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  11. 太宰治
日本大百科全書(ニッポニカ)

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太宰治
だざいおさむ
[1909―1948]

小説家。本名津島修治(しゅうじ)。明治42年6月19日、青森県北津軽郡金木(かなぎ)村(現、五所川原(ごしょがわら)市)に生まれる。津島家は新興地主で、貴族院多額納税議員の資格があった。青森中学、弘前(ひろさき)高校を経て東京帝国大学仏文科中退。中学時代から同人雑誌を刊行。芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)の影響から出発したが、高校時代は当時の左翼文学にも関心を示した。1930年(昭和5)上京後、非合法運動にカンパするなどのかかわりをもったことから長兄文治(ぶんじ)に分家除籍され、バーの女給と江の島近くの小動ヶ崎(こゆるぎがさき)で心中を図り、女は死亡。自殺幇助(ほうじょ)罪に問われたが起訴猶予となる。弘高時代からのなじみの芸妓(げいぎ)小山初代(おやまはつよ)と同棲(どうせい)後も習作を続けるかたわら、非合法運動にアジト提供などで関係していた。1932年、兄の勧めで青森警察署に自首、左翼との関係を絶つ。同人誌『海豹(かいひょう)』に『魚服記(ぎょふくき)』『思ひ出』(ともに1933)を発表して注目され始める。上京直後から井伏鱒二(いぶせますじ)に師事し、やがて佐藤春夫にも庇護(ひご)を受ける。
1935年大学卒業の見込みのないまま都(みやこ)新聞社(『東京新聞』の前身)の入社試験を受けて失敗、鎌倉の山中で縊死(いし)を図る。その後まもなく虫垂炎から腹膜炎を併発、一時重態となり、治療中に鎮痛剤パビナールを多用して中毒となる。この間に第1回芥川賞の候補となるが落選。翌年に同賞の選考委員であった佐藤春夫へ向けて「芥川賞をもらへば、私は人の情に泣くでせう。さうして、どんな苦しみとも戦つて、生きて行けます。」という書簡を送った話は有名である。第一創作集『晩年』(1936)に収められたこの時期の作品は、さまざまな小説作法を試みて多彩である。『道化の華』(1935)など、自我解体期の作家の苦悩を表現する文体を模索した。パビナール中毒根治のため精神科病院に入院中に初代が過失を犯し、やがて離別。1939年石原美知子と結婚し『富岳百景』を発表したころから、いわゆる中期の安定期に入る。短編集『女生徒』で北村透谷(とうこく)賞を受賞。戦中の作品は、『駆込(かけこ)み訴(うった)へ』(1940)、『新ハムレット』(1941)、『津軽』(1944)、『新釈諸国噺(ばなし)』『お伽草紙(とぎぞうし)』(ともに1945)などで、古典その他に材を得たものが多く、純文学の孤塁を守った。
故郷津軽で敗戦を迎え、『パンドラの匣(はこ)』(1945)、『冬の花火』『春の枯葉』(ともに1946)などで、時局便乗の自由思想に反発し、真の人間革命を望んだ。上京後ジャーナリズムの脚光を浴び、『ヴィヨンの妻』『斜陽』(1947)、『人間失格』(1948)を書いて無頼派などとよばれた。昭和23年6月13日、山崎富栄(とみえ)と玉川上水に投身自殺する。
生家は旅館「斜陽館」として残されていたが、のちに金木町(現、五所川原市)が買い取り、1998年(平成10)に太宰治記念館「斜陽館」として開館した。
[鳥居邦朗] 

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検索コンテンツ
1.太宰治画像
日本大百科全書
生家は旅館「斜陽館」として残されていたが、のちに金木町(現、五所川原市)が買い取り、1998年(平成10)に太宰治記念館「斜陽館」として開館した。鳥居邦朗 ... ...
2.太宰治
世界大百科事典
1909-48(明治42-昭和23) 小説家。本名津島修治。青森県生れ。東京帝大仏文科中退。津軽屈指の大地主の六男として生まれたことが,この作家の生涯と芸術に決 ... ...
3.だざい‐おさむ【太宰治】画像
デジタル大辞泉
[1909〜1948]小説家。青森の生まれ。本名、津島修治。井伏鱒二に師事。自虐的、反俗的な作品を多く発表。玉川上水で入水自殺。作「津軽」「斜陽」「人間失格」な ... ...
