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  11. 炉心溶融
日本大百科全書(ニッポニカ)

炉心溶融
ろしんようゆう
meltdown

原子炉中の炉心が冷却手段を失い、過熱して破損・溶融すること。燃料棒とこれを支える構造物、制御棒などが集まる原子炉の中心部分を炉心とよび、ここでは大量の熱(運転時には核分裂による熱、運転停止後にはしだいに減少する崩壊熱)が発生している。これらの熱は冷却水を循環させて除去されているが、なんらかの理由でこの冷却機能が失われ、発生する熱によって炉心温度が上昇し、破損・溶融に至る事故が炉心溶融である。軽水炉における典型的な例は、配管などが破断して炉内の冷却水が外部に流出し、炉内水位が下がって炉心が露出して、さらに緊急炉心冷却装置(ECCS:Emergency Core Cooling System)なども有効に作動しなかった場合に起こる。このような事故を冷却材喪失事故(LOCA:Loss of Coolant Accident)とよぶ。炉心が露出して、ジルコニウム合金製の燃料棒被覆管の温度が1200℃を超えると、ジルコニウムと水が反応して大量の水素が発生すると同時に被覆管がもろくなり、その一部の破損が進行する。約1850℃ではジルコニウムが溶融、約2850℃で燃料の二酸化ウランペレットも溶融し、炉心全体が溶けた状態で原子炉圧力容器の底に落下する(メルトダウン)。溶融物は高温のため、原子炉圧力容器の底を貫いて格納容器の底へと落下する(メルトスルー)。落下物がここでも冷却されなければ、さらに格納容器の底を貫いて地中深くもぐり、地下水と反応して水蒸気爆発を起こすなどといわれているが、実例はなく未実証である。溶融炉心が地中深くもぐり地球の反対側に出てしまうというブラック・ユーモアを込めて、この事故をチャイナ・シンドロームとよぶこともある(1979年に公開された原子力発電所を舞台とした映画『チャイナ・シンドローム』で、アメリカの原子炉でメルトスルーが起こった場合、溶融炉心が地球の反対側の中国まで達するという意味で使われた造語)。
 2011年(平成23)3月の東北地方太平洋沖地震の際に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故では、地震・津波により外部からの電源が断たれ、非常用ディーゼル発電機も浸水したため、冷却水を循環させるポンプを動かすための交流電源が失われた。このため炉内の温度・圧力が上昇、ついには冷却水が蒸気となって原子炉(圧力容器)から吹き出し、炉内の水位が低下して炉心溶融に至った。発生した水素は上昇して原子炉建屋(たてや)上部にたまり、電気火花などに引火して、次々と水素爆発が起こった。溶融した炉心は、その後は冷えて固まり(固化物を炉心デブリとよぶ)一部は格納容器の底に、一部は原子炉圧力容器の内部にあるとされている。炉心デブリはきわめて強い放射線を出しているため、取り出すには事故発生後30~40年はかかるといわれている。
[舘野 淳]

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検索ヒット数 64
検索コンテンツ
1. 炉心溶融
日本大百科全書
なんらかの理由でこの冷却機能が失われ、発生する熱によって炉心温度が上昇し、破損・溶融に至る事故が炉心溶融である。軽水炉における典型的な例は、配管などが破断して炉 ...
2. ろしん‐ようゆう【炉心溶融】
デジタル大辞泉
原子炉の炉心の冷却が不十分な状態が続く、または炉心の出力が異常に上昇することによって、炉心の温度が上昇し、燃料溶融に至る状態。  ...
3. ろしん‐ようゆう【炉心溶融】
日本国語大辞典
〔名〕原子炉の冷却装置の停止により、炉心の熱が異常に上昇し、燃料ウランを溶かし、そのために原子炉の底部が溶けてしまうこと。原子炉の重大事故の一つ。メルトダウン。 ...
4. 炉心溶融[イミダス編 科学]
イミダス 2016
メリカのスリーマイル島原発事故や、86年のソ連(当時)のチェルノブイリ原発事故などが起きた。炉心溶融がさらに進み、原子炉の圧力容器、さらには格納容器まで損傷し、 ...
5. 炉心溶融
プログレッシブ和英
a (nuclear) meltdown ...
