1. なる‐かみ【鳴神・雷】
日本国語大辞典
たぞ』『されば鳴る神であらうか』」*鷹〔1938〕〈松本たかし〉昭和一三年「鳴神や暗くなりつつ能最中」【二】(鳴神)歌舞伎十八番の一つ。天和四年(一六八四)に江
2. 鳴神
日本大百科全書
禄1)、自作の『門松四天王かどまつしてんのう』で演じ好評を得た鳴神の話を、王朝時代の宮廷騒動に結び付けて脚色。朝廷に不満をもつ鳴神上人は、竜神を滝壺たきつぼに法
3. 鳴神
世界大百科事典
謡曲《一角仙人》を題材として頼光四天王の世界に採り入れ,鳴神上人に雲の絶間姫を配した歌舞伎狂言の筋の総称。また1幕物の時代劇《鳴神》は歌舞伎十八番の一つ。この題
4. なるかみ【鳴神】
国史大辞典
歌舞伎狂言。原拠は能の「一角仙人」。歌舞伎では、竜神を封じこめて天下を旱魃で苦しめる鳴神上人を、雲の絶間姫が色香によって堕落させ、竜神を解き放って雨を降らせる
5. なるかみ【鳴神】
歌舞伎事典
寛保二(1742)年正月大坂・佐渡嶋長五郎座(大西)初演。鳴神上人=二世市川団十郎。題材は謡曲の《一角仙人》。歌舞伎で頼光四天王の世界に採り入れられ、鳴神上人に
6. 鳴神(なるかみ)[三線名器]
古事類苑
樂舞部 洋巻 第2巻 827ページ
7. 鳴神(なるかみ)[雷]
古事類苑
天部 洋巻 第1巻 283ページ
8. 【鳴神】なるかみ
新選漢和辞典Web版
《国》 ①かみなり。 ②歌舞伎(かぶき)十八番の一つ。
9. 鳴神(著作ID:4303768)
新日本古典籍データベース
なるかみ 謡曲 能の本
10. なるかみ【鳴神】[方言]
日本方言大辞典
(1)雷。 東京都八丈島340八丈島三ッ根村方言集(宮本馨太郎)=趣味叢書221936 島根県石見724島根県に於ける方言の分布(島根県女子師範学校)1932
11. なるかみIIいせき【鳴神II遺跡】和歌山県:和歌山市/河南地区/鳴神村
日本歴史地名大系
[現]和歌山市鳴神 岩橋山塊西麓の標高約五メートル前後の平野部に展開された、古墳時代から平安時代に至る複合遺跡。昭和四五年(一九七〇)遺跡の一部が調査され、井戸
12. なるかみいせき【鳴神遺跡】福島県:郡山市/旧富久山町地区/福原村
日本歴史地名大系
。古くから石鏃が採集されることで知られていたが、縄文時代早期末の住居跡一棟も検出されている。(鳴神・柿内戸遺跡「東北新幹線関連遺跡発掘調査報告V」福島県教育委員
13. なるかみかいづか【鳴神貝
】
国史大辞典
国史跡。 [参考文献]和歌山県文化財研究会編『鳴神貝塚発掘調査概報』、巽三郎・羯磨正信「和歌山県下の縄文式文化大観」(『古代学研究』一八)、石部正志他「鳴神貝塚
14. なるかみかいづか【鳴神貝塚】和歌山県:和歌山市/河南地区/鳴神村
日本歴史地名大系
[現]和歌山市鳴神 花山の西端にある、縄文時代前期から弥生時代前期にかけての遺跡。標高は五―一〇メートル。付近はゆるやかな傾斜地で、東西約四〇メートル、南北約三
15. なるかみしょうにん【鳴神上人】
日本人名大辞典
歌舞伎十八番「鳴神」の主人公。帝の仕打ちに腹をたて,竜神を滝壺(たきつぼ)に封じこめ,地上は干魃(かんばつ)となる。朝廷からつかわされた雲の絶間姫(たえまひめ)
16. なるかみしょうにん【鳴神上人】
日本架空伝承人名事典
もうおゆるし下さりませ。
鳴神 拝む
。どうもならぬ。煩悩即菩提、上品のうてなには望みはない。下品下生の下へ救いとらせ給え。絶間 お師匠様、
鳴神様、コリャおまえは
17. なるかみちくいせき【鳴神地区遺跡】和歌山県:和歌山市/河南地区/鳴神村
日本歴史地名大系
[現]和歌山市鳴神 花山丘陵の西麓一帯に展開された、弥生時代から中世に至る複合遺跡。昭和五二年(一九七七)より三ヵ年にわたって発掘調査が行われ、調査区全域にわた
