1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文学
  6. >
  7. 古典文学
  8. >
  9. 歳時記
  10. >
  11. しわす[しはす]【師走】
日本国語大辞典

ジャパンナレッジは約1500冊以上の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のオンライン辞書・事典・叢書」サービスです。
しわす[しはす]【師走】

解説・用例

〔名〕

陰暦一二月の異称。極月(ごくげつ)。《季・冬》

*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町訓)「十有二月(シハス)の丙辰朔、壬午のひ」

*日本書紀〔720〕仁徳六二年(前田本訓)「是より以後、季冬(シハス)に当る毎に、必ず、氷を蔵む」

*万葉集〔8C後〕八・一六四八「十二月(しはす)には沫雪降ると知らねかも梅の花咲く含(ふふ)めらずして〈紀女郎〉」

*竹取物語〔9C末〜10C初〕「かひなしと思へど、霜月しはすの降り凍り、みな月の照りはたたくにも障らず来たり」

*大和物語〔947〜957頃〕三「消息(せうそこ)もいはでしはすのつごもりになりにければ」

*色葉字類抄〔1177〜81〕「臈月 シハス、十二月 同 俗云師馳有釈」

*名語記〔1275〕八「十二月をしはすといへる如何。しはすをば臈月とかけり。ふるくは師馳の義にて、しはせ月の尺をつくれる歟」

*東寺百合文書‐に・(康正二年)〔1456〕五月八日・村上治部進書状(大日本古文書二・二五一)「仍御書被〓下候、師馳下旬時分拝見仕候」

*俳諧・玉海集〔1656〕冬「老の波もあらいそがしの師走かな〈貞室〉」

*浮世草子・世間娘容気〔1717〕四「去年の師走(シハス)にも調ひにくい銀(かね)なれ共」

*浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)〔1780〕長町「師走(シハス)の内も今日明日になって、余りせはしい急な出世」

語源説

(1)経をあげるために師僧が東西を馳せ走る月であるところから、シハセ(師馳)の義〔奥義抄・名語記・〓嚢鈔〕。

(2)四季の果てる月であるところから、シハツ(四極)月の意〔志不可起・和爾雅・日本釈名〕。

(3)トシハツル(歳極・年果・歳終)の義〔東雅・語意考・類聚名物考・和語私臆鈔・黄昏随筆・古今要覧稿・和訓栞〕。

(4)ナシハツルツキ(成終月)の略転〔紫門和語類集〕。

(5)農事が終わり、調貢の新穀をシネハツル(歛果)月であるところから〔兎園小説外集〕。

(6)稲のない田のさまをいうシヒアスの約。シは発声の助語。ヒアスは干令残の義〔嚶々筆語〕。

(7)シヲヘオサメヅキ(為竟収月)の義〔日本語原学=林甕臣〕。

(8)セハシの義〔万葉代匠記〕。

(9)シバシ(暫)の月の義〔遠碧軒記〕。

発音

〓[0]〓[シ]

辞書

色葉・下学・和玉・文明・伊京・天正・饅頭・黒本・日葡・書言・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

