ジャパンナレッジは約1500冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
➞ジャパンナレッジについて詳しく見る
  1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 自然
  6. >
  7. 生物
  8. >
  9. 魚・貝・海の生き物
  10. >
  11. アジ

ジャパンナレッジで閲覧できる『アジ』の辞書・事典・叢書別サンプルページ

日本大百科全書・世界大百科事典・日本国語大辞典

日本大百科全書(ニッポニカ)

アジ
あじ/鰺
jack mackerel
horse mackerel

硬骨魚綱スズキ目アジ亜目アジ科Carangidaeの総称であるが、一般にはこのうちアジ亜科のものをさす。狭義にはそのうちのマアジをさすことが多い。スズキ目のなかで、前上顎骨 (じょうがくこつ)が伸出でき、背びれ、臀 (しり)びれ、腹びれにとげがあり、鱗 (うろこ)が小さいか、まったくないものをアジ亜目とし、アジ亜目のなかで、臀びれの前方に2本のとげをもつものをアジ科とする。さらにアジ科のうち、側線に稜鱗 (りょうりん)(ぜんご、ぜいごともいう)と称する1列の硬くてとげのある鱗をもつものをアジ亜科とする。アジ亜科は、背びれと臀びれの後方に小離 (はなれ)びれがあるかないか、側線のどの部分に稜鱗があるか、また体形、背びれや臀びれの前部軟条の長短などによって、ムロアジ属、オニアジ属、マアジ属、メアジ属、カイワリ属、ヒシカイワリ属、クボアジ属、イトヒキアジ属などに分けられる。

[鈴木 清]

生態

アジ類は全世界の温帯から熱帯海域に広く分布し、日本ではイワシ類やサバ類とともに重要な食用魚である。マアジTrachurus japonicusは、マアジ属の1種で、側線の全体にわたって稜鱗が発達する。温暖性の沿岸回遊魚で、南シナ海から北海道までの広い範囲に分布する。全長は34センチメートルに達する。生殖腺 (せん)が成熟する生物学的最小形は14センチメートル前後であるが、完熟状態のものは少なくとも20センチメートル以上にならないとみられない。卵は分離浮遊性で、卵径は0.81~0.93ミリメートル。1尾が産出する卵数は、全長20センチメートルで5万粒、30センチメートルで18万粒である。産卵活動は水温16~17℃でもっとも盛んであり、この水温帯の動きとともに産卵場は南から北へ移動する。春季産卵群の主産卵場は東シナ海と薩南 (さつなん)諸島海域であるが、夏から秋の産卵群の産卵場については不明である。産出された卵は水温22℃で約40時間で孵化 (ふか)する。孵化直後の仔魚 (しぎょ)の長さは2.5ミリメートルで、15ミリメートルになって稚魚となり、その後、急速に親の形に近づいていく。アジ類の稚魚は表層性で、モジャコなどと同様に流れ藻につき、沿岸域を漂流する。しかし、成長とともにしだいに中・下層性の度合いが強くなり、1年魚以上になると底引網でも漁獲されるようになる。また、マアジ、マルアジ、カイワリなどは稚魚時代にクラゲ類と共生することが知られている。これらの稚魚はクラゲの傘の下に隠れて魚食性の魚や水鳥からの難を避けていると考えられる。アジ類は浮遊性の小甲殻類を好んで食べるが、そのほか魚類、イカ類、多毛類なども捕食する。

[鈴木 清]

近縁種

マアジに類似したものにムロアジ属の魚がある。この類は、背びれと臀びれの後方に小離びれを1個ずつもっていることで、マアジおよびほかのアジ亜科のものとは区別される。アカアジDecapterus kurroides、マルアジD. maruadsi、オアカムロD. russellii、ムロアジD. muroadsi、クサヤモロD. macrosoma、モロD. lajangなどが日本近海に分布する。メアジSelar crumenophthalmusも外観的にはマアジに似ているが、ムロアジ属と同様に稜鱗は側線直走部にのみ発達することで区別される。ほかのアジ亜科のものに比べて目が大きい。カイワリ属の魚は体高が高く、側扁 (そくへん)し、タイ形に近い。アジ亜科の中でもっとも種類が多く、日本近海産の代表的なものとしてカイワリCaranx equula、ギンガメアジC. sexfasciatus、シマアジC. delicatissimus、オキアジC. helvolusなどがある。稜鱗はいずれも側線直走部にのみある。

