1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文学
  6. >
  7. 古典文学
  8. >
  9. 歳時記
  10. >
  11. むつき【睦月】
日本国語大辞典

ジャパンナレッジは約1500冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
むつき【睦月】

解説・用例

〔名〕

陰暦正月の称。むつびづき。むつびのつき。むつましづき。むつみづき。《季・新年》

*万葉集〔8C後〕五・八一五「武都紀(ムツキ)たち春の来たらばかくしこそ梅を招(を)きつつたのしき終へめ〈紀卿(名未詳)〉」

*源氏物語〔1001〜14頃〕乙女「年の暮にはむ月の御さうぞくなど、宮はただこの君ひと所の御ことを、まじることなういそぎたまふ」

*元和本下学集〔1617〕「睦月 ムツキ 正月也睦或作〓〓新春親類相依娯楽遊宴故云〓睦月〓也」

*俳諧・犬子集〔1633〕一・元日「年も人もそだつはじめはむ月哉〈宗恕〉」

*浄瑠璃・平仮名盛衰記〔1739〕二「比は睦月(ムツキ)の、末つかた」

語源説

(1)稲の実をはじめて水に浸す月であるところから、ムツキ(実月)の義〔大言海〕。

(2)互いに往来してむつまじくするところから、ムツビツキ(睦月)の略〔奥義抄・和爾雅・類聚名物考・兎園小説外集・壺蘆圃漫筆・本朝辞源=宇田甘冥・日本語原学=林甕臣・ことばの事典=日置昌一・国語意識史の研究=永山勇〕。

(3)親月の義〔安斎雑考・和訓栞〕。

(4)モトツツキの約〔語意考〕。モトツキ(本月)の略〔菊池俗言考〕。

(5)陽気が地中から蒸すところから、ムシツキの義〔嚶々筆語〕。

(6)ムは初の義〔遠碧軒記〕。ムはムハラと同じく、物の初をいい、ウの転〔国語蟹心鈔〕。

(7)モツキ(最月)の転か〔俚言集覧〕。

(8)ウムツキ(生月)の義〔和訓栞〕。

(9)モユツキ(萌月)の約という〔古今要覧稿〕。

(10)ムツキ(孟月)の義。ムは「孟」の呉音〔和語私臆鈔〕。

発音

〓[ム]〓[ム]

上代特殊仮名遣い

ムツ

(※青色は甲類に属し、赤色は乙類に属する。

辞書

色葉・下学・文明・伊京・明応・天正・黒本・易林・日葡・書言・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

