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卯月

ジャパンナレッジで閲覧できる『卯月』の日本国語大辞典のサンプルページ

う‐づき【卯月】

解説・用例

〔名〕

陰暦四月の異称。この月より夏にはいり、衣更(ころもがえ)をした。《季・夏》

*日本書紀〔720〕皇極元年四月(北野本訓)「夏、四月(ウツキ)丙戌の朔癸巳、太使(こにつかひ)翹岐其の従者(ともびと)を将(ゐ)て拝朝(みかどをがみ)す」

*源氏物語〔1001〜14頃〕玉鬘「う月のひとへめくものにきこめ給へるかみのすきかげ」

*平家物語〔13C前〕灌頂・大原御幸「比(ころ)は卯月廿日あまりの事なれば、夏草のしげみが末を分いらせ給ふ」

*日葡辞書〔1603〜04〕「Vzzuqi (ウヅキ)〈訳〉四番目の月」

方言

(卯月会(うづきえ)が行なわれる日であるところからか)四月八日。うづき丹波†115

語源説

(1)卯ノ花月、あるいはウツギ月の略。ウツギの花が咲く月〔奥義抄・名語記・和爾雅・日本釈名・南留別志・類聚名物考・万葉考別記・和訓栞〕。

(2)卯月に咲くから卯の花といい、卯の花が咲くから卯月というのではない〔東雅・嘉良喜随筆〕。

(3)十二支の順で、卯は四番目だから卯月という〔清水千清遺書〕。

(4)稲種を植える月のウツキ(植月)から〔嚶々筆語・大言海〕。また、すでに播いたものがみな芽を出すことから、ウミ月の略か〔兎園小説外集〕。

(5)ウは初、産などにつながる音で、一年の循環の境目を卯月とする古い考え方があって、その名残りか〔海上の道=柳田国男〕。

(6)〓」の音Wu に月を添えた語。〓の祭を行なう月の義〔日本語原考=与謝野寛〕。

発音

〓オズキ〔和歌山県〕

〓[ウ]〓[ウ]

辞書

色葉・下学・文明・伊京・明応・天正・饅頭・黒本・易林・日葡・書言・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

