1. おおき‐おおいどの[おほきおほいどの]【太政大臣】
日本国語大辞典
〔名〕「おおきおおいもうちぎみ(太政大臣)」に同じ。*源氏物語〔1001~14頃〕若菜上「おほきおほいどのの君たち、頭弁・兵衛佐・大夫の君など」
2. おおき‐おおいもうちぎみ[おほきおほいまうちぎみ]【太政大臣】
日本国語大辞典
オホキオホイマウチキミ」易林・書言・言海【太政大臣】易林・書言
3. おおき‐おおとの[おほきおほとの]【太政大臣】
日本国語大辞典
〔名〕「おおきおおいもうちぎみ(太政大臣)」に同じ。*夜の寝覚〔1045~68頃〕一「殿におはしつきておほき大殿に、けふはじめて御文きこえ給ふべき日とらせ給て」
4. おおき‐おとど[おほき‥]【太政大臣】
日本国語大辞典
〔名〕「おおきおおいもうちぎみ(太政大臣)」に同じ。*伊勢物語〔10C前〕一〇一「おほきおとどの栄花のさかりにみまそかりて」*蜻蛉日記〔974頃〕下・天延二年「
5. おおきまつりごと‐の‐おおまちぎみ[おほきまつりごとのおほまちぎみ]【太政大臣】
日本国語大辞典
〔名〕「おおきおおいもうちぎみ(太政大臣)」に同じ。*日本書紀〔720〕天智一〇年正月(寛文版訓)「大友皇子を以て、太政大臣(ヲホキ政ノオホマチキミ)に拝す」
6. おおさえ‐の‐きみ[おほさへ‥]【太政大臣】
日本国語大辞典
〔名〕太政大臣(だいじょうだいじん)をいう。*原中最秘鈔〔1364〕下「太政大臣事〈略〉同和名おほきおほいまうち君。おほさへのきみ。おほきおとどおほまつりのつか
7. おおまつりごと‐の‐おおまえつぎみ[おほまつりごとのおほまへつぎみ]【太政大臣】
日本国語大辞典
〔名〕「おおきおおいもうちぎみ(太政大臣)」に同じ。*観智院本類聚名義抄〔1241〕「太政大臣 オホマツリゴトノオホマヘツキミ」名義【大政大臣】名義
8. おおまつりごと‐の‐おおまつぎみ[おほまつりごとのおほまつぎみ]【太政大臣】
日本国語大辞典
〔名〕「おおきおおいもうちぎみ(太政大臣)」に同じ。*二十巻本和名類聚抄〔934頃〕五「大政大臣 本朝式職員令云大政大臣〈於保万豆利古止乃於保万豆岐美〉」和名
9. おほき-おとど【太政大臣】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕《「大き大臣」の意》太政大臣。⇒だいじゃうだいじん
10. おほき-おほいどの【太政大臣】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕太政大臣。⇒だいじゃうだいじん
11. おほき-おほいまうちぎみ【太政大臣】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕太政大臣。⇒だいじゃうだいじん
12. だいじゃう-だいじん【太政大臣】
全文全訳古語辞典
「左右を経ずして内大臣より太政大臣従一位にあがる」〈平家・1・鱸〉(平清盛は)左大臣右大臣を経験せずに内大臣から太政大臣従一位に昇進する。「太政大臣」の職務 太
13. 太政大臣
世界大百科事典
高市皇子が任ぜられているが,これは令制の太政大臣に近い形態であるらしい。奈良時代には藤原仲麻呂がこれを大師と改称し,みずから就任した例や,道鏡の太政大臣禅師就任
14. だいじょう‐だいじん[ダイジャウ‥]【太政大臣】
日本国語大辞典
」*読本・椿説弓張月〔1807~11〕後・二五回「太政大臣(ダイジョウダイジン)以下、四五十人の官職を止め」(2)「だじょうだいじん(太政大臣)(2)」に同じ。
15. 太政大臣(だいじょうだいじん)
古事類苑
官位部 洋巻 第1巻 406ページ
16. 太政大臣(だいじょうだいじん)
日本大百科全書
は、実質上は摂政ともいうべき地位であり、令前の観念が生き続けていたらしい。藤原基経もとつねの太政大臣任命に関連して884年(元慶8)5月に諸道博士らに諮問された
17. だじゃう-だいじん【太政大臣】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕⇒だいじゃうだいじん
18. だじょう‐だいじん[ダジャウ‥]【太政大臣】
日本国語大辞典
〔名〕(1)「だいじょうだいじん(太政大臣)(1)」に同じ。*中家実録〔1285頃か〕一「太政官 駄譲願〈略〉太政大臣之太政之訓、尤同唱也」(2)天皇の政務をと
19. だじょうだいじん【太政大臣】
国史大辞典
唐ふうに「太師」と改めてみずから就任し、僧の道鏡も「太政大臣禅師」と称した。この二人のばあいは、後世から太政大臣の先例に数えられていないが、当時の朝廷が太政大臣
20. だんじょう‐だいじん[ダンジャウ‥]【太政大臣】
日本国語大辞典
〔名〕「だいじょうだいじん(太政大臣)(1)」に同じ。*天草本平家物語〔1592〕一・一「ロクハラ ノ ニュウダウ サキ ノ Danjo
21. 太政大臣
古事類苑
官位部 洋巻 第1巻 401ページ
22. 太政大臣上日 (見出し語:太政大臣)
古事類苑
政治部 洋巻 第1巻 1120ページ
23. 太政大臣封 (見出し語:太政大臣)
古事類苑
封祿部 洋巻 第1巻 31ページ
24. 太政大臣爲二准三宮一 (見出し語:太政大臣)
古事類苑
封祿部 洋巻 第1巻 327ページ
25. 太政大臣補任 (見出し語:太政大臣)
古事類苑
官位部 洋巻 第1巻 481ページ
26. 太政大臣資人 (見出し語:太政大臣)
古事類苑
封祿部 洋巻 第1巻 352ページ
27. 辭二太政大臣一 (見出し語:太政大臣)
古事類苑
政治部 洋巻 第1巻 1400ページ
28. だいじょうだいじん【太政大臣】
国史大辞典
⇒だじょうだいじん
29. 太政大臣(だじょうだいじん)
日本大百科全書
→太政大臣
30. だいじょうだいじん‐ぜんじ[ダイジャウダイジン‥]【太政大臣禅師】
日本国語大辞典
一時的に設置した官職名。僧で太政大臣の職にある人。同天皇の寵愛を受けた僧道鏡がこれに任じられた。*続日本紀‐天平神護元年〔765〕閏一〇月二日・宣命「故是を以て
31. 太政大臣禪師(だいじょうだいじんぜんじ)
古事類苑
官位部 洋巻 第1巻 414ページ
32. だじょうだいじんぜんじ【太政大臣禅師】
国史大辞典
藤原仲麻呂(恵美押勝)が反を起して敗死したが、押勝は太政大臣に相当する令外官の大師であった。代わって道鏡が同二十日に大臣禅師に任ぜられ、さらに翌年閏十月二日に太
33. 太政大臣再任
日本史年表
1149年〈久安5 己巳〉 10・25 藤原忠通 を再び太政大臣とする( 太政大臣再任 の初例)(本朝世紀)。
34. 太政大臣公相五百回忌追慕和歌(著作ID:3581531)
新日本古典籍データベース
だいじょうだいじんきんすけごひゃっかいきついぼわか 追善和歌/明和三年十月十二日 和歌
35. 太政大臣現在補任(著作ID:357062)
新日本古典籍データベース
だいじょうだいじんげんざいぶにん 補任
36. 太政大臣叙任式例(著作ID:281685)
新日本古典籍データベース
だいじょうだいじんじょにんしきれい 補任
37. 太政大臣稱二一人一 (見出し語:一人)
古事類苑
官位部 洋巻 第1巻 405ページ
38. 左大臣家歌合/長保五年(著作ID:1151231)
新日本古典籍データベース
さだいじんけうたあわせ/ちょうほうごねん 御堂七番歌合 入道前太政大臣家歌合 法成寺歌合 太政大臣殿卅講歌合 長保五年五月十五日左大臣道長歌合 大中臣輔親(おお
39. 太政大臣等座次 (見出し語:座次)
古事類苑
官位部 洋巻 第1巻 517ページ
40. 忠平家前栽合(著作ID:1400095)
新日本古典籍データベース
ただひらけせんざいあわせ 小一条太政大臣家歌合 太政大臣家前栽合 貞信公/太政大臣殿歌合 歌合 延長五
41. 小倉百人一首(91) 歌人/九条良経(後京極摂政前太政大臣・藤原良経)[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
もねむ定まり字(決まり字):歌を特定する字(音)/きり九条良経くじょうよしつね(後京極摂政前太政大臣ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじん・藤原良経ふじ
42. 小倉百人一首(96) 歌人/入道前太政大臣(藤原公経)[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
ならで ふりゆくものはわがみなりけり定まり字(決まり字):歌を特定する字(音)/はなさ入道前太政大臣にゅうどうさきのだいじょうだいじん(藤原公経ふじわらのきんつ
43. 小倉百人一首(76) 歌人/藤原忠通(法性寺入道前関白太政大臣)[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
(決まり字):歌を特定する字(音)/わたのはらこ藤原忠通ふじわらのただみち(法性寺入道前関白太政大臣ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだいじょうだいじん)菱川
44. 菅贈太政大臣歌集(著作ID:144990)
新日本古典籍データベース
かんぞうだいじょうだいじんかしゅう 菅原道真(すがわらみちざね) 詠 仲田顕忠(なかだあきただ) 編 歌集
45. 菅贈太政大臣歌集(著作ID:145006)
新日本古典籍データベース
かんぞうだいじょうだいじんかしゅう 伴直方(ばんなおかた) 編 歌集
46. 菅原贈太政大臣歌集(著作ID:338216)
新日本古典籍データベース
すがわらぞうだいじょうだいじんかしゅう 菅原道真(すがわらみちざね) 詠 鱸貞治(すずきさだはる) 編 歌集 文化一二刊
47. 贈太政大臣信長公をいためる辞(著作ID:1083767)
新日本古典籍データベース
ぞうだいじょうだいじんのぶながこうをいためることば 贈太政大臣信長公をいためる辞 近衛前久(このえさきひさ)
48. 被任太政大臣其闕以他人任大臣例(著作ID:4400062)
新日本古典籍データベース
だじょうだいじんににんぜられそのけつたにんをもってだいじんににんずるのれい
49. 藤原基房任太政大臣大饗記(著作ID:3900478)
新日本古典籍データベース
ふじわらもとふさにんだいじょうだいじんだいきょうき 藤原実房(ふじわらさねふさ) 記録 承安元
50. 文政十年任太政大臣御祝儀楽之記(著作ID:487263)
新日本古典籍データベース
ぶんせいじゅうねんにんだいじょうだいじんごしゅうぎがくのき 西四辻公尹(にしよつつじきんまさ) 雅楽