1. 十返舎一九画像
日本大百科全書
江戸後期の洒落本しゃれぼん、黄表紙きびょうし、滑稽本こっけいぼん、合巻ごうかん作者。本名重田貞一しげたさだかず、通称与七。十返舎は香道の十返とがえしにちなみ、一
2. 十返舎一九
世界大百科事典
1765-1831(明和2-天保2) 江戸後期の黄表紙・洒落本・滑稽本・合巻作者。本名は重田貞一,通称は与七。十偏舎,十遍舎とも書く。駿河府中で武士の子として生
3. じっぺんしゃ‐いっく【十返舎一九】
日本国語大辞典
江戸後期の戯作者。本名、重田貞一。別号、十遍舎・十遍斎・酔斎。はじめ大坂で、浄瑠璃作者として文筆にたずさわったが、寛政六年(一七九四)江戸に出て蔦屋(つたや)重
4. じっぺんしゃいっく【十返舎一九】
全文全訳古語辞典
[人名]江戸後期の戯作者。駿河の人、大坂で浄瑠璃作者となり、江戸に出て黄表紙・洒落本・滑稽本などを多作した。代表作は滑稽本『東海道中膝栗毛』。⇒東海道中膝栗毛
5. じっぺんしゃいっく【十返舎一九】
国史大辞典
同「戯作者の側面―十返舎一九の往来案文のもつ意義―」(同四六)、同「十返舎一九作黄表紙・合巻・噺本作品年表」(『東京教育大学文学部紀要』六二)、同「十返舎一九の
6. 十返舍一九(じっぺんしゃいっく)
古事類苑
人部 洋巻 第2巻 693ページ
7. じっぺんしゃ-いっく【十返舎一九】
日本人名大辞典
1765−1831 江戸時代後期の戯作(げさく)者。明和2年2月8日生まれ。武士の子といわれる。大坂で浄瑠璃(じょうるり)作者となり,寛政5年江戸にでて版元蔦屋
8. 十返舎一九[文献目録]
日本人物文献目録
一九と牧之のことなど』宮栄二『十返舎一九の面影』雨石斎主人『十返舎一九の出所に就いて』紺屋青人『十返舎一九の伝』君山居士『十返舎一九の墓に就て』武田酔霞『十返舎
9. じゅっぺんしゃ‐いっく【十返舎一九】
日本国語大辞典
じっぺんしゃいっく(
十返舎一九)
10. じゅっぺんしゃいっく【十返舎一九】
全文全訳古語辞典
⇒じっぺんしゃいっく
11. 東海道中膝栗毛
日本古典文学全集
十返舎一九(じっぺんしゃいっく)による滑稽本の傑作。栃面屋弥次郎兵衛(とちめんややじろべえ)と居候の喜多八(きたはち)の江戸から伊勢、京、大坂にいたる旅をユーモ
12. 十返舎一九(二世)[文献目録]
日本人物文献目録
【図書】:0件 【逐次刊行物】:5件 『十返舎一九について』菁花『十返舎一九の書翰』千々和実『掃苔余得』本多夏彦『二人の二世一九』朝倉無声『勇烈新田往来 十返舎
13. 十返舎一九稿本(著作ID:248248)
新日本古典籍データベース
じっぺんしゃいっくこうほん 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい)
14. じっぺんしゃ-いっく【十返舎一九(2代)】
日本人名大辞典
⇒十字亭三九(じゅうじてい-さんく)
15. あかまがせき【赤間関】山口県:下関市
日本歴史地名大系
司馬江漢の「西遊日記」、菱屋平七の「筑紫紀行」、伊沢蘭軒の「長崎紀行」、大田南畝の「小春紀行」、十返舎一九の「金草鞋」のほか頼山陽の「山陽詩鈔」など詩文にも数多
16. 商内神(著作ID:10253)
新日本古典籍データベース
あきないがみ 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作・画 洒落本 享和二自序・自跋
17. あきはかいどう・あきはみち【秋葉街道・秋葉道】静岡県:総論
日本歴史地名大系
いうように、山の中の道を東西に結んでいる。西から来れば秋葉道、西へ向かえば鳳来寺道となり、十返舎一九の「秋葉山鳳来寺一九紀行」では名古屋からこの道を通っている。
18. 秋山記行
世界大百科事典
越後塩沢に生まれた鈴木牧之(ぼくし)の著。信越国境中津川沿いの,平家の落人村と伝えられる秋山郷の紀行文で,十返舎一九の依頼により1828年(文政11)9月に秋山
19. あきやまきこう[あきやまキカウ]【秋山記行】
日本国語大辞典
江戸後期の紀行文。二巻二冊。鈴木牧之著。文政一一年(一八二八)自序。牧之が十返舎一九の依頼で、平家の落人伝説で知られる秘境秋山郷(新潟県中魚沼郡津南町と長野県下