4.だざい‐おさむ【太宰治】
日本国語大辞典
小説家。本名津島修治。青森県出身。左翼運動からの離脱、自殺未遂などから終生罪の意識を持つ。第二次大戦中は「走れメロス」「富嶽百景」「右大臣実朝」などを精力的に書 ... ...
5.だざいおさむ【太宰治】
国史大辞典
に、毎年桜桃忌が行われる。法名は文綵院大猷治通居士。『太宰治全集』全十二巻がある。 [参考文献]奥野健男『太宰治論』、相馬正一『評伝太宰治』 (鳥居 邦朗) ... ...
6.だざい-おさむ【太宰治】画像
日本人名大辞典
1909−1948 昭和時代の小説家。明治42年6月19日生まれ。井伏鱒二(ますじ)に師事。左翼活動での挫折のあと「海豹(かいひょう)」「日本浪曼(ろうまん)派 ... ...
7.太宰治[文献目録]
日本人物文献目録
夫等『太宰治の本』大森隆夫『太宰治の流行について』仁井田澄『太宰治論』浅見淵『太宰治論』磯貝英夫『太宰治論』臼井吉見『太宰治論』奥野健男『太宰治論』亀井勝一郎『 ... ...
8.DazaiOsamu【太宰治】画像
Encyclopedia of Japan
1909−1948 Writer, chiefly of short stories and novelettes; the laureate of the b ... ...
9.太宰治記念館「斜陽館」[百科マルチメディア]
日本大百科全書
旧津島家住宅(国指定重要文化財)。青森県五所川原(ごしょがわら)市 ©青森県 ... ...
10.生誕100年記念映画/太宰治[映画]
イミダス 2015
2009年は太宰治、松本清張、田中絹代らの生誕100年に当たり、さまざまな記念映画が公開された。なかでも人気の高さを象徴するかのように太宰作品の映画化が目立っ ... ...
11.あ
日本国語大辞典
あああ。*薄衣〔1899〕〈永井荷風〉一「あ、何だか陰気臭くって為様が無い」*斜陽〔1947〕〈太宰治〉一「何か、たまらない恥づかしい思ひに襲はれた時に、あの奇 ... ...
12.あいこう‐しん[アイカウ:]【愛校心】
日本国語大辞典
ン雑記・三「愛校心(アイカウシン)の殆んど白熱的頂点に達せる発表は」*人間失格〔1948〕〈太宰治〉第二の手記「自分には、小学校、中学校、高等学校を通じて、つひ ... ...
13.あい‐しょう【愛称】
日本国語大辞典
室生犀星〉「姉はもんといひ、みんなから愛称をもんちといはれてゐたが」*日の出前〔1946〕〈太宰治〉「チルチル(鶴見勝治の愛称である)もうそろそろ足を洗ったらど ... ...
14.あい‐たいじ・する[あひタイヂする]【相対峙】
日本国語大辞典
両分して殆んど使君と操とのみといふ如く相対峙する天賞堂も服部時計店も東側である」*富嶽百景〔1939〕〈太宰治〉「三七七八米の富士の山と、立派に相対峙(アヒタイ ... ...
15.あいどく【愛読】
プログレッシブ和英
私は彼の小説を愛読した|I loved reading [to read] his novels. 彼は太宰治を愛読している|Osamu Dazai is hi ... ...
16.あいのせいかつ【愛の生活】
デジタル大辞泉
金井美恵子の短編小説。太宰治賞への投稿作品で、昭和42年(1967)「展望」誌に掲載され同賞次席となる。昭和43年(1968)刊行の同名の短編小説集に収録。 ... ...
17.「青い文学」[イミダス編文化・スポーツ]
イミダス 2015
明治~昭和初期の名作文学にカバーイラストを描き下ろすという企画に基づく。07年6月、小畑健が太宰治の「人間失格」を自らの代表作「DEATH NOTE」風に描いた ... ...
18.「青い文学」シリーズ[アニメ]
イミダス 2015
から全12話で放送されたオムニバス作品。日本の近代文学のうち、「人間失格」と「走れメロス」(太宰治)、「桜の森の満開の下」(坂口安吾)、「こゝろ」(夏目漱石)、 ... ...
19.あおじろ‐さ[あをじろ:]【青白─】
日本国語大辞典
このしのびやかな蒼白さと真紅とのうちに、蒼白さは悩みであり真紅は希望であるが」*駈込み訴へ〔1940〕〈太宰治〉「骨も細く、皮膚は透きとほる程の青白さで、手足も ... ...