師趨下学文明伊京天正饅頭黒本書言

天正黒本

師走ヘボン言海

臈月十二月色葉

和玉

伊京

臘月季冬書言

極月言海


ジャパンナレッジは、自分だけの専用図書館。すべての辞書・事典・叢書が一括検索できるので、調査時間が大幅に短縮され、なおかつ充実した検索機能により、紙の辞書ではたどり着けなかった思わぬ発見も。
タブレットやスマホからも利用できます。
しわす[しはす]【師走】の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 537
検索コンテンツ
1. しはす【師走】
デジタル大辞泉
⇒しわす(師走)  ...
2. 師走
日本大百科全書
陰暦12月の異称。語源については、この月になると、家々で師(僧)を迎えて読経などの仏事を行うため、師が東西に忙しく走り回るため、「師馳(しは)せ月」といったのを ...
3. しわす【師走】
デジタル大辞泉
陰暦12月の異称。極月(ごくげつ)。臘月(ろうげつ)。太陽暦にもいう。《季 冬》「大空のあくなく晴れし―かな/万太郎」  ...
4. しわす[しはす]【師走】
日本国語大辞典
あらいそがしの師走かな〈貞室〉」*浮世草子・世間娘容気〔1717〕四「去年の師走(シハス)にも調ひにくい銀(かね)なれ共」*浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)〔17 ...
5. しわす【師走】
プログレッシブ和英
the end of the year ...
6. しわす【師走】
ポケプロ和独
Dezember 男性名詞  ...
7. しわす【師走】
ポケプロ和西
diciembre [男性名詞] ,fin de año [男性名詞]  ...
8. しわす【師走】
ポケプロ日中
腊月 làyuè.  ...
9. しわす【師走】
ポケプロ日韓
섣달  ...
10. 十二月 《師走》 【12か月のきまりごと歳時記】
生活便利帳
慌ただしくなる年の瀬 一年の出来事を振り返り 気持ち新たに年を越す ...
11. しわす【師走】[標準語索引]
日本方言大辞典
→じゅうにがつ【十二月】しわす:師走のもちつきの際、最後のつき納めに作る大きな楕円形の餅せんごくもちしわす:師走の費用しわーしずぃけー ...
12. しわす【師走】[標準語索引]
日本方言大辞典
年末しわす:師走のころの鰈しわすがれーしわす:師走のもちつきの際、最後のつき納めに作る大きな楕円形の餅せんごくもちしわす:師走の費用しわーしずぃけー ...
13. しはす【師走】
日本国語大辞典
〔名〕〓しわす(師走) ...
14. しわす‐あぶら【師走油】
デジタル大辞泉
師走に油をこぼすと火にたたられるとして、こぼした人に水をかける風習。  ...
15. しわす‐あぶら[しはす:]【師走油】
日本国語大辞典
こぼすこと。また、その油。師走に油をこぼすと火にたたるといって、こぼした者に水をあびせてまじなった俗習からいう語。*咄本・醒睡笑〔1628〕一「若し畳がわが身で ...
16. しわすあぶら こぼせば火(ひ)に祟(たた)る
日本国語大辞典
師走に油をこぼしたとき、ただちに水を浴びなければ火災にあうという俗信。師走油。師走に油をこぼせば火に祟る。*浮世草子・世間姑気質〔1772〕二・一「師走(シハス ...
17. しわす‐いち[しはす:]【師走市】
日本国語大辞典
〔名〕正月用品を売る年末の市。としの市。*雑俳・小倉山〔1723〕「犬なけば椀売まよふ師走市」〓[イ][ス] ...
18. しわす‐おんな[しはすをんな]【師走女】
日本国語大辞典
みっともないなりをしている女。*雑俳・柳多留‐七〔1772〕「綿くずのついたが師走女なり」*俳諧・武玉川〔1750〜76〕一六「師走女の女ではなし」 ...
19. しわす‐かぜ[しはす:]【師走風】
日本国語大辞典
〔名〕師走の頃に吹く冷たい風。*太〓集〔1924〕〈島木赤彦〉諏訪湖「師走風吹きふくままに湖の波の濁りをあげて夕ぐれにけり」 ...
20. しわす‐ぎつね【師走狐】
デジタル大辞泉
師走ごろのキツネ。鳴き声が特にさえて聞こえるという。 「―の如く、こんこんといふほど張ってござる」〈狂言記・末広がり〉 ...
21. しわす‐ぎつね[しはす:]【師走狐】
日本国語大辞典
〔名〕師走の頃の狐。そのなき声がこんこんと特に冴(さ)えて聞こえるという。*狂言記・末広がり〔1660〕「ぢがみよくとは此紙の事でおりやる。師走狐(シハスギツネ ...
22. しわす‐げ[しはす:]【師走気】
日本国語大辞典
〔名〕年の暮れらしいせわしい気分。*俳諧・誹諧古今句鑑〔1777〕冬「師走気を立ととむるや酒の泡〈平砂〉」 ...
23. しわす‐ご[しはす:]【師走業】
日本国語大辞典
しごとの意)年末のせわしい家業。*思ひ出〔1911〕〈北原白秋〉わが生ひたち・八「再び戦のやうな『古問屋の師走業(シハスゴ)』がはじまる」 ...
24. しわす‐じょろう[しはすヂョラウ]【師走女郎】
日本国語大辞典
〔名〕師走に女郎を買うこと。また、その女郎。*雑俳・柳籠裏〔1783〜86〕五月二八日「師走女郎にはむすこがおじる也」 ...
25. しわす‐だい[しはす:]【師走大】
日本国語大辞典
〔名〕師走の大の月。陰暦一二月が三〇日ある月の称。*俳諧・誹諧古今句鑑〔1777〕冬「迚も行としとおもへど師走大〈津富〉」 ...
26. しわす に 油(あぶら)をこぼせば火(ひ)に祟(たた)る
日本国語大辞典
「しわすあぶら(師走油)こぼせば火に祟る」に同じ。 ...
27. しわす の 八日吹(ようかぶ)き
日本国語大辞典
〓〉」*譬喩尽〔1786〕七「師走の八日吹(ヤフカブキ)とて八日宛続けて風吹もの」 ...
28. しわす‐ばた[しはす:]【師走機】
日本国語大辞典
