1. MRSA[欧文略語]
イミダス 2018
[methicillin-resistant staphylococcus aureus]【医学・生理】メチシリン耐性黄色ブドウ球菌.抵抗力の衰えた入院患者な
2. MRSA
岩波 生物学辞典
解されない薬剤)であるメチシリンが開発され,ペニシリン耐性菌の治療に効力を発揮した.ところがMRSAは,β–ラクタム剤が結合できないペプチドグリカン合成酵素(ペ
3. MRSA感染症
日本大百科全書
黄色ブドウ球菌はもともとは傷の化膿かのう菌で、皮膚や鼻、のどなどにおり、MRSAをもっていたとしても健康人にはほとんど影響はない。しかし、MRSAが患者同士や、
4. MRSA感染症【2019】[医学【2019】]
現代用語の基礎知識
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 による感染。メチシリンをはじめ多くの抗生物質が効かない。MRSAは健康な人の体内にも存在し感染力も弱いが、病院内では、抗生物質で他
5. 抗MRSA薬[薬]
イミダス 2018
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症治療薬にはバンコマイシン(VCM)、テイコプラニン(TEIC)、アルベカシン(ABK)、ムピロシン(MUP)など
6. アミノ配糖体抗生物質
岩波 生物学辞典
細菌感染症に用いられるフラジオマイシン・ベカナマイシン・リボスタマイシン・アストロマイシン,MRSAにも有効なアルベカシン,淋疾専用のスペクチノマイシン(spe
7. 院内感染
岩波 生物学辞典
も多岐にわたるため,日和見感染や集団感染のリスクが高い.特に,メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や多剤耐性緑膿菌(MDRP)に代表される薬剤耐性菌について
8. カルバペネム系抗菌薬[薬]
イミダス 2018
モノバクタム系などがある。その中で、カルバペネム(CPM)系は最も注目されている抗菌薬である。MRSAを除くグラム陽性、陰性ならびに嫌気性菌に感受性を有しており
9. 感染症予防・医療法
日本大百科全書
(エイズ)、性器クラミジア感染症、梅毒、麻疹(はしか)、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症(MRSA感染症)、アメーバ赤痢、クロイツフェルト・ヤコブ病、髄膜炎菌
10. 薬
日本大百科全書
発生により、院内感染対策と耐性菌に有効な薬剤の開発が進められ、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対して有効なアルベカシン、バンコマイシンのほかムピロシン
11. グリコペプチド系抗生物質画像
岩波 生物学辞典

発揮される(⇒細胞壁合成阻害剤).院内感染の原因菌の一つであるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(
MRSA)の治療薬として使用されてきたが,近年では各国で薬剤耐性菌の
12. 抗生物質
日本大百科全書
院内感染のおもな原因としてメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)があらわれ、MRSAに有効な抗生物質の開発へと進展してきた。MRSAに対する抗生物質にはバンコ
13. 耐性菌
岩波 生物学辞典
有している菌で,薬剤耐性菌,熱耐性菌などがある.代表例に,具体的な薬剤名を示したメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や複数の薬剤耐性を意味する多剤耐性緑膿菌
14. 多剤耐性菌
日本大百科全書
定点把握の対象となっているのは、ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、薬剤耐性緑膿りょくのう菌による感染症であり、201
15. テトラサイクリン系抗生物質画像
岩波 生物学辞典

あり,半合成のミノサイクリンとドキシサイクリンはテトラサイクリン耐性のブドウ球菌にも有効で,
MRSAにも用いられる.チゲサイクリンはグリシルサイクリン系抗生物質
16. バンコマイシン耐性腸球菌[カタカナ語]
イミダス 2018
[vancomycin-resistant enterococcus]【生物】メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に効く抗生物質のバンコマイシンを無効にする
17. VRE院内感染
日本大百科全書
初めての死者として話題になった。バンコマイシンは、ペニシリン耐性菌やメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を30年もおさえてきたもっとも強力な抗生物質で、VR
18. ブドウ球菌
日本大百科全書
いましめることになった。 MRSAによる感染症は、本質的には通常の黄色ブドウ球菌と変わることはないが、特に重症となる腹腔内腫瘍、腸炎、肺炎、敗血症などの感染症で
19. ブドウ球菌
岩波 生物学辞典
染症の原因になる場合がある.第三世代セフェム系抗生物質に耐性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が出現し,院内感染が問題となっている.
20. プラテンシマイシン[カタカナ語]
イミダス 2018
[Platensimycin]【医学・生理】【薬品・薬学】メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)などに効果のある新しい抗菌薬.
21. β-ラクタマーゼ
岩波 生物学辞典
分泌するが,薬剤耐性菌の中にはペニシリン結合蛋白質の変異により耐性を獲得した菌も存在する(⇒MRSA).メチシリンやオキサシリンなどの半合成ペニシリンは,β-ラ
22. 蜂窩織炎
日本大百科全書
ンサ球菌(化膿レンサ球菌)、黄色ブドウ球菌などであるが、近年、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)もみられる。診断は感染部位の所見が主体となるが、検査所見と
23. ムピロシン[カタカナ語]
イミダス 2018
[mupirocin]【薬品・薬学】シュードモナス フローレッセンスの産出する抗菌物質.MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の除菌に有効.
24. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌[カタカナ語]
イミダス 2018
のブドウ球菌に対して開発された,合成ペニシリンであるメチシリンにも耐性を得た黄色ブドウ球菌.MRSAともいう.
25. 薬剤耐性菌/薬剤耐性ウイルス[感染症]
イミダス 2018
それの影響を受けにくいものの増殖を許すことになる。有名なものとしてはメチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)4や薬剤耐性HIV-1が挙げられる。細菌の耐性機序はさま
26. 薬剤耐性菌【2019】[医学【2019】]
現代用語の基礎知識
多剤耐性アシネトバクター菌 やNDM-1遺伝子をもつ多剤耐性菌の院内感染が日本で報告された。→MRSA感染症 、→院内感染