20.あ‐がき【足掻】
日本国語大辞典
22〕五立「切りも叩かせ稼(かせ)がせたは、おれがあがきにやったのだ」*思ひ出〔1933〕〈太宰治〉二「私は、すべてに就いて満足し切れなかったから、いつも空虚な ... ...
21.芥川賞
世界大百科事典
1935年(昭和10)以来続いている。第1回は石川達三の《蒼氓(そうぼう)》。その際候補になった高見順,太宰治も受賞は逸したが文壇に出る機会をつかんだ。小説家に ... ...
22.芥川賞/直木賞(2009年度)[文芸]
イミダス 2015
賞の伊藤たかみ夫妻(後に離婚)という家族受賞はあったが、両賞を通して親子受賞は初めてである。太宰治、津島祐子のように、受賞が当然視されながらも、親子で芥川賞を逸 ... ...
23.芥川龍之介[文献目録]
日本人物文献目録
一『好きになれない芥川氏』飯島小平『精神病理学より見たる芥川竜之介』高木勝典『武郎・竜之介・太宰治 作家と死』伊藤信吉『知性の悲劇 芥川竜之介とキリスト教』池淵 ... ...
24.あくる夜(よ・よる)
日本国語大辞典
次の日の夜。翌日の夜。*ロマネスク〔1934〕〈太宰治〉仙術太郎「村のひとたちは翌る夜また同じ相談をはじめなければいけなかった」 ... ...
25.あさ‐ごはん【朝御飯】
日本国語大辞典
者也」*不言不語〔1895〕〈尾崎紅葉〉三「朝御飯は牛乳一合に麺包二片」*斜陽〔1947〕〈太宰治〉五「朝ごはんが一ばんおいしいと言っていらしたお母さまも」 ... ...
26.芦野公園
デジタル大辞泉プラス
青森県五所川原市にある公園。園内には作家・太宰治の像などがある。 2012年08月 ... ...
27.あしらい[あしらひ]
日本国語大辞典
お使者にお出でなさるるからは、此方のあしらひにお付けなされにゃなりますまい」*富嶽百景〔1939〕〈太宰治〉「全く異様のお客様だったので、娘さんもどうあしらひし ... ...
28.あそび‐じょうず[:ジャウズ]【遊上手】
日本国語大辞典
〔名〕(形動)遊び方が巧みであること。また、そのさま。*人間失格〔1948〕〈太宰治〉第二の手記「遊び上手といふのか、わづかなお金で最大の効果のあるやうな支払ひ ... ...
29.アタック
日本国語大辞典
ク 英 attack 〔ホッケー〕 両チームの中の前方の各五人をいふ」*思ひ出〔1933〕〈太宰治〉二「満塁とか、アタックショオトとか、中堅とかそんな用語を」( ... ...
30.あたり‐くじ【当籤・当鬮】
日本国語大辞典
者、所持の宅地を宛たる券を出して跡の懸金了て後、その券を取返す也」*家庭の幸福〔1948〕〈太宰治〉「つい、こなひだも、同僚から押しつけられて仕方無く引き受けた ... ...
31.あっ‐かん[アク:]【悪漢】
日本国語大辞典
一郎訳〉一「顔色深黒にして眼光人を射、常に人を害する悪漢の相全く備れり」*斜陽〔1947〕〈太宰治〉一「直治みたいな悪漢は、なかなか死ぬものぢゃないわよ」 ... ...
32.あった物(もの)では無(な)い
日本国語大辞典
まほしけれど」(2)(「ある」を強く否定する言い方)全く問題にならない。*薄明〔1946〕〈太宰治〉「私は友人の訪問などを受けると、やっぱり昔のやうに一緒にそは ... ...
33.アップ
日本国語大辞典
イル」の略)婦人の髪形の一つ。うしろ髪を上げて頭の上の方でまとめたもの。*斜陽〔1947〕〈太宰治〉四「きのふはじめてアップにした私の髪をごらんになって、『アッ ... ...
34.あつらい‐むき[あつらひ:]【誂向】
日本国語大辞典
〔名〕「あつらえむき(誂向)」の変化した語。*富嶽百景〔1939〕〈太宰治〉「あまりに、おあつらひむきの富士である」 ... ...
35.あばれん‐ぼう[:バウ]【暴坊】
日本国語大辞典
境遇がさうさせたんだ」(2)自由奔放に振る舞い、その分野で先鋭的に活躍している人。*十五年間〔1946〕〈太宰治〉「『こいつらは主として宗教の自由を叫んで、あば ... ...