18. なるかみ‐づき【鳴神月】
日本国語大辞典
〔名〕(雷鳴が多い月の意)陰暦六月の異称。*蔵玉集〔室町〕「十二月異名〈略〉六 常夏鵜〈略〉鳴電月(なるかみづき)〈略〉夏雨はなほはれやらずなる神の月にも成ぬ夏
19. なるかみふどうきたやまざくら【鳴神不動北山桜】
日本国語大辞典
歌舞伎十八番の一つ「
鳴神」の代表的作品。ナルカミフドー=キタヤマザクラ
[フ]=[ザ]
20. なるかみ‐まつり【鳴神祭】
日本国語大辞典
〔名〕豊作を祝って雷神をまつること。また、その祭。
[マ]
21. 鳴神三也[文献目録]
日本人物文献目録
【書誌】:0件 【図書】:0件 【逐次刊行物】:2件 『鳴神さんに対する印象』柴崎風岬『鳴神三也氏逝く』-
22. なるかみむら【鳴神村】和歌山県:和歌山市/河南地区
日本歴史地名大系
翌日未明より村々で早鐘を突き、ほら貝を吹立て、九ッ時より鳴神村へ押寄せ、三千余人で市右衛門の家を打ちこわしたという。「続風土記」は社寺として鳴神社・鳴武社・香都
23. なるかみ も 桑原(くわばら)に恐(おそ)る
日本国語大辞典
う俗信。強いものでもいやな相手のあることのたとえにもいう。*俳諧・世話尽〔1656〕曳言之話「鳴神(ナルカミ)も桑原(クワバラ)に恐(オソ)る」
24. なるじんじゃ【鳴神社】和歌山県:和歌山市/河南地区/鳴神村
日本歴史地名大系
[現]和歌山市鳴神 日前国懸神宮の東方約一キロに位置する。祭神は速秋津彦神・速秋津姫神。旧村社。「延喜式」神名帳にみえる名草郡「鳴神社」に比定される。「紀伊国名
25. 鳴神鐘入桜(著作ID:1523097)
新日本古典籍データベース
なるかみかねいりざくら 浄瑠璃/常磐津
26. 鳴神社御祈禱御代参之節其外神事勤之覚(著作ID:4379652)
新日本古典籍データベース
なるかみしゃごきとうごだいさんのせつそのほかしんじつとめのおぼえ
27. 鳴神之鼓(著作ID:395824)
新日本古典籍データベース
なるかみのつづみ 荒巻 中行(あらまき なかゆき)
28. 阿玉台式土器[図版]画像
国史大辞典
鳴神山貝塚 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.
29. なるかみそー【鳴神草】[方言]
日本方言大辞典
植物ねなしぐさ(根無草)。 日光※063常野採薬記(小野蘭山)1801
30. なるかみつけ【鳴神漬】[方言]
日本方言大辞典
(かむ音から)白瓜しろうりや胡瓜きゅうりの一夜漬けを、らせん状につながるように切り、日に干した漬け物。雷干し。 仙台※058浜荻(匡子)=仙台1813頃
31. 【鳴神月】なるかみ づき
新選漢和辞典Web版
《国》陰暦六月。
32. 女鳴神
世界大百科事典
ねこのこねこ)》。1696年(元禄9)11月江戸中村座初演。荻野沢之丞所演。《鳴神》を女に書き替えたもので,鳴神尼が雲の絶間之助の容色に迷い破戒堕落するという筋
33. おんななるかみ[をんななるかみ]【女鳴神】
日本国語大辞典
歌舞伎。「鳴神」の鳴神上人を尼にした作品の俗称。元祿九年(一六九六)江戸中村座初演の「子子子子子(ねこのこねこ)」以来、多くの作品があるが、宝暦期(一七五一~六
34. おんななるかみ【女鳴神】
歌舞伎事典
このこねこ)》。元禄九(1696)年一一月江戸・中村座初演。荻野沢之丞所演。《鳴神》を女に書き替えたもので、鳴神尼が雲の絶間之助の容色に迷い破戒堕落するという筋
35. 吉備津神社の釜鳴神事[図版]画像
国史大辞典
諸国里人談 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.