 イトヒキアジAlectis ciliarisは外観的にはほかのアジ亜科のものとは異なり、体は菱 (ひし)形に近く、大いに側扁し、背びれと臀びれの前部軟条が著しく長く伸びる。

[鈴木 清]

漁業

アジ類で産業的に重要なのはマアジとムロアジ属のムロアジ、モロ、マルアジなどである。産額的にはマアジが断然多く、ムロアジ類はマアジの12分の1程度である。アジ類はイワシ類、サバ類、サンマなどとともに日本近海における重要な沿岸性魚類で、第二次世界大戦後はマアジ資源の増大、東シナ海や黄海の巻網漁場の開発などにより漁獲量が急激に増加し、1960年(昭和35)には59万トンとなり、その後1966年まで毎年50万トン前後の漁獲があった。しかし、1967年以降漁獲量は徐々に減少し、1980年には14万トンを示した。その後1996年(平成8)には40万トン近くまで回復したが、2005年は21万トンに減少している。アジ類の漁獲の大半は大・中型巻網で、ついで定置網、底引網、釣りなどによるものである。漁業的に重要とみられる濃密分布域は、東シナ海域(福岡県から沖縄県)、日本海西海域(福井県から山口県)、太平洋南海域(和歌山県から宮崎県)、太平洋中海域(千葉県から三重県)であるが、とくに東シナ海域からの漁獲量がもっとも多く、日本全域の約37%を占めている。漁期はだいたい周年にわたるが、多く漁獲される時期は5~12月で、春と秋に盛漁期がある。

[鈴木 清]

釣り

遊漁船によるものと、防波堤などでの釣りに分けられる。船釣りは地域にもよるがほぼ周年、防波堤は夏から初秋にかけてが釣り期とされている。

 遊漁船の釣りは、手釣りと竿 (さお)釣りがある。群泳する魚の習性から、イワシのミンチやアミなどを寄せ餌 (え)(コマセとよぶ)にして魚を集めて釣る。手釣りは、ビシ道具とよばれる寄せ餌を詰める金網か樹脂製の籠 (かご)をつけ、鉤 (はり)につける餌は蛍光玉の擬似鉤またはイカの身を小さく切って使う。竿釣りは、サビキ釣りが各地で流行している。寄せ餌、ビシ道具の下に、擬餌 (ぎじ)鉤が等間隔に6~10本枝鉤式についたサビキ仕掛けをつけ、いちばん下は水深に応じて30~80号のオモリをつける。擬餌は魚皮や薄いゴム片などを鉤に結んである。釣り方は、いずれも海底に仕掛けを落とし、ここから3~4メートルあげて寄せ餌を散らして魚を寄せる。潮色、水温、季節により、底から何メートル上で魚が食うか、泳層(タナとよぶ)を探るのがこつである。

 防波堤釣りは、棒ウキや玉ウキのウキ釣りと、船同様にサビキ仕掛けの釣り方がある。アジは視力がよいので、細いハリスが有利である。寄せ餌は必要で、鉤にはアミなどの餌をつける。

[松田年雄]

料理

一般に市場に出回るのはマアジ、ムロアジ、シマアジの3種が多い。四季を通じて味が変わらないので用途が多い。アジには、「ぜんご」という突出した硬い鱗 (うろこ)がある。それを尾のほうから包丁を入れて取り去ってから料理する。塩味によくあうので、塩焼きや塩干品など塩で調味するのがよい。

 マアジは東京方面ではヒラアジ、メダマ、クロの3型に分類して扱われることもある。ムロアジの名は「室津 (むろつ)の味 (あじ)」の意味で、その昔、室津(兵庫県室津)に遊里があり、美人が多くいたので、ムロアジの名ができたという。ムロアジはマアジより脂肪が少なく、身はもろいが、伊豆諸島名物のクサヤの干物には好適な材料として用いられており、また普通の干物にもされる。シマアジは一年中味が変わらないが、とくに6~7月ごろは美味である。姿も大きく、肉量も多いが、高級魚なので価格も高い。刺身、すし種に用いることが多い。

