1. ライト(兄弟)画像
日本大百科全書
左右両舷げんで互いに反対にねじる横揺れ操縦方法を実験した。これは鳥の飛行に暗示されたようだが、ライト兄弟の設計理念を示すきわめて重要な要素であった。模型を基本に
2. ライト兄弟
世界大百科事典
アメリカの飛行機開発者。兄はウィルバーWilbur Wright(1867-1912),弟はオービルOrville Wright(1871-1948)。牧師の子
3. ライト‐きょうだい[‥キャウダイ]【─兄弟】
日本国語大辞典
ウィルバー=ライト(Wilbur Wright 一八六七~一九一二)とオービル=ライト(Orville Wright 一八七一~一九四八)の兄弟。アメリカの航空
4. おざき-ゆきてる【尾崎行輝】
日本人名大辞典
大正-昭和時代の飛行士,政治家。明治21年1月14日生まれ。尾崎行雄の4男。京都帝大在学中にライト兄弟にあこがれ,民間パイロットとなる。大正4年帝国飛行協会航空
5. オハイオ[州]
世界大百科事典
アンダーソンが小説《オハイオ州ワインズバーグ》に描いたような小都市も多い。なお,デートン郊外はライト兄弟が動力飛行の実験を行ったところで,空軍博物館を含むライト
6. 舵画像
世界大百科事典
ンジンの出力を操作することによってひととおりの操縦ができる。こうした三舵による操縦方式は,ライト兄弟の初飛行から数年後のフランスのファルマン機あたりでほぼ完成さ
7. カーティス(Curtiss, Glenn Hammond)
世界人名大辞典
〔1878.5.21~1930.7.23〕アメリカの発明家,飛行家,実業家.はじめハモンズポートにオートバイ工場を設立して[1902],オートバイの速度記録をた
8. カーティス(Glenn Hammond Curtiss)画像
日本大百科全書
量産、戦後も長期にわたってアメリカで広く使われた。カーティスがライト兄弟の原理的特許を発展させた補助翼の特許をめぐってライト兄弟と長い間係争を続けたことは有名で
9. ガソリンエンジン画像
世界大百科事典
の高騰により,燃料消費率の改善や代替燃料技術の開発などが課題となっている。一方,1903年ライト兄弟がガソリンエンジン駆動の飛行機で初飛行に成功して以来,ガソリ
10. 機械(machine)画像
日本大百科全書
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンは、しだいに蒸気機関にかわって広く使用されるようになった。1903年にライト兄弟が、空気より重い機械で飛行するという人類の夢
11. キティーホーク[カタカナ語]
情報・知識 imidas
上げられた火星探査衛星マーズエクスプレスに搭載された無人火星探査飛行機.キティーホークは,ライト兄弟が初飛行に成功したノースカロライナ州の地名にちなむ (2)
12. 空軍
世界大百科事典
総称する言葉としても使用される。 沿革 近代軍は陸軍に始まり,次いで海軍が生まれた。1903年アメリカのライト兄弟による動力飛行機の初飛行以降,世界の列強は航空
13. くうぐん【空軍】
国史大辞典
陸・海・空三軍のなかでは、もっとも歴史が浅い。人類の初飛行は一九〇三年アメリカのライト兄弟によって果たされたが、七年後の明治四十三年(一九一〇)十二月十九日徳
14. クレイン ハート
世界文学大事典
8部15編からなる,全体で1200行余りの長編詩で,コロンブス,ポカホンタス,リップ・ヴァン・ウィンクル,ライト兄弟,ホイットマン,ポーらさまざまな人物を登場さ
15. グスタヴソン ラーシュ
世界文学大事典
い目で語られる。62年に詩『気球旅行者』Ballongfararnaを書き,68年に詩集『ライト兄弟,キティ・ホークを訪ねる』Bröderna Wright u
16. グライダー画像
世界大百科事典
うえ,飛行機械についての本も出版した。多くの彼への問合せの手紙の中には,ライト兄弟の兄ウィルバーのものもあり,ライト兄弟はシャヌートを師とし,彼らなりにも滑空実
17. グライダー(航空機の一種)画像