卯月色葉下学文明伊京明応天正饅頭黒本易林書言言海

余月伊京明応天正黒本

四月色葉ヘボン


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検索コンテンツ
1. 卯月
日本大百科全書
陰暦4月の異称。この月になると卯の花が盛りになるので「卯の花月」といったのが、詰まって「卯月」となったとか、「う月」は「植月(うつき)」の意で、イネの種を植える ...
2. う‐づき【卯月】
デジタル大辞泉
陰暦4月の異称。卯の花月。卯の花の咲く月の意とも、稲の種を植える植月(うつき)の意ともいう。《季 夏》  ...
3. う‐づき【卯月】
日本国語大辞典
考・万葉考別記・和訓栞〕。(2)卯月に咲くから卯の花といい、卯の花が咲くから卯月というのではない〔東雅・嘉良喜随筆〕。(3)十二支の順で、卯は四番目だから卯月と ...
4. 四月 《卯月》 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
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5. うずき【卯月】[方言]
日本方言大辞典
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6. うづき‐え[:ヱ]【卯月会】
日本国語大辞典
03〕上・四月「花摘〈略〉伝教の母妙徳婦人を祭るといへり。今日四谷の徒、法花三昧を修す。これを卯月会といふ」 ...
7. うづき‐ぐもり【卯月曇】
日本国語大辞典
〔名〕陰暦四月の曇りがちな天気。卯の花曇り。《季・夏》ウズキ〓モリ ...
8. うづき‐どり【卯月鳥】
デジタル大辞泉
ホトトギスの別名。  ...
9. うづき‐どり【卯月鳥】
日本国語大辞典
〔名〕(卯月のころ鳴きはじめるところから)「ほととぎす(杜鵑)」の異名。*藻塩草〔1513頃〕一〇・時鳥「いもせ鳥 玉さか鳥 鏡暮鳥 うつき鳥」 ...
10. うづき‐なみ【卯月浪】
日本国語大辞典
〔名〕「うなみ(卯浪)」に同じ。《季・夏》 ...
11. うづき‐ねんき【卯月年忌】
日本国語大辞典
〔名〕陰暦四月八日に行なう先祖供養の行事。 ...
12. うづき‐の【卯月野】
日本国語大辞典
〔名〕陰暦四月頃の野原。《季・夏》 ...
13. うづき の 忌(いみ)
日本国語大辞典
*金葉和歌集〔1124〜27〕春・九六「帰る春卯月の忌にさしこめてしばしみあれの程だにも見む〈源俊頼〉」*菟玖波集〔1356〕夏「彌生のはての夜半のあけ方 神ま ...
14. うづき‐の‐いみ【卯月の忌み】
デジタル大辞泉
1 陰暦4月の賀茂の祭りに関係する者が、潔斎のため、祭りに先立って家にこもること。 「ほととぎす―に忌(い)こもるを思ひ知りても来鳴くなるかな」〈山家集・上〉2 ...
15. うづき の 花(はな)
日本国語大辞典
時鳥夕かけてなけ〈讚岐〉」言海【卯月花】言海 ...
16. うづき の 御標(みしめ)
日本国語大辞典
卯月の忌みにこもるときにひき渡すしめ縄。*新撰六帖〔1244頃〕一「千早振る卯月のみしめあらためてきねが諸声はやうたふなり〈藤原信実〉」 ...
17. うづきのもみじ【卯月の紅葉】
デジタル大辞泉
宝永3年(1706)大坂竹本座初演。大坂心斎橋の古道具商笠屋の娘お亀と養子婿との心中事件を脚色したもの。続編に「卯月の潤色(いろあげ)」がある。  ...
18. うづきのもみじ[うづきのもみぢ]【卯月の紅葉】
日本国語大辞典
。大坂心斎橋の古道具商笠屋の娘お亀と、養子婿(むこ)与兵衛との夫婦心中を脚色したもの。後編に「卯月の潤色(いろあげ)」がある。ウズキノ=モミジ ...
19. うづき の 雪(ゆき)
日本国語大辞典
(雪のように白く花が開くことから)「うのはな(卯花)」の異称。 ...
20. うづき‐ばな【卯月花】
日本国語大辞典
47〕三二・灌木「石南 しゃくなん しゃくなげ〈略〉卯月ばな 勢州」言海【卯月花】言海 ...
21. うづき‐ぼん【卯月本】
日本国語大辞典
元和六年(一六二〇)卯月と寛永六年(一六二九)卯月に刊行された謡本。観世左近大夫慕閑の奥書がある謡本中最古のもの。*随一小謡絵抄〔1805〕「卯月本(ウヅキボン ...
22. うづき 八日(ようか)
日本国語大辞典
この甘茶で墨をすり、紙に「千早振る卯月八日は吉日よかみさけ虫をせいばいぞする」と書き、便所・台所へ張っておくと虫よけになるという俗信がある。《季・夏》*俳諧・新 ...
23. 卯月八日
日本大百科全書
4月8日、およびその日の行事をいう。寺院では釈迦(しゃか)の降誕日として灌仏会(かんぶつえ)が行われ、草花で屋根を葺(ふ)いた中に釈迦の像を立て、甘茶を注ぎかけ ...
24. 卯月八日
世界大百科事典
また同県宝塚市,三田市では〈花施餓鬼〉といって,施餓鬼が行われ,死者を供養する(現行では5月8日)。卯月八日の民俗では,とくに春山入り,花立て,死者ないし祖先供 ...
25. うづき‐ようか【卯月八日】
デジタル大辞泉
4月8日。釈迦の誕生日で、寺院では灌仏会(かんぶつえ)を行う。この日に山登りをするとか、農作業を始める目安とする風習もある。  ...
26. うづきようか【卯月八日】
国史大辞典
民俗的には釈迦の誕生会とは無縁な姿で、この日の行事が伝承してきた。むしろ灌仏会を俗に花祭と呼ぶその根拠は、卯月八日の民俗の中にあったと解するのが正しいとさえいえ ...
27. 卯月紅葉(近松門左衛門集)
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28. 卯月の潤色(近松門左衛門集)
日本古典文学全集
武士の子として生まれた近松門左衛門が歌舞伎作家、浄瑠璃作家として名声を得たのは30歳を過ぎてから。72歳で没するまで歌舞伎脚本30余編、時代浄瑠璃80余編、世話 ...
29. うずきばな【卯月花】[方言]
日本方言大辞典
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30. はな‐うづき【花卯月】
日本国語大辞典
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31. よへえおかめひぢりめんうづきのもみじ[ヨヘヱおかめヒぢりメンうづきのもみぢ]【与兵衛おかめひぢりめん卯月の紅葉】