6. core meltdown
プログレビジネス英語
(原子炉の)炉心溶融 ...
7. 炉心溶融事故[原子力・原発]
現代用語の基礎知識 2016
冷却水を失う冷却材喪失事故(LOCA loss of coolant accident)により原子炉の温度が上昇、燃料が溶け出す事故。溶けた燃料が崩れ落ちるのを ...
8. ろしんようゆうぶつ‐ほじそうち【炉心溶融物保持装置】
デジタル大辞泉
⇒コアキャッチャー  ...
9. Chína sỳndrome
ランダムハウス英和
チャイナシンドローム:仮想し得る最悪の原子炉事故;米国の原子力発電所で炉心溶融(meltdown)が起きた場合,溶け出した炉中の燃料が床を溶かして浸透し,地球に ...
10. Chína sỳndrome
プログレッシブ英和
チャイナシンドローム(◇ 米国で原子炉の炉心溶融(meltdown)が起きると,溶融物が大地を浸透して地球に穴をあけ反対側の中国まで達するというもの). ...
11. Kernschmelze
ポケプロ独和
[女性名詞] (原子炉事故による)炉心溶融.  ...
12. mélt・dòwn
ランダムハウス英和
n.1 〔原子力〕 メルトダウン,炉心溶融:原子炉の冷却装置の停止で,炉心の熱が異常に上がり,燃料ウランを溶解し,そのため原子炉の底部が溶けてしまうこと. cf ...
13. mélt・dòwn
プログレッシブ英和
[名詞]1 溶融;溶けること.2 (原子炉の)炉心溶融,メルトダウン.2a (株式市場の)大暴落;(通貨の)大幅下落;((米略式))一巻の終わり. ...
15. meltdown
プログレビジネス英語
nメルトダウン,炉心溶融[⇒原子炉の炉心の熱が異常に上昇し, 燃料ウランが溶解して, 原子炉の底部が溶けてしまうこと];【米略式】一巻の終わり;経済崩壊,暴落, ...
16. ALPS
日本大百科全書
とよばれる。福島第一原子力発電所では、2011年(平成23)3月の東日本大震災に伴い発生した炉心溶融・貫通事故後、1~4号機建屋(たてや)地下にある高濃度汚染水 ...
17. 温排水
日本大百科全書
発生する熱を最終的に温排水として海に放出することができなくなり(最終ヒートシンク問題)、これが炉心溶融の一因となった。このように温排水は、原子炉の温度を制御して ...
18. 核分裂(原子核)
日本大百科全書
原子炉で冷却材喪失事故が起き、冷却能力が失われると、炉心は放射能の崩壊熱で溶融温度にも達する(炉心溶融)。桜井 淳 ...
19. 確率論的安全評価[原子力]
イミダス 2016
明らかにしたし、従来以上に確率論的な評価を取り入れざるを得なくなった。そのため、新規制基準では、炉心溶融確率などを評価するよう求めることになったが、そもそも確率 ...
20. かこく‐じこ【過酷事故】
デジタル大辞泉
設計時に考慮した範囲を超える異常な事態が発生し、想定していた手段では適切に炉心を冷却・制御できない状態になり、炉心溶融や原子炉格納容器の破損に至る事象。シビアア ...
21. がいぶでんげん‐そうしつ【外部電源喪失】
デジタル大辞泉
その後、津波により非常用ディーゼル発電機のほとんどが使用不能となり、核燃料を冷却する機能が失われ、炉心溶融および圧力容器の破損を伴う深刻な原子力事故となった。  ...
22. クリフエッジ[カタカナ語]
イミダス 2016
[cliff edge]【物理・理工】安全の限界.原子力発電所で,安全な余裕を超えて炉心溶融が不可避となる条件のこと. 2012 08 ...
23. 原子力
日本大百科全書
電力、電事連は電気事業連合会の略)。 いったん熱の制御を失うと、短時間で炉心溶融へと突き進む軽水炉という原子炉、炉心溶融が起きると大量の放射能が放出され、住民が ...
24. 原子力発電
日本大百科全書
これに放射性物質の処理施設などを付置することによって構成されているとみることができる。 しかし、原子力発電は、炉心溶融のようなシビアアクシデント(過酷事故)を起 ...