 マアジ、ムロアジは、えらとわたをとり、姿のまま衣をつけないで揚げる素揚げや、衣をよくつけて揚げる、から揚げもよい。なお揚げる場合、大きいものは二度揚げすると骨まで食べられる。とりたての新鮮なマアジは、たたきなますの味がよい。すし種にはマアジの小さいものを皮をむいて用いる。

[多田鉄之助]



世界大百科事典

アジ

スズキ目アジ科アジ亜科Caranginaeに属する魚の総称。アジ亜科はいわゆる〈ぜんご(ぜいご)〉と呼ばれる硬いとげのある稜鱗(楯鱗(じゆんりん)ともいう)が側線部に発達するのが特徴。英名でjack,scad,horse mackerelなどと呼ばれる仲間。ムロアジ,オニアジ,マアジ,メアジ,クボアジ,ヒシカイワリ,カイワリ,イトヒキアジの各属に属する40を超える種が日本近海に分布し,そのうちカイワリ属だけで30種を超える。ただし,多獲されるのはマアジとムロアジ,味がよく珍重されるのはカイワリ属のシマアジである。なお,アジ科にはアジ亜科のほか,コバンアジ亜科,ブリモドキ亜科,イケカツオ亜科があり,ブリモドキ亜科には水産上重要なブリ,ヒラマサ,カンパチが属する。

 アジ類は暖海性で,暖流に乗って広く日本周辺沿岸,沖合に回遊するが北海道には少ない。餌はおもに動物プランクトンで,大きくなるものでは子魚なども食べる。マアジを例にとれば産卵は水温16~17℃で活発で,産卵場はこの水温帯の移動とともに南から北へ季節的に動くが,主産卵場は九州沿海である。卵稚仔(らんちし)は日本海側へは対馬暖流で,太平洋側は黒潮で東北,北海道まで運ばれる。

 アジ類は回遊性多獲魚類の一つとして各地の沿岸・沖合漁業の重要な対象で,イワシやサンマの漁獲が減り,マアジの漁獲が増えた1960-65年はマアジ時代と呼ばれ,60年にはアジ類の漁獲量が約60万tに達した。その後,漁獲は減少の一途をたどり,78年には15万t台になってしまった。これはマアジの減少が著しいためで,78年には6万tを割っている。逆にムロアジ類は少しずつ増えており,1975年までは6万tを超えなかったが,それ以降10万tほどに漁獲がのび,77年以降,マアジより漁獲量が多くなった。アジ類は以前は棒受網などの敷網や刺網でも漁獲されたが,近年は大半が巻網でとられている。そのほか定置網,底引網,釣りなどでも漁獲される。

 〈アジとは味なり,その味の美をいふなりといへり〉と新井白石の《東雅》に述べられているように美味な魚として知られる。夏がしゅんで,武井周作の《魚鑑》にも〈夏の夕漁(ゆうがし)のものを酒媒(さけのさかな)の珍とす,生熟(なまにる)皆香美なり〉とあるように,刺身,たたき,酢の物,塩焼き,煮つけ,揚物,何でもうまい。ムロアジ類は多く干物にされる。

 マアジTrachurus japonicusはアジ類の代表種で,アジといえば本種を指すことも多い。先に述べたように沿岸,沖合を回遊するが,あまり動かない瀬付き群もあり,形態,体色,生態が異なる。量的に多い回遊群は体の背部が暗黒色でクロアジと呼ばれ体高が低い。瀬付き群はキアジと呼ばれ,背部が淡い黄褐色で暗色の斑模様が側線近くに発達し,クロアジより体高が高い。クロアジのほうが成長がよいが,キアジのほうがクロアジより美味とされ,高価に取引される。全長40cmに達する。