36. 愛着鳴神上人(著作ID:595175)
新日本古典籍データベース
あいじゃくなるかみしょうにん 浄瑠璃/半太夫
37. 男哉女鳴神(著作ID:747251)
新日本古典籍データベース
おとこなりけりおんななるかみ 増山 太郎七(ますやま たろしち) 並木 翁輔(なみき おうすけ) 並木 五瓶 一世(なみき ごへい 1せい) 脚本 天明三初演
38. 男鳴神(著作ID:747284)
新日本古典籍データベース
おとこなるかみ 黄表紙
39. 女鳴神瀬川帽子(著作ID:125155)
新日本古典籍データベース
おんななるかみせがわぼうし 桜田 治助 一世(さくらだ じすけ 1せい) 浄瑠璃/富本 安永九初演
40. 女鳴神名歌短冊(著作ID:125166)
新日本古典籍データベース
おんななるかみめいかのたんざく 山東 京山(さんとう きょうざん) 作 鳥居 清峯(とりい きよみね) 画 合巻 文化九刊
41. 恋競色鳴神(著作ID:947422)
新日本古典籍データベース
こいくらべいろになるかみ 脚本
42. 頃皐娘鳴神(著作ID:1134005)
新日本古典籍データベース
ころはさつきむすめなるかみ 浄瑠璃/宮古路 宝暦七初演
43. 濡衣女鳴神(著作ID:402631)
新日本古典籍データベース
ぬれごろもおんななるかみ 為永 瓢長(ためなが ひょうちょう) 鶴亭 秀賀(かくてい しゅうが) 作 歌川 国貞 二世(うたがわ くにさだ 2せい) 画 合巻
44. 濡衣女鳴神(著作ID:4363745)
新日本古典籍データベース
ぬれごろもおんななるかみ 濡衣女鳴神/近江八勇の内 歌川 豊国 三世(うたがわ とよくに 3せい) 画 歌川 国久(うたがわ くにひさ) 画 絵画
45. 風流化物鳴神(著作ID:1657198)
新日本古典籍データベース
ふうりゅうばけものなるかみ 富川 吟雪(とみかわ ぎんせつ) 画 黄表紙 安永五刊
46. 桜艶色鳴神(著作ID:1789408)
新日本古典籍データベース
ゆめみぐさいろになるかみ 浄瑠璃/清元 天保七初演
47. 土御門家譲状(著作ID:3442113)
新日本古典籍データベース
つちみかどけゆずりじょう 紀伊国鳴神社半分并文書等事 文書 正和二
48. あが・る【上・揚・挙・騰】
日本国語大辞典
高く発せられる。「歓声が上がる」*妾の半生涯〔1904〕〈福田英子〉一一・二「それと同時に大雨篠を乱しかけ、鳴神おどろおどろしく、はためき渡りたる其刹那に、児の
49. あげ まし た
日本国語大辞典
いただきました。頂戴いたしました。酒宴でのあいさつことば。*歌舞伎・鳴神(日本古典全書所収)〔1742か〕「戴かう。(ト黒雲坊、一杯受け)上げました。よい酒でご
50. あずま‐くだり[あづま‥]【東下】
日本国語大辞典
(アヅマクダリノ) コトヲモ ヲカタリアレ」*虎寛本狂言・靫猿〔室町末~近世初〕「とどろとどろと鳴神も、ここは桑原よも落じ、よも落じ、吾妻下りのとのは持たねど、