1. 戹
新選漢和辞典Web版
①せまい。せばまった場所。 ②〈くるし・む〉〈なや・む〉災難にあう。 ③災難。わざわい。
2. 懊
新選漢和辞典Web版
【一】〈なや・む〉心の中でくるしみもだえる。 【二】むさぼる。
3. 艱(囏)
新選漢和辞典Web版
①〈かた・い(―・し)〉むずかしい。 ②〈なや・む〉苦しむ。 ③なやみ。苦しみ。「艱困(かんこん)」 ④けわしい。 ⑤父母の死にあう。「丁艱(ていかん)」
4. 蹇
新選漢和辞典Web版
①足が不自由なこと。 ②〈なや・む〉 (ア)なやみ苦しむ。 (イ)物事がしにくい。 (ウ)うまく話せない。どもる。 ③抜きとる。 ④かたい。強い。 ⑤高く大き
5. 阻
新選漢和辞典Web版
常用漢字 ①〈けわし・い(けは・し)〉道が通りにくい。「険阻(けんそ)」=岨 ②〈へだた・る〉〈へだ・てる(―・つ)〉 ③〈はば・む〉さまたげる。さえぎる。=
6. 迍
新選漢和辞典Web版
〈なや・む〉悪路にくるしむ。
7. 邅
新選漢和辞典Web版
①〈なや・む〉ゆきなやむ。たちもとおる。「邅如(てんじょ)」 ②向きを変える。まわる。 ③めぐる。まわってゆく。 ④移る。
8. 屯
新選漢和辞典Web版
人または軍兵の多くあつまる所。集落。陣営。 ③おか。「陵屯(りょうとん)」 ④姓。 【二】 ①〈なや・む〉行きなやむ。 ②易(えき)の卦(か)の名。 《国》〈ト
9. なやむ【悩】[方言]
日本方言大辞典
米の仲買をしていた人だ)」829香川県方言辞典(近石泰秋)1976浮世草子男色大鑑一・四「秤なやむ町人まちにんの悴子せがれ」(2)もてあそぶ。いじる。手でなでま
10. なや・む【悩】
日本国語大辞典
する。《なやむ》香川県綾歌郡・仲多度郡「いねをなやむ」829 (8)料理する。仕上げる。こしらえる。《なやむ》和歌山県690 東牟婁郡704 (9)魚を、干物や
11. なや・む【悩む】
全文全訳古語辞典
〔自動詞マ行四段〕ま・み・む・む・め・め [類義語]なやまし 現代語の「なやむ」は主として精神的な苦痛を表すが、古語では、病気で苦しむ、わずらうなど、肉体的な苦
12. 難(難)
新選漢和辞典Web版
常用漢字 学習漢字 人名用漢字 【一】 ①〈かた・い(―・し)〉〈むずかし・い(むづか・し)〉⇔易(い) ②…しづらい。なかなか…しない。 ③〈かたん・ず〉む
13. 悩(惱)
新選漢和辞典Web版
という字で、女の頭を表し、くよくよと思いなやむ意味とした。後に女を忄にかえた。一説に、女の心の痛みであるともいう。【逆引熟語】苦悩(くのう)
14. 病
新選漢和辞典Web版
常用漢字 学習漢字 ①〈やまい(やまひ)〉 (ア)病気。「病人」 (イ)うれい。心配。 (ウ)くせ。欠点。 ②〈や・む〉〈なや・む〉 (ア)病気になる。 (イ
15. 萎(
![〓](/static/common/font/jitsu/14/1188ce.gif)
)
画像字通
まぐさの意とする。草木の枯れしぼむことをいう。 かれる、枯草、牛馬のまぐさとする。 痿と通じて、なやむ、なえる、すべて生色・生気を失うことをいう。〔名義抄〕萎
16. 悁画像
字通
〔説文〕十下に「忿るなり」とあり、「一に曰く、憂ふるなり」とあって、憂えなやむことをいう。躁急のときには、ケンの声でよむ。 いかる。 うれえる、なやむ。 あせる
17. 懊
字通
おうたん なげく。 懊悵 おうちよう いたむ。 懊悩 おうのう
なやむ。 懊儂 おうのう
なやむ。 懊
![〓](/static/common/font/jitsu/14/128ca9.gif)
おうのう 懊儂
18. 艱[
![〓](/static/common/font/jitsu/14/118bef.gif)
]
画像字通
くも艱深を爲さざるを知らんことを。 艱阻 かんそ なやむ。 艱地 かんち 苦境。 艱屯 かんちゆん 行きなやむ。 艱貞 かんてい 艱難に耐えて節を守る。〔易、明
19. 艮[
![〓](/static/common/font/jitsu/14/1190eb.gif)
]
画像字通
神梯の象である。 もとる、邪眼によって遮られる、とまる、さからう。 かぎる、かたくとめる。 なやむ、くるしむ。 易の六十四卦の一。方位に配して、うしとら。時刻に
20. 疾画像
字通
矢創の意であるから、急疾・疾速の意がある。 やきず、やむ、やまい。 はやい、とし、すみやか、はげしい。 なやむ、にくむ、うらむ、いかる。〔名義抄〕疾 ヤマヒ・ヤ
21.