日本国語大辞典
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32. あるく【歩】[方言]
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33. かたじ【堅地】[方言]
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34. かみさげむし【紙下虫】[方言]
日本方言大辞典
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35. けつかる[方言]
日本方言大辞典
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36. ちゃかする[方言]
日本方言大辞典
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37. となりしらず【隣知―】[方言]
日本方言大辞典
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38. どーらくもの【道楽者】[方言]
日本方言大辞典
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39. ほたえる[方言]
日本方言大辞典
救郡誌(伊藤尾四郎)1931 長崎県南高来郡904肥前千々石町方言誌(山本靖民)1929浄瑠璃卯月の紅葉上「若いなりしてびらしゃらと、あんまりほたへさっしゃるな ...
40. よしか[方言]
日本方言大辞典
ゃるわ(まあいいわ、いくらでも買ってあげるわ)」622丹後網野の方言(井上正一)1964浄瑠璃卯月の紅葉中「参らしゃれと云ふもあり、よしかおかしゃんせ、今のおぢ ...
41. あい‐の‐まくら[あひ:]【相枕】
日本国語大辞典
*浄瑠璃・卯月の紅葉〔1706頃〕上「なふなつかしのあひのまくらや」*浄瑠璃・卯月の潤色〔1707頃〕中「あひのまくらの与兵衛さま」(2)の用例中「卯月の紅葉」 ...
42. あ‐うん【阿吽・阿〓
日本国語大辞典
一は口を閉じる。→阿吽の二王。(4)相対、対比、対立など相対する二つのものにいう語。*浄瑠璃・卯月の紅葉〔1706頃〕上「物にはあうん有故に、道具中間(なかま) ...
43. あえなく なす
日本国語大辞典
「死なせる」を間接的にいう。はかなくさせる。*浄瑠璃・卯月の潤色〔1707頃〕中「ひとり子をあゑなくなせし其くやみ」 ...
44. あおば の 簾(すだれ)
日本国語大辞典
一日新き御すたれをかくる也と云々」*和訓栞〔1777〜1862〕「あをはのすだれ。青葉の簾也。卯月朔日に、大内南のかどにて、もろ柳とて、相向て二株生たるにかけ、 ...
45. あおみ‐わた・る[あをみ:]【青渡】
日本国語大辞典
みわたれる中に、常夏(とこなつ)の花やかに咲きいでたるを」*徒然草〔1331頃〕一〇四「珍しく青みわたりたる卯月ばかりの曙」*日葡辞書〔1603〜04〕「ウミガ ...
46. あか‐かえで[:かへで]【赤楓】
日本国語大辞典
〔名〕紅葉した楓のこと。*俳諧・鷹筑波集〔1638〕五「ふかづめをとるや卯月のあか楓(カヘテ)〈不染〉」 ...
47. 赤松則良半生談 幕末オランダ留学の記録 142ページ
東洋文庫
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48. あがはしのしょう【吾橋庄】高知県:長岡郡/本山町/寺家村
日本歴史地名大系
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49. 秋山記行・夜職草 205ページ
東洋文庫
市町には書休はなしとあしたいふ。また旦も此盤澤より一しほ早起のはなはだはげしき事は、予十六歳の卯月、堀之内宮(注且A)みせてっだひだんなときくわん九に風手簿とな ...
50. あけ‐ぼの【曙】
日本国語大辞典
晨 アケホノ アサホラケ」*徒然草〔1331頃〕一〇四「梢も庭もめづらしく青み渡りたる卯月ばかりのあけぼの、艷にをかしかりしを」*運歩色葉集〔1548〕「遅明  ...
「卯月」の情報だけではなく、「卯月」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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卯月と同じ旧暦(陰暦)・暦カテゴリの記事
神無月(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕(「な」は「の」の意で、「神の月」すなわち、神祭りの月の意か。俗説には、全国の神々が出雲大社に集まって、諸国が「神無しになる月」だからという)陰暦一〇月のこと。かんなづき。かみなしづき。かみなかりづき。
霜月(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦一一月の異称。霜降月(しもふりづき)。霜見月。《季・冬》*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町時代訓)「十有一月(シモツキ)の癸の亥朔己巳のひ」*竹取物語〔9C末〜10C初〕「霜月しはすの降り氷り、みな月の照りはたたくにも障(さは)らず来たり」*源氏物語〔1001〜14頃〕蓬生
師走(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦一二月の異称。極月(ごくげつ)。《季・冬》*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町訓)「十有二月(シハス)の丙辰朔、壬午のひ」*日本書紀〔720〕仁徳六二年(前田本訓)「是より以後、季冬(シハス)に当る毎に、必ず、氷を蔵む」*万葉集〔8C後〕八・一六四八「十二月(しはす)には
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五月・皐月(日本国語大辞典)
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