 マアジ属は太平洋のアメリカ側にT.symmetricusなど,大西洋にT.trachurus,地中海にT.mediterraneusがいる。いずれも群れをなして回遊し,資源も豊富なことが知られているが,あまり重要視されず,スペイン,ポルトガルにこれを対象とした漁業があるだけである。一部,缶詰にもされるが,魚粉工業の原料とされることが多い。ただ南アフリカでは大量に漁獲し,鮮魚,缶詰,薫製などにして消費する重要種である。
[清水 誠]

料理

マアジは塩焼き,煮つけ,てんぷら,フライ,空揚げ,酢の物その他きわめて用途が広い。現在細作りにした刺身をたたきと呼ぶが,この名の由来ははっきりしない。ムロアジは播磨の室津で多獲されたための名で,干物にするとマアジ同様美味である。その1種のアオムロはくさやの材料とされる。シマアジは刺身,すし種,焼物などにして賞味されるが,近世前期には《本朝食鑑》のように〈味また佳ならず,最も下品となす〉といった評価が与えられており,後期になって美味が認められたようである。
[福田 浩]

[索引語]
ぜんご ぜいご jack scad horse mackerel マアジ Trachurus japonicus 瀬付き群 回遊群 クロアジ キアジ Trachurus symmetricus Trachurus trachurus Trachurus mediterraneus


日本国語大辞典

あじ[あぢ] 【鰺】

解説・用例

〔名〕

(1)アジ科の魚の総称。体側に「ぜんご」とよばれるうろこの変形した堅い突起が一列に並んでいる。マアジ、ムロアジ、シマアジなど種類が多く、温帯から熱帯の海に広く分布。多くの種が食用になるが、大形種の中にはシガテラ毒をもつものもある。

*博物図教授法〔1876~77〕〈安倍為任〉二「竹筴魚(アヂ)は諸国の海に産す。品類多し。其内むろあぢと称するは形小なれども味ひ美なり。播州室津の名産とす」

(2)アジ科のマアジの呼称。体長は約三〇センチメートルになる。背は淡灰色に青みをおび、腹部は銀白色。水産上重要な魚で、日本各地の沿岸で多量にとれる。和名マアジ。学名はTrachurus japonicus 《季・夏》

*新撰字鏡〔898~901頃〕「鰺 阿知」

*今昔物語集〔1120頃か〕二八・五「鰺の塩辛・鯛の醤(ひしほ)などの諸に塩辛き物共を盛たり」

*俳諧・享和句帖〔1803〕三年六月「活鰺や江戸潮近き昼の月」

*風俗画報‐二五四号〔1902〕漁業「新島〈略〉伊豆七島日記に云〈略〉此島八丈三宅とかはりて魚多く、大かた江戸にかはる事なし。あぢ、むろあぢ、ことにおほし」

語源説

(1)アヂ(味)ある魚の意から〔和語私臆鈔・俚言集覧・和訓栞・本朝辞源=宇田甘冥〕。

(2)アラヂ(粗路)の義。その背の形から名づけられた〔名言通〕。

(3)イラモチ(苛持)の義〔日本語原学=林甕臣〕。

発音

〓アズ〔富山県・石川〕ワジ〔紀州〕アッ〔鹿児島方言〕

〓[ア]〓平安〓〓〓[ア]

辞書

字鏡・和名・色葉・名義・下学・和玉・文明・伊京・明応・天正・饅頭・黒本・易林・日葡・書言・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