〔名〕正月用の晴着を織る年末の機織り仕事。*雑俳・紀玉川〔1819〜25〕二「姑に子をくくりつけ師走機」 ...
29. しわす‐びくに[しはす:]【師走比丘尼】
日本国語大辞典
ぶれてみすぼらしい姿をした尼僧。*俳諧・炭俵〔1694〕上「浜迄は宿の男の荷をかかえ〈野坡〉 師走比丘尼の諷(うた)の寒さよ〈孤屋〉」 ...
30. しわす‐びより[しはす:]【師走日和】
日本国語大辞典
〔名〕陰暦一二月の晴れておだやかな空模様。*俳諧・続明烏〔1776〕冬「ぬくぬくと師走日和や麦の丈〈集馬〉」 ...
31. しわす‐べに[しはす:]【師走紅】
日本国語大辞典
〔名〕陰暦一二月の寒中に精製した紅。→寒紅。*俳諧・崑山集〔1651〕一二冬「冬山に残る紅葉や師走紅粉〈玄〓〉」*俳諧・牛飼〔16 ...
32. しわす‐ぼうず【師走坊主】
デジタル大辞泉
《歳末には忙しい世間から相手にされず、布施も少ないところから》やつれたみすぼらしい坊主。また、みすぼらしい身なりをした人のたとえ。 「殊に―とて、(世間ノ人ガ) ...
33. しわす‐ぼうず[しはすバウズ]【師走坊主】
日本国語大辞典
施し物もないところから)姿のやつれたみすぼらしい坊主、また、その様子の者や、無用の者をたとえていう。師走浪人。*浮世草子・世間胸算用〔1692〕一・二「殊に極月 ...
34. しわすぼうず は 犬(いぬ)も食(く)わぬ
日本国語大辞典
師走坊主はだれにも相手にされない。*譬喩尽〔1786〕七「師走坊主(しはすボウズ)は狗(イヌ)も不食(クハヌ)」 ...
35. しわす‐まつり[しはす:]【師走祭】
日本国語大辞典
〔名〕水神祭の一つ。陰暦一二月一日に漁業に従事する家などで、水難を避け、豊漁を祈って行なう祭。川浸(かわびたり)。 ...
36. しわす‐ろうにん【師走浪人】
デジタル大辞泉
すぼらしい浪人。また、みすぼらしい身なりをした人のたとえ。 「引けば破れる、掴(つか)めば跡に師走坊主―」〈浄・阿波鳴渡〉 ...
37. しわす‐ろうにん[しはすラウニン]【師走浪人】
日本国語大辞典
また、その様子の者にたとえていう。師走坊主。*浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡〔1712頃〕上「袖ひけばアア紙子ざはりがあらひあらひ、是ひけばやぶれるつかめば跡にしはす坊主 ...
38. しわすいちご【師走苺】[方言]
日本方言大辞典
植物ふゆいちご(冬苺)。 和歌山県日高郡692和歌山県植物方言集(水口清)1954 ...
39. しわすいり【師走入】[方言]
日本方言大辞典
十二月一日。 愛媛県北宇和郡010山村生活の研究(柳田国男)1937 ...
40. しわすがれー【師走鰈】[方言]
日本方言大辞典
年末、師走のころの鰈かれい。特にまずいので言う。 島根県益田市725島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)1963 ...
41. しわすごー【師走―】[方言]
日本方言大辞典
十二月に正月用の魚を船に積んで売りに行くこと。また、転じて、商機をつかむこと。 長崎県対馬911新対馬島誌(賀島由己)1964913対馬南部方言集(滝山政太郎) ...
42. しわすばな【師走花】[方言]
日本方言大辞典
植物ひかんざくら(緋寒桜)。 鹿児島県南西諸島975採訪南島語彙稿(宮良当壮)1927《しわすいばな》 鹿児島県奄美大島965鹿児島県植物方名集(内藤喬)195 ...
43. しわーしずぃけー【師走使】[方言]
日本方言大辞典
師走に使う金。師走の費用。 沖縄県首里993沖縄語辞典(国立国語研究所)1963 ...
44. かん の 師走(しわす)日(ひ)の六月(ろくがつ)
日本国語大辞典
寒い時期と暑い時期。寒さと暑さ。*浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)〔1780〕油屋「寒(カン)の師走(シハス)も、日の六月も、年中裸で暮す故だはの勘六と異名付いた ...
45. じゅし‐ばしり【呪師走り】
デジタル大辞泉
能の翁(おきな)の特殊演出の一。奈良興福寺の薪能(たきぎのう)の行事の初めに春日大社で行われる。呪師走りの翁。ずしばしり。  ...
46. じゅし‐ばしり【呪師走】
日本国語大辞典
〔名〕呪師が、唱人の歌にあわせて、華麗な装束で敏速勇壮に舞うこと。ずしばしり。*大乗院寺社雑事記‐文明二年〔1470〕二月六日「昨日於 ...
47. ずし‐はしり【呪師走】
日本国語大辞典
〔名〕(「ずしばしり」とも)呪師が華麗な装束をつけて敏速・勇壮に舞うこと。じゅしばしり。*高倉院厳島御幸記〔1180〕「田楽はてにしかば、国の呪師(ずし)とて、 ...
48. 吉野川師走マラソン
デジタル大辞泉プラス
奈良県五條市で行われるマラソン大会。10kmなど。2010年で休止した「吉野川ハーフマラソン」を規模を縮小して開催。 2011年10月 ...
49. 東奔政走 師走に広がる来夏「衆参同日選」説 通常国会の1月4日召集は計算ずく=与良正男
週刊エコノミスト 2015-16
くなる。  そうした空気を醸成していること自体、首相が主導権を握っている表れだ。「首相ペースの師走」と言っていいだろう。 (与良正男・毎日新聞専門編集委員)  ...
50. かね【金】[標準語索引]
日本方言大辞典
/ ちゃのこ / ときまい祝日などに余分にもうけたかね:金ないしょーがね / ないしょーもーけ師走に使うかね:金しわーしずぃけー借家人が入れ替わる時、後に入る人 ...
「しわす[しはす]【師走】」の情報だけではなく、「しわす[しはす]【師走】」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る