25. 原子力発電論争
世界大百科事典
て金科玉条のごとく引用されたことはむしろ当然であったかもしれない。なぜなら,もっとも恐るべき炉心溶融事故(〈ラスムッセン報告〉ではそれを2万原子炉年に1回と計算 ...
26. 原子炉
日本大百科全書
料温度が上昇、被覆材の溶解で溶けた燃料が圧力容器下部に落下すると考えられる。このような状態を炉心溶融といい、溶けた高温の燃料や被覆材と残留した水とが反応し水素を ...
27. 原子炉格納容器[原子力]
イミダス 2016
るようになった。ヨーロッパでは、フィルターの付いたベント装置が設置されたが、日本ではもともと炉心溶融は起きないとされていたし、まがりなりにも付けられたベント装置 ...
28. 原子炉事故
世界大百科事典
衆に退避を勧告したので,その結果公衆に強い心理的ストレスを与えたことが指摘されている。(2)炉心溶融に至らない事故 1975年にアメリカのブラウンズフェリー炉で ...
29. コア‐キャッチャー【core catcher】
デジタル大辞泉
《コア(core)は炉心の意》原子炉で炉心溶融事故が発生した場合に備えて、原子炉格納容器の下部に設置される装置。溶融した炉心燃料を閉じ込めて冷却し、放射性物質の ...
30. コアコンクリート‐はんのう【コアコンクリート反応】
デジタル大辞泉
原子炉で炉心溶融事故が発生した際に、溶融した炉心が原子炉圧力容器を貫通して、炉心溶融物が原子炉格納容器に放出され、原子炉格納容器のコンクリートを侵食すること。炉 ...
31. シビアアクシデント
日本大百科全書
超える異常事態が発生し、あらかじめ準備した手段では適切に炉心冷却・核反応制御ができない状態に陥り、炉心溶融、原子炉格納容器の破損、放射性物質の施設外への放出・拡 ...
32. 重大事故/仮想事故[原子力]
イミダス 2016
そのため、原子炉立地審査指針の正当性が根本的に失われ、新規制基準では、炉心溶融確率などを審査することになったが、根拠のある炉心溶融確率の評価を可能にする学問はな ...
33. すい‐かん【水棺】
デジタル大辞泉
日本大震災に伴う福島第一原発事故で1号機に対して冠水作業が開始されたが、格納容器から漏水し、炉心溶融が起きていたことが判明したことから、水棺の作業は中止された。 ...
34. スリーマイル島原発事故[原子力・原発]
現代用語の基礎知識 2016
1979年3月28日、アメリカのペンシルベニア州にあるスリーマイル島原子力発電所の2号機で起きた炉心溶融事故。幸運にもメルトスルーには至らなかった。  ...
35. スリーマイルとう‐げんぱつじこ【スリーマイル島原発事故】地図
デジタル大辞泉
運転員が非常用炉心冷却装置(ECCS)を手動で停止するなどの誤操作が重なって、冷却材喪失事故に発展し、炉心溶融を起こした。放射性物質の一部が環境に放出され、近隣 ...
36. スーパー‐ガウ【super GAU】
デジタル大辞泉
GAU(ガウ)(原子力発電所の大規模事故)のうち、特に深刻な事故。炉心溶融や放射性物質の飛散など。  ...
37. せっ‐かん【石棺】
デジタル大辞泉
割り竹形・舟形・長持ち形・家形のものがある。 2 1986年に発生したチェルノブイリ原発事故で、炉心溶融を起こし爆発した4号炉からの放射性物質の拡散を防止するた ...
38. チェルノブイリ‐げんぱつじこ【チェルノブイリ原発事故】地図
デジタル大辞泉
原子炉)の設計上の欠陥や不適切な操作によって、動作試験中に反応度事故が発生。原子炉が暴走し、炉心溶融に続いて水蒸気爆発が起こるなどして、原子炉や原子炉建屋が破壊 ...
39. チャイナ シンドローム[カタカナ語]
イミダス 2016
[China syndrome]【物理・理工】アメリカの原子炉で炉心溶融事故があると,溶けた燃料棒が地下に沈み,やがては地球の反対側になる中国に噴き出すという ...
40. 東日本大震災
日本大百科全書
6基の原子炉のうち、1~4号機の電源が津波の浸水により故障し、さらに原子炉建屋内で水素爆発がおきるなど、炉心溶融の危険性が生じ、アメリカのスリーマイル島原子力発 ...