字鏡和名色葉名義下学文明伊京明応天正饅頭黒本易林書言ヘボン言海

〓和名和玉

〓名義

〓下学

和玉

図版

アジ 図版

ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。
すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
パソコン・タブレット・スマホからご利用できます。
アジの関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 33039
検索コンテンツ
1. アジ画像
日本大百科全書
びる。鈴木 清漁業アジ類で産業的に重要なのはマアジとムロアジ属のムロアジ、モロ、マルアジなどである。産額的にはマアジが断然多く、ムロアジ類はマアジの12分の1程
2. アジ画像
世界大百科事典
d,horse mackerelなどと呼ばれる仲間。ムロアジ,オニアジ,マアジ,メアジ,クボアジ,ヒシカイワリ,カイワリ,イトヒキアジの各属に属する40を超える
3. アジ
日本国語大辞典
〔名〕「アジテーション(agitation )」の略。*東倶知安行〔1930〕〈小林多喜二〉六「農民を相手に演説をすると、どうもアジがかかりづらくて困るんだ」*
4. あじ[あぢ]【〓
日本国語大辞典
〔名〕鳥「ともえがも(巴鴨)」の異名。*万葉集〔8C後〕一一・二七五一「味(あぢ)の住む渚沙(すさ)の入江の荒磯松吾を待つ児等はただ一人のみ〈作者未詳〉」*山家
5. あ‐じ【〓児】
日本国語大辞典
〔名〕「あかん(〓鬟)(2)」に同じ。*江戸繁昌記〔1832~36〕四・仮宅「大姉、烟を隔てて小妹を喚び、楼婆(〈注〉やりて)、火
6. あじ
日本国語大辞典
〔名〕(1)蚕や蜘蛛(くも)などのひく糸。《あじ》埼玉県入間郡257 東京都八王子311 神奈川県津久井郡317 《やじ》山形県南部139 151 新潟県上越市
7. あぢ(あじ)[鴨]
古事類苑
動物部 洋巻 第1巻 587ページ
8. あ‐じ【亜次】
仏教語大辞典
「亜」は、~に次ぐ、の意 第二の位にあるもの。最高のものに次ぐもの。 考信録 四・有縁諸尊 「弥陀仏を最とするは勿論なり。(略)その亜次は、釈迦・薬師・大日等
9. 味
日本大百科全書
飲食物を口に入れたとき感じる感覚を総称していう。その主体をなすものは、味覚細胞を通じて伝えられる刺激によるものであるが、それだけには限らず、嗅覚きゅうかく、触覚
10. 味
世界大百科事典
飲食物などが舌の味覚神経に与える感じ。その知覚についてのメカニズムは〈味覚〉の項目を参照されたい。味覚神経が感ずる味は〈しおからい〉〈すっぱい〉〈にがい〉〈あま
11. あじ[あぢ]【味】
日本国語大辞典
〔名〕〔一〕物事から感覚や経験で感じとるもの。味わい。(1)飲食物などが舌の味覚神経に与える感じ。*虎明本狂言・瓜盗人〔室町末~近世初〕「是ほどあぢのよひうりは
12. あじ【味】
数え方の辞典
●味 「味」は「ひと味」「ふた味」などの形で、他のものとの違いをたとえていう場合に用います。 「本物はひと味もふた味も違う」 ▲味 「味」は薬味など
13. あ‐じ【唖児】
日本国語大辞典
〔名〕「あし(唖子)」に同じ。*人生に相渉るとは何の謂ぞ〔1893〕〈北村透谷〉「若し言の有無を以て弁の有無を争はば、凡ての自然は極めて憫れむべき唖児なるべし」
14. 庵治
日本大百科全書
香川県中部木田郡きたぐんにあった旧町名(庵治町ちょう)。現在は高松市たかまつし北東部の一地区。旧庵治町は1968年(昭和43)町制施行。2006年(平成18)高
15. 庵治
世界大百科事典
→高松[市]
16. あじ【按司】
国史大辞典
沖縄原始社会の村落共同体で、「なさ」(成(な)し人の意)・「あさ」などと呼ばれた父老・長老階層の人々が、部族闘争、部落統合の歴史的発展の中で成長して武人となり
17. あ‐じ【阿児】
日本国語大辞典
〔名〕(「阿」は、親しみを表わす接頭語)子供を親しみをこめて呼ぶ語。*聖徳太子伝暦〔917頃か〕上・推古天皇元年「阿児勿〓道汝為
18. あ‐じ【阿字】
日本国語大辞典
凡聖不二の体性にて候間、善悪始てをどろくべからず」*米沢本沙石集〔1283〕二・七「三僧祇の修行を一念の阿字(アジ)に越ふと云へり」*わらんべ草〔1660〕二「
19. あ‐じ【阿字】
仏教語大辞典
1 梵語の十二の母音の第一。事物の始まり、根本を意味する。特に密教では、宇宙万物は元来不生にして不滅であるという真理、すなわち空を象徴するものと考え、阿字の形
20. あじ[あぢ]【鰺】画像
日本国語大辞典
〔名〕(1)アジ科の魚の総称。体側に「ぜんご」とよばれるうろこの変形した堅い突起が一列に並んでいる。マアジ、ムロアジ、シマアジなど種類が多く、温帯から熱帯の海に
21. 鰺(あじ)
古事類苑
動物部 洋巻 第1巻 1411ページ
22. 鰺(鯵)
新選漢和辞典Web版
【一】なまぐさい。=臊 【二】《現》しまあじ。 《国》〈あじ(あぢ)〉アジ科の海魚。竹筴(ちくきょう)魚。山鮐(さんたい)魚。  部首内画数:魚 8鯵 総画数
23. 味
新選漢和辞典Web版
常用漢字 学習漢字 ①〈あじ(あぢ)〉あじわい。 ②〈あじわ・う(あぢは・ふ)〉 (ア)味を感じる。 (イ)体得する。「味道(みどう)」 ③うまみ。おもむき。
24. 䳑
新選漢和辞典Web版
鳥の名。白䳑(はくゆう)。白鵫(はくたく)。雉(きじ)の類。 《国》〈あじ(あぢ)〉カモ科の鳥。ともえがもの古名。
25. 【阿字】あじ
新選漢和辞典Web版
《仏教》梵語(ぼんご)のアルファベットの第一字母。宇宙いっさいの原理に当てる。
26. 鰺[〓]画像
字通
形声 正字は〓に作り、〓声。〔説文〕十一下に「
27. 味画像
字通
形声 声符は未。未に夭若なるものの意があり、そこに滋味を生ずる。〔説文〕二上に「〓味なり」とあり、五味をいう。〔老子、六十三〕に「無
28. 按司(あじ)
日本大百科全書
→按司