![〓](/static/common/font/jitsu/14/1194b5.gif)
字通
形声 声符は西。悽・淒に通じ、悽の俗体の字。
なやむ、わずらう。
![〓](/static/common/font/jitsu/14/1194b5.gif)
![〓](/static/common/font/jitsu/14/1194b5.gif)
は
22. 阻画像
字通
水に沮、山に岨、聖所には阻という。 けわしい、あやうい。 はばむ、へだつ、さまたげる、とめる。 なやむ、うれえる、くるしむ。 たのむ、かためとする。〔名義抄〕阻
23.
画像字通
たものであろう。 くずれる、おちる、くずれおちる。 ゆるやか、なだらか、ななめ。 つまずく、
なやむ、やむ。 のこす、わすれる。〔名義抄〕
![〓](/static/common/font/jitsu/14/1196c8.gif)
24.
画像字通
のような難病、また癲狂などをいう。 やむ、なやむ、なやみなげく。 てんかん。 気がふれる、くるう。
25. 屯画像
字通
へりかざり、糸を集め束ねて、へりかざりとする。 みちる、かたまる、まもる、たむろする。 むすぼれる、
なやむ、かたい、おおい。〔
![〓](/static/common/font/jitsu/14/119c5c.gif)
立〕屯 モハ
26. なやむ【悩】[標準語索引]
日本方言大辞典
苦になやむ:悩ことたちかんてぃーなやむ:悩さま事物が乱れて整理になやむ:悩さまばさくら / ばさらくさら / ばさらばさら持て余してなやむ:悩さま(のる(伸・反
27. 難(
![〓](/static/common/font/jitsu/14/1199ab.gif)
)
画像字通
あろう。それで
なやむ意から、困難の意となった。金文の〔斉大宰盤〕に「靈命老い
![〓](/static/common/font/jitsu/14/1199ab.gif)
からんことを」のように用いる。
なやむ、なやます、わずらい
28. 悩(惱)[
![〓](/static/common/font/jitsu/14/1199bc.gif)
]
画像字通
を正字とするのであろうが、惱の字を用いることが多い。 なやむ、うらむ、わずらわしい。 いかる、はらたつ。 国語で、のう、やまい。〔新
29. 煩画像
字通
それに聖火を加える煩は、煩労を去るときの方法であろう。転じて煩労そのものをいう。 わずらう、なやむ、つかれる。 わずらわす、手かずをかける、めいわくさせる。 み
30.
画像字通
、困厄の意に用いる。厄と声義が通ずる。狭隘の意より、困厄の意を生じた。 せまい、くぐり戸。
なやむ、くるしむ。 わざわい、困難。〔名義抄〕
![〓](/static/common/font/jitsu/14/119daa.gif)
31. 憂[
![〓](/static/common/font/jitsu/14/119dec.gif)
]
画像字通
。金文の〔毛公鼎〕「先王の憂」の憂は象形。煩擾の意を示す。優・擾はみな憂に従う。 うれえる、なやむ、おもいわずらう、くるしむ、おそれる。 も、喪中にいる。〔名義
32. なやむ【悩む】[現古辞典]
全文全訳古語辞典
思(おも)ひ悩(なや)む/煩(わづら)ふ/思(おも)ひ煩(わづら)ふ/思(おも)ひ乱(みだ)る/思(おも)ひ砕(くだ)く/思(おも)ひ余(あま)る
33. 「悩む力」[イミダス編 文化・スポーツ]
イミダス 2018
2008年5月に発売された集英社新書のタイトル。東京大学大学院教授の政治学者で、テレビの討論番組などでも活躍する姜尚中(カン・サンジュン)の著。著者が学生時代
34. なやむら【納屋村】大分県:杵築市
日本歴史地名大系
[現]杵築市片野 八坂川河口南方の干潟に生じた村で、漁業を専業とする。公式な村ではなく片野村の一集落で、片野庄屋の支配を受けた。小倉藩慶長人畜改帳に「木付廻浦手
35. 心(こころ)で心(こころ)を悩(なや)む