20. 秋山記行・夜職草 11ページ
東洋文庫
往昔李家の落人となん、人口匿にして、其虚實樋ならず。(注一)いほりおとなをち蚊に武陽の善友十返舎一九うし、一とせ予が葬を訪ひ、連日遠こちの茶話の端に、秋山邊ぢぐ
21. 秋山記行・夜職草 172ページ
東洋文庫
)の他に小説化した一本のことをいう。(昭和三十七年、信濃教育会『秋山記行』所収)。四此晩秋十返舎一九の没したのは天保二年辛卯八月六日である。三三九二世一九、本名
22. 秋山記行・夜職草 229ページ
東洋文庫
在府中は第一次の時と同様、浅草寺、亀戸天神、三囲稲荷、回向院、江戸城本丸、吉祥寺等の名所旧跡を訪ね、十返舎一九、曲亭馬琴、亀田鵬斎、蜀山人らの知名文士を時折訪問
23. 秋山記行・夜職草 293ページ
東洋文庫
鈴木牧之がこの境を探訪したことにもとづくが、その経緯について彼は本書巻頭で、「妓に武陽の旧友十返舎一九うし、おち一とせ予が庵を訪ひ、連日遠こちの茶話の端に、秋山
24. 秋山記行・夜職草 295ページ
東洋文庫
に所収した。戯作は表題が鼻航秋山記行』となっており、これは牧之が養子の勘右衛門(号牧山)と十返舎一九とを弥次喜多に見立てて書いたものである。内容は両人が草津温泉
25. 秋山記行・夜職草 303ページ
東洋文庫
要説している。また実録の『秋山記行』には、苗場山について詳記出来なかったので、戯作『秋山記行』の方で、十返舎一九が、牧之養子の牧山(勘右衛門)に案内されて登山し
26. 秋山記行・夜職草 320ページ
東洋文庫
江戸だけについてみても、当時の著名人であった作家の山東京伝、同弟京山、同男京水、滝沢馬琴、十返舎一九、大田蜀山人、俳人の雪中庵蓼太、村上道彦、夏目成美、狂歌の宿
27. 秋山記行・夜職草 325ページ
東洋文庫
六月、長岡より後妻りたを迎う。二月-七月、『夜職草』を著わす。『永代庚申帖』を書く。十月、十返舎一九来遊す。
28. 商人尽(著作ID:600271)
新日本古典籍データベース
あきんどづくし 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 狂歌 文政一〇刊
29. 東男連理緒(著作ID:83272)
新日本古典籍データベース
あずまおとこれんりのいとぐち 吾妻男連理緒 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作 歌川豊国三世(うたがわとよくに3せい) 画 合巻 文化六刊
30. 価千金栄花夢相(著作ID:83998)
新日本古典籍データベース
あたいせんきんえいがのむそう 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作・画 黄表紙 寛政一〇刊
31. 的中地本問屋(著作ID:84424)
新日本古典籍データベース
あたりやしたじほんどいや 的中地本肆 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作・画 黄表紙 享和二刊
32. 仇討物
世界大百科事典
のはなぶさ)》(1795)がその端緒となった。やがて新しく台頭した読本と提携し,式亭三馬,十返舎一九,山東京伝らが仇討物を手がけるにいたり,文化初年以降その全盛
33. あだうちもの【仇討物】
歌舞伎事典
のはなぶさ)》(寛政七年)がその端緒となった。やがて新しく台頭した読本と提携し、式亭三馬、十返舎一九、山東京伝らが仇討物を手がけるに至り、文化初年以降、その全盛
34. 仇競今様櫛(著作ID:609405)
新日本古典籍データベース
あだくらべいまようぐし 十返舎一九二世(じっぺんしゃいっく2せい) 作 呉鳥斎(ごちょうさい) 十返舎一九二世(じっぺんしゃいっく2せい) 画 人情本 初・二編
35. 宛捨方八卦(著作ID:84902)
新日本古典籍データベース
あてずっぽうはっけ 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 滑稽本 寛政一〇刊
36. 穴賢狐縁組(著作ID:84979)
新日本古典籍データベース
あなかしこきつねのえんぐみ 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作・画 黄表紙 寛政一一刊
37. 安倍川婦女復讐(著作ID:85110)
新日本古典籍データベース
あべかわおんなのあだうち 安部川敵討 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作 一楽亭栄水(いちらくていえいすい) 画 黄表紙 享和三自序
38. あべかわちょう【安倍川町】静岡県:静岡市/駿府城下
日本歴史地名大系
「駿府風土記」に「遊女人数弐百四拾人、明六時より夜四時迄商売」とあり、司馬江漢の「西遊日記」や十返舎一九の「東海道中膝栗毛」にも描写されている。
39. 安倍川餅
日本大百科全書
作り方が簡単なので一般家庭に普及し、いつしか、きな粉餅そのものを「あべかわ」と称するようになった。十返舎一九じっぺんしゃいっくの『東海道中膝栗毛ひざくりげ』(1
40. 天橋立(著作ID:613763)
新日本古典籍データベース
あまのはしだて 風声夜話天橋立 復讐天橋立 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作 歌川豊国一世(うたがわとよくに1せい) 画 読本 前編文化三・後編同
41. 雨宮風宮/出儘略縁記(著作ID:86293)
新日本古典籍データベース
あめのみやかぜのみや/でほうだいりゃくえんぎ 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作・画 黄表紙 寛政一〇刊
42. 嵐山花仇討(著作ID:86726)
新日本古典籍データベース
あらしやまはなのあだうち 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作 歌川豊国一世(うたがわとよくに1せい) 画 黄表紙 文化三刊
43. 合鏡二つ巴(著作ID:618906)
新日本古典籍データベース
あわせかがみふたつどもえ 合鏡雙巴 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作 喜多川月麿(きたがわつきまろ) 画 勝川春亭(かつかわしゅんてい) 画 合巻
44. アーネスト・サトウ 神道論 307ページ
東洋文庫
伊勢神宮 蔀関月編画『伊勢参宮名所図会』、寛政九年(一七九七年)刊、五巻六冊・付録一巻二冊 十返舎一九『東海道中膝栗毛』、享和二年(一八〇二年)-文化一一年(一
45. 伊賀越乗掛合羽(著作ID:4129684)
新日本古典籍データベース
いがごえのりかけがっぱ 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作 北尾重政二世(きたおしげまさ2せい) 画 合巻
46. 伊賀道中待合噺(著作ID:624351)
新日本古典籍データベース
いがどうちゅうまちあいばなし 伊賀越道中待合噺 伊賀越道中/玉襷待合茶話 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作 喜多川月麿(きたがわつきまろ) 画 合
47. 夷曲ことし俵(著作ID:625161)
新日本古典籍データベース
いきょくことしだわら 田原船積(たわらふなつみ) 編 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 画 狂歌 文政四刊
48. いずもざきまち【出雲崎町】新潟県:三島郡/出雲崎町
日本歴史地名大系
ある。遠近の文人の来訪も多く、当地からもまた文人を輩出している。来訪者には芭蕉・亀田鵬斎・十返舎一九・小林一茶・巻菱湖・谷文晁・高久靄崖・柏木如亭・頼三樹三郎・
49. 伊勢参宮往来(著作ID:632257)
新日本古典籍データベース
いせさんぐうおうらい 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 往来物 文政五刊
50. 磯ぜせりの癖(著作ID:635745)
新日本古典籍データベース
いそぜせりのくせ 人之癖十体十冊之内 十返舎一九一世(じっぺんしゃいっく1せい) 作 勝川春亭(かつかわしゅんてい) 画 合巻 文化一〇