36.アブサン
日本国語大辞典
象徴派の詩人は夜毎にアプサントを煽っては巴里の巷に酔ふと伝へられた」*人間失格〔1948〕〈太宰治〉第三の手記・一「自分の眼前に、その飲み残した一杯のアブサンが ... ...
37.あぶな・い【危】
日本国語大辞典
一「あぶない、あぶない。もう少し寝てゐたら間に合はないところだった」*親友交歓〔1946〕〈太宰治〉「俺だって、実は、東京時代に、あぶないところまでいった事があ ... ...
38.あぶら‐びかり【油光・脂光】
日本国語大辞典
9〕〈幸田露伴〉四「脂光(アブラビカ)りの赤顔に円なる眼をぎらつかせて」*薄明〔1946〕〈太宰治〉「それから、五月、六月、そろそろ盆地特有のあの炎熱がやって来 ... ...
39.あめ‐だま【飴玉】
日本国語大辞典
〔名〕球状にまるめた、固形の飴。*親友交歓〔1946〕〈太宰治〉「油一合買ってくれた人には、飴玉一つ景品としてやったんだ」 ... ...
40.あやうく[あやふく]【危】
日本国語大辞典
〉一五・三「あわてて自分で口を押へて『〈略〉』とあやふくきり抜けた」*親友交歓〔1946〕〈太宰治〉「妻子を引き連れ、さほど豊かでもないこの町に無理矢理割り込ま ... ...
41.あら・い【荒・粗】
日本国語大辞典
001〜14頃〕明石「風いみじう吹き、潮高う満ちて浪の音あらき事」*走れメロス〔1940〕〈太宰治〉「ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼり、のぼり切って、ほっと ... ...
42.有島武郎[文献目録]
日本人物文献目録
有島武郎』青山孝行『新資料・有島武郎の書簡』吉田精一『武郎と潤一郎』津田光造『武郎・竜之介・太宰治 作家と死』伊藤信吉『父有島武郎の想ひ出』森雅之『動揺期の有島 ... ...
43.あるき‐かた【歩方】
日本国語大辞典
kata アルキカタ」*富嶽百景〔1939〕〈太宰治〉「歩きかたなんか、なかなか、できてるぢゃないか」 ... ...
44.あれ‐うま【荒馬】
日本国語大辞典
なすのがむずかしい馬。人に馴れないあばれ馬。悍馬(かんば)。あら馬。*親友交歓〔1946〕〈太宰治〉「卑怯だって何だってかまはない荒れ馬は避くべし、といふモラル ... ...
45.あれ‐しき【彼式】
日本国語大辞典
是しき あれしきと云」(2)(「しき」はやり方の意)あのやりかた。あの様式。*嘘〔1946〕〈太宰治〉「土間へはひると、左手は馬小屋で、右手は居間と台所兼用の板 ... ...
46.あんさつ‐しゃ【暗殺者】
日本国語大辞典
辛島の体内深く刺し貫かなかったら)おそらくその地面の上で屍と化すはずであったのだ」*人間失格〔1948〕〈太宰治〉第三の手記「暗殺者の切尖(きっさき)に 何の正 ... ...
47.あん‐ちきしょう[:チキシャウ]【─畜生】
日本国語大辞典
〔名〕「あんちくしょう(─畜生)」に同じ。*斜陽〔1947〕〈太宰治〉「結婚式に、あんちきしゃう、タキシイドなんか着て」アンチキショー ... ...
48.アントニム
日本国語大辞典
©シノニム。*人間失格〔1948〕〈太宰治〉第三の手記・二「またもう一つ、これに似た遊戯を当時、自分は発明してゐました。それは、対義語( ... ...
49.あんない‐じょう[:ヂャウ]【案内嬢】
日本国語大辞典
〔名〕(1)映画館や劇場で、指定の席へ客を案内して行く女性。案内ガール。*人間失格〔1948〕〈太宰治〉第二の手記「歌舞伎座へはひりたくても、あの正面玄関の緋の ... ...
50.アンブレラ
日本国語大辞典
このみやびな絵模様の蛇の目の細い傘は、一つの小さい奇蹟(ミラクル)であった」*女生徒〔1939〕〈太宰治〉「きっと、いまの戦争が終った頃、こんな、夢を持ったやう ... ...
「太宰治」の情報だけではなく、「太宰治」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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