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  11. う‐づき【卯月】
日本国語大辞典

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う‐づき【卯月】

解説・用例

〔名〕

陰暦四月の異称。この月より夏にはいり、衣更(ころもがえ)をした。《季・夏》

*日本書紀〔720〕皇極元年四月(北野本訓)「夏、四月(ウツキ)丙戌の朔癸巳、太使(こにつかひ)翹岐其の従者(ともびと)を将(ゐ)て拝朝(みかどをがみ)す」

*源氏物語〔1001〜14頃〕玉鬘「う月のひとへめくものにきこめ給へるかみのすきかげ」

*平家物語〔13C前〕灌頂・大原御幸「比(ころ)は卯月廿日あまりの事なれば、夏草のしげみが末を分いらせ給ふ」

*日葡辞書〔1603〜04〕「Vzzuqi (ウヅキ)〈訳〉四番目の月」

方言

(卯月会(うづきえ)が行なわれる日であるところからか)四月八日。うづき丹波†115

語源説

(1)卯ノ花月、あるいはウツギ月の略。ウツギの花が咲く月〔奥義抄・名語記・和爾雅・日本釈名・南留別志・類聚名物考・万葉考別記・和訓栞〕。

(2)卯月に咲くから卯の花といい、卯の花が咲くから卯月というのではない〔東雅・嘉良喜随筆〕。

(3)十二支の順で、卯は四番目だから卯月という〔清水千清遺書〕。

(4)稲種を植える月のウツキ(植月)から〔嚶々筆語・大言海〕。また、すでに播いたものがみな芽を出すことから、ウミ月の略か〔兎園小説外集〕。

(5)ウは初、産などにつながる音で、一年の循環の境目を卯月とする古い考え方があって、その名残りか〔海上の道=柳田国男〕。

(6)〓」の音Wu に月を添えた語。〓の祭を行なう月の義〔日本語原考=与謝野寛〕。

発音

〓オズキ〔和歌山県〕

〓[ウ]〓[ウ]

辞書

色葉・下学・文明・伊京・明応・天正・饅頭・黒本・易林・日葡・書言・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

卯月色葉下学文明伊京明応天正饅頭黒本易林書言言海

余月伊京明応天正黒本

四月色葉ヘボン


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検索コンテンツ
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3. う‐づき【卯月】
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考・万葉考別記・和訓栞〕。(2)卯月に咲くから卯の花といい、卯の花が咲くから卯月というのではない〔東雅・嘉良喜随筆〕。(3)十二支の順で、卯は四番目だから卯月と ...
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8. うづき‐どり【卯月鳥】
デジタル大辞泉
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9. うづき‐どり【卯月鳥】
日本国語大辞典
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10. うづき‐なみ【卯月浪】
日本国語大辞典
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11. うづき‐ねんき【卯月年忌】
日本国語大辞典
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12. うづき‐の【卯月野】
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13. うづき の 忌(いみ)
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デジタル大辞泉
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15. うづき の 花(はな)
日本国語大辞典
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16. うづき の 御標(みしめ)
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デジタル大辞泉
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日本国語大辞典
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19. うづき の 雪(ゆき)
日本国語大辞典
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20. うづき‐ばな【卯月花】
日本国語大辞典
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21. うづき‐ぼん【卯月本】
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日本国語大辞典
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23. 卯月八日
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日本国語大辞典
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日本国語大辞典
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47. 赤松則良半生談 幕末オランダ留学の記録 142ページ
東洋文庫
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48. あがはしのしょう【吾橋庄】高知県:長岡郡/本山町/寺家村
日本歴史地名大系
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49. 秋山記行・夜職草 205ページ
東洋文庫
市町には書休はなしとあしたいふ。また旦も此盤澤より一しほ早起のはなはだはげしき事は、予十六歳の卯月、堀之内宮(注且A)みせてっだひだんなときくわん九に風手簿とな ...
50. あけ‐ぼの【曙】
日本国語大辞典
晨 アケホノ アサホラケ」*徒然草〔1331頃〕一〇四「梢も庭もめづらしく青み渡りたる卯月ばかりのあけぼの、艷にをかしかりしを」*運歩色葉集〔1548〕「遅明  ...
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