41. 福島原発事故
世界大百科事典
止中)は非常用電源をすべて失い,原子炉は自動停止したものの冷却機能を喪失した。1~3号機では炉心溶融(メルトダウン)が起き,水素爆発も起きたため大量の放射性物質 ...
42. 福島第一原子力発電所事故
日本大百科全書
東北地方太平洋沖地震の影響により、東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町・双葉町)で発生し、炉心溶融に至った重大事故。収束前の暫定評価として、国際原子力事象 ...
43. ふくしまだいいちげんしりょくはつでんしょ‐じこ【福島第一原子力発電所事故】
デジタル大辞泉
約1時間後に到達した津波により非常用予備発電装置も使用不能となり、原子炉施設を冷却する機能が失われ、炉心溶融や圧力容器の破損を伴う深刻な原子力事故となった。福島 ...
44. 福島第一原発事故[原子力・原発]
現代用語の基礎知識 2016
」は福島県内だけで1800人を超える(15年3月現在)。→水素爆発 、→ベント 、→汚染水 、→炉心溶融事故 図:福島第一原発の原子炉  ...
45. 崩壊熱
日本大百科全書
源不要の冷却システムもしだいに止まり、炉内の冷却水が失われ、炉心の露出、温度上昇、水素発生、炉心溶融、水素爆発などのシビアアクシデントが発生し、大量の放射性物質 ...
46. 崩壊熱[原子力]
イミダス 2016
仮に原子炉自体が停止したとしても、崩壊熱はとめることができないため、非常時の冷却系が機能しなければ、炉心溶融事故(core melt accident)に至る。 ...
47. 放射性物質拡散予測[イミダス編 科学]
イミダス 2016
(1)福島第一原子力発電所事故と同等量の放射性物質が放出されるケースと、(2)すべての原子炉で炉心溶融が起きて放射性物質が放出されるという最悪のケースとの2パタ ...
48. メルトスルー[イミダス編 科学]
イミダス 2016
冷却水の喪失などにより核燃料が過熱して溶け落ち、原子炉圧力容器の底部にたまることをメルトダウン(炉心溶融)といい、さらにその溶融燃料が圧力容器の底を溶かして突き ...
49. メルト‐ダウン
日本国語大辞典
〔名〕({英}meltdown )「ろしんようゆう(炉心溶融)」に同じ。〓[ダ] ...
50. メルトダウン[カタカナ語]
イミダス 2016
[meltdown]【物理・理工】炉心溶融.原子炉に破損などが生じて炉心の水位が下がると,温度が上がり溶融する恐れがある.  ...
「炉心溶融」の情報だけではなく、「炉心溶融」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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原子力発電(日本大百科全書(ニッポニカ))
原子炉内でウランなど核分裂性物質を用いて核分裂反応を起こし、発生したエネルギーを利用して発電を行うこと。核分裂によって生じたエネルギーは原子炉内でいったん熱となり、この熱を蒸気などの形で取り出してタービン発電機を駆動する
日本原子力研究開発機構(日本大百科全書(ニッポニカ))
2005年(平成17)10月1日、日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構を統合して設立された原子力の総合的研究開発機関。略称原子力機構。英語ではJapan Atomic Energy Agency、略称JAEAと表記する。独立行政法人として設立されたが、2015年4月に国立研究開発法人に改組された。
チェルノブイリ原子力発電所事故(日本大百科全書(ニッポニカ))
1986年4月26日午前1時24分ころ、当時のソビエト連邦(ソ連)ウクライナ共和国の首都キエフ市の北方130キロメートルにあるチェルノブイリ原子力発電所4号機で起こった原子力開発史上最大最悪の事故。事故後につくられた国際原子力事象評価尺度(INES)によれば、最悪の「レベル7」(深刻な事故、メジャー・アクシデント)とされている。
福島第一原子力発電所事故(日本大百科全書(ニッポニカ))
東北地方太平洋沖地震の影響により、東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町・双葉町)で発生し、炉心溶融に至った重大事故。収束前の暫定評価として、国際原子力事象評価尺度(INES:International Nuclear Event Scale)で、もっとも深刻な事故にあたるレベル7に分類されている。
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