日本大百科全書
行い、正しく設計された翼は、人間の体重を支えうるということを実証した。1903年アメリカのライト兄弟は世界で初めての飛行機による動力飛行に成功したが、その2年前
18. 軍艦画像
日本大百科全書
ほとんどなすすべもなく、一時は深刻な危機に追い込まれた。 飛行機の歴史はいっそう日の浅いものであった。ライト兄弟が初飛行に成功したのは1903年のことであり、張
19. 軍用機画像
日本大百科全書
1794年にフランス陸軍が気球で敵の情勢を偵察したときで、これが軍事航空の端緒であった。1903年にライト兄弟が動力飛行に成功すると、アメリカ陸軍がそれに関心を
20. 軽飛行機
世界大百科事典
荷重が低い。このため離着陸が低い速度でできるので操縦も容易で小さい飛行場でも発着できる。 ライト兄弟の初飛行から第1次世界大戦までは,作られる飛行機のほとんどが
21. 航空
世界大百科事典
この未開の分野の開拓のため,リリエンタールをはじめ,多くの人が墜落して命を失った。 アメリカのライト兄弟は,滑空実験結果をもとに製作した機体に,重量が軽い割りに
22. こうくう【航空】
国史大辞典
永五、フランスのアンリ=ジファール)、飛行機が飛んだのは一九〇三年(明治三十六、アメリカのライト兄弟)で、欧米諸国の進歩に比べて、わが国の航空界は著しく立ちおく
23. 航空宇宙工業
日本大百科全書
みせてきた宇宙工業をも含めて、航空宇宙工業と総称されるようになった。 航空機工業は、1903年アメリカのライト兄弟が最初の飛行を行って以来、第一次、第二次世界大
24. 航空エンジン
世界大百科事典
達と密接な関係にあったのは飛行機である。最初の飛行機による動力飛行は,1903年アメリカのライト兄弟によって4シリンダー,12馬力の水冷式ガソリンエンジンを用い
25. 航空機画像
世界大百科事典
滑空試験が始まった。このグライダーにプロペラとそれを駆動する12馬力のエンジンを取り付け,ライト兄弟が人類最初の飛行機による飛行に成功したのは,1903年12月
26. 航空輸送
日本大百科全書
空会社の出現が、大きな影響を与えつつある。秋葉 明航空技術の進歩と航空輸送の発展1903年ライト兄弟が、固定翼とガソリンエンジンとを組み合わせた飛行機で初飛行に
27. 交通
世界大百科事典
7年のヒンデンブルク号の爆発を最後に大陸間を結ぶ輸送を行う姿は見られなくなった。1903年ライト兄弟が空気より重い飛行機で36mの初飛行に成功した。イタリア・ト
28. サイエンス
日本大百科全書
ど『ネイチャー』誌同様に数々の教科書に残る科学研究の成果が掲載された。初期には、無線通信、ライト兄弟による飛行実験などの科学トピックスも紹介された。最近では、日
29. サントス・ドゥモン
日本大百科全書
1901年には自作のガソリン機関による飛行船でサン・クルー~エッフェル塔間の飛行に成功した。ライト兄弟の成功を聞いて飛行機に転じ、1906年パリのバガテルでヨー
30. シャヌート(Chanute, Octave)
世界人名大辞典
〔1832.2.18~1910.11.24〕アメリカ(フランス生まれ)の航空界の先駆者.渡米し[1838],鉄道技師をしていた[53-73]が,のちグライダーを
31. スミソニアン航空宇宙博物館[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
気球、飛行機、宇宙開発など、航空技術発展の歴史を紹介する博物館。1976年開館。ライト兄弟の「フライヤー号」をはじめ、軍用機やミサイル、宇宙船など、数多くの実物
32. 先尾翼機
日本大百科全書
配置が逆になった形となる。 縦の安定性や操縦性が優れているため、機体構造が軽くできるので、ライト兄弟の飛行機をはじめ現代でも人力飛行機や超軽量航空機などに用いら
33. 着陸装置
世界大百科事典
形をした浮きのフロートfloatが使われる。エアクッション式の着陸装置も研究されている。 ライト兄弟の初の飛行機は木のレールを走る台車に乗って離陸滑走し,そりで