睦月下学文明伊京明応黒本易林書言ヘボン

陬月下学文明伊京天正黒本易林

昵月下学文明書言

正月色葉言海

黒本


ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
タブレットやスマホからも利用できます。
むつき【睦月】の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 178
検索コンテンツ
1. 一月 《睦月》 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
新しい年の始まりを祝い 新たな夢と希望を胸に 一年の健康と幸せを祈る ...
2. 睦月
日本大百科全書
陰暦1月の異称。「むつびづき」「むつましづき」ともいい、語源的には、新年を迎えて親疎ともども往来して仲睦(むつ)まじくするからだ(『奥義抄(おうぎしょう)』など ...
3. むつき【睦月】
デジタル大辞泉
陰暦正月の異称。むつびづき。《季 春》「神の磴(とう)―の蝶を遊ばしむ/風生」  ...
4. むつき【睦月】
日本国語大辞典
など、宮はただこの君ひと所の御ことを、まじることなういそぎたまふ」*元和本下学集〔1617〕「睦月 ムツキ 正月也睦或作〓 ...
5. むつび‐づき【睦月】
日本国語大辞典
〔名〕「むつき(睦月)」に同じ。*光悦本謡曲・常陸帯〔室町末〕「人も我もむつひ月の、袖ふれて寄りこよ」*浄瑠璃・伽羅先代萩〔1785〕三「私が心に極めた殿御。女 ...
6. むつまし‐づき【睦月】
日本国語大辞典
〔名〕「むつき(睦月)」に同じ。*歌舞伎・小袖曾我薊色縫(十六夜清心)〔1859〕三立「『万歳諷(うと)ふ星月夜』『長閑(のど)けき春の睦月(むつましつぎ)』『 ...
7. むつみ‐づき【睦月】
日本国語大辞典
〔名〕「むつき(睦月)」に同じ。*俳諧・毛吹草〔1638〕二「初春〈略〉昵(む)月 むつみ月 いはひ月」 ...
8. 睦月神事
日本大百科全書
福井県福井市大森町の賀茂(かも)神社の行事。国の重要無形民俗文化財。4年目ごとの2月14日(もと陰暦正月)に行われる。同系の行事は能登(のと)半島の石川県輪島( ...
9. 睦月神事[百科マルチメディア]
日本大百科全書
福井市大森町の賀茂神社(かもじんじゃ)で、4年ごとの2月14日に行われる神事。豊作予祝の芸能で、田遊(たあそび)の一種である。写真は花笠をかぶった4人の子供によ ...
10. 睦月神事
デジタル大辞泉プラス
福井県福井市大森に伝わる神事芸能。4年に一度、2月の賀茂神社の祭礼の際に執り行われる新春の予祝行事。祭場となる民家の米俵の上に戸板をわたした舞台で、稚児による田 ...
11. むつき の 大根(おおね)
日本国語大辞典
正月、歯固めに用いる大根。*枕草子〔10C終〕一五六・えせものの所得るをり「えせものの所得るをり 正月のおほね」 ...
12. 睦月島
日本大百科全書
あり、船に物売りをしたことから行商が盛んであった。現在は柑橘(かんきつ)類の栽培が盛ん。南岸の睦月港が集落の中心で、三津浜港、中島港などとフェリーで結ばれている ...
13. 睦月島
世界大百科事典
瀬戸内海に浮かぶ忽那(くつな)諸島の一島。愛媛県松山市に属する。野忽那(のぐつな)島と中島の中間にあり,面積3.5km2,人口473(1995)。島の南部が湾入 ...
14. あしいれ【足入】[方言]
日本方言大辞典
蛸たこの巣。 愛媛県睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957 ...
15. いろげな【色―】[方言]
日本方言大辞典
〔連体詞〕いろいろな。いろんな。 愛媛県睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957 高知県864土佐言葉(土居重俊)1958 ...
16. えご[方言]
日本方言大辞典
5)くろぐわい(黒慈姑)。 東国※035和訓栞(谷川士清)1830~62刊散木奇歌集春「岡見河睦月むつきにはゆるゑごのうねをつみしなへてもそこの御為ぞ」《いご》 ...
17. えっさっさ[方言]
日本方言大辞典
島根県能義郡724島根県に於ける方言の分布(島根県女子師範学校)1932《えっちゃっちゃ》 愛媛県睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957《えっせんがせん》  ...
18. えんこーばな【猿猴花】[方言]
日本方言大辞典
《えんこばな》 島根県西部724島根県に於ける方言の分布(島根県女子師範学校)1932 愛媛県睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957 高知県高岡郡・幡多郡8 ...
19. おせんぼこき[方言]
日本方言大辞典
おしゃれな人。 愛媛県上浮穴郡・睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957 ...
20. がくもん[方言]
日本方言大辞典
難儀。 愛媛県睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957 ...
21. こわっぽ【強―】[方言]
日本方言大辞典
弱虫。 愛媛県睦月島・宇和町840愛媛の方言(武智正人)1957 ...
22. しっけん[方言]
日本方言大辞典
香川県高見島057方言研究年報(広島大学方言研究会) 愛媛県大三島057方言研究年報(広島大学方言研究会) 睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957《しゅっけ ...
23. しゃぎむぎ【―麦】[方言]
日本方言大辞典
7 熊本県芦北郡・八代郡933熊本県南部方言考(斎藤俊三)1958《しやしむぎ》 愛媛県魚島・睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957 ...
24. てびる[方言]
日本方言大辞典
香川県小豆島「そうめんてびる」829香川県方言辞典(近石泰秋)1976(2)しくじる。失敗する。 愛媛県睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957《てべる》 徳 ...
25. なで【撫】[方言]
日本方言大辞典
べっか者。 熊本県天草郡919方言と性格と分布相(田中正行)1942《おなで【御―】》 愛媛県睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957(5)海鼠なまこや栄螺さ ...
