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  11. やよい[やよひ]【彌生】
日本国語大辞典

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やよい[やよひ]【彌生】

解説・用例

【一】〔名〕

(「いやおい(彌生)」の変化したものか)

陰暦三月の異称。《季・春》

*日本書紀〔720〕孝霊四年三月(北野本訓)「四年(よとせ)の春(はる)三月(ヤヨヒ)甲申(きのえさる)の朔(つひたち)甲午(きのえむま)に」

*古今和歌集〔905〜914〕春上・六一・詞書「やよひにうるふ月ありけるとしよみける」

*今鏡〔1170〕三・二葉の松「仁安三年と申し、やよひの頃」

*至宝抄〔1585〕「末の春の言葉〈略〉彌生(ヤヨヒ) 三月」

*浄瑠璃・国性爺合戦〔1715〕九仙山「空は彌生のなかばなる、柳桜をこきまぜて」

*狂歌・徳和歌後万載集〔1785〕一「うちすてて年を越ぢのかりがねはやよひ限りに帰すべらなり」

【二】

東京都文京区の町名。江戸時代は水戸徳川家の中屋敷があった。明治一七年(一八八四)ここの貝塚から発掘された土器に基づき、彌生土器の名が生まれた。

語源説

(1)クサキイヤオヒツキ(草木彌生月)の略〔語意考〕。イヤオヒ(彌生)の義〔奥義抄・和爾雅・日本釈名・類聚名物考・兎園小説外集・古今要覧稿・和訓栞・大言海〕。草木がいよいよ花葉を生じる意〔和句解〕。

(2)ヤヤオヒ(漸々成長)の約〔嚶々筆語〕。ヤヤオヒヅキ(漸生月)の義〔日本語原学=林甕臣〕。

(3)桜梅の盛りであるところから、ヤウバイの反ヤヒの転か。また花咲き乱れて天が花に酔う心地するところから、ヤマイロヱヒ(山色酔)の反か、また、ヤナイトヒキ(柳糸引)の反、また、ヤマイロアヰ(山色藍)の反、また、ヤマフキ(〓冬)の反ヤヒの転か〔名語記〕。

発音

〓[0]〓【一】は鎌倉来〓〓〓〓[0]

辞書

色葉・下学・文明・伊京・明応・天正・饅頭・黒本・易林・日葡・書言・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

彌生下学伊京明応天正饅頭黒本易林言海

〓文明伊京天正饅頭黒本

三月色葉ヘボン

文明

蚕月書言


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検索コンテンツ
1. いや‐おい【弥生】
デジタル大辞泉
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2. いや‐おい[:おひ]【彌生】
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3. いや‐よい[:よひ]【彌生】
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生活便利帳
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7. 弥生(旧町)
世界大百科事典
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8. やよい【弥生】
デジタル大辞泉
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9. やよい【弥生】[地名]地図
デジタル大辞泉
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10. やよい[やよひ]【彌生】
日本国語大辞典
この貝塚から発掘された土器に基づき、彌生土器の名が生まれた。(1)クサキイヤオヒツキ(草木彌生月)の略〔語意考〕。イヤオヒ(彌生)の義〔奥義抄・和爾雅・日本釈名 ...
11. やよい【弥生】
プログレッシブ和英
現代では太陽暦にも用いる)2 〔考古学の〕 弥生時代the Yayoi period 弥生文化Yayoi culture ...
12. 弥生
デジタル大辞泉プラス
鹿児島県、合資会社弥生焼酎醸造所が製造する黒糖焼酎。 2012年05月 ...
13. いやおい の 月(つき)
日本国語大辞典
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日本人名大辞典
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16. やよい‐いこいのひろば【弥生いこいの広場】地図
デジタル大辞泉
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17. 弥生いこいの広場
デジタル大辞泉プラス
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18. やよい‐きょうげん【弥生狂言】
デジタル大辞泉
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19. やよい‐きょうげん[やよひキャウゲン]【彌生狂言】
日本国語大辞典
京阪では「三の替わり」という。三月狂言。《季・春》*藤十郎の恋〔1919〕〈菊池寛〉二「二月が終りになって、愈々彌生狂言の季節が、近づいて来たのにも拘はらず」ヤ ...
20. やよいきょうげん【弥生狂言】
歌舞伎事典
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21. やよいクラブ【弥生〓楽部】
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22. やよいしきせっき【弥生式石器】
国史大辞典
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日本国語大辞典
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50. 弥生町遺跡
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東京都文京区弥生2丁目(1963年の町名変更までは向ヶ丘弥生町2番地)の東京大学の敷地北東端から根津に面した崖際にある弥生時代の遺跡。向ヶ丘貝塚とも呼ばれる。1 ...
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