {は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
《上代は「まとふ」。他動詞は「まどはす」》

主に人の心についていい、途方に暮れるうろたえる、などの意味を表す。また、他の動詞に付いて、程度のはなはだしい意を添える

❶(心が)迷う。乱れる。思い悩む。

「思ほえず、古里に、いとはしたなくてありければ、心地(ここち)惑ひにけり」〈伊勢・1〉

思いもかけず、さびれた旧都に、(美しい姉妹が)とても不似合いな様子でいたので、(男は)夢中になってしまった。

❷(進路や判断などに)迷う。途方に暮れる。困惑する。

名歌鑑賞

秋山
格助
もみち
黄葉
格助
茂み
形ク・語幹+接尾
まと
惑ひ
ハ四・用
(ぬ)
ぬる
完了・体
いも
格助
求め
マ下二・未
(む)
意志・体
やまぢ
山道
知ら
ラ四・未
打消・終
係助

柿本人麻呂 万葉・2・208〉


秋山の紅葉がいっぱい(茂っている)ので、迷い込んで(死んで)しまった妻を捜しに行く山道がわからないよ。

山中に葬った妻を自ら山中に迷い込んだと表現した。

あわてる。うろたえる。あわてふためく。

「酒宴ことさめて、いかがはせんと惑ひけり」〈徒然草・53〉

酒宴は興ざめになって、(みんな)どうしようかとうろたえた。

❹ 《補助動詞的用法。動詞の連用形に付いて》程度のはなはだしい意を表す。ひどく…する。

「家のさまもいひ知らず荒れ惑ひて」〈源氏・澪標〉

家の様子も言葉に表せないほど荒れ果てて。

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検索コンテンツ
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〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へ《上代は「まとふ」。他動詞は「まどはす」》 主に人の心についていい、途方に暮れる、うろたえる、などの意味を表す。また、他
5. まどふさぎ[方言]
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全文全訳古語辞典
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9. アーザード ムハンマド・フサイン
世界文学大事典
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10. いで-まど・ふ【出で惑ふ】
全文全訳古語辞典
〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へ《「惑ふ」は、程度のはなはだしい意》むやみに出かける。 「鬼見にとて出で惑ふ」〈徒然草・50〉(人々が)鬼見物にといって
11. おびえ-まど・ふ【怯え惑ふ】
全文全訳古語辞典
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12. おぼし-まど・ふ【思し惑ふ】
全文全訳古語辞典
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13. おもひ-まど・ふ【思ひ惑ふ】
全文全訳古語辞典
〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へどうしてよいかわからず、あわてる。あわてふためく。当惑する。 「恐ろしげなること、命限りつと思ひ惑はる」〈更級・初瀬〉そ
14. かまど‐ふだい【竈譜代】
日本国語大辞典
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15. きえ-まど・ふ【消え惑ふ】
全文全訳古語辞典
〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へ気を失うほどに驚き迷う。おろおろする。 「消え惑へる気色、いと心苦しくらうたげなれば」〈源氏・帚木〉気を失いそうにおろお
16. くれ-まど・ふ【暗れ惑ふ】
全文全訳古語辞典
〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へ悲しみに心が沈み、どうしたらよいかまよう。目の前がまっ暗になるほど困惑する。途方にくれる。 「目くれまどひて、あさましう
17. つま-ど・ふ【妻問ふ】
全文全訳古語辞典
〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へ ❶求婚する。言い寄る。 「稲置娘女が妻問ふと我に遣せし遠方の二綾下沓」〈万葉・16・3791長歌〉稲置娘女が求婚しよう
18. とまど‐ふさぎ【戸窓塞】
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全文全訳古語辞典
〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へ前後のわきまえもなく、取り乱して泣く。ひどく泣き悲しむ。 「さぶらふ人々の泣き惑ひ」〈源氏・桐壷〉(桐壷更衣が亡くなり)
20. ね-まど・ふ【寝惑ふ】
全文全訳古語辞典
〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へ寝ぼける。 「老いたる男の寝惑ひたる」〈枕草子・にげなきもの〉(ふさわしくないものは)年とった男の寝ぼけた様子。
21. ハイカル ムハンマド・フセイン
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22. ふき-まど・ふ【吹き惑ふ】
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〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へはなはだしく吹く。吹き荒れる。 「波の立ち来る音なひ、風の吹き惑ひたるさま、恐ろしげなること」〈更級・初瀬〉波が押し寄せ
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〔自動詞ハ行四段〕は・ひ・ふ・ふ・へ・へ足を踏み入れて迷う。道に迷う。「ふみまよふ」とも。