しわす[しはす]【師走】と同じ歳時記カテゴリの記事
かみな‐づき【神無月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕(「な」は「の」の意で、「神の月」すなわち、神祭りの月の意か。俗説には、全国の神々が出雲大社に集まって、諸国が「神無しになる月」だからという)陰暦一〇月のこと。かんなづき。かみなしづき。かみなかりづき。
しも‐つき【霜月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦一一月の異称。霜降月(しもふりづき)。霜見月。《季・冬》*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町時代訓)「十有一月(シモツキ)の癸の亥朔己巳のひ」*竹取物語〔9C末〜10C初〕「霜月しはすの降り氷り、みな月の照りはたたくにも障(さは)らず来たり」*源氏物語〔1001〜14頃〕蓬生
しわす[しはす]【師走】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦一二月の異称。極月(ごくげつ)。《季・冬》*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町訓)「十有二月(シハス)の丙辰朔、壬午のひ」*日本書紀〔720〕仁徳六二年(前田本訓)「是より以後、季冬(シハス)に当る毎に、必ず、氷を蔵む」*万葉集〔8C後〕八・一六四八「十二月(しはす)には
むつき【睦月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦正月の称。むつびづき。むつびのつき。むつましづき。むつみづき。《季・新年》*万葉集〔8C後〕五・八一五「武都紀(ムツキ)たち春の来たらばかくしこそ梅を招(を)きつつたのしき終へめ〈紀卿(名未詳)〉」*源氏物語〔1001〜14頃〕乙女「年の暮にはむ月の御さうぞくなど、
やよい[やよひ]【彌生】(日本国語大辞典)
解説・用例【一】〔名〕(「いやおい(彌生)」の変化したものか)陰暦三月の異称。《季・春》*日本書紀〔720〕孝霊四年三月(北野本訓)「四年(よとせ)の春(はる)三月(ヤヨヒ)甲申(きのえさる)の朔(つひたち)甲午(きのえむま)に」*古今和歌集〔905〜914〕春上・六一・詞書
歳時記と同じカテゴリの記事をもっと見る


