1. 狂言集
日本古典文学全集
能と深い関係を持ち、南北朝時代に発生した中世的庶民喜劇、狂言。「脇狂言」の末広かり、松楪(まつゆずりは)、「大名狂言」の粟田口(あわたぐち))、「小名狂言」の素
2. 狂言集(著作ID:877292)
新日本古典籍データベース
きょうげんしゅう 狂言
3. 照葉狂言集(著作ID:1068742)
新日本古典籍データベース
てりはきょうげんしゅう 狂言堂 雲外(きょうげんどう うんがい) 芸能
4. あさいな【朝比奈】
国史大辞典
朝比奈の語りが主眼。寛正五年(一四六四)、『糺河原勧進猿楽日記』にみえる古い狂言である。刊本として『古本能狂言集』二、『岩波文庫』、『日本古典文学大系』四三、『
5. あんどうつねじろう【安藤常次郎】[人名]
能・狂言事典
の稽古を始め、研究対象も能楽と近世文学との関係に移行した。能楽関係の著書(共編著を含む)に『狂言集成』(一九三一)、『謡曲名作十六番輯釈』(一九三六)、『狂言三
6. 飯沢 匡
日本近代文学大事典
通して鋭い批評となる。伝統芸能の狂言に近代写実劇の可能性を見、狂言復興のために尽力しつつ『飯沢匡狂言集』(昭39・12 未来社)を発表。喜劇の育たぬ理由を、徳川
7. いけだひろし【池田廣司】[人名]
能・狂言事典
展開の諸相を解明した。主著『古狂言台本の発達に関しての書誌的研究』(一九六七)、『大蔵虎明本狂言集の研究 本文編』全三巻(共著、一九七二‐八三)。西尾実・田中允
8. おおくら-とらきよ【大蔵虎清】
日本人名大辞典
中心に活躍した。正保(しょうほ)3年7月24日死去。81歳。通称は亀蔵,弥太郎,弥右衛門。著作に「虎清本狂言集」。
9. 岡 鬼太郎
日本近代文学大事典
指導の目付役を買ったことも等閑できない。 出版された戯曲集を列記すれば、『世話狂言集』(大10・11 好文社)『世話時代狂言集』(大12・8 京文社)『鬼太
10. きたがわただひこ【北川忠彦】[人名]
能・狂言事典
主著に『日本の古典芸能 狂言』(共編著、一九七〇)、『世阿弥』(中公新書、一九七二)、日本古典文学全集『狂言集』(一九七二)、『観阿弥の藝流』(一九七八)、『軍
11. 狂言集 272ページ
日本古典文学全集
ちょうど「末広かり」の終末(三二、三三ページ)のようなハッピーエンド形式になっていたようである。『祝本狂言集』では、事情を聞いた主(大名)が「やれ〳〵言語道断之
12. きょうげんぼん【狂言本】
国史大辞典
年)、同編『古本能狂言集』(同十八―十九年)、小山弘志校訂『狂言集』(『日本古典文学大系』、同三十五―三十六年)、古川久編『狂言古本二種』(同三十九年)、北川忠
13. きょうげんぼん【狂言本】 : 狂言本/(一)
国史大辞典
年)、同編『古本能狂言集』(同十八―十九年)、小山弘志校訂『狂言集』(『日本古典文学大系』、同三十五―三十六年)、古川久編『狂言古本二種』(同三十九年)、北川忠
14. こう‐さつ[カウ‥]【高札】画像
日本国語大辞典
除いては、中世に「こうさつ」の確例は少なく、「たかふだ」が一般的だったと思われる。(2)「虎明本狂言集」を例にとると、「高札」と漢字書きされたものが六五例あり、
15. こやま-ひろし【小山弘志】
日本人名大辞典
へて昭和41年東大教授。57年文部省国文学研究資料館長となる。専門は能・狂言で,「日本古典文学大系」の「狂言集」や「日本古典文学全集」の「謡曲集」のテキストの校
16. ささのけん【笹野堅】[人名]
能・狂言事典
国語と国文学』一九四〇年一一月に発表)をはじめ、大蔵虎明(とらあきら)伝書を影印した『古本能狂言集』五冊(一九四三‐四四)、『能狂言』三冊(岩波文庫、一九四二‐
17. しのだ-じゅんいち【信多純一】
日本人名大辞典
昭和56年阪大教授。平成7年神戸女子大教授。近世文学を中心に研究し,昭和50年「のろまそろま狂言集成」(編著)で毎日出版文化賞特別賞,平成4年「近松の世界」で角
18. しんさくきょうげん【新作狂言】[歴史・史料・役]
能・狂言事典
近年は地方の伝承に取材した演目や、市民参加の上演などが増えている。まとまった作品集に、『飯沢匡狂言集』(一九六四)、『藤九郎新作狂言集』(三宅藤九郎、一九七五)
19. 新編 日本思想史研究 村岡典嗣論文選 349ページ
東洋文庫
狂言骨皮のロオマ字文対照の飜訳がある。その本文は、元禄刊行の狂言記外編所収の骨皮新発意とも、また昭和刊行の狂言集成所収の骨皮とも異同がある。 4.Educati
