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  11. しも‐つき【霜月】
日本国語大辞典

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しも‐つき【霜月】

解説・用例

〔名〕

陰暦一一月の異称。霜降月(しもふりづき)。霜見月。《季・冬》

*日本書紀〔720〕神武即位前(北野本室町時代訓)「十有一月(シモツキ)の癸の亥朔己巳のひ」

*竹取物語〔9C末〜10C初〕「霜月しはすの降り氷り、みな月の照りはたたくにも障(さは)らず来たり」

*源氏物語〔1001〜14頃〕蓬生「しもつきばかりになれば、雪・霰(あられ)がちにて、ほかには消ゆる間(ま)もあるを」

*色葉字類抄〔1177〜81〕「十一月 俗霜月 シモツキ」

*日葡辞書〔1603〜04〕「Ximotçuqi (シモツキ)〈訳〉日本の一一番目の月」

*俳諧・冬の日〔1685〕「霜月や鸛(かう)の彳々(つくつく)ならびゐて〈荷兮〉 冬の朝のあはれなりけり〈芭蕉〉」

*浮世草子・本朝二十不孝〔1686〕一・四「表屋作りの大普請、万事に清羅(きよら)を尽し、はなれて隠居拵(こしらへ)、此(この)霜月の吉日を待しに」

*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕四・上「霜月(シモツキ)の下旬(すゑ)かであったよ」

語源説

(1)ヲシモノツキ(食物月)の略〔大言海〕。

(2)シモフリツキ(霜降月)の略〔奥義抄・名語記・和爾雅・日本釈名・万葉考別記・紫門和語類集〕。また、シモツキ(霜月)の義〔類聚名物考・和訓栞〕。

(3)貢の新穀を収める月であるところから、シテオサメ月の略か〔兎園小説外集〕。

(4)シモグル月の義。シモグルは、ものがしおれいたむ意の古語シモゲルから〔嚶々筆語〕。

(5)スリモミヅキ(摺籾月)の義〔日本語原学=林甕臣〕。

(6)十月を上の月と考え、それに対して下月といったものか。十は盈数なので、十一を下の一と考えたもの〔古今要覧稿〕。

(7)新陽がはじめて生ずる月であるところから、シモツキ(新陽月)の義〔和語私臆鈔〕。

(8)シモ(下)ミナ月、あるいはシモナ月の略。祭り月であるカミナ月に連続するものとしてシモナツキを考えたものらしい〔霜及び霜月=折口信夫〕。

発音

〓[モ]〓[シ]

辞書

色葉・下学・文明・伊京・天正・饅頭・黒本・日葡・ヘボン・言海

正式名称と詳細

表記

霜月下学文明伊京天正饅頭黒本言海

文明伊京天正黒本

十一月色葉ヘボン


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検索コンテンツ
1. 霜月
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2. しも‐つき【霜月】
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3. しも‐つき【霜月】
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生活便利帳
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5. そう‐げつ【霜月】
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6. そう‐げつ[サウ:]【霜月】
日本国語大辞典
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7. 霜月会
日本大百科全書
11月(霜月)14日から10日間、比叡山(ひえいざん)延暦寺(えんりゃくじ)で天台大師智〓(ちぎ)忌の24日を期して営まれる ...
8. しもつき‐え【霜月会】
デジタル大辞泉
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9. しもつき‐え[:ヱ]【霜月会】
日本国語大辞典
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10. 霜月會(しもつきえ)
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11. しもつき‐え【霜月会・十一月会】
仏教語大辞典
比叡山延暦寺で、毎年十一月二十四日の天台大師の忌日に当たり十四日から十日間大講堂で行う法華十講で、二十四日に至って大師供を行うもの。 続史愚抄 四三・永正三・六 ...
12. 霜月神楽
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13. しもつき‐かぐら【霜月神楽】
デジタル大辞泉
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15. しもつきかぐら【霜月神楽】
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16. しもつき‐がゆ【霜月粥】
デジタル大辞泉
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17. しもつき‐がゆ【霜月粥】
日本国語大辞典
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18. しもつき‐がれい[:がれひ]【霜月鰈】
日本国語大辞典
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19. 霜月騒動
日本大百科全書
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20.&nbsnbsp;霜月騒動
世界大百科事典
→弘安合戦 ...
21. しもつき‐そうどう[:サウドウ]【霜月騒動】
日本国語大辞典
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28. しもつき‐まつり【霜月祭】
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29. しもずきばらい【霜月払】[方言]
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30. しもつきがゆ【霜月粥】[方言]
日本方言大辞典
陰暦十一月に小豆がゆを神前に供え、家族で食べる行事。年内は川に落ちないという。 京都府竹野郡622丹後網野の方言(井上正一)1964 ...
31. しもつきえ【霜月会】
国史大辞典
⇒法華会(ほっけえ)  ...
32. お‐しもつき【御霜月】
デジタル大辞泉
浄土真宗で、11月22日から親鸞(しんらん)の命日の28日までの期間。法要が営まれる。お七夜。《季 冬》  ...
33. お‐しもつき【御霜月】
日本国語大辞典
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34. お‐しもつき【御霜月】
仏教語大辞典
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36. 遠山の霜月祭
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37. 遠山祭(遠山の霜月祭)[百科マルチメディア]
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長野県南部の遠山地方に伝承される湯立神楽(ゆだてかぐら)。霜月祭(しもつきまつり)、押し祭ともよばれる。毎年12月上旬から各集落で順次行われる。湯釜(ゆがま)で ...
38. はつしも‐づき【初霜月】
デジタル大辞泉
陰暦10月の異称。  ...
39. はつしも‐づき【初霜月】
日本国語大辞典
室町〕「十二月異名〈略〉十〈略〉初霜月〈略〉草も木も初霜月の朝ぼらけながめも白きのへの遠かた〈鴨長明〉」*和訓栞〔1777〜1862〕「はつしも〈略〉初霜月は十 ...
40. nbsp;保呂羽山の霜月神楽[百科マルチメディア]
日本大百科全書
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41. 保呂羽山(ほろわさん)の霜月神楽
デジタル大辞泉プラス
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42. ゆうしも‐つき[ゆふしも:]【夕霜月】
日本国語大辞典
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43. frimaio
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44. Fri・maire音声
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45. frimaire
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[男性名詞]フリメール,霜月(共和暦第3月). ...
46. Revolútionary cálendar
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47. じょし【女子】[標準語索引]
日本方言大辞典
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48. へこいわい【褌祝】[方言]
日本方言大辞典
十三歳の祝い。 長崎県五島917五島民俗図誌(久保清・橋浦泰雄)1934(4)女子が十三歳になって霜月十五日に、婚礼衣装を新調して宮参りする祝い。 長崎県久賀島 ...
49. やまのかみ【山神】[方言]
日本方言大辞典
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50. あいがめ‐やく[あゐがめ:]【藍瓶役】
日本国語大辞典
*正宝事録‐一四一〇・正徳四年〔1714〕四月六日「紺屋藍瓶役之事、一つに付鳥目弐百文宛、毎年霜月中可出之旨被仰付候所」*地方凡例録〔1794〕五「紺屋役は上方 ...
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