29. アジア画像
日本大百科全書
松田壽男ひさおによれば、アジアは〔1〕亜湿潤アジア(または寒冷アジア。森林地帯=北アジア)、〔2〕乾燥アジア(または砂漠アジア。砂漠地帯=中央アジアおよび西アジ
30. アジア
世界大百科事典
786)など,アジアとかたかな表記を採用している。江戸時代には,こうして〈亜細亜〉と〈アジア〉の二つがあったが,明治以来の約100年間は〈亜細亜〉が主流で,かた
31. アジアNIEs[カタカナ語]
イミダス 2018
ized economies]【経済・金融】1980年代におけるアジアの新興工業経済地域.韓国,台湾,香港,シンガポール.アジアニーズ.
32. アジア・アフリカ会議
日本大百科全書
みたアメリカが1954年、国際反共軍事網の一環として東南アジア条約機構(SEATOシアトー)を結成、ヨーロッパ起源の「冷たい戦争」はアジア方面にまで拡大されるに
33. アジア・アフリカ会議
世界大百科事典
〉が招請したこの会議は,日本,中国を含むアジア15ヵ国,中東8ヵ国,アフリカ6ヵ国,計29ヵ国の正式参加をえ,反帝国主義・反植民地主義を基調としてアジア・アフリ
34. アジア‐アフリカ‐かいぎ[‥クヮイギ]【─会議】
日本国語大辞典
ビルマ(現ミャンマー)、パキスタン、インドネシア五か国の共同主催で、インドネシアのバンドンで開催。アジア二三、アフリカ六、計二九か国が参加し、反植民地主義、民族
35. アジア・アフリカかいぎ【アジア・アフリカ会議】
国史大辞典
独立国の国際関係と連帯運動の旗幟とされたが、アジア・アフリカ諸国の内情と相互関係の変化とともに、一九六五年アルジェリアで開催を予定された第二次アジア・アフリカ会
36. アジア・アフリカ会議(バンドン会議、AA会議)[東南アジア]画像
イミダス 2018
冷戦さなかの1955年、アジア・アフリカの指導者がインドネシアのバンドンに集まり民族自決などを訴えて、第三世界の独立運動を勢いづけた会議。2015年4月、同会
37. アジア・アフリカ言語文化研究所
日本大百科全書
日本学術会議の勧告に基づいて1964年(昭和39)に設立された国立の研究機関。アジア、アフリカの言語文化に関する総合研究、ならびにこれらの地域の言語に関する辞典
38. アジア・アフリカ作家会議
日本大百科全書
かけで1956年12月インドのニュー・デリーで開かれたアジア作家会議(参加17か国。日本代表団長堀田善衛ほったよしえ)がその始まりで、アジア、アフリカ両大陸連帯
39. アジア・アフリカ作家会議
世界大百科事典
1956年,ネルー首相らを発起人としてニューデリーで開かれたアジア作家会議が母体となって,58年に発足。同年10月,ソ連邦ウズベク共和国(現,ウズベキスタン共和
40. アジア・アフリカ作家会議
世界文学大事典
インド人作家の呼びかけで1956年ニューデリーで開かれたアジア作家会議が始まり。アジア,アフリカ両大陸連帯の必要性から58年第1回大会をタシケントで開催。運動方
41. アジア・アフリカ人民連帯機構
日本大百科全書
1957年12月~1958年1月にエジプトのカイロで開催された第1回アジア・アフリカ諸国民連帯会議で設置された、域内諸国人民の連帯と経済・社会文化協力推進のため
42. アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)[イミダス編 経済・産業]
イミダス 2018
対し、3国が結束して対応することを確認したほか、アジア安保会議の機会に3国の閣僚級会談を定例化する方針を決めた。また、日米豪3カ国会合では、アジア太平洋地域の安
43. アジア安全保障会議【2019】[アジア・オセアニア【2019】]
現代用語の基礎知識
アジア太平洋地域の国防大臣クラスを集め、防衛問題、地域防衛協力について議論する多国間会議。イギリスのシンクタンク国際戦略研究所(IISS)が毎年主催し、シンガポ
44. アジアインフラ投資銀行
日本大百科全書
とどまる。 アジアのインフラ整備を支援する国際金融機関には、1966年設立のアジア開発銀行(ADB)があるが、最大出資国は日本とアメリカで、歴代総裁はすべて日本
45. アジアインフラ投資銀行(AIIB)[世界経済]
イミダス 2018
実現させるべく、中国を中心として設立された国際金融機関。アメリカ主導のアジア開発銀行や世界銀行とは異なり、発展途上国やアジア周辺国への中国の影響力を高めることが
46. アジアインフラ投資銀行(AIIB)[証券市場]
イミダス 2018
アジア域内のインフラ開発を目的とした新たな国際開発金融機関のこと。アジアにおけるインフラ需要は膨大であり、アジア開発銀行研究所が2010年に行った試算によると
47. アジアインフラ投資銀行(AIIB)[アジア経済]
イミダス 2018
.1%である。AIIBの目的は、アジアでのインフラ整備支援である。アジアではインフラ需要が大きく、アジア開発銀行や世界銀行だけでは資金供給が不足している。アジ
48. アジアインフラ投資銀行(AIIB)[イミダス編 経済・産業]
イミダス 2018
会が運営を行うが、アジア開発銀行(ADB)などとは異なって理事は本部に常駐しない。資本金は1000億ドル(約12兆3000億円)で、出資額は75%をアジア域内、
49. アジアインフラ投資銀行[カタカナ語]
イミダス 2018
[Asian Infrastructure Investment Bank]【経済・金融】アジア域内の社会基盤(インフラ)開発を目的として,中国が提唱した新た
50. アジアインフラ投資銀行/AIIB[国際金融]
イミダス 2018
第3の出資国となり、「新興国を中心とする国際機関」の体裁を整備。アジアの交通、電力、水利などインフラ整備を支援する。第1号の融資をめぐって世界銀行やアジア開発銀
「アジ」の情報だけではなく、「アジ」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る