34. デイトン(アメリカ合衆国)
日本大百科全書
電気冷蔵庫や家庭用品、自動車部品の生産が高く、印刷業も盛ん。また、1903年にここで生まれたライト兄弟の初飛行成功によって、以後合衆国の飛行・航空技術研究のリー
35. デートン
世界大百科事典
て発展し,シンシナティとトリードを結ぶマイアミ運河の完成によってその重要性を増した。発明家ライト兄弟の町として知られ,航空機研究の中心地であるほか,機械,化学な
36. 「南北」〈昭和〉
日本近代文学大事典
が単独で刊行した。小説では、連載として真継伸彦『鹿苑物語』、稲垣足穂『僕の〝ユリーカ〟』『ライト兄弟に始まる』があり、そのほか注目されるものに、小川国夫『生のさ
37. 二宮忠八
日本大百科全書
完成させるため除隊し製薬会社に入社、やがて自ら製薬会社を設立して社長となり研究を続けたが、1903年のライト兄弟の飛行成功を知り、また自動車事故で重傷を負ったこ
38. にのみや-ちゅうはち【二宮忠八】
日本人名大辞典
ゴム動力の模型を試作。明治27年軍に飛行機製作を上申したが却下される。除隊後,実業界で成功。36年ライト兄弟の飛行成功を知り,研究を断念した。昭和11年4月8日
39. 飛行機画像
日本大百科全書
いる。そして長い間に、多数の人が飛行機の試作を行ったが、ようやく20世紀になってアメリカのライト兄弟が成功するまで、すべて失敗に終わった。しかし、18世紀末、フ
40. 飛行機画像
世界大百科事典
解決しなければならなかったので,それより120年も遅れて,1903年になって,やっとアメリカのライト兄弟の飛行機が人類最初の動力飛行に成功した。 しかしいったん
41. ひこう‐き[ヒカウ‥]【飛行機・飛行器】
日本国語大辞典
」(2)菜っ葉類をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕[語誌](1)一九〇三年にライト兄弟が動力飛行に成功したが、日本では明治四三年(一九一〇)一二月
42. 飛行船画像
日本大百科全書
乗せるどころではなく、なんとか飛べるという状態で、その違いは大きかった。これは1903年がライト兄弟による飛行機の初飛行、09年がブレリオの英仏海峡初横断飛行と
43. 飛行服
世界大百科事典
飛行機の搭乗員が着用して,機上でその技量を十分に発揮できるようにくふうされた衣服。航空服ともいう。1903年ライト兄弟が初飛行に成功したが,初期の飛行服装は普通
44. 風胴画像
日本大百科全書
ピアノ線や支柱・腕に仕掛けた秤はかりで測定し、測定結果を総合して空気力学的諸力を算出する。この方式はライト兄弟の創始といわれるが、現在も原理的には大きな違いはな
45. 風胴画像
世界大百科事典
が,その有用性が明らかになると,フランス,ドイツ,ロシアなど各国で次々に風胴が建設された。ライト兄弟も飛行機の製作にあたって,ガソリンエンジンでファンを回す簡易
46. フライヤー号画像
日本大百科全書
1903年12月17日、ライト兄弟が世界最初の動力飛行に成功した飛行機の名称。正式にはライト・フライヤー号Wright Flyerという。3号機まである。190
47. プロペラ画像
世界大百科事典
発生し,ブレーキ作用を行わせる機能を併せもつ逆ピッチプロペラへと発展してきた。 プロペラはライト兄弟による初飛行以来現在に至るまで飛行機の推進装置として利用され
48. ボアザン兄弟
世界大百科事典
世界最初の飛行機工場を建てて,彼らの設計あるいは注文主と協同設計で飛行機を製作した。これはライト兄弟初飛行のわずか2年足らず後である。兄弟の機体は複葉推進式で,
49. 翼画像
世界大百科事典
る。固定翼飛行は1890年代のドイツのO.リリエンタールの滑空飛行や1903年のアメリカのライト兄弟の動力飛行で実現した。これらに始まる初期の航空機の翼は,反り
50. 流体力学
日本大百科全書
さらに20世紀に入ってドイツのプラントルの境界層理論の提出により、流体力学の現代化が始まる。これはアメリカのライト兄弟による飛行機の誕生と相まって、航空力学とい