故事俗信ことわざ大辞典
人情本・婦女今川(1826~28)五・一〇回「あんまり気がちいさいから、心(ココロ)で心(ココロ)をなやむのだ」
36. あ‐なや・む【足悩】
日本国語大辞典
〔自マ四〕難儀しながら歩く。歩きわずらう。
![〓](/static/common/font/nikkoku/14/0E/E030.gif)
[ヤ]
37. いい‐なや・む[いひ‥]【言悩】
日本国語大辞典
いろいろと言って心配する。*狭衣物語〔1069~77頃か〕四「猶、いかなる事にかあらん、といひなやむ人多かるに」(2)言いづらく思う。気がひけてなかなか言えない
38. いき‐なや・む【行悩】
日本国語大辞典
ことに迷ったり悩んだりする。障害があって進むことに苦労する。ゆきなやむ。(2)物事がうまくはかどらないで、とどこおる。ゆきなやむ。
39. いなやむら【稲屋村】兵庫県:加古川市/旧印南郡地区
日本歴史地名大系
[現]加古川市加古川町稲屋 友沢村の南東に位置する。正中三年(一三二六)に記された鶴林寺法華堂(太子堂)木部銘には法華堂の四和尚式部(年行事)が稲屋出身とみえる
40. うち‐なや・む【打悩】
日本国語大辞典
〔自マ四〕(「うち」は接頭語)(1)病気などで苦しむ。*源氏物語〔1001~14頃〕賢木「すこしうちなやみて、やせやせになり給へるほど、いとをかしげなり」*更級
41. うち-なや・む【打ち悩む】
全文全訳古語辞典
〔自動詞マ行四段〕ま・み・む・む・め・め《「うち」は接頭語》病気で苦しむ。わずらう。 「打ち悩み面痩せ給へる、はたげに似るものなくめでたし」〈源氏・若紫〉(藤壷
42. うなやむら【宇那谷村】千葉県:千葉市/花見川区地図
日本歴史地名大系
[現]花見川区宇那谷町・内山町・こてはし台二丁目 横戸村の南に位置する。印旛郡の内。慶長一九年(一六一四)の東金御成街道覚帳に村名がみえ、川場を含む四〇間の道普
43. えい‐なや・む[ゑひ‥]【酔悩】
日本国語大辞典
〔自マ四〕酒に酔って気分が悪くなる。悪酔いする。*源氏物語〔1001~14頃〕花宴「夜すこしふけゆく程に、源氏の君いたくゑいなやめるさまにもてなし給てまぎれたち
44. おき‐なや・む[をき‥]【招悩】
日本国語大辞典
できないでいる。招き寄せかねている。*前田本枕草子〔10C終〕一六五・人にあなづらるるもの「をきなやむことなからぬ法師」
45. おなやむら【女屋村】群馬県:前橋市
日本歴史地名大系
[現]前橋市女屋町 桃木川東岸にあり、西の対岸は上長磯村、南対岸は下長磯村、北は上野村、東は寺沢川で小島田村に接する。寛文郷帳に田方二五四石余・畑方一八八石四斗
46. おぼし‐なや・む【思悩】
日本国語大辞典
〔自マ四〕(「おもいなやむ(思悩)」の尊敬語)いろいろと気にかけてお苦しみになる。*源氏物語〔1001~14頃〕明石「あなづらはしきにやと、ねたうさまざまにおぼ
47. おぼし-なや・む【思し悩む】
全文全訳古語辞典
〔自動詞マ行四段〕ま・み・む・む・め・め《「思ひ悩む」の尊敬語》あれこれと気にやんで心をお痛めになる。お悩みになる。 「すべてこの世を思し悩まじと忍び給ふ」〈源
48. おもい‐なや・む[おもひ‥]【思悩】
日本国語大辞典
思ひなやみてこのみ寺になむたびたび詣でける」*夜の寝覚〔1045~68頃〕二「身に、ことにおもひなやむことも侍らず」*行人〔1912~13〕〈夏目漱石〉友達・一
49. かきなやむら【柿谷村】富山県:氷見市
日本歴史地名大系
[現]氷見市柿谷 上庄川中流の北西岸にあり、西と北は丘陵が村を包むように連なり、南は水田が広がり、東は丘陵が延びる。東は七分一村、南対岸は泉村。正保郷帳では高八
50. かなやむら【金屋村】青森県:南津軽郡/尾上町
日本歴史地名大系
[現]尾上町金屋 東は田畑から山へと続き、西は田中村へ接し、田圃を隔てて南に新屋村(現平賀町)、北東に高賀野村(現黒石市)がある。天文年間(一五三二―五五)の津