アジと同じ魚・貝・海の生き物カテゴリの記事
ゼブラウツボ(日本大百科全書(ニッポニカ))
硬骨魚綱ウナギ目ウツボ科に属する海水魚。八丈島、屋久島(やくしま)、小笠原(おがさわら)諸島、南西諸島、台湾南部、南シナ海などインド洋・太平洋に広く分布する。体は細長く、側扁(そくへん)する。皮膚にはしわが多い。躯幹(くかん)部(胴部)は長く
チンアナゴ(日本大百科全書(ニッポニカ))
硬骨魚綱ウナギ目アナゴ科チンアナゴ亜科に属する海水魚。静岡県富戸(ふと)、高知県柏島(かしわじま)付近の太平洋沿岸、屋久島(やくしま)、南西諸島、小笠原(おがさわら)諸島、台湾南部、フィリピン、マダガスカルなどのインド洋・太平洋に広く分布する
ハモ(日本大百科全書・世界大百科事典)
硬骨魚綱ウナギ目ハモ科の魚類の総称、またはそのなかの1種。日本近海に分布するハモ科Muraenesocidaeは、ハモ属Muraenesoxの2種(ハモ、スズハモ)、ハシナガアナゴ属Oxycongerの1種(ハシナガアナゴ)、ワタクズハモ属Gavialicepsの1種(ワタクズハモ)の4種
ウナギ(日本大百科全書・世界大百科事典)
硬骨魚綱ウナギ目ウナギ科Anguillidaeの魚類の総称。ウナギ類は深海で産卵し、淡水域に入って成長する魚で、南北アメリカの西岸域、南アメリカ中・南部の大西洋域、アフリカ中・南部の大西洋域などを除く世界各地に分布する。分布の中心はセレベス海周辺などの東南アジアである
アワビ(日本大百科全書・世界大百科事典)
軟体動物門腹足綱ミミガイ科に属する巻き貝のうち、とくに食用に供されるような大形種の総称。[奥谷喬司]形態貝殻は螺旋が殻口へ向かって急に大きくなるため、通常の巻き貝とは著しく異なり耳形あるいは卵楕円形の浅い皿形をなす。螺塔は低く後方へ寄っている
魚・貝・海の生き物と同じカテゴリの記事をもっと見る