「しわす[しはす]【師走】」は歳時記に関連のある記事です。
その他の歳時記に関連する記事
さ‐つき【五月・皐月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕(1)陰暦五月の称。《季・夏》*万葉集〔8C後〕一七・三九九六「わが背子が国へましなばほととぎす鳴かむ佐都奇(サツキ)はさぶしけむかも〈内蔵縄麻呂〉」*源氏物語〔1001〜14頃〕夕顔「いとしのびて、さ月の頃ほひよりものし給ふ人なん、あるべけれど」
う‐づき【卯月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦四月の異称。この月より夏にはいり、衣更(ころもがえ)をした。《季・夏》*日本書紀〔720〕皇極元年四月(北野本訓)「夏、四月(ウツキ)丙戌の朔癸巳、太使(こにつかひ)翹岐其の従者(ともびと)を将(ゐ)て拝朝(みかどをがみ)す」*源氏物語〔1001〜14頃〕玉鬘
やよい[やよひ]【彌生】(日本国語大辞典)
解説・用例【一】〔名〕(「いやおい(彌生)」の変化したものか)陰暦三月の異称。《季・春》*日本書紀〔720〕孝霊四年三月(北野本訓)「四年(よとせ)の春(はる)三月(ヤヨヒ)甲申(きのえさる)の朔(つひたち)甲午(きのえむま)に」*古今和歌集〔905〜914〕春上・六一・詞書
むつき【睦月】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦正月の称。むつびづき。むつびのつき。むつましづき。むつみづき。《季・新年》*万葉集〔8C後〕五・八一五「武都紀(ムツキ)たち春の来たらばかくしこそ梅を招(を)きつつたのしき終へめ〈紀卿(名未詳)〉」*源氏物語〔1001〜14頃〕乙女「年の暮にはむ月の御さうぞくなど、
しわす[しはす]【師走】(日本国語大辞典)
解説・用例〔名〕陰暦一二月の異称。極月(ごくげつ)。《季・冬》*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町訓)「十有二月(シハス)の丙辰朔、壬午のひ」*日本書紀〔720〕仁徳六二年(前田本訓)「是より以後、季冬(シハス)に当る毎に、必ず、氷を蔵む」*万葉集〔8C後〕八・一六四八「十二月(しはす)には
歳時記に関連する記事をもっと見る
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額600万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題の「日本最大級のインターネット辞書・事典・叢書サイト」です。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る