1. じふご-や【十五夜】
全文全訳古語辞典
月見によいとされ、この夜の月を「中秋の名月」「芋名月」などという。 「今宵は十五夜なりけりと思し出でて」〈源氏・須磨〉今夜は(中秋の名月の)十五夜だったのだなあ
2. 十五夜
日本大百科全書
行う例は多い。東北地方には1月の十五夜に、月の光による自分の影を見て1年の吉凶を占う習俗があるが、同じようなことを南西諸島では8月の十五夜に行っている。十五夜が
3. 十五夜
世界大百科事典
。そして十五夜はちょうどその中に入ってくるようになっている。このような民俗は,本土の十五夜も元来はイネの収穫祭と祖霊祭が営まれる重要な折り目であったらしいことを
4. じゅうご‐や[ジフゴ‥]【十五夜】
日本国語大辞典
八月十日あまりの程なれば〈略〉十五夜の月さへかき曇れるに」*俳諧・江鮭子〔1690〕「十五夜の月に打出の浜いづこ〈之道〉」*雑俳・柳多留‐七〔1772〕「十五夜
5. 十五夜(じゅうごや)
古事類苑
歳時部 洋巻 第1巻 1304ページ
6. 十五夜 【12か月のきまりごと歳時記】画像
生活便利帳
供えることから「芋名月」とも言われている。(→「旧暦8月の月の呼び名」以降参照)[図・式]図:十五夜の飾り
7. 【十五夜】じゅう(じふ)ごや
新選漢和辞典Web版
《国》陰暦八月十五日の夜。月見の節。三五節。
8. じゅうごや【十五夜】[標準語索引]
日本方言大辞典
じゅうごや:十五夜の晩に子供たちが地面に打ちつけて遊ぶわらを束ねたものほて
9. 十五夜踊
日本大百科全書
太鼓につれて『そんが婆さま』『四季踊』『潮来出島いたこでじま』などの小歌踊こうたおどりを踊る。 また与論島の十五夜踊は、鹿児島県大島郡与論町城ぐすくの地主とこぬ
10. 十五夜(じゅうごや)に飾(かざ)った薄(すすき)を門口(かどぐち)に差(さ)しておくと麦(むぎ)が豊作(ほうさく)となる〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
仲秋(陰暦八月一五日)の名月にススキを飾る風習に麦の豊作祈念を関連づけていう。〔大野誌(神奈川県)〕
11. 十五夜(じゅうごや)に果物(くだもの)を盗(ぬす)みに来(き)た者(もの)を叱(しか)ると翌年(よくねん)は実(みの)りが悪(わる)い〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
月見に供えた団子や果物が子供たちに盗まれることは、かえって翌年の豊作の卦であるとされた。十五夜には何を盗んでもよいともいう。〔日向北部の迷信〕
12. 十五夜(じゅうごや)に東枕(ひがしまくら)に寝(ね)て猿(さる)の夢(ゆめ)を見(み)れば死(し)す〈俗信・俗説〉
故事俗信ことわざ大辞典
「西は後東枕に寝る人はいつも心は十五夜の月」と唱えて寝ればよいという。〔会津喜多方辺の俗諺〕
13. じゅうごや‐ばな【十五夜花】
日本国語大辞典
《じゅうごやばな》群馬県山田郡240 佐波郡242 埼玉県秩父郡251 静岡県520 《じゅうごやぐさ〔十五夜草〕》鹿児島県961 (3)植物、きくいも(菊芋)
14. じゅうごや‐まつり[ジフゴヤ‥]【十五夜祭】
日本国語大辞典
〔名〕鹿児島県姶良(あいら)郡隼人町の鹿児島神宮で、八月一五日に行なう祭礼。神輿が浜殿に神幸し、隼人舞が演じられる。《季・秋》ジュー
15. 十五夜三首歌合(著作ID:224033)
新日本古典籍データベース
じゅうごやさんしゅうたあわせ 永禄六年八月十五夜三首歌合 永禄歌合 柳原資定(やなぎわらすけさだ) 判 歌合 永禄六
16. 十五夜十五首(著作ID:4358858)
新日本古典籍データベース
じゅうごやじゅうごしゅ 澄月(ちょうげつ) 詠 和歌
17. 十五夜和歌御会(著作ID:224044)
新日本古典籍データベース
じゅうごやわかぎょかい 徳川光圀(とくがわみつくに) 等 和歌 元禄七
18. じゅーごやばな【十五夜花】[方言]
日本方言大辞典