24. ムハンマド風刺画事件[メディアと社会]
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26. ムハンマド・フセイン・ハイカル
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エジプトの小説家、政治家。エジプトのカフル・ガンナーム村に生まれる。カイロに出て法律を学び、フランスに留学、法学博士の学位を得て帰国し弁護士となるが、やがて立憲
27. めで-まど・ふ【愛で惑ふ】
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28. 闇に惑(まど)・ふ
全文全訳古語辞典
❶闇夜のために道に迷う。 ❷現世のことにまどわされる。煩悩にまどう。 ❸⇒闇に暮る❷ 「闇に惑ひ給へる御あたりに、いとまばゆく匂ひみちて入りおはしたれば、かたは
29. かまどふだい【竈譜代】
国史大辞典
⇒名子・被官(なご・ひかん)
30. 葵(源氏物語) 33ページ
日本古典文学全集
み泣きたまひて、をりをりは胸をせき上げつついみじうたへがたげにまどふわざをしたまへば、いかにおはすべきにかとゆゆしう悲しく思しあわてたり。院よりも御とぶらひ隙な
31. 葵(源氏物語) 41ページ
日本古典文学全集
ほどなく生まれたまひぬ。うれしと思すこと限りなきに、人に駆り移したまへる御物の怪どもねたがりまどふけはひいともの騒がしうて、後のことまたいと心もとなし。言ふ限り
32. 葵(源氏物語) 46ページ
日本古典文学全集
悲しきことに事を添へて、世の中をいとうきも 〔一七〕  物の怪による発作。→三三ページ一行。この「まどふ」は苦悶する意。死んでしまったとは限らない。仮死状態も含
33. 明石(源氏物語) 227ページ
日本古典文学全集
いよいよ鳴りとどろきて、おはしますに続きたる廊に落ちかかりぬ。炎燃えあがりて廊は焼けぬ。心魂なくてあるかぎりまどふ。背後の方なる大炊殿と思しき屋に移したてまつり
34. あきれ‐まど・う[‥まどふ]【呆惑】
日本国語大辞典
るを」*読本・雨月物語〔1776〕蛇性の婬「聞くにあさましう、身の毛もたちて恐しく、只あきれまどふを」
35. あくた【芥】
日本国語大辞典
〉」*古今和歌集〔905~914〕物名・四三五「ちりぬればのちはあくたになる花を思ひ知らずもまどふてふかな〈遍昭〉」*雑談集〔1305〕下「糞土(アクタ)などさ
36. 総角(源氏物語) 238ページ
日本古典文学全集
以下の薫の言葉には、通常の後朝の別れを惜しむ演技がある。『花鳥余情』は「まだ知らぬ暁起きの別れには道さへまどふものにぞありける」(出典未詳)を引く。参考「いにし
37. 総角(源氏物語) 266ページ
日本古典文学全集
それが成功したとたんに不機嫌になるとは変だ。語り手の薫に対するからかい。「しるべ」「かへりて」「まどふ」「ゆかぬ」はすべて「道」の縁語。「女のもとより暗きに帰り
38. 総角(源氏物語) 267ページ
日本古典文学全集
色もなきよと心やましく、声づくりたまふも、げにあやしきわざなり。薫「しるべせしわれやかへりてまどふべき心もゆかぬ明けぐれの道  い、の意。匂宮が昨夜合図に扇を鳴
39. 総角(源氏物語) 306ページ
日本古典文学全集
ながめたまふに、中納言おはしたり。なやましげにしたまふと聞きて、御とぶらひなりけり。いと心地まどふばかりの御なやみにもあらねど、ことつけて、対面したまはず。薫「
40. 総角(源氏物語) 324ページ
日本古典文学全集
さやうに阿闍梨にのたまへ」と聞こえたまへば、みな泣き騒ぎて、女房「いとあるまじき御事なり。かくばかり思しまどふめる中納言殿も、いかがあへなきやうに思ひきこえたま
41. 総角(源氏物語) 334ページ
日本古典文学全集
あいなう人の御上を思し悩みそめしなり」と聞こえて、をりをりにのたまひしことなど語り出でつつ、誰も誰も泣きまどふこと尽きせず。〔四〇〕深更、匂宮雪の中を弔問 中の
42. 排蘆小船(近世随想集) 258ページ
日本古典文学全集
下に弁ずるとをり也。しかれども今世上一向にはばかる事なれば、禁じてよむべからず。下に云ごとく、心得て居てまどふべき事にあらず。今これをかまはずによむは、又無法に
43. 排蘆小船(近世随想集) 289ページ
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44. 排蘆小船(近世随想集) 310ページ
日本古典文学全集
くつたなきやうなるが本然也としるべし」。同「若菜下云、よにかしこくおはする人も、いとかく御心まどふ事にあたりては、えしづめ玉はぬわざ也けり。云々。人情如
45. 排蘆小船(近世随想集) 312ページ
日本古典文学全集
ために、潔く死するは、男らしくきつとして、誰もみな願ひ羨むことなり。又親を思ひ妻子を悲しみ、哀を催すは、拙く卑怯にて、女児のわざなれど、又これを一向なにとも思は
46. あし=を[=も]空(そら)
日本国語大辞典
ふ足も空にて参りたれば」*源氏物語〔1001~14頃〕夕顔「殿のうちの人、あしをそらにて思ひまどふ」*有明の別〔12C後〕三「こはいかにしつることぞと、あしもそ
47. 足を空(そら)
全文全訳古語辞典
ち着かないようす。あわてふためくようす。 「何事にかあらん、ことごとしくののしりて、足を空にまどふが」〈徒然草・19〉何事であろうか、大げさに騒ぎ立てて、足も地
48. あずさ‐ゆみ[あづさ‥]【梓弓】
日本国語大辞典
為むすべ知らに〈柿本人麻呂〉」*玉葉和歌集〔1312〕夏・四〇六「梓弓矢田のひろ野の草茂み分けいる人や道まどふらん〈藤原教良〉」
49. 東屋(源氏物語) 62ページ
日本古典文学全集
り来なり。右近「あな暗や。まだ大殿油もまゐらざりけり。御格子を、苦しきに、急ぎまゐりて、闇にまどふよ」とて引き上ぐるに、宮も、な 〔二五〕  前に「夕つ方、宮こ
50. あたり‐まど・う[‥まどふ]【当惑】
日本国語大辞典
に、あさましければ、殿の内の人も、物にぞあたりまどふ」*増鏡〔1368~76頃〕二・新島守「いはんかたなくあきれて、上下、ただものにぞあたりまどふ
「まどふ」の情報だけではなく、「まどふ」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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