26. ひんこつ[方言]
日本方言大辞典
)1958《ひんかた》 島根県益田市725島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)1963 愛媛県睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957《ひっかた》 奈良県南大 ...
27. ほーとくない[方言]
日本方言大辞典
島根県邑智郡725島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)1963《ほとくない》 愛媛県野忽那島・睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957(12)気が利かない。不 ...
28. ぼっこ[方言]
日本方言大辞典
千葉県安房郡001大日本国誌(内務省地理局)1886 神奈川県001大日本国誌(内務省地理局)1886 愛媛県睦月島840愛媛の方言(武智正人)1957《ぼっこ ...
29. 秋山記行・夜職草 182ページ
東洋文庫
や。ここによって僕はおこたおほむねむつきやからよあかしふとゆくすゑこしかたりなき其の大抵を今春睦月十五十六の雨夜、族が遊の夜明を護り、不圃蝕年越方の事などおとみ ...
30. 秋山記行・夜職草 271ページ
東洋文庫
ぎたる老隠故、自身早春たLみに年頭に伺候の節、席薦は眞黒に泥土を塗り附けた如く、塵挨紛々と更に睦月の趣向もなければ、實に倹を護るなるべし。予一年に一度の拝閲故、 ...
31. あし‐いれ【足入】
日本国語大辞典
誘ひ来り、婿の家に入らしむ之を足入れといふ」蛸(たこ)の巣。《あしいれ》愛媛県睦月島840  ...
32. いく‐いく【郁郁】
日本国語大辞典
時開」*俳諧・白雄句集〔1793〕春「加はれる睦月の梅花郁々たり」*司馬相如‐上林賦「郁郁菲菲、衆香発越」 ...
33. 1月
日本大百科全書
極寒の季節にあたっている。一般にこの月を正月の名でよぶが、古来、正月の称は陰暦1月のものであった。陰暦1月は睦月(むつき)ともいい、孟春(もうしゅん)の節で、春 ...
34. 一休ばなし(仮名草子集) 298ページ
日本古典文学全集
千山万木百花の春 享徳二年八月十九日 狂雲子宗純」とあり、『狂雲集』七二二にも収録されている。「睦月」。陰暦正月。気のむくままにあちこち遊び歩くこと。→二五九ペ ...
35. いっぽんまつむら【一本松村】福井県:敦賀市
日本歴史地名大系
享保一二年(一七二七)の敦賀郷方覚書には「小津内村」と出、庄屋新五郎(持高六石余)、牛馬銀一匁余、睦月猿屋分一匁三分余、外高六石八斗余、牝馬二、家数三。明治一二 ...
36. いまはまむら【今浜村】福井県:敦賀市
日本歴史地名大系
享保一二年(一七二七)の敦賀郷方覚書によれば、庄屋久右衛門(持高三二石余、庄屋役両藩兼務)、牛馬銀一六匁余、睦月銀一五匁、海役銀二六匁余、入草銀一一匁余、櫛川御 ...
37. いもじむら【鋳物師村】福井県:敦賀市
日本歴史地名大系
一となる。享保一二年(一七二七)には庄屋庄五郎(持高五石余)、入木銀二一匁余、牛馬銀一一匁余、睦月銀三匁余、雉札銀一匁、櫛川御林松葉代米七斗七升余、夫役六分、夫 ...
38. 宇治拾遺物語 245ページ
日本古典文学全集
りけり。その松を見と見る人、「藤のかかりたらましかば」とのみ、見つついひければ、この大饗の日は睦月の事なれども、藤の花いみじくをかしく作りて、松の梢より隙なうか ...
39. うまめし‐ぞめ【馬召初】
日本国語大辞典
〔1842〕「五番 左 馬召初 治れる人の心の駒なれば君が手綱にまかせてぞゆく〈略〉馬召初は、睦月のはじめ、吹上もしくは奥の馬場にならせ給ひ」 ...
40. うめのこじょうあと【梅の子城跡】愛媛県:温泉郡/中島町/無須喜村
日本歴史地名大系
[現]中島町睦月 睦月島の南端の海に突き出した、「梅の子」とよぶ岩山の上にあった城の跡。「伊予古蹟志」に、「又有〓孤島 ...
41. うら‐めぐり【浦巡】
日本国語大辞典
本・春雨物語〔1808〕樊〓下「睦月過ぎて二月の三日と云ふより、ここ立ちて、能登の浦めぐり、いと寒しと聞き」 ...
42. 栄花物語 355ページ
日本古典文学全集
闇になりぬ。〔二八〕長保四年、諒闇の正月 はかなくて年も暮れぬ。睦月のついたちゆゆしなどいふも事よろしきをりのことにこそありけれ、いづくもこの御光にあたりつるか ...
43. えご[ゑご]
日本国語大辞典
〔名〕「えぐ〔名〕」の変化した語。*散木奇歌集〔1128頃〕春「岡見河睦月(むつき)にはゆるゑごのうねをつみしなへてもそこの御為ぞ」*土〔1910〕〈長塚節〉八 ...
44. えっさっさ
日本国語大辞典
〔名〕片足跳び。《えっさっさ》新潟県三島郡島根県能義郡724 《えっちゃっちゃ》愛媛県睦月島840 《えっせんがせん》島根県能義郡724  ...
45. 江戸温泉紀行 129ページ
東洋文庫
年ごろのくるしみを忘れまほしく、三とせ四とせ前に思ひ立しに、かにかくに障ること有てやみぬ。ことしも梅咲し睦月の末のころより例の病発り、花ぐわし桜咲のどかなる日も ...
46. 江戸近郊道しるべ 3ページ
東洋文庫
西郊(新宿区・渋谷区北部・豊島区・中野区・杉並区・世田谷区北部・練馬区南部・市部) 府中道の記 文化九のとし睦月の十七日、国府の六社(府中市宮町三丁目、大国魂神 ...
47. 江戸小咄集 2 347ページ
東洋文庫
中にすいたるかごのさく物鳳團のみせものまでも出る御世ぞ かみきみとの籠細工もて            睦月庵松門あしよりもおのれのがすや先ツをりぬ 籠でたくみし ...
48. 江戸時代の銭湯[百科マルチメディア]
日本大百科全書
娯楽や社交の場であった2階の座敷へ続く階段など、当時の銭湯のようすがよくわかる。歌川国貞(3世豊国)画『睦月(むつき)わか湯乃図』 三枚続 1846~1848年 ...
49. えんこう‐ばな【猿猴花】
日本国語大辞典
。《えんこうばな》島根県石見725 高知県高岡郡861 《えんこばな》島根県西部724 愛媛県睦月島840 高知県高岡郡・幡多郡864  ...
50. おお‐よせ[おほ:]【大寄】
日本国語大辞典
1684〕三・三「けふは大寄(アフヨセ)するが、ちっと見まふて、かへりにそれへといふ」*富本・睦月恋手取(春駒)〔1782〕「おふよせこよせのくるわの名取は〈略 ...
「むつき【睦月】」の情報だけではなく、「むつき【睦月】」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る