62 静岡県520静岡県方言辞典(静岡県師範学校・同女子師範学校)1910《じゅーごやぐさ【十五夜草】》 鹿児島県961鹿児島方言集(県私立教育会)1906(3
19. じゅーごやんかずら【十五夜葛】[方言]
日本方言大辞典
植物(1)くず(葛)。 鹿児島県川辺郡964鹿児島民俗植物記(内藤喬)1964(2)なつふじ(夏藤)。《じゅごやんかずら》 鹿児島県川辺郡964鹿児島民俗植物記
20. 建仁元年十五夜歌合(著作ID:173682)
新日本古典籍データベース
けんにんがんねんじゅうごやうたあわせ 院御歌合 十五夜撰歌合 撰歌合/建仁元年八月十五夜 藤原俊成(ふじわらしゅんぜい) 判 歌合
21. 仙洞五首歌合(著作ID:347308)
新日本古典籍データベース
せんとうごしゅうたあわせ 十五夜歌合 後嵯峨天皇(ごさがてんのう) 藤原為家(ふじわらためいえ) 等 歌合 文永二
22. 文安月千句(著作ID:486191)
新日本古典籍データベース
ぶんあんつきせんく 文安二年千句 十五夜月千句 月千句 宗砌(そうぜい) 専順(せんじゅん) 日晟(にちせい) 等 連歌 文安二
23. はちがつ‐じゅうごや[ハチグヮツジフゴヤ]【八月十五夜】
日本国語大辞典
飾って月をまつる。*大和物語〔947~957頃〕七七「院に八月十五夜せられけるに」*蜻蛉日記〔974頃〕中・安和二年「いづみに、八月十五夜、月のかげうつりたるを
24. 八月十五夜(はちがつじゅうごや)【篇】
古事類苑
歳時部 洋巻 第1巻 1304ページ
25. 右大将家歌合/建保五年八月十五夜(著作ID:103275)
新日本古典籍データベース
うだいしょうけうたあわせ/けんぽうごねんはちがつじゅうごや 建保五年八月十五夜右大将家歌合 久我通光(こがみちみつ) 藤原定家(ふじわらていか) 等 建保五
26. 永正五年八月十五夜桃花坊和歌(著作ID:4391580)
新日本古典籍データベース
えいしょうごねんしちがつじゅうごやとうかぼうわか 三条西実隆(さんじょうにしさねたか) 冷泉政為(れいぜいまさため) 冷泉為広(れいぜいためひろ) 等 詠 和歌
27. 永正十一年十月十五夜前内府亭当座(著作ID:4359467)
新日本古典籍データベース
えいしょうじゅういちねんじゅうがつじゅうごやさきのないふていとうざ 三条西実隆(さんじょうにしさねたか) 三条西公条(さんじょうにしきんえだ) 姉小路済継(あね
28. 永正十一年八月十五夜当座(著作ID:4359462)
新日本古典籍データベース
えいしょうじゅういちねんはちがつじゅうごやとうざ 後柏原天皇(ごかしわばらてんのう) 三条西実隆(さんじょうにしさねたか) 三条西公条(さんじょうにしきんえだ)
29. 永正十一年八月十五夜於内府亭和歌会(著作ID:4359463)
新日本古典籍データベース
えいしょうじゅういちねんはちがつじゅうごやないふていにおけるわかかい 三条西実隆(さんじょうにしさねたか) 姉小路済継(あねがこうじなりつぐ) 三条西公条(さん
30. 永正十四年八月十五夜御会(著作ID:4359480)
新日本古典籍データベース
えいしょうじゅうよねんはちがつじゅうごやぎょかい 和歌 永正一四
31. 永正二年八月十五夜当座御会(著作ID:4359401)
新日本古典籍データベース
えいしょうにねんはちがつじゅうごやとうざぎょかい 後柏原天皇(ごかしわばらてんのう) 邦高親王(くにたかしんのう) 四辻季経(よつつじすえつね) 等 和歌 永正
32. 詠八月十五夜月和歌(著作ID:4409977)
新日本古典籍データベース
えいはちがつじゅうごやつきわか 三善盛喜(みよしもりよし) 詠 和歌 元和元
33. 詠八月十五夜月和歌(著作ID:4409987)
新日本古典籍データベース
えいはちがつじゅうごやつきわか 新川盛政(にいがわもりまさ) 詠 和歌 元和四
34. 延享元年八月十五夜当座和歌御会(著作ID:4360574)
新日本古典籍データベース
えんきょうがんねんはちがつじゅうごやとうざわかぎょかい 職仁親王(よりひとしんのう) 高松重季(たかまつしげすえ) 直仁親王(なおひとしんのう) 等 和歌