「アジ」は生き物に関連のある記事です。
その他の生き物に関連する記事
サバ(日本大百科全書・世界大百科事典)
硬骨魚綱スズキ目サバ科サバ亜科のうちサバ族に属する海水魚の総称。世界の熱帯から温帯域内の沿岸部に分布するが、とくに西太平洋からインド洋海域に多産し、この海域ではもっとも重要な漁獲物である。サバ族は2属6種で、サバ属3種とグルクマ属の3種が知られている
イワシ(日本大百科全書・世界大百科事典)
硬骨魚綱ニシン目に属する海水魚のうち、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシの総称、またはこれらの近縁種を含めたものの総称。ときにはマイワシだけをさすこともある。これらの魚種は、一般に漁獲量も多く、日本の水産上重要な種類であるばかりでなく、魚をはじめ
アナゴ(日本大百科全書・世界大百科事典)
硬骨魚綱ウナギ目アナゴ科Congridaeに属する海水魚の総称。日本近海では北海道以南の各地に産する。体はほぼ円柱状で、尾部は多少側扁(そくへん)する。目はよく発達し、ときには非常に大きい。鱗(うろこ)はないが、側線はある。腹びれはなく、胸びれを欠く
キュウリ(日本大百科全書・世界大百科事典)
ウリ科(APG分類:ウリ科)の一年生つる草。インドのヒマラヤ山麓(さんろく)原産で、インドでは3000年以前から栽培された。中国へは漢の時代に張騫(ちょうけん)(?―前114)によって西域(せいいき)から導入されたと伝えられ、このことから胡(こ)(西
タコ(日本大百科全書・世界大百科事典・新選漢和辞典)
軟体動物門頭足綱八腕形目に属する動物の総称。[奥谷喬司]▲形態この目Octopodaの仲間の体は柔らかく、一見頭のようにみえる丸い外套(がいとう)膜の袋は胴で、この中に心臓、肝臓、消化管、生殖巣などの内臓が収まっている。本来の頭部は目のあるところで、
生き物に関連する記事をもっと見る


ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額600万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る