むつき【睦月】と同じ歳時記カテゴリの記事
かみな‐づき【神無月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕(「な」は「の」の意で、「神の月」すなわち、神祭りの月の意か。俗説には、全国の神々が出雲大社に集まって、諸国が「神無しになる月」だからという)陰暦一〇月のこと。かんなづき。かみなしづき。かみなかりづき。
しも‐つき【霜月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦一一月の異称。霜降月(しもふりづき)。霜見月。《季・冬》*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町時代訓)「十有一月(シモツキ)の癸の亥朔己巳のひ」*竹取物語〔9C末〜10C初〕「霜月しはすの降り氷り、みな月の照りはたたくにも障(さは)らず来たり」*源氏物語〔1001〜14頃〕蓬生
しわす[しはす]【師走】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦一二月の異称。極月(ごくげつ)。《季・冬》*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町訓)「十有二月(シハス)の丙辰朔、壬午のひ」*日本書紀〔720〕仁徳六二年(前田本訓)「是より以後、季冬(シハス)に当る毎に、必ず、氷を蔵む」*万葉集〔8C後〕八・一六四八「十二月(しはす)には
むつき【睦月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦正月の称。むつびづき。むつびのつき。むつましづき。むつみづき。《季・新年》*万葉集〔8C後〕五・八一五「武都紀(ムツキ)たち春の来たらばかくしこそ梅を招(を)きつつたのしき終へめ〈紀卿(名未詳)〉」*源氏物語〔1001〜14頃〕乙女「年の暮にはむ月の御さうぞくなど、
やよい[やよひ]【彌生】(日本国語大辞典)
解説・用例【一】〔名〕(「いやおい(彌生)」の変化したものか)陰暦三月の異称。《季・春》*日本書紀〔720〕孝霊四年三月(北野本訓)「四年(よとせ)の春(はる)三月(ヤヨヒ)甲申(きのえさる)の朔(つひたち)甲午(きのえむま)に」*古今和歌集〔905〜914〕春上・六一・詞書
歳時記と同じカテゴリの記事をもっと見る


「むつき【睦月】」は歳時記に関連のある記事です。
その他の歳時記に関連する記事
さ‐つき【五月・皐月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕(1)陰暦五月の称。《季・夏》*万葉集〔8C後〕一七・三九九六「わが背子が国へましなばほととぎす鳴かむ佐都奇(サツキ)はさぶしけむかも〈内蔵縄麻呂〉」*源氏物語〔1001〜14頃〕夕顔「いとしのびて、さ月の頃ほひよりものし給ふ人なん、あるべけれど」
う‐づき【卯月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦四月の異称。この月より夏にはいり、衣更(ころもがえ)をした。《季・夏》*日本書紀〔720〕皇極元年四月(北野本訓)「夏、四月(ウツキ)丙戌の朔癸巳、太使(こにつかひ)翹岐其の従者(ともびと)を将(ゐ)て拝朝(みかどをがみ)す」*源氏物語〔1001〜14頃〕玉鬘
やよい[やよひ]【彌生】(日本国語大辞典)
解説・用例【一】〔名〕(「いやおい(彌生)」の変化したものか)陰暦三月の異称。《季・春》*日本書紀〔720〕孝霊四年三月(北野本訓)「四年(よとせ)の春(はる)三月(ヤヨヒ)甲申(きのえさる)の朔(つひたち)甲午(きのえむま)に」*古今和歌集〔905〜914〕春上・六一・詞書
むつき【睦月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦正月の称。むつびづき。むつびのつき。むつましづき。むつみづき。《季・新年》*万葉集〔8C後〕五・八一五「武都紀(ムツキ)たち春の来たらばかくしこそ梅を招(を)きつつたのしき終へめ〈紀卿(名未詳)〉」*源氏物語〔1001〜14頃〕乙女「年の暮にはむ月の御さうぞくなど、
しわす[しはす]【師走】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦一二月の異称。極月(ごくげつ)。《季・冬》*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町訓)「十有二月(シハス)の丙辰朔、壬午のひ」*日本書紀〔720〕仁徳六二年(前田本訓)「是より以後、季冬(シハス)に当る毎に、必ず、氷を蔵む」*万葉集〔8C後〕八・一六四八「十二月(しはす)には
歳時記に関連する記事をもっと見る
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額600万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る