35. 延享三年仲秋十五夜宝前詠十五首和歌(著作ID:2344334)
新日本古典籍データベース
えんきょうさんねんちゅうしゅうじゅうごやほうぜんえいじゅうごしゅわか 木全雅直(きまたまさなお) 和歌
36. 寛永元年八月十五夜十首(著作ID:4370935)
新日本古典籍データベース
かんえいがんねんはちがつじゅうごやじっしゅ 智仁親王(としひとしんのう) 和歌 寛永元
37. 寛永十二年八月十五夜水無瀬前中納言随庵等和漢聯句(著作ID:4412480)
新日本古典籍データベース
かんえいじゅうにねんはちがつじゅうごやみなせさきのちゅうなごんずいあんらわかんれんく 水無瀬氏成(みなせうじなり) 空性親王(くうしょうしんのう) 鳳林承章(ほ
38. 寛文九年八月十五夜新院当座御会(著作ID:4363076)
新日本古典籍データベース
かんぶんくねんはちがつじゅうごやしんいんとうざぎょかい 後西天皇(ごさいてんのう) 幸仁親王(ゆきひとしんのう) 穂波経尚(ほなみつねなお) 等 和歌
39. 寛文三年八月十五夜御会(著作ID:145948)
新日本古典籍データベース
かんぶんさんねんはちがつじゅうごやぎょかい 和歌
40. 寛文七年八月十五夜新院月次御会(著作ID:4363055)
新日本古典籍データベース
かんぶんしちねんはちがつじゅうごやしんいんつきなみぎょかい 後西天皇(ごさいてんのう) 中院通茂(なかのいんみちしげ) 日野弘資(ひのひろすけ) 等 和歌
41. 寛文七年八月十五夜新院当座御会(著作ID:4363056)
新日本古典籍データベース
かんぶんしちねんはちがつじゅうごやしんいんとうざぎょかい 後西天皇(ごさいてんのう) 日野弘資(ひのひろすけ) 白川雅喬王(しらかわまさたかおう) 等 和歌
42. 寛文十三年八月十五夜当座御会(著作ID:4363143)
新日本古典籍データベース
かんぶんじゅうさんねんはちがつじゅうごやとうざぎょかい 霊元天皇(れいげんてんのう) 平松時方(ひらまつときかた) 万里小路淳房(までのこうじあつふさ) 等 和
43. 寛保三年八月十五夜当座和歌御会(著作ID:4360548)
新日本古典籍データベース
かんぽうさんねんはちがつじゅうごやとうざわかぎょかい 貞建親王(さだたけしんのう) 姉小路公文(あねがこうじきみふみ) 等 和歌
44. 寛保二年八月於武陵十五夜看月詠歌(著作ID:4394214)
新日本古典籍データベース
かんぽうにねんはちがつぶりょうにおけるじゅうごやかんげつえいか 好今堂一傘(こうこんどういっさん) 霜村長盈(しもむらちょうえい) 鍋島直郷(なべしまなおさと)
45. 享保十二年八月十五夜詩歌御会(著作ID:4375294)
新日本古典籍データベース
きょうほうじゅうにねんはちがつじゅうごやしいかぎょかい 中御門天皇(なかみかどてんのう) 花山院常雅(かざんいんつねまさ) 烏丸光栄(からすまるみつひで) 等
46. 享保十六年八月十五夜院御所御当座(著作ID:4359753)
新日本古典籍データベース
きょうほうじゅうろくねんはちがつじゅうごやいんごしょごとうざ 和歌
47. 享和三年八月十五夜の歌(著作ID:4375986)
新日本古典籍データベース
きょうわさんねんはちがつじゅうごやのうた 衣川長秋(きぬがわながあき) 林宣義(はやしのぶよし) 等 和歌
48. 慶長二年八月十五夜昌叱宗色等夕何百韻(著作ID:927377)
新日本古典籍データベース
けいちょうにねんはちがつじゅうごやしょうしつそうしきらゆうなにひゃくいん 昌叱(しょうしつ) 宗色(そうしき) 前田玄以(まえだげんい) 紹巴(じょうは) 久我
49. 十月十五夜詠百首和歌(著作ID:4364628)
新日本古典籍データベース
じゅうがつじゅうごやえいひゃくしゅわか 正親町天皇(おおぎまちてんのう) 和歌
50. 是行八月十五夜詠草(著作ID:4382338)
新日本古典籍データベース
ぜぎょうはちがつじゅうごやえいそう 是行(ぜぎょう) 和歌 貞享五