20. じぞうやくし‐の‐まえうしろ【地蔵薬師の前後】
仏教語大辞典
転じて人の身体の恥部をさし、地蔵は肛門、薬師は女陰で、僧の男色と女淫をいったもの。 柳亭筆記 一 「新撰狂言集下の巻に、さる寺に地蔵院薬師院とてあり、(略)門外
21. じゅ‐な
日本国語大辞典
居のじゅなにあてがふてえんそたきぎをもとめさせ」「和泉流狂言集」(古典文庫)の「東西離」には「じゅなにてはなく維那(ゐな)也。維那と云勝手の諸事の支配する役人
22. すえひろがり【末広かり】画像
国史大辞典
明本)狂言集の研究』、『岩波文庫』、『日本古典文学全集』三五、『日本古典文学大系』四二、和泉流では『狂言六義』(『天理図書館善本叢書』和書之部二四)、『日本庶民
23. すおうおとし【素
落】
国史大辞典
明本)狂言集の研究』、『岩波文庫』、『日本古典文学全集』三五、『日本古典文学大系』四二、和泉流は『狂言六義』(『天理図書館善本叢書』和書之部二三)、『日本庶民文
24. すすぎがわ【濯ぎ川】[狂言曲名]
能・狂言事典
の一声》《密か鬼》《峯入り行者》があり、『飯沢匡狂言集』(一九六四)と『飯沢匡新狂言集』(一九八四)に収められている。
25. そろま【曾呂間】
日本国語大辞典
つけて擬人化した言葉が既にあって、それを七郎兵衛が使用したものと推測されている(信多純一「のろまそろま狂言集成」)。
26. つりぎつね【釣狐】画像
国史大辞典
は多く、泉鏡花『白金之絵図』もこれを素材とする。『日本古典全書』(『狂言集』下)、池田広司・北原保雄『(大蔵虎明本)狂言集の研究』、『(天理図書館)善本叢書』和
27. てんしょうきょうげんぼん【天正狂言本】[歴史・史料・役]
能・狂言事典
、地方の傍系狂言を記録したものかとも推考される。全一冊、法政大学能楽研究所蔵。日本古典全書『狂言集』下(表章校注。一九五六)と古川久編『狂言古本二種』(一九六四
28. にほんこてんぜんしょ【日本古典全書】
国史大辞典
道名所記(浅井了意)・仁勢物語 歌舞伎十八番集 勧進帳・鳴神・毛抜・景清・矢の根・助六・暫 狂言集(上) 三番叟・福の神・連歌毘沙門・恵比須毘沙門・若菜・餅酒・
29. にほんこてんぶんがくたいけい【日本古典文学大系】
国史大辞典
・小鍛冶・黒塚・土蜘・熊野・草子洗・三井寺・邯鄲・鶴亀・望月・放下僧・鉢木・俊寛・景清 42狂言集(上) 〔脇狂言〕 末広がり・三本の柱・福の神・毘沙門・餅酒・
30. 野々村戒三
日本大百科全書
キリスト教史および能楽の研究に業績が多く、著編書に『基督キリスト教史の研究』『パウロ研究』『狂言集成(共編)』『能楽古今記』『今春こんぱる十七部集』『近畿能楽記
31. ののむらかいぞう【野々村戒三】[人名]
能・狂言事典
現行曲・曲舞・主要な番外曲・豊公謡曲までを一冊に収めた簡便な『謡曲三百五十番集』(一九二八)、和泉流狂言台本『狂言集成』(安藤常次郎と共編、一九三一。第二版一九
32. ぼうふり【孑孑】[狂言曲名]
能・狂言事典
野村万之丞)で上演された。 なお、三宅藤九郎の新作狂言は三〇余編を数え、その大部分は『藤九郎新作狂言集』(一九七五)に収められ、《孑孑》のほかにも、《蚤武者》《
33. まっ‐しゃ【末社】
日本国語大辞典
子どもを末社といふがごとし」(5)「まっしゃあい(末社間)」の略。*謡曲・岩船‐間狂言(古本能狂言集所収)〔1645〕「間の謡ひ無き時は、末社にもする」(1)下
34. 三宅藤九郎
日本大百科全書
た功績も大きい。著書に『狂言鑑賞』(増補改訂版『狂言の見どころ』)、『狂言物語』『藤九郎新作狂言集』など。和泉流19世家元である和泉元秀(1937―95)は長男
35. みやけとうくろう【三宅藤九郎】[人名]
能・狂言事典
著書に『狂言鑑賞』(一九四三)、『狂言物語』(一九四六)、『狂言総覧』(一九七三)、『藤九郎新作狂言集』(一九七五)。
36. みやけ-とうくろう【三宅藤九郎(9代)】画像
日本人名大辞典
。54年人間国宝。平成2年12月19日死去。89歳。東京出身。前名は万介。著作に「藤九郎新作狂言集」など。
37. わらんべぐさ【わらんべ草】
国史大辞典
く、公正を欠く点があるものの、最古の狂言伝書として史料的価値は高い。複製は、笹野堅編『古本能狂言集』五、大蔵弥太郎編『古本能狂言』六に